
- ほったらかし投資とはどんな投資手法ですか?
- ほったらかしでどれだけ稼げるのか知りたい
今回は、ほったらかし投資に興味がある方に向けて、為替コヤジがほったらかし投資でいくら稼いでいるか詳しく解説します。

- アラフィフの会社員
- 投資歴11年、運用資産3,000万円
- 2021年実績:+290万円、2022年実績:含み損2,000万円超
- トラリピやマイメイト、投信積立、仮想通貨積立などのほったらかし投資メイン
本記事の内容
- ほったらかし投資って何?
- 為替コヤジのほったらかし投資運用実績
- 為替コヤジのほったらかし投資ポートフォリオ
本記事を読み終えると為替コヤジのほったらかし投資の運用実績とポートフォリオが分かります。
ほったらかし投資とは?
お金を増やしたいと思っても『時間がない』『やり方が分からない』『面倒くさい』というように投資に尻込みしてしまっている人は多いはず。
資産運用に興味があってもその方法がわからない人のために投資経験ゼロでもできるほったらかし投資を紹介します。
為替コヤジが考えるほったらかし投資の条件は以下の3つです。
投資経験・知識がなくてもマネできる
少額からローリスクで始められる
まず多忙なサラリーマンや主婦が投資に充てられる時間はわずかです。
毎日チャートやニュースをチェックしている暇はありません。一度設定していまえばあとは何もしなくてもお金が勝手に貯まっていくのが理想です。
また投資経験や知識・スキルが求められる投資は除外します。
上手に儲けている人のマネをするだけで同じように儲けられる、再現性のある投資でなければなりません。
さらに投資初心者がいきなり100万円も投資するのは怖いので最初は数万円から多くても数十万円の投資で始められるサービスを選んでいます。
ほったらかし投資の運用実績
1. ほったらかし投資のサービス一覧
現在、運用しているのは下記の8個のサービスです。
FX、ETF、仮想通貨、投資信託など幅広く分散しています。
- トラリピ
- トライオートETF
- 仮想通貨積立+レンディング
- レバナス積立
- 楽天VTI積立(つみたてNISA)
- 代用FX
- BTCトラリピ
- ユーロズロチ
これまで利用してきたサービスの一覧と利用歴はこちらにまとめてあります。
2. ほったらかし投資の運用実績まとめ
それぞれのサービスの2023年4月時点の運用実績は以下の通りです。
主力のトラリピとトライオートETFが大惨事となっています。
累計損益(円) | 評価損益(円) | 時価残高(円) | |
トラリピ | -1,003,367 | -6,399,318 | -7,402,685 |
トライオートETF | 1,849,324 | -8,682,995 | -6,830,798 |
レバナス代用FX | 152,834 | -787,475 | -634,641 |
ユーロ/ズロチ手動トラリピ | 154,358 | 0 | 154,358 |
仮想通貨積立 | 0 | 3,474,895 | 3,474,895 |
楽天VTI積立 | 0 | 352,600 | 352,600 |
レバナス積立 | 0 | -192,941 | -192,941 |
BTCトラリピ | 260,365 | -129,498 | 130,867 |
松井リピート注文 | 2,821 | 466 | 3,287 |
マイメイト | -83,112 | 0 | -83,112 |
QUOREA BTC | -490,751 | 0 | -490,751 |
ソーシャルレンディング | 31,678 | 0 | 31,678 |
トライオートFX | 91,218 | 0 | 91,218 |
シストレ24 | -1,489,576 | 0 | -1,489,576 |
スワップ積立 | 1,405 | 0 | 1,405 |
株価指数CFD積立 | 36,585 | 0 | 36,585 |
ループイフダン | 177,581 | 0 | 177,581 |
合計 | -354,547 | -12,364,265 | -12,718,839 |

2021年に黒字化したと思ったら2022年に大赤字となっています(泣)
年度別の運用実績は以下の通りです。
ほったらかし投資10年目となる2021年にプラ転しましたが、2022年は悪夢の年となりました。
年度別運用実績確定損益(円) | 評価損益(円) | 時価残高(円) | |
2012年 | 568,348 | -3,090 | 565,258 |
2013年 | -541,379 | -1,032,920 | -1,005,951 |
2014年 | 122,634 | -1,236,630 | -1,087,027 |
