【2022年】為替コヤジも実践中!英ポンド/米ドル(GBP/USD)の予算別トラリピ設定

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トラリピ

トラリピで英ポンド/米ドルを運用してみようと思います。どんな設定がいいのか知りたい。

そんな悩みにお答えします。

 

為替コヤジ
為替コヤジ

この記事は、為替コヤジ)が書いています。

 

  • アラフィフの会社員
  • 投資歴11年、運用資産3,000万円
  • 2021年実績:+290万円、2022年実績:含み損2,000万円超
  • トラリピやマイメイト、投信積立、仮想通貨積立などのほったらかし投資メイン

 

資産形成のスピードを加速させたい方は併せてこちらもご覧ください。

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今回は、為替コヤジのメイン口座であるトラリピの英ポンド/米ドルの設定内容を公開します。

資金効率を多少犠牲にしても○○ショックのような大暴落を楽しめるような、低リスク設定を目指しています。

また運用資金の少ない人のために予算別のトラリピ設定も併せて紹介します。是非参考にしてみて下さい。

 

本記事の内容

  • 為替コヤジのトラリピ運用方針
  • 英ポンド/米ドル(GBP/USD)のトラリピ設定
  • 英ポンド/米ドル(GBP/USD)のトラリピをいつ始めるべきか?

 

本記事を読み終えると英ポンド/米ドル(GBP/USD)のトラリピはどんな設定で行うのがベストかが分かります。

英ポンド/米ドル(GBP/USD)は2023年1月現在、運用を停止しています。最新の運用状況は「為替コヤジおすすめのトラリピ設定」をご覧ください。

トラリピ運用方針

為替コヤジのトラリピ運用方針は以下の通りです。

以下の4つを実践することで相場を予想せずに低リスクで不労所得を得ることができます。

特にレンジを広くとることで暴落をボーナスステージに変えることができます。

  1. ロスカットしない
  2. 過去20年の最高値から最安値まで幅広くトラップを仕掛ける
  3. 複数の通貨ペアを運用することでリスクを分散させる
  4. ハーフ&ハーフで証拠金と含み損を減らす

 

なお、トラリピをやろうと思ったら失敗しないためにこちらの記事を最初にご覧下さい。

トラリピ設定(英ポンド/米ドル)

1. トラップレンジの決定

まずはどの範囲にトラップを仕掛けるかを決めます。

まずは英ポンド/米ドルの過去20年の月足チャートを確認します。

英ポンド/米ドルは2008年のリーマンショック前は高値2.1000を付けていますが、これを考慮するとかなりトラップレンジが広くなり、トラリピに不向きとなりますのでおすすめはしません。

ただ、リーマンショック以降は1.1000ドルから1.7000ドルのレンジにほぼ収まっていますので中央値の1.4000ドルから下に買いトラリピ、上に売りトラリピのハーフ&ハーフを仕掛けます。

現時点で上限から下限までびっしりとトラップを仕掛ける必要はありませんが、仕掛けるだけであれば証拠金は拘束されないので為替コヤジはびっしりとトラップを仕掛けています。

2. トラリピ設定

英ポンド/米ドルのトラリピ設定は以下のようになります。

ポイントはコアレンジ(中央付近の濃い青・赤)を設けている点です。

 

英ポンド/米ドルのトラリピ設定の詳細は以下のようになります(1米ドル=104円で計算)。

設定内容買い売り
レンジベース1.1010~1.39901.4010~1.6990
コア1.3020~1.40001.4020~1.5000
注文金額1,000通貨1,000通貨
トラップ本数ベース150本150本
コア50本50本
トラップ間隔0.002ドル0.002ドル
利益金額10ドル10ドル
ストップロスなしなし
発注証拠金ベース685,339円1,271,420円
コア228,446円421,000円

 

まずベースレンジとコアレンジはチャートと運用資金から決定しています。

資金が潤沢にあればコアレンジをもっと広げてもいいでしょう。

トラップの間隔はベースレンジとコアレンジともに0.002ドルとしていますが、コアレンジはベースレンジと重なるため、結果的に0.001ドルになります。

 

