
最近、SNSでよく目にするPancakeSwapについて知りたい。実際のところ、儲かるのですか?
今回は、PancakeSwapに興味があるけど、イマイチよく分からないという方に向けて、実際に為替コヤジがPancakeSwapをやってみたので仕組みからやり方、運用実績まで紹介します。

- アラフィフの会社員
- 投資歴11年、運用資産3,000万円
- 2021年実績:+290万円、2022年実績:含み損2,000万円超
- トラリピやマイメイト、投信積立、仮想通貨積立などのほったらかし投資メイン
この記事で分かること
- PancakeSwapの仕組み
- PancakeSwapのやり方・始め方
- PancakeSwapのリスク
- 為替コヤジのPancakeSwapの運用実績
本記事を読み終えるとPancakeSwapを知らなかった人も早速やってみたくなると思います。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の仕組みを超ざっくり説明すると
というサービスです。
Coincheckなどでも仮想通貨を預けると利子が付きますが、利率は最大でも年間5%です。
ところがPancakeSwapでは利率が70%超ととんでもないことになっています。
さらにすごいのが利息としてもらえるCAKEがぐんぐん値を上げているという点です。
CAKEは国内の仮想通貨取引では取扱いがないため、知名度はありませんが、時価総額は約7,400億円で仮想通貨全体では25位につけています。
CAKEの値動きを見ると2021年2月くらいから急騰していて、1年前は数ドルの価値しかなかったのに今は40ドルを超えています。
また利息としてもらったCAKEはPancakeSwapで預けておくと年利148%で増やすことができます。

もはや意味不明な速度で仮想通貨が増殖していきます。
PancakeSwapの仕組み
PancakeSwapでは2つの方法で仮想通貨を増やすことができます。
- イールドファーミング
- ステーキング
PancakeSwapでは2種類の仮想通貨を1:1で預けることでLPトークン(預かり証書みたいなもの)をもらえます。イールドファーミングは、このLPトークンを預けることでCAKEを貰う方法です(流動性マイニング)。
もうひとつのステーキングはCAKEを預けることでCAKEを増やす方法です。
イールドファーミングでCAKEを手に入れ、そのCAKEをステーキングで増やすというサイクルを回すことでお金をがんがん増やしていきます。
PancakeSwapのやり方
PancakeSwapのやり方を事前準備と実践方法に分けて説明します。
PancakeSwapの事前準備
PancakeSwapを始める前に事前準備が必要です。
事前準備
- METAMASK(メタマスク)
- Binance口座
まず必要になるのが仮想通貨を置いておくウォレット(電子財布)です。
CoincheckやGMOコインは仮想通貨を保管しておくことができますが、PancakeSwapには保管機能がないので別途ウォレットを用意する必要があります。
ウォレットはMETAMASK(メタマスク)が一般的なのでMETAMASKをPCにインストールします。METAMASKはスマホアプリもあるので一緒に用意しておきましょう。
次に必要になるのがBinance口座です。PancakeSwapで必要となるBNB(バイナンスコイン)はBinanceで購入(交換)するのでBinanceの口座も開設しておいてください。

Binanceではクレジットカードを使ってBNBを購入することもできますが、手数料がバカ高いのでCoincheckなど国内仮想通貨取引所で仮想通貨を買ってBinanceに送金し、BinanceでBNBに交換する方法がおすすめです。
PancakeSwapの実践方法
PancakeSwapは仕組みを理解してしまえば、それほど難しくはありませんが、手順が多くて面倒です。
大きな流れは以下のようになります。
- 国内仮想通貨取引所でビットコインを購入
- Binanceにビットコインを送金
- Binanceでビットコイン→BNBに交換(購入)
- METAMASKにBNBを送金
- METAMASKとPancakeSwapを接続
- PancakeSwapでBNBの半分→CAKEに交換(購入)
- PancakeSwapでBNBとCAKEでLPトークンを購入
- PancakeSwapでLPトークンを預ける
- PancakeSwapでもらったCAKEを収穫する
- PancakeSwapで収穫したCAKEをステーキング
ちなみに上記のやり方だと手持ちのビットコインをBNBに交換することになりますが、Venusという仮想通貨の銀行のようなサービスを利用すれば、手持ちのビットコインを担保に仮想通貨を借りることができます。
Venusを使えばビットコインをガチホしたまま、借りた仮想通貨でPancakeSwap運用ができるので興味のある方は下記の記事をご覧ください。

