
- 仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)サービスとはどんなサービスですか?
- どの仮想通貨レンディングサービスが一番お得ですか?
そんな悩みにお答えします。

- アラフィフの会社員
- 投資歴11年、運用資産3,000万円
- 2021年実績:+290万円、2022年実績:含み損2,000万円超
- トラリピやマイメイト、投信積立、仮想通貨積立などのほったらかし投資メイン
本記事の内容
- 仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)サービスとは?
- 仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)サービスのメリットとデメリット
- 仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)サービスの比較
- 仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)サービスの始め方(やり方)
- 最もお得に仮想通貨を増やす方法
本記事を読めば、年利8%で仮想通貨を増やすことができます。仮想通貨のレンディングで絶対に損をしないようにしましょう。
仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)とは?
レンディングサービスとは、ネットを介して事業者に金融商品などを貸し付けることで、その期間や数量など条件に応じて利息を受け取ることができるサービスのことを言います。
利回りが10%を超えるものもあり、資産運用の中でも人気を呼んでいます。
中でも注目したいのが仮想通貨のレンディングサービスです。
仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)サービスとは、仮想通貨取引所が利用者から仮想通貨を借り受け、一定期間預かった上で返却する際、あらかじめ決めておいた利用料を上乗せして支払うというサービスです。
一定期間が過ぎれば、預けた通貨に手数料が上乗せされて戻ってきますので手間をかけずに仮想通貨の保有量を増やすことができます。
貸仮想通貨(レンディング)の仕組みは、基本的には取引所が直接投資をしているわけではなく、多くの場合は仮想通貨を貸したい人と借りたい人との仲介をしています。
仮想通貨の取引には、現物取引のほかに信用取引もあります。
信用取引とは、手持ち資金の数倍の額を動かせる取引のしくみですが、手持ちの額を遥かに超える取引をするには、そのための資金をどこかから借りてこなくてはなりません。
そこで、取引所があいだに立って、借りたい人と貸したい人の仲介を行うというわけです。
仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)のメリット・デメリット
仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)のメリット
取引スキルに関係なく利益が得られる
仮想通貨の売買だけで利益を出すには、チャートの先読みや瞬時の判断、それ以前に仮想通貨関連の情報を収集・分析する能力など、取引全般に関するスキルが必要です。
しかし、レンディングは取引所に通貨を預けるだけですから、取引スキルに関係なく、仮想通貨の価格が長期的に値下がりしなければ、初心者でも安定した利益を得られます。
年率が高い
レンディングにおける利用料の年率は、取引所によって設定が異なりますが、1年間の貸し出しで5%となるサービスもあります。一般的な銀行の定期預金金利が1年もので0.01%から0.2%であることを考えると、遥かに有利な利率設定といえるでしょう。
仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)のデメリット
取引所の破綻リスクがある
レンディングは取引所が行うサービスですから、万一、取引所が経営破綻したら、預けた通貨が戻ってこない可能性があります。ただ、これは仮想通貨を取引所に置いているだけの場合でも同じことです。
貸し出し中の通貨は動かすことができない
当然といえば当然ですが、貸し出した通貨は貸出期間が満了して手元に戻ってくるまで、動かすことはできません。
値上がりしたからといって売りさばいて利益を確定させることも、反対に暴落時に損切りすることも、基本的にはできません。取引所によっては途中解約が可能な場合もありますが、その際には解約手数料が発生します。
仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)が利用できる取引所は?
仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)サービスを提供している主な仮想通貨取引所は以下の5つです。
5つのサービスを比較したのが以下の表ですが、仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)サービスはBitLendingとFTX Japanの併用が最強です。
J-CAM | FTX Japan | Coincheck | GMOコイン | bitbank | |
サービス名 | BitLending | FTX Earn | 貸仮想通貨サービス | 貸暗号資産 | 暗号資産を貸して増やす |
対応通貨 | 5種類
| 12種類
| 14種類
| 11種類
| 8種類
|
貸出期間・年率 | 1ヶ月以上:8% | 8% | 14日:1% 30日:2% 90日:3% 180日:4% 365日:5% | 1ヶ月:1% 3ヶ月:3% | 1年間のみ 1BTC超~5BTC:1% 5BTC超~10BTC:2% 10BTC超~50BTC:3% |
最小数量(BTC) | 0.001BTC | 0.0001BTC | 1万円相当 | 0.1BTC | 1BTC |
途中解約 (解約手数料) | 1ヶ月経過後ならいつでも可 | いつでも可 | 不可 | 償還時に受取予定の貸借料の10% | 貸出額の5% |
BitLending
BitLendingはJ-CAMが提供するレンディングサービスです。J-CAMは月間暗号資産を発行している会社で、仮想通貨取引所ではありません。
レンディング対象の仮想通貨は5通貨と少ないですが、国内最高の年利8%となっています。
私はビットコインとイーサリアムを預けています。
解約も1ヶ月経過後はいつでも可能で1週間程度で返却されます。