利益金額(円)はATR(Average True Range)から算出するのが理想とされていますが、年や相場によって異なるので利益金額の最適値が一意に決まりません。

ただ、狭すぎると資金効率が悪くなることははっきりしているので600円から1,000円くらいで設定しておけばそれほど得られる利益に差はありません

そこで為替コヤジは利益金額を切りよく10ドルにしています。

利益金額が広すぎてなかなか決済されない場合は「相場が動かず、トラリピが決済されないときに試したい5つの対策」をご覧下さい。

 

決済トレールはボラティリティが大きい相場なら効果大ですが、逆に小さい相場では利益を削ることもあります。為替コヤジの場合、決済トレール基本付けっぱなしです。

ストップロスは設定しません。ロスカットにならないように資金管理を行います。

発注証拠金はハーフ&ハーフなので売りトラリピと買いトラリピの多い方、つまり967,272円となります。

実際の設定は数回に分けて行う

トラリピ注文は1度に101本までしか同時に発注できませんが、英ポンド/米ドルは必要なトラップが売り・買いそれぞれ150本ずつなのでそれぞれ2回に分けて発注します。

<米ドル/円の場合>
トラリピ注文

トラリピ管理表ではトラリピの発注単位で管理できます。

例えば2回に分けて発注すると2回分のレコードが作成されます。

トラリピ管理表では発注毎に注文の詳細内容の確認や修正・取消・再設定ができます。

したがって後々管理しやすいレンジに分けて発注しておくと便利です。

A:通貨ペア、売買で検索
B:レンジアウトに色をつける。
水色:利食い方向にレンジアウト
黄色:損失方向にレンジアウト
C:項目の昇順または降順でのソート
D:各トラリピ注文の詳細を表示
E:トラリピの取消・再設定を行う画面に遷移

3. 運用資金の設定

トラリピでもっとも大事なのがロスカットレートの設定です。

買いトラリピの場合、下落時にいくらまで耐えられるのかを決めます。

為替コヤジはレンジ最安値まで耐えられる設定にします。

レンジ最安値まで下落することはないと考えればもっと高い価格でも構いません。

 

ただ、あまり高い価格で設定すると数年に1度訪れる大暴落(最近ではアップルショックやコロナショック)の時に相当慌てます。

おそらく生きた心地はしないでしょう。できるだけ安い価格で設定しておくことをおすすめします。

 

ロスカットレートが下であればあるほど大暴落はチャンスになります

大暴落を経験するとよくわかりますが、数ヶ月分の利益を数日で荒稼ぎします。

逆にロスカットレートが上すぎると大暴落は大ピンチとなり、心臓がバクバク言います。最悪の場合は退場です。

為替コヤジはスイスフランショック、チャイナショック、トランプショック、アップルショック、コロナショックと経験していますが、資金管理を怠ったせいでピンチとチャンスの両方を経験しています。

運用資金はトラリピ運用試算表で確認

自分で想定した価格まで耐えるには運用資金はいくら必要なのかを試算するにはトラリピ運用試算表を使います。

 

例えば米ドル/円で75円~105円のレンジに150本のトラップを仕掛けてロスカットレートを75円とする場合、必要な運用資金は270万円であることが分かります。

2020-03-15_11h48_11

2020-03-15_11h49_35

トラリピ運用試算表の入力順からすると先に運用資金を入力し、結果としてロスカットレートが表示されますが、考え方としては真逆になります。

つまり、トラリピ運用試算表は「運用資金をベースにいくらま円まで耐えられるか」を試算してくれるツールですが、発想がそもそも逆で「△△円まで耐えるためには運用資金はいくら必要か」を考える必要があります。

あくまで最初に決めるのはロスカットレートです。

自分の運用資金でいくらまで耐えられるかを知ることも大事ですが、ロスカットレートから適切な設定や運用資金を決めて下さい。

<正しい考え方>△△円まで耐えるためには運用資金は○○円必要
<誤った考え方>運用資金が○○円なら△△円まで耐えられる

リアルなロスカットレートはExcel管理

トラリピ運用試算表で算出されたロスカットレートはすべての注文が約定した場合のレートです。

しかし実際にはすべての注文が約定される人は少なく、特にトラリピ運用歴の浅い人はレンジの一部しか推移していないと思います。

例えば50円から100円のレンジでトラリピを設定している場合、トラリピを開始したのが80円で90円まで上昇した後、50円まで下落したと想定すると90円より上のレンジにはポジションはありませんよね?そうするとロスカットレートはトラリピ運用試算表で算出されたレートよりも下になります。

