【2024年保存版】為替コヤジおすすめのトラリピ設定を完全公開

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トラリピ

トラリピをやりたいのですが、どの通貨ペアがおすすめですか?

トラリピをやっているのですが、もっと資金効率のよいトラリピ設定が知りたい。

本記事ではこんな悩みを解決します。

 

為替コヤジ
為替コヤジ

この記事は、為替コヤジ)が書いています。

 

  • アラフィフの会社員
  • 投資歴12年、運用資産3,000万円
  • 2021年実績:+418万円、2022年:-479万円、2023年:+117万円
  • トラリピやROBOPRO、投信積立、仮想通貨積立などのほったらかし投資メイン

 

資産形成のスピードを加速させたい方は併せてこちらもご覧ください。

>>【2024年】自動売買ツールおすすめランキング FXからETF、仮想通貨まで全11サービスを徹底比較

この記事でわかること
  • 為替コヤジのトラリピ運用方針
  • 為替コヤジの全6通貨ペアのトラリピ設定の全容
  • トラリピに必要な資金
  • 資金が少ない場合の対策
  • いつトラリピを開始すべきか?

 

本記事を読み終えると、最適なトラリピ設定が理解でき、毎月20万円の不労所得を得ることができますよ。

ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは投資額3,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。

 

ポートフォリオ 口座 投資対象 目的
FX自動売買 トラリピ / 松井証券FX FX キャッシュフロー
FXスワップ投資 IG証券 / みんなのFX FX キャッシュフロー
投信積立 楽天証券 / auカブコム証券 投資信託 資産形成
仮想通貨積立レンディング GMOコイン / BitLending / PBRレンディング 仮想通貨 資産形成
ロボアドバイザー ROBOPRO ETF 資産形成

 

為替コヤジ
為替コヤジ

為替コヤジのほったらかし投資は、投資経験がゼロでも問題ありません。本ブログを熟読して、為替コヤジの設定をそっくりそのまま真似れば、同じように不労所得を得ることができます。

 

 

トラリピ運用方針

為替コヤジのトラリピ運用方針は以下の通りです。

以下の5つを実践することで相場を予想せずに低リスクで不労所得を得ることができます。

特にレンジを広くとることで暴落をボーナスステージに変えることができます。

  1. ロスカットしない
  2. 最高値から最安値まで幅広くトラップを仕掛ける
  3. 複数の通貨ペアを運用することでリスクを分散させる
  4. ハーフ&ハーフで証拠金と含み損を減らす
  5. マイナススワップの大きい通貨ペアは外す

 

トラリピ(マネースクエア)については下記の記事をご覧下さい。

複数通貨ペアでトラリピをやる理由

為替コヤジが複数通貨ペアでトラリピ運用をしている理由はリスク分散のためです。

ひとつの通貨ペアだけで運用している場合、運用結果はすべてその通貨ペアの値動きに依存してしまいます。

ところが複数の通貨ペアを運用していると値動きがバラバラになるので損益の振れ幅が小さくなります。

実際、複数の通貨ペアを運用し始めてから含み損が極端に大きくなることが減り、維持率も安定するようになりました。

トラリピ公式サイト

トラリピ設定一覧

2024年6月現在は下記の6通貨ペアで運用しています。

  1. 豪ドル/NZドル
  2. ユーロ/英ポンド
  3. 米ドル/カナダドル
為替コヤジ
為替コヤジ

私はトラリピメインで運用していますが、米ドル/カナダドル以外はトライオートFXでもOKです。

トラリピとトライオートの違いはこちらをご覧ください。

 

通貨選びに関しては下記投稿を参照下さい。

 

2023年1月現在、米ドル/円など運用停止済みの通貨ペアの含み損が約580万円あります。
そのため、本来の設定の半分のトラップ本数(トラップ間隔が2倍)で運用していますが、含み損が減り次第、トラップ本数を増やします。

通貨ペア 売買 数量 レンジ 間隔 利益金額
米ドル/カナダドル 1,000 1.2010~1.3000 0.001 加ドル 8 加ドル
1,000 1.3010~1.4000 0.001 加ドル 8 加ドル
豪ドル/NZドル
1,000 1.0010~1.0700 0.0005 NZドル 8 NZドル
1,000 1.0710~1.1300 0.0005 NZドル 8 NZドル
ユーロ/英ポンド
1,000 0.7510~0.8500 0.001 英ポンド 8 英ポンド
1,000 0.8510~0.9500 0.001 英ポンド 8 英ポンド
 