2015年 | -799,006 | -4,309,878 | -4,959,281 |
2016年 | 1,584,675 | -4,689,052 | -3,753,780 |
2017年 | 692,059 | -4,713,444 | -3,086,113 |
2018年 | -538,388 | -7,608,128 | -6,519,185 |
2019年 | -645,895 | -5,664,442 | -5,221,394 |
2020年 | -303,348 | -2,620,746 | -2,481,046 |
2021年 | 4,227,026 | 2,567,491 | 6,934,217 |
2022年 | -4,929,853 | -15,437,789 | -16,000,916 |
合計 | -563,127 | – | – |
ほったらかし投資の月別運用実績もまとめました。「+」をクリックするとその年の月別運用実績を見ることができます。
3. ほったらかし投資の運用実績詳細
それではサービスごとに運用実績をみていきましょう。
1. トラリピ
トラリピはほったらかし投資のメイン口座です。
トラリピ公式の世界戦略をアレンジしてAUD/NZD、USD/CAD、EUR/GBPの3通貨ペアを中心に運用しています。
トラリピはリスクを抑えながら年利10%を目指していますが、上記通貨ペア以外の含み損が600万円近くあり、プラ転には時間がかかりそうです。
累計入金額(円) | 累計損益(円) | 評価損益(円) | 時価残高(円) |
14,821,223 | -1,003,367 | -6,399,318 | -7,402,685 |
トラリピの運用成績の詳細についてはこちらの投稿をご覧下さい。
2. トライオートETF
トライオートETFはETFの自動売買です。
ビルダーで作成したオリジナルのTQQQトラリピを稼働させていましたが、大暴落で停止中です。
TQQQがある程度戻った時点で徹底予定です。
累計入金額(円) | 累計損益(円) | 評価損益(円) | 時価残高(円) |
10,800,000 | 1,849,324 | -8,682,995 | -6,830,798 |
トライオートETFの運用成績の詳細についてはこちらの投稿をご覧下さい。
3. レバナス代用FX
auカブコム証券で積み立てているレバナスを証拠金にFX取引を行っています(代用有価証券)。
レバナスの評価額の70%が証拠金をみなされますので現金なしでFX取引が可能です。
ただ積み立てているだけのレバナスを有効活用できるのでレバナス民には超おすすめです。
現在はユーロ/円の売りを仕掛けています。
累計入金額(円) | 累計損益(円) | 評価損益(円) | 時価残高(円) |
60,000 | 152,834 | -787,475 | -634,641 |
レバナス代用FXの運用実績はこちらの投稿をご覧下さい。
4. ユーロ/ズロチ手動トラリピ
ユーロ/ズロチ手動トラリピとは、高スワップのユーロ/ズロチの特徴的な値動きを利用した手動トラリピです。
IG証券で決済益とスワップ益で年利36%を狙います。
ここ数年は仕掛けやすい値動きをしていますが、これがいつまでも続くとは限らないので興味のある方は急いだ方がいいでしょう。
累計入金額(円) | 累計損益(円) | 評価損益(円) | 時価残高(円) |
450,000 | 154,358 | 0 | 154,358 |
5. 仮想通貨積立&レンディング
仮想通貨積立はビットコイン、イーサリアム、リップルを積み立てています。
積立はGMOコインで行い、BitLendingで貸仮想通貨を行っています。

FTX Japanが使えなくなったのでGMOコインに乗り換えました。
積立額は180万円を超えましたが、全投資額の10%に当たる300万円までは黙々と積み立てていく予定です。
300万円が10倍で3千万円、100倍で3億円です。夢のある投資ですね。
累計入金額(円) | 累計損益(円) | 評価損益(円) | 時価残高(円) |
1,822,171 | 0 | 3,474,895 | 3,474,895 |
仮想通貨積立の運用成績の詳細についてはこちらの投稿をご覧下さい。
6. 楽天VTI積立
つみたてNISAは楽天証券で楽天・全米株式株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を積み立てています。
投資を始めるならまずはつみたてNISAから始めましょう。
累計入金額(円) | 累計損益(円) | 評価損益(円) | 時価残高(円) |
1,333,320 | 0 | 352,600 | 352,600 |