そこで為替コヤジはExcelで簡単なツールを作成してリアルなロスカットレートを管理しています

①に実際しているポジションを入力すると②のロスカットレートが自動で計算されます。

簡単な計算式だけで作成したツールですが、欲しい方が多数いらっしゃるようであれば配布しようと思います。

 

自作のExcel管理ツールで計算すると為替コヤジの場合、英ポンド/米ドルのロスカットレートは以下のようになります。

運用資金:300万円
売りトラリピのロスカットレート:1.6053ドル
買いトラリピのロスカットレート:1.1771ドル
資金不足でまだレンジの端まで耐えられませんが、トラリピを運用し続けて徐々にロスカットレートが上下に広がっていくのを待ちます。

 

予算別トラリピ設定

前述の通り、為替コヤジは英ポンド/米ドルを300万円で運用していますが、いきなり300万円は出せないという方もいらっしゃるでしょう。

そこで運用資金が少ない場合はトラップ間隔を広げるか、あるいはレンジを狭めることでトラリピを開始することができます。

 

ただし当サイトではトラリピが常に回転するようにトラップレンジを狭めることは推奨していませんのでトラップ間隔を広げて下さい。

トラップ間隔が2倍になれば運用資金は半分に、4倍にすれば1/4になります。

通貨ペア0.001ドル0.002ドル0.004ドル0.008ドル
英ポンド/米ドル600万円300万円150万円100万円

トラップ間隔は最終形をイメージしておくと後々便利

最終的に0.1円刻みでトラップを仕掛けたい場合、暫定のトラップ間隔は0.2円間隔、0.4円間隔、0.8円間隔になるように気を付けて下さい。

例えば初めに0.5円間隔にしてしまうと等間隔でトラップを仕掛けることができなくなってしまいます。

トラリピ間隔

左の図は最初ににトラップを仕掛け、次ににトラップを仕掛けた場合のトラップ位置を示しています。

初めに0.2円、0.4円間隔でトラップ()を仕掛けた場合、次のトラップ()が等間隔に配置されています。

ところが初めに0.5円間隔で仕掛けてしまうと次のトラップを等間隔に仕掛けることができなくなってしまいます。

このように暫定的にトラップを仕掛ける際は最終形をイメージして仕掛けて下さい。

 

英ポンド/米ドルのトラリピはいつ始めるのがベストか?

為替コヤジのトラリピ運用方針はロスカットをせずに利益を積み上げていくのでできるだけ早く始めるのが理想です。

ただし、厳密にはもっと始めるのに適切なタイミングというものがあります。それは価格がレンジの天井か、あるいは底に近づいた時に運用を開始する方法です。

例えば買いトラリピの場合、レンジの底である1.1000ドル近辺で始めると上がる可能性が高いので安値で仕込むことができます。

逆に下がっても1.1000ドル近辺なら下落は限定的と考えられますので含み損もそれほど膨らみません。

一方、売りトラリピの場合、レンジの天井である1.7000ドル近辺で始めると下がる可能性が高いので高値で仕込むことができます。

逆に上がっても1.7000ドル近辺なら上昇は限定的と考えられますので含み損もそれほど膨らみません。

中央値である1.1000ドル近辺で始めた場合、しばらくの間、1.1000ドル近辺をウロウロしてくれれば利益を積み上げてくれますが、始めた直後に一方向に動き出すと大量の含み損を抱えることになります。

したがってトラリピを始めようと思っている通貨ペアがレンジの天井か、底に近づいているなら今がチャンスです。

トラリピの無料口座開設はこちら

 

 

英ポンド/米ドル以外のトラリピ設定

為替コヤジは11通貨ペアでトラリピを運用しています。英ポンド/米ドル以外の通貨ペアのトラリピ設定については下記の記事をご覧下さい。

 

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