トラリピとトライオートFXを5つの観点で徹底比較!選ぶべきはどっち?

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トラリピ

トラリピを始めようと思っているのですが、トラリピとトライオートFXのどちらを選べがいいのか分からない

トライオートFXでもトラリピができるそうですが、トラリピと何が違うのですか?

 

今回は、これからトラリピを始めようと思っている方トラリピとトライオートFXのどちらを選べばいいのか、両者は何が違うのかを詳しく解説します。

 

為替コヤジ
為替コヤジ

この記事は、為替コヤジ)が書いています。

 

  • アラフィフの会社員
  • 投資歴11年、運用資産3,000万円
  • 2021年実績:+290万円、2022年実績:含み損2,000万円超
  • トラリピやマイメイト、投信積立、仮想通貨積立などのほったらかし投資メイン

 

資産形成のスピードを加速させたい方は併せてこちらもご覧ください。

>>【2024年】自動売買ツールおすすめランキング FXからETF、仮想通貨まで全11サービスを徹底比較

 

この記事で分かること

  • トラリピとトライオートFXの違いを5つのポイントで解説
  • トラリピとトライオートFXのどちらを使った方が得をするのか?
  • 為替コヤジはどう使い分けているのか?

 

本記事を読み終えるとトラリピとトライオートFXの違いがはっきりと分かり、どちらを選ぶべきか迷うことがなくなります。

 

トラリピとトライオートFXについてはこちらの記事をご覧ください。

トラリピとトライオートFXの比較

トラリピ中心に盛り上がっているリピート型自動売買ですが、最近はトライオートFXもリニューアルされ、トライオートFXユーザーも増えつつあります。

トライオートFXはビルダー機能を使えばトラリピと同じ設定をすることが可能なのでこれからリピート系注文を始める方はどちらを選べばいいのか悩んでしまいます。

そこでトラリピとトライオートFXについて以下の5つの項目で比較してみました。

  1. 通貨ペア
  2. コスト(取引手数料+スプレッド)
  3. スワップポイント
  4. 機能
  5. 運用ツール

為替コヤジが考える、リピート系注文の必須機能は①レンジ指定と②自動損切りなしの2つです。

この2つの機能を備えているのはトラリピ、トライオートFX、そしてサイクル2取引の3つだけです。

自動損切りについては少し古い記事ですが、「リピート系注文の自動損切りは無用の長物!自動損切り“なし”はトラリピ、連続予約注文、サイクル注文だけ」をご覧ください。

1. 通貨ペア

取扱い通貨ペアはトラリピが16通貨ペア、トライオートFXが17通貨ペアとなっています。

トラリピは2022年5月14日取扱い開始の米ドル/カナダドルも含んでいます。

ポイントはクロス円以外の通貨ペアがどれだけあるかです。

クロス円以外の取扱いは、トラリピは7通貨ペア、トライオートFXは8通貨ペアとなっています。

数が多けりゃいいという訳ではありませんが、通貨ペアはトライオートFXの勝ちということになります。

通貨ペア トラリピ トライオートFX
米ドル/円
ユーロ/円
英ポンド/円
豪ドル/円
NZドル/円
カナダドル/円
ユーロ/米ドル
英ポンド/米ドル
豪ドル/米ドル
NZドル/米ドル
ユーロ/英ポンド
ユーロ/豪ドル  
豪ドル/NZドル
スイスフラン/円  
米ドル/スイスフラン  
米ドル/カナダドル  
トルコリラ/円
南アフリカランド/円
メキシコペソ/円  

2. コスト

長期運用が基本のリピート注文では運用コストはじわじわ響いてきます。コストには取引手数料とスプレッドが含まれます。

取引手数料

トラリピは取引手数料は無料ですが、トライオートFXは50万通貨未満の場合に取引手数料が徴収され、1,000通貨の場合は往復40円かかります。

従って取引手数料はトラリピの圧勝です。

 

トライオートFXの取引手数料

取引数量 新規 決済 1,000通貨あたり
1万通貨未満 2.0pips 2.0pips 往復40円(対外貨は0.4外貨)
1万通貨以上10万通貨未満 1.0pips 1.0pips 往復20円(対外貨は0.2外貨)
10万通貨以上50万通貨未満 0.5pips 0.5pips 往復10円(対外貨は0.1外貨)
50万通貨以上 無料

スプレッド

トラリピのスプレッドは変動制で業界最広水準です(計測日:2020年12月18日)。トライオートFXは原則固定で比較的狭くまとまっています。

従ってスプレッドはトライオートFXの圧勝です。

通貨ペア トラリピ トライオートFX
米ドル/円 4.0 0.3
ユーロ/円 5.0 0.5
英ポンド/円 8.0 1.0
豪ドル/円 6.0 0.6
NZドル/円 7.0 1.7
カナダドル/円 5.0 1.9
ユーロ/米ドル 4.1 0.3
英ポンド/米ドル 5.0 1.4
豪ドル/米ドル 5.0 1.4
NZドル/米ドル 5.0 2.0
ユーロ/英ポンド 1.9
ユーロ/豪ドル 2.0
豪ドル/NZドル 3.7 5.8
スイスフラン/円 2.0
米ドル/スイスフラン 2.0
トルコリラ/円 6.0 1.5
南アフリカランド/円 3.0 1.8
メキシコペソ/円 2.5