楽天VIT積立の月間運用成績の詳細についてはこちらの投稿をご覧下さい。
7. レバナス積立
auカブコム証券でiFreeレバレッジNASDAQ100(レバナス)の積立を行っています。
auカブコム証券で積立を行っている理由はレバナスを代用有価証券にしてFX取引を行うためです。
基本的にはレバナス代用FXの利益で購入し、暴落時には現金でスポット購入も行います。
累計入金額(円) | 累計損益(円) | 評価損益(円) | 時価残高(円) |
1,722,602 | 0 | -192,941 | -192,941 |
レバナス積立の月間運用成績の詳細についてはこちらの投稿をご覧下さい。
8. BTCトラリピ
BTCトラリピは現物のビットコインで手動トラリピを行う投資手法です。
仮想通貨積立は資産形成が目的ですが、BTCトラリピはキャッシュフローを生みます。
現在はビットコインの価格がレンジアウトしてしまい、戻り待ちです。
累計入金額(円) | 累計損益(円) | 評価損益(円) | 時価残高(円) |
1,000,000 | 260,365 | -129,498 | 130,867 |
9. 松井リピート注文
2023年4月から松井証券の自動売買(リピート注文)で米ドル/スイスフランを運用しています。
累計入金額(円) | 累計損益(円) | 評価損益(円) | 時価残高(円) |
300,000 | 2,821 | 466 | 3,287 |
10.【撤退】マイメイト
マイメイトはAIによる選択型自動売買です。
9通貨ペア・9エージェントで運用していましたが、ハイリスク&ハイリターンで成績が安定せず、撤退しました。
選択型自動売買はシストレ24、QUOREA BTCに続いて三連敗で終了です。
稼働期間 | 2022年8月~2022年10月 |
最終損益 | -83,112円 |
撤退理由 | 成績が不安定なため。 |
マイメイトの運用成績の詳細についてはこちらの投稿をご覧下さい。
11. 【撤退】ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングは資金を融資して利益を受け取るというサービスです。
貸し倒れリスクはゼロではありませんが、評価損を抱えることがないので気が楽で、年利5~7%は十分狙えます。
20ヶ月間運用して年利5%でした。ソーシャルレンディングは2021年8月で終了しています。
私は撤退しましたが、銀行に1000万円以上預けているならFundsなどの手堅いレンディング会社で運用するのはアリです。
稼働期間 | 2020年2月~2021年7月 |
最終損益 | +31,678円 |
撤退理由 | 数十万円の運用資金では旨味が少ないため。 |
ソーシャルレンディングの詳細についてはこちらの投稿をご覧下さい。
12.【撤退】トライオートFX
トライオートFXでビルダーで疑似トラリピを作成して運用していました。
トラリピで英ポンド円絡みの通貨ペアを運用していて調子がいいので、トライオートFXでもトラリピで取扱いのないユーロ/英ポンドの運用を開始しました。
その後、トラリピでユーロ/英ポンドの取扱いが始まり、撤退しました。
稼働期間 | 2014年5月~2021年3月 |
最終損益 | +91,218円 |
撤退理由 | トラリピに1本化したため。 |
トライオートFXの運用成績の詳細についてはこちらの投稿をご覧下さい。
\為替コヤジ限定タイアップ!/
13.【撤退】QUOREA BTC
ビットコインの自動売買ができる、QUOREA BTCです。
為替コヤジはFXの選択型自動売買のシストレ24にドハマりしていたので、ビットコインの選択型自動売買にもドハマりしましたが、成績が伴わず2021年12月で撤退しました。
稼働期間 | 2021年2月~2021年12月 |
最終損益 | -490,751円 |
撤退理由 | 撤退ライン(50万円)に到達したため。 |
QUOREA BTCの運用成績の詳細についてはこちらの投稿をご覧下さい。
14.【撤退】スワップ積立
セントラル短資FXでメキシコペソ/円のスワップ積立を行っていました。
メキシコペソ/円がトルコリラ/円のように下落し続けると判断し、撤退しましたが、その後、大きく上昇しています。
暴落時に買い増せる度胸があれば、メキシコペソ/円のスワップ積立はおすすめです。
稼働期間 | 2019年10月~2020年9月 |
最終損益 | +1,405円 |
撤退理由 | メキシコペソ/円が下落し続けると判断したため |
メキシコペソ/円のスワップ積立投資についてはこちらの投稿をご覧下さい。
15.【撤退】ループイフダン
ユーロ/円売りで運用していました。