 

ちなみに過去の設定で臨んだ「第3回 トラリピ・マスターズ」では31位と健闘しました。

トラリピ公式サイト

1.【停止中】豪ドル/円(AUD/JPY)

豪ドル/円(AUD/JPY)の過去20年の月次チャートの中央値80円から下に買いトラリピを200本仕掛けています。

注文間隔は0.1円となります。

売りトラリピは売りスワップが-95円で負担が大きいため、仕掛けません。

 

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 【停止中】売り
レンジ 60.10~80.00 80.10~100.00
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 200本 200本
トラップ間隔 0.1円 0.1円
利益金額 1,000円 1,000円
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

 

2.【停止中】カナダドル/円(CAD/JPY)

カナダドル/円(CAD/JPY)の過去20年の月次チャートの中央値95円から下に買いトラリピを250本仕掛けています。

注文間隔は0.1円となります。

売りトラリピは売りスワップが-121円で負担が大きいため、仕掛けません。

 

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 【停止中】売り
レンジ 70.10~95.00 95.10~120.00
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 250本 250本
トラップ間隔 0.1円 0.1円
利益金額 1,000円 1,000円
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

 

3.【停止中】NZドル/米ドル(NZD/USD)

NZドル/米ドル(NZD/USD)の過去20年の月次チャートの中央値0.6500ドルから上に売りトラリピを150本、下に買いトラリピを150本仕掛けています。

注文間隔は0.001ドルとなります。

 

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 売り
レンジ 0.5010~0.6500 0.6510~0.7000
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 150本 150本
トラップ間隔 0.001ドル 0.001ドル
利益金額 8 米ドル 8 米ドル
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

 

4. 豪ドル/NZドル(AUD/NZD)

豪ドル/NZドル(AUD/NZD)の過去20年の月次チャートを見ると1.0NZドル~1.4NZドルのレンジになっています。

トラリピ運用方針に従えば、このレンジに万遍なくトラップを仕掛けるべきですが、2014年以降、1.4NZドルを超えていないことから2014年以降の値動きをベースにレンジを決定しています

つまり中央値1.07NZドルから上に売りトラリピを120本、下に買いトラリピを120本仕掛けています。

 

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 売り
レンジ 1.01050~1.07000 1.07050~1.13000
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 120本 120本
トラップ間隔 0.0005 NZドル 0.0005 NZドル
利益金額 8 NZドル 8 NZドル
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

 

5. ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)

 

ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)の過去20年の月次チャートを見ると0.65英ポンド~0.95英ポンドのレンジになっています。

トラリピ運用方針に従えば、このレンジに万遍なくトラップを仕掛けるべきですが、2008年以降、より狭いレンジに収まっていることから2008年以降の値動きをベースにレンジを決定しています

つまり中央値0.85英ポンドから上に売りトラリピを100本、下に買いトラリピを100本仕掛けています。

注文間隔は0.001英ポンドとなります。

 

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 売り
レンジ 0.7510~0.8500 0.8510~0.9500
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 100本 100本
トラップ間隔 0.001 英ポンド 0.001 英ポンド
利益金額 8 英ポンド 8 英ポンド
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

 

6. 米ドル/カナダドル(USD/CAD)

米ドル/カナダドル(USD/CAD)の過去20年の月次チャートを見ると0.90カナダドル~1.60カナダドルのレンジになっています。

トラリピ運用方針に従えば、このレンジに万遍なくトラップを仕掛けるべきですが、2015年以降、より狭いレンジに収まっていることから2015年以降の値動きをベースにレンジを決定しています

つまり中央値1.30カナダドルから上に売りトラリピを100本、下に買いトラリピを100本仕掛けています。

為替コヤジ
為替コヤジ

豪ドル/NZドル、ユーロ/英ポンド、米ドル/カナダドルはマネースクエア公式の世界戦略とレンジを合わせています。

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 売り
レンジ 1.2010~1.3000 1.3010~1.4000
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 100本 100本
トラップ間隔 0.001 カナダドル 0.001 カナダドル
利益金額 8 カナダドル 8 カナダドル
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

 

ここから下の通貨ペアは現在停止中です。

 