総コスト

取引手数料(1,000通貨往復)とスプレッドを足した総コストは以下の通りです。スプレッドはトライオートFXの圧勝でしたが、取引手数料を加えるといい勝負です。

通貨ペア トラリピ トライオートFX
米ドル/円 4.0 4.3
ユーロ/円 5.0 4.5
英ポンド/円 8.0 5.0
豪ドル/円 6.0 4.6
NZドル/円 7.0 5.7
カナダドル/円 5.0 5.9
ユーロ/米ドル 4.1 4.3
英ポンド/米ドル 5.0 5.4
豪ドル/米ドル 5.0 5.4
NZドル/米ドル 5.0 6.0
ユーロ/英ポンド 5.9
ユーロ/豪ドル 6.0
豪ドル/NZドル 3.7 9.8
スイスフラン/円 6.0
米ドル/スイスフラン 6.0
トルコリラ/円 6.0 5.5
南アフリカランド/円 3.0 5.8
メキシコペソ/円 2.5

3. スワップポイント

スワップポイントは実際リピート注文を運用していると売買益と比べてそれほど割合は多くありません。ただ、ボラティリティが下がり、決済されない状態が続くとマイナススワップが精神的に効いてきます。

トラリピのマイナススワップは酷いと思っていましたが、トライオートFXも負けず劣らず酷いですね。

スワップポイントについてはトラリピの方がマシと言えそうです。

通貨ペア
トラリピ
トライオートFX
売り 買い 売り 買い
米ドル/円 -99 1 -35 5
ユーロ/円 1 -65 2 -32
英ポンド/円 -32 0 -62 2
豪ドル/円 -27 1 -55 1
NZドル/円 -30 0 -55 1
カナダドル/円 -25 0 -45 1
ユーロ/米ドル 7 -42 2 -64
英ポンド/米ドル 2 -17  1 -52
豪ドル/米ドル 5 -52  0 -52
NZドル/米ドル 2 -49  0 -52
ユーロ/英ポンド 0 -84
ユーロ/豪ドル 0 -47
豪ドル/NZドル 0 0 0 -22
スイスフラン/円 -50 10
米ドル/スイスフラン -84 2
トルコリラ/円 -53 0 -35 10
南アフリカランド/円 -14 -12 2
メキシコペソ/円 -7 2

スワップポイントは2020年12月下旬のものです。円換算は以下のレートで行っています。

  • 米ドル/円:104円
  • 英ポンド/円:141円
  • 豪ドル/円:79円
  • NZドル/円:74円
  • スイスフラン/円:117円

4. 機能

トラリピとトライオートFXの機能面で比較しています。

トレール注文

トレール注文とは決済価格が相場を追いかける注文です。トレンド相場では利益を伸ばすことができます。

トラリピの決済トレール機能

このトレール注文が実装されているのはトラリピ(決済トレール)だけで、トライオートFXにはありません。

自動売買プログラム作成

自動売買プログラム作成機能はトラリピにはありませんが、トライオートFXにはビルダーがあります

ビルダーを使えばトラリピよりも複雑な自動売買プログラムを作成することができます。ただし、テクニカル指標をトリガーに使うことはできません。

 

ビルダーの使い方については下記投稿をご覧下さい。

高スワップのトラリピ!?トライオートFXのビルダーでトラリピを実現する方法
トラリピをやりたいけどスワップが安いとお悩みのあなた。実はユーザ設定型自動売買のトライオートFXなら高スワップのトラリピを実現することができます。

選択型自動売買プログラム

選択型自動売買プログラムとはFX会社側であらかじめプログラミングされた自動売買プログラムを選ぶだけでトレードが開始できる機能です。

トライオートFXには「自動売買セレクト」という選択型自動売買プログラムが用意されています。自動売買セレクトでは下記のような自動売買プログラムが提供されています。

  • ハイブリッド
  • コアレンジャー
  • ハーフ
  • スワッパー
  • ストラテジスト
  • 認定ビルダー
  • マルチ戦略

 

