【2022年】為替コヤジも実践中!ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)の予算別トライオートFX設定

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トライオートFX

そもそもユーロ/英ポンドはリピート系注文に向いているのですか?

トライオートFXでユーロ/英ポンドの運用をしようと思うのですが、どんな設定がいいのか分かりません。

 

今回は、トライオートFXでユーロ/英ポンドの運用をするか迷っている方やどんな設定がいいのか悩んでいる方に向けて為替コヤジがどのようにユーロ/英ポンドを運用しているのか詳しく解説します。

 

為替コヤジ
為替コヤジ

この記事は、為替コヤジ)が書いています。

 

  • アラフィフの会社員
  • 投資歴12年、運用資産3,000万円
  • 2021年実績:+418万円、2022年:-479万円、2023年:+117万円
  • トラリピやROBOPRO、投信積立、仮想通貨積立などのほったらかし投資メイン

 

資産形成のスピードを加速させたい方は併せてこちらもご覧ください。

>>【2024年】自動売買ツールおすすめランキング FXからETF、仮想通貨まで全11サービスを徹底比較

 

本記事の内容

  • ユーロ/英ポンドはリピート系注文に向いているのか?
  • 為替コヤジのトライオートFX運用方針
  • ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)のトライオートFX設定
  • ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)のトライオートFXはいつ始めるべきか?

 

本記事を読み終えるとユーロ/英ポンド(EUR/GBP)のトライオートFXはどんな設定で行うのがベストかが分かります。

 

トライオートFXについては下記の記事で詳しく解説しています。

>>トライオートFX(インヴァスト証券)とは?仕組み・おすすめポイント・設定方法を解説

ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは投資額3,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。

 

ポートフォリオ 口座 投資対象 目的
FX自動売買 トラリピ / 松井証券FX FX キャッシュフロー
FXスワップ投資 IG証券 / みんなのFX FX キャッシュフロー
投信積立 楽天証券 / auカブコム証券 投資信託 資産形成
仮想通貨積立レンディング GMOコイン / BitLending / PBRレンディング 仮想通貨 資産形成
ロボアドバイザー ROBOPRO ETF 資産形成

 

為替コヤジ
為替コヤジ

為替コヤジのほったらかし投資は、投資経験がゼロでも問題ありません。本ブログを熟読して、為替コヤジの設定をそっくりそのまま真似れば、同じように不労所得を得ることができます。

 

 

ユーロ/英ポンドはリピート注文向きか?

そもそもユーロ/英ポンドはリピート系注文向きなのでしょうか?

リピート系注文に適した通貨ペアの特徴は以下の5つです。特に1と2が重要です。

  1. レンジ相場を形成している
  2. 高低差が小さい
  3. 値動きが激しい
  4. 証拠金が安い
  5. スワップポイントが高い

 

これをユーロ/英ポンドに照らし合わせると以下のようになります。

  1. レンジ相場を形成している・・・○
  2. 高低差が小さい・・・○
  3. 値動きが激しい・・・◎
  4. 証拠金が安い・・・○
  5. スワップポイントが高い・・・×

 

ユーロ/英ポンドの月足チャート

よってユーロ/英ポンドはリピート系注文向きということができます。

 

トライオートFXのユーロ/英ポンド以外の通貨ペアのリピート注文適性については下記の記事で解説しています。

>>トライオートFXでトラリピ向きの通貨ペアは?

トライオートFX運用方針

為替コヤジのトライオートFX運用方針は以下の通りです。以下の5つを実践することで相場を予想せずに低リスクで不