7. 【停止中】米ドル/円(USD/JPY)

米ドル/円(USD/JPY)の過去20年の月次チャートの中央値100円から上に売りトラリピを125本、下に買いトラリピを125本仕掛けています。

さらに2021年からはコアレンジを採用し、中央値100円から上に売りトラリピを50本、下に買いトラリピを50本被せています(チャートの濃い赤と青の帯)。

したがってコアレンジは注文間隔が0.1円となります。

 

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 売り
レンジ ベース:75.10~99.90
コア:90.20~100.00
ベース:100.10~124.90
コア:100.20~110.00
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 ベース:125本
コア:50本
ベース:125本
コア:50本
トラップ間隔 ベース:0.2円
コア:0.1円
ベース:0.2円
コア:0.1円
利益金額 1,000円 1,000円
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

8. 【停止中】ユーロ/円(EUR/JPY)

ユーロ/円(EUR/JPY)の過去20年の月次チャートの中央値125円から上に売りトラリピを175本、下に買いトラリピを175本仕掛けています。詳細な設定内容は以下の通りです。

さらに2021年からはコアレンジを採用し、中央値125円から上に売りトラリピを50本、下に買いトラリピを50本被せています(チャートの濃い赤と青の帯)。

したがってコアレンジは注文間隔が0.1円となります。

 

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 売り
レンジ ベース:90.10~124.90
コア:115.20~125.00
ベース:125.10~159.90
コア:125.20~135.00
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 ベース:175本
コア:50本
ベース:175本
コア:50本
トラップ間隔 ベース:0.2円
コア:0.1円
ベース:0.2円
コア:0.1円
利益金額 1,000円 1,000円
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

9. 【停止中】ユーロ/米ドル(EUR/USD)

ユーロ/米ドル(EUR/USD)の過去20年の月次チャートの中央値1.2500ドルから上に売りトラリピを125本、下に買いトラリピを125本仕掛けています。

さらに2021年からはコアレンジを採用し、中央値1.2500ドルから上に売りトラリピを50本、下に買いトラリピを50本被せています(チャートの濃い赤と青の帯)。

したがってコアレンジは注文間隔が0.001ドルとなります。

 

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 売り
レンジ ベース:1.0010~1.2490
コア:1.1520~1.2500
ベース:1.2510~1.49900
コア:1.2520~1.3500
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 ベース:125本
コア:50本
ベース:125本
コア:50本
トラップ間隔 ベース:0.002ドル
コア:0.001ドル
ベース:0.002ドル
コア:0.001ドル
利益金額 10ドル 10ドル
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

10. 【停止中】豪ドル/米ドル(AUD/USD)

豪ドル/米ドル(AUD/USD)の過去20年の月次チャートの中央値0.8000ドルから上に売りトラリピを125本、下に買いトラリピを125本仕掛けています。

さらに2021年からはコアレンジを採用し、中央値0.8000ドルから上に売りトラリピを25本、下に買いトラリピを25本被せています(チャートの濃い赤と青の帯)。

したがってコアレンジは注文間隔が0.001ドルとなります。

 

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 売り
レンジ ベース:0.5510~0.7990
コア:0.7520~0.8000
ベース:0.8010~1.0490
コア:0.8020~0.8500
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 ベース:125本
コア:25本
ベース:125本
コア:25本
トラップ間隔 ベース:0.002ドル
コア:0.001ドル
ベース:0.002ドル
コア:0.001ドル
利益金額 10ドル 10ドル
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

11. 【停止中】NZドル/円(NZD/JPY)

NZドル/円(NZD/JPY)の過去20年の月次チャートの中央値70円から上に売りトラリピを100本、下に買いトラリピを100本仕掛けています。

さらに2021年からはコアレンジを採用し、中央値70円から上に売りトラリピを25本、下に買いトラリピを25本被せています(チャートの濃い赤と青の帯)。

したがってコアレンジは注文間隔が0.1円となります。

 

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 売り
レンジ ベース:50.10~69.90
コア:65.20~70.00
ベース:70.10~89.90
コア:70.20~75.00
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 ベース:100本
コア:25本
ベース:100本
コア:25本
トラップ間隔 ベース:0.2円
コア:0.1円
ベース:0.2円
コア:0.1円
利益金額 1,000円 1,000円
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

12. 【停止中】英ポンド/円(GBP/JPY)