これに対し、トラリピも以下のような自動売買プログラムが用意されています。

あまり使う機能ではないと思いますが、バリエーションの豊富さといういう意味でトライオートFXに軍配が上がります。

ポイント制

機能とは少し異なりますが、トラリピにはマネースクエア独自のマネースクエアポイントがあり、現金(トラリピ運用資金としてのみ利用可)と交換することができます。

トライオートFXはキャッシュバックキャンペーンを実施することがありますが、常設のポイント制はありません。

コンシェルジュサービス

トラリピは預託証拠金が2000万円以上など特定の条件をクリアすると「スリーミリオン倶楽部」に加入することができます。スリーミリオン倶楽部では、専任スタッフが付き、予算や希望に応じてトラリピ運用プランを作成してくれるサービスがあります。

プロの目線でアドバイスがもらえるのはかなり魅力的です。SNSを見ると同サービスを活用しているユーザさんがたくさんいますね。

トライオートFXにはプロのサポートは受けられませんが、ユーザが考案した自動売買ロジックを使える「ビルダーズラボ」があります。

資金振替

トライオートFXだけでなく、トライオートETFも運用している人にとって嬉しいのが資金振替サービスです。

たとえばトライオートFXの維持率が下がって入金の必要が生じた場合、トライオートETFに充てていた資金をリアルタイムでトライオートFXに振り替えることができます。もちろん、逆も可能です。

実際に私も何度か使いましたが、これはかなり便利です。

トラリピは別のサービスがないので当然、資金振替サービスはありません。

5. 運用ツール

運用ツールに関しては好みの問題もありますが、トラリピのほうが長い歴史の中で改良を繰り返している分、使いやすくなっています

  トラリピ トライオートFX
発注 通貨ペア、本数、数量などを入力。一度に発注できるのは101本。発注上限なし ビルダーで発注。設定内容はほぼ同じ。一度に発注できるのは100本。発注上限数量は全通貨共通で200万通貨
注文変更 一括で注文変更が可能 一注文ずつ変更する必要がある
ポジション管理 一覧性があり見やすい。トラリピ管理表も便利 ひとつひとつが別の自動売買プログラムという扱いなので一覧性はない
運用管理 トラリピ運用試算表シミュレーションがある ビルダーで簡易バックテストが可能

 

まとめ

リピート系注文は大量にポジションを抱えることになるので容易にトラリピからトライオートFXに乗り換えるようなことはできません。

なのでこれからトラリピを始めようと思っている方は慎重に選んで欲しいと思います。

ただし、どちらを選んでも利益に大きな差は出ないと思います。

為替コヤジがトラリピを始めた2012年にはトライオートFXがなかったので必然的にトラリピを選ぶことになりましたが、これからトラリピを始めるとしてもマネースクエアのトラリピを選ぶと思います。

やはりトライオートFXはツールの使い勝手が悪いです。

そしてもう一つの理由はスリーミリオン倶楽部の存在です。プロの相談を受けられるのはかなり心強いです。

 

以前、為替コヤジはトラリピにないユーロ/英ポンドだけをトライオートFXで運用していましたが、トラリピでもユーロ/英ポンドの取扱いが始まったため、トラリピで1本化しました。

今後、トライオートFXを使うとしたらトライオートFXにしかない、リピート注文向きの通貨ペアの取扱いが始まった時でしょう。

 

リピート注文をトラリピ(マネースクエア)で始める

リピート注文をトライオートFX(インヴァスト証券)で始める

 

ちなみにトラリピ、トライオートFX以外のリピート注文を比較した記事はこちらです。

 

ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは下記のようなほったらかし投資を実践しています。

サービス 概要
トラリピ 広範囲に注文を仕掛けて長期運用で利益を上げるリピート注文。複数通貨ペアを運用することでリスク分散を図る
トライオートFXでも可
松井証券FX自動売買 トラリピにない通貨ペアで運用。少額&ローリスク運用
トライオートETF ビルダーでナスダック100トリプルの買いトラリピを仕掛け、売買益を狙う
つみたてNISA 楽天証券で楽天・全米株式株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を毎月積み立てる。
レバナス積立 auカブコム証券でレバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)を積立。自動売買の利益を投入
暗号資産積立 GMOコインの自動積立でビットコイン、イーサリアム、リップルを毎月1万円ずつ積み立ててガチホ
BTCトラリピ ビットコインの手動トラリピで決済益を狙う。決済益は暗号資産積立に投入
ユーロ/ズロチ手動トラリピ IG証券のユーロ/ズロチ売りでスワップと決済益を狙う
レバナス代用FX 積み立てているレバナスを証拠金としてメキシコペソ/円の手動トラリピ&スワップを狙う

レバナスと仮想通貨を増やすことを目的としています。

トラリピ、松井証券FX自動売買、トライオートETF、代用FXで得た利益はレバナス購入資金に充て、BTCトラリピで得た利益は仮想通貨積立資金に充てます。

 

  • トラリピ、松井証券FX自動売買、トライオートETF、代用FXで得た利益 ⇒ レバナス購入資金
  • BTCトラリピで得た利益 ⇒ 仮想通貨積立資金
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ユーロ/ズロチは資金が少ないので当面の間は再投資します。

 

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