為替コヤジはちょっと危ないかなと思ったのでVenusは使っていません。
PancakeSwapのリスク
PancakeSwapのおいしい話ばかりしてきましたが、当然リスクもあります。
想定利率が下がるリスク | CAKE-BNBのイールドファーミングの年利は70%、CAKEのステーキング(複利)は148%ありますが、大きく下がる可能性があります(実際に下がってきています)。 |
PancakeSwap自体のリスク | ハッキングや突然の閉鎖などPancakeSwapサービス自体にもリスクがあります。 |
インパーマネントロス(変動損失) | 1:1で預け入れた仮想通貨の価格が変動すると、通貨同士の比率が変わり、引き出せる量が減る可能性があります。 |
CAKEの下落 | CAKEの価格が下落するリスクもあります。 |

Coincheckで積み立てている仮想通貨も眠らせているだけでは、もったいないのでPancakeSwapで増やしたいところですが、ちょっと怖いので悩んでいます。
PancakeSwapの運用実績
為替コヤジはfreebitcoinで貯めた0.06BTCを元手に2021年5月3日にPancakeSwapを始めました。
ハイリスク・ハイリターンですが、CAKE-BNBのLPトークンを選びました。
諸々の手数料が引かれて最終的には10.215 CAKE-BNB LPでファーミングを開始し、3日くらいで0.521 CAKEになりました。
その後、ファーミングのAPRが下がってきたのでLPトークンをすべてCAKEに戻し、ステーキングを行いました。
CAKEの価格が暴落してきたので2021年7月16日に手仕舞いし、最終的に99.8 CAKEが残りました。
日本円に換算すると38.4万円(0.06BTC)が15.0万円(99.8CAKE)になってしまいました。

DeFiの高い勉強代になりました。
CAKEのチャートを見てみると最高値で始めて最安値でやめた感じですね。
ほったらかし投資でリスク分散
為替コヤジは下記のようなほったらかし投資を実践しています。
サービス | 概要 |
トラリピ | 広範囲に注文を仕掛けて長期運用で利益を上げるリピート注文。複数通貨ペアを運用することでリスク分散を図る トライオートFXでも可 |
松井証券FX自動売買 | トラリピにない通貨ペアで運用。少額&ローリスク運用 |
トライオートETF | ビルダーでナスダック100トリプルの買いトラリピを仕掛け、売買益を狙う |
つみたてNISA | 楽天証券で楽天・全米株式株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を毎月積み立てる。 |
レバナス積立 | auカブコム証券でレバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)を積立。自動売買の利益を投入 |
暗号資産積立 | GMOコインの自動積立でビットコイン、イーサリアム、リップルを毎月1万円ずつ積み立ててガチホ |
BTCトラリピ | ビットコインの手動トラリピで決済益を狙う。決済益は暗号資産積立に投入 |
ユーロ/ズロチ手動トラリピ | IG証券のユーロ/ズロチ売りでスワップと決済益を狙う |
レバナス代用FX | 積み立てているレバナスを証拠金としてメキシコペソ/円の手動トラリピ&スワップを狙う |
レバナスと仮想通貨を増やすことを目的としています。
トラリピ、松井証券FX自動売買、トライオートETF、代用FXで得た利益はレバナス購入資金に充て、BTCトラリピで得た利益は仮想通貨積立資金に充てます。
- トラリピ、松井証券FX自動売買、トライオートETF、代用FXで得た利益 ⇒ レバナス購入資金
- BTCトラリピで得た利益 ⇒ 仮想通貨積立資金

ユーロ/ズロチは資金が少ないので当面の間は再投資します。
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