英ポンド/円(GBP/JPY)の過去20年の月次チャートを見ると100円~250円のレンジになっています。

トラリピ運用方針に従えば、このレンジに万遍なくトラップを仕掛けるべきですが、2008年のリーマンショック以降、200円を超えていないこと、および100円~250円のレンジは他の通貨ペアと比べて広いことからリーマンショック以降の値動きをベースにレンジを決定しています

つまり中央値150円から上に売りトラリピを100本、下に買いトラリピを100本仕掛けています。

他の通貨ペアと異なり、トラップ間隔を0.4円としています。

さらに2021年からはコアレンジを採用し、中央値150円から上に売りトラリピを25本、下に買いトラリピを25本被せています(チャートの濃い赤と青の帯)。

したがってコアレンジは注文間隔が0.2円となります。

 

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 売り
レンジ ベース:110.10~149.70
コア:140.30~149.90
ベース:150.10~189.70
コア:150.30~159.90
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 ベース:100本
コア:25本
ベース:100本
コア:25本
トラップ間隔 ベース:0.4円
コア:0.2円
ベース:0.4円
コア:0.2円
利益金額 10ドル 10ドル
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

13. 【停止中】英ポンド/米ドル(GBP/USD)

英ポンド/米ドルも英ポンド/円同様、リーマンショック以降の値動きをベースにレンジを決定しています

つまり中央値1.4ドルから上に売りトラリピを150本、下に買いトラリピを150本仕掛けています。

さらに2021年からはコアレンジを採用し、中央値1.400ドルから上に売りトラリピを50本、下に買いトラリピを50本被せています(チャートの濃い赤と青の帯)。

したがってコアレンジは注文間隔が0.001ドルとなります。

 

詳細な設定内容は以下の通りです。

設定内容 買い 売り
レンジ ベース:1.1010~1.3990
コア:1.3020~1.4000
ベース:1.4010~1.6990
コア:1.4020~1.5000
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 ベース:150本
コア:50本
ベース:150本
コア:50本
トラップ間隔 ベース:0.002ドル
コア:0.001ドル
ベース:0.002ドル
コア:0.001ドル
利益金額 10ドル 10ドル
決済トレール あり あり
ストップロス なし なし

 

為替コヤジのトラリピ設定に必要な資金は?

上記のトラリピ設定でトラリピ運用する場合、運用資金はいくら必要でしょうか?

まずクロス円の売りは一切仕掛けていないので2023年のような円安は考慮しなくても問題ありません。

逆に極端な円高は十分考慮しておく必要があります。

実際にはすべての通貨ペアが一斉にレンジ下限まで下がることはありません。
たとえば円高になってもドルストレート(米ドルが絡んだ通貨ぺア)への影響はそれほど大きくなく、ドル高になってもクロス円(米ドル以外の通貨ペアと円の通貨ペア)への影響は限定的です。

そこで過去20年でもっとも円高が進んだ、リーマンショック後の2009年1月の状態になったをトラリピのリスクシミュレーションで再現してみました。

 

なお、シミュレーションで使用した、各通貨ペアの価格は以下の通りです。

価格は2009年1月の特定の日のものではなく、条件を厳しくするために2009年1月にもっとも中央値から離れた価格としています。

通貨ペア レンジ 価格
ユーロ/英ポンド 売り 0.96493
豪ドル/円 買い 56.33
豪ドル/NZドル 売り 1.2805
NZドル/米ドル 買い 0.5049
カナダドル/円 買い 68.42
米ドル/カナダドル 買い 1.1756

 

シミュレーション結果は以下の通りとなりました。

評価損益は-9,760,900円、必要証拠金は3,220,140円でしたので合計12,981,040円となりました。

つまり、運用資金が1,300万円あればリーマンショッククラスの大暴落には耐えることができます

 

為替コヤジ
為替コヤジ

実際にはリーマンショックのレートになるまでに大量の決済が発生するのでトラリピ運用開始時には1,300万円より少なくても大丈夫です。

当然、リーマンショック以上の大暴落がないとは言えませんが、為替コヤジはひとつの目安として1,300万円(預託証拠金は2023年1月現在、1,380万円)で運用しています。

 

 

資金が少ない場合の対策

為替コヤジと同じ設定をしようとすると2,000万円近い資金が必要になります。

当然、簡単に用意できる金額ではないですよね?