FTX Japan
FTX JapanのFTX Earnはレンディングサービスではなく、ステーキングサービスです。
なので貸借契約の必要はなく、口座に置いておくだけで仮想通貨が増えます。しかも分別管理対象です。
貸借契約を結んでいるわけではないので、いつでも仮想通貨を売ったり、送金したりすることも可能です。
それでいてBitLendingと同じく、国内最高の年利8%となっています。
ただし、保有している仮想通貨が1万米ドル相当分を超えると年利5%に下がってしまうので超えた分はBitLendingに送金するといいでしょう。
私はFTX Japanで自動積立をし、リップルをステーキングしています。
コインチェック
コインチェックの「貸仮想通貨(レンディング)サービス」は1万円相当から可能なので少額投資家でも利用することができます。対象の仮想通貨もコインチェックで取扱いのあるもの全てとなっています。
また期間も14日という短期からあるので気軽に試すことができます。最大利率も5%と申し分ありません。
唯一注意しなければならないのは途中解約ができないという点です。この点さえ注意すればかなり使い勝手の良いサービスと言えます。
コインチェックの貸仮想通貨サービスの動画を掲載しておきます。
GMOコイン
GMOコインの「貸暗号資産」は最低0.1BTCから最短1ヶ月間で利用することができます。毎月15日に受付が行われ、翌月15日から貸し出しが開始されます。
ただし、利率は最大でも3%と3社の中でもっとも低くなっています。
bitbank
bitbankの「暗号資産を貸して増やす」は毎月募集される仮想通貨が異なります。ビットコインの場合、最低でも1BTCが必要となり、期間は1年間のみで利率は最大でも3%です。
毎月1日から月末にかけて募集を行い、翌月から1年間の貸し出しが開始されます。
仮想通貨レンディング(貸仮想通貨)サービスの始め方(やり方)
Coincheckを例に仮想通貨のレンディングの手順を見ていきましょう。
1. 貸仮想通貨口座を新規作成
Coincheckでレンディングを行うには、専用の口座を作成する必要があります。Coincheckに口座開設が完了していない場合は、まずはCoincheckの口座開設を行います。
2. 仮想通貨の振り替え
Coincheckにログイン後にアカウントを「取引アカウント」から「貸仮想通貨アカウント」に切り替えます。ここで振替を行います。振替は仮想通貨を「取引アカウント」から「貸仮想通貨アカウント」に移動させる作業です。
3. 仮想通貨を貸し出す
「コインを貸す」画面から、貸し出したい仮想通貨と数量、貸出期間を指定します。
貸出期間によって利用料が変わりますので、注意してください。通貨はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をはじめ、Coincheckが取り扱うすべての通貨の中から選択できます。
内容に間違いがなければ、貸出申請を行います。申請内容はCoincheck側で審査され、承認されると貸出注文が出され、貸し出しが開始されます。
4. 貸し出し終了
貸出期間が終了すると、貸し出した通貨に利用料が上乗せされて返却されます。なお、「自動貸出機能」を使うと、貸出期間が終了した注文を自動的に再貸し出しします。
まとめ:仮想通貨レンディングならBitLendingとFTX Earnの併用がベスト
貸仮想通貨(レンディング)サービスを利用するなら年利8%のBitLendingとFTX Earnの併用がベストです。
年利8%で運用すれば10年で2倍以上に増えます。
私はFTX Japanで自動積立(クオンツゾーンを使えば低コストで可能)をし、FTX Earnでステーキングをしています。
FTX Earnは1万米ドルを超えると年利が5%になってしまうので超えた分をBitLendingに送金すれば引き続き年利8%で増やせます。
仮想通貨の長期保有を考えているならレンディングサービスを利用しない手はないです。
ほったらかし投資でリスク分散
為替コヤジは下記のようなほったらかし投資を実践しています。
サービス | 概要 |
トラリピ | 広範囲に注文を仕掛けて長期運用で利益を上げるリピート注文。複数通貨ペアを運用することでリスク分散を図る トライオートFXでも可 |
松井証券FX自動売買 | トラリピにない通貨ペアで運用。少額&ローリスク運用 |
トライオートETF | ビルダーでナスダック100トリプルの買いトラリピを仕掛け、売買益を狙う |
つみたてNISA | 楽天証券で楽天・全米株式株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を毎月積み立てる。 |
レバナス積立 | auカブコム証券でレバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)を積立。自動売買の利益を投入 |
暗号資産積立 | GMOコインの自動積立でビットコイン、イーサリアム、リップルを毎月1万円ずつ積み立ててガチホ |
BTCトラリピ | ビットコインの手動トラリピで決済益を狙う。決済益は暗号資産積立に投入 |
ユーロ/ズロチ手動トラリピ | IG証券のユーロ/ズロチ売りでスワップと決済益を狙う |
レバナス代用FX | 積み立てているレバナスを証拠金としてメキシコペソ/円の手動トラリピ&スワップを狙う |
レバナスと仮想通貨を増やすことを目的としています。
トラリピ、松井証券FX自動売買、トライオートETF、代用FXで得た利益はレバナス購入資金に充て、BTCトラリピで得た利益は仮想通貨積立資金に充てます。
- トラリピ、松井証券FX自動売買、トライオートETF、代用FXで得た利益 ⇒ レバナス購入資金
- BTCトラリピで得た利益 ⇒ 仮想通貨積立資金

ユーロ/ズロチは資金が少ないので当面の間は再投資します。
FX自動売買の最新情報をチェック
姉妹サイト「FXシストレ大百科」では、国内37種類のFX自動売買を解説しています。
FX自動売買には様々な種類があり、かならずあなたとの相性があります。相性の合わないFX自動売買を続けるのは大きなストレスになります。
FXシストレ大百科ではFX自動売買サービスの基本スペックから最新ニュース、特徴、メリット・デメリット、為替コヤジの総評まで詳細に解説しています。
是非、あなたに合ったFX自動売買を見つけてください。
為替コヤジはブログ以外にもTwitterやIntagramで週次実績やほったらかし投資で稼ぐコツを発信していますのでフォローしてみよう!
この投稿をInstagramで見る
コメント