ループイフダンは、レンジ指定ができないのが難点ですが、スプレッドやスワップなどの取引条件がトラリピよりも圧倒的に良いです。
稼働期間 | 2015年3月~2019年1月 |
最終損益 | +177,581円 |
撤退理由 | トラリピに1本化したため。 |
ループイフダンの運用成績の詳細についてはこちらの投稿をご覧下さい。
16.【撤退】株価指数CFD積立
GMOクリック証券で株価指数CFD(S&P500とFTSE100)の積立を行っていました。
コロナショックで証拠金を大幅に増額せざるを得なくなり、想定利回りが下がったため、撤退しました。

しかし今、考えると撤退は失敗でした。S&P500だけでも積立を継続すべきでした。
稼働期間 | 2019年12月~2020年9月 |
最終損益 | +25,423円 |
撤退理由 | 想定利回りが下がったため |
株価指数CFD積立の詳細についてはこちらの投稿をご覧下さい。
17.【撤退】シストレ24
シストレ24はインヴァスト証券が提供していた選択型自動売買です。母体はミラートレーダーというプラットフォームです。
2012年から15年くらいに大流行し、私も雑誌取材を受けたり、ワールドビジネスサテライトから出演依頼をいただきました。
その後、勝てるストラテジーが激減し、2021年3月にサービス終了となりました。
稼働期間 | 2012年3月~2020年9月 |
最終損益 | -1,524,351円 |
撤退理由 | サービスが終了したため |
ほったらかし投資ポートフォリオ
為替コヤジのほったらかしポートフォリオは以下のようになっています。
入金額に実現損益と評価損益を加えた運用資金は約2,150万円です。最大3,500万円くらいあったのに激減です。
ちなみに理想のポートフォリオはこんな感じです。
- トラリピ:2,000万円(利益込み)
- その他自動売買(FX以外):1,000万円(利益込み)
- 仮想通貨:300万円(元本)
- 投資信託(つみたてNISA・楽天VTI):800万円(元本)
- 投資信託(レバナス):1,000万円以上(利益込み)
- キャッシュ:2,200万円(総資産の3割)
ほったらかし投資でリスク分散
為替コヤジは下記のようなほったらかし投資を実践しています。
サービス | 概要 |
トラリピ | 広範囲に注文を仕掛けて長期運用で利益を上げるリピート注文。複数通貨ペアを運用することでリスク分散を図る トライオートFXでも可 |
松井証券FX自動売買 | トラリピにない通貨ペアで運用。少額&ローリスク運用 |
トライオートETF | ビルダーでナスダック100トリプルの買いトラリピを仕掛け、売買益を狙う |
つみたてNISA | 楽天証券で楽天・全米株式株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を毎月積み立てる。 |
レバナス積立 | auカブコム証券でレバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)を積立。自動売買の利益を投入 |
暗号資産積立 | GMOコインの自動積立でビットコイン、イーサリアム、リップルを毎月1万円ずつ積み立ててガチホ |
BTCトラリピ | ビットコインの手動トラリピで決済益を狙う。決済益は暗号資産積立に投入 |
ユーロ/ズロチ手動トラリピ | IG証券のユーロ/ズロチ売りでスワップと決済益を狙う |
レバナス代用FX | 積み立てているレバナスを証拠金としてメキシコペソ/円の手動トラリピ&スワップを狙う |
レバナスと仮想通貨を増やすことを目的としています。
トラリピ、松井証券FX自動売買、トライオートETF、代用FXで得た利益はレバナス購入資金に充て、BTCトラリピで得た利益は仮想通貨積立資金に充てます。
- トラリピ、松井証券FX自動売買、トライオートETF、代用FXで得た利益 ⇒ レバナス購入資金
- BTCトラリピで得た利益 ⇒ 仮想通貨積立資金

ユーロ/ズロチは資金が少ないので当面の間は再投資します。
FX自動売買の最新情報をチェック
姉妹サイト「FXシストレ大百科」では、国内37種類のFX自動売買を解説しています。
FX自動売買には様々な種類があり、かならずあなたとの相性があります。相性の合わないFX自動売買を続けるのは大きなストレスになります。
FXシストレ大百科ではFX自動売買サービスの基本スペックから最新ニュース、特徴、メリット・デメリット、為替コヤジの総評まで詳細に解説しています。
是非、あなたに合ったFX自動売買を見つけてください。
為替コヤジはブログ以外にもTwitterやIntagramで週次実績やほったらかし投資で稼ぐコツを発信していますのでフォローしてみよう!
この投稿をInstagramで見る
コメント