 

そこで資金が少ない場合の対策について説明します。

まず資金が少ない場合、とりうる対策は4つあります。

  • 通貨ペアを減らす
  • トラップを仕掛けるレンジを狭くする
  • トラップ本数を減らす(トラップ間隔を広くする)
  • 注文金額を減らす

まず、為替コヤジの設定の場合、注文金額は最小単位の1,000通貨ペアなので注文金額を減らすという対策はとれません。

残り3つですが、この中で絶対に選んではいけない対策があります。どれでしょうか?

答えは「トラップを仕掛けるレンジを狭くする」です。

 

確かにレンジを狭くすれば少ない資金でも狭い間隔でトラップを仕掛けることができるので資金効率は上がります。

しかしどのレンジでレートが推移するかを予想するのは非常に困難な上にレンジアウトしてしまうとトラリピの回転が止まってしまい、逆に資金効率がぐっと下がります。

 

最大の問題は大暴落で利益を取り損ねることです。

一気に下がって一気に上がる大暴落は、広範囲にトラップを仕掛けている人にとってはボーナスステージです。

数ヶ月分の利益を数日で稼ぐことができます。

この時にレンジアウトなんてことにならないように必ずレンジは広く取っておいて下さい。

そうなると資金が少ない人がとるべき対策は「通貨ペアを減らす」か「トラップ本数を減らす(トラップ間隔を広くする)」の2つです。

 

圧倒的に資金が少ない人は通貨ペアを減らして下さい

最低でも3通貨ペアは運用したいところです。

3通貨ペアあればレートを下げる通貨と上げる通貨が分散され、ドローダウンの最大リスク軽減が期待できます。

 

もうひとつの対策は「トラップ本数を減らす(トラップ間隔を広くする)」方法です。

為替コヤジは0.2円(0.002ドル)間隔でトラップを仕掛けていますが、この間隔を2倍にすると運用資金は半分になります。

間隔を4倍にすると運用資金は1/4になります。当然ロスカットレートはほとんど変わりません。

 

0.3円間隔や0.5間隔ではダメなのかという疑問があると思いますが、例えば初めに0.5円間隔にしてしまうと等間隔でトラップを仕掛けることができなくなってしまいます。

トラリピ間隔

左の図は最初ににトラップを仕掛け、次ににトラップを仕掛けた場合のトラップ位置を示しています。

初めに0.2円、0.4円間隔でトラップ()を仕掛けた場合、次のトラップ()が等間隔に配置されています。

ところが初めに0.5円間隔で仕掛けてしまうと次のトラップを等間隔に仕掛けることができなくなってしまいます。

最終的に0.1円刻みでトラップを仕掛けたい場合、暫定のトラップ間隔は0.2円間隔、0.4円間隔、0.8円間隔になるように気を付けて下さい。

 

トラリピ公式サイト

いつトラリピを開始すべきか?

為替コヤジのトラリピ運用方針はロスカットをせずに利益を積み上げていくのでできるだけ早く始めるのが理想です。

ただし、厳密にはもっと始めるのに適切なタイミングというものがあります。

それは価格がレンジの天井か、あるいは底に近づいた時に運用を開始する方法です。

 

例えば豪ドル/NZドルの買いトラリピの場合、レンジの底である1.0100NZドル近辺で始めると上がる可能性が高いので安値で仕込むことができます。

逆に下がっても1.0100NZドル近辺なら下落は限定的と考えられますので含み損もそれほど膨らみません。

 

一方、売りトラリピの場合、レンジの天井である1.1300NZドル近辺で始めると下がる可能性が高いので高値で仕込むことができます。

逆に上がっても1.1300NZドル近辺なら上昇は限定的と考えられますので含み損もそれほど膨らみません。

中央値である1.0700NZドル近辺で始めた場合、しばらくの間、1.0700NZドル近辺をウロウロしてくれれば利益を積み上げてくれますが、始めた直後に一方向に動き出すと大量の含み損を抱えることになります。

 

したがってトラリピを始めようと思っている通貨ペアがレンジの天井か、底に近づいている時がチャンスです。

トラリピ公式サイト

 

ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは投資額3,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。

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FXスワップ投資 IG証券 / みんなのFX FX キャッシュフロー
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誰でもマネできるようにトラリピや仮想通貨積立の設定内容も詳細に紹介しています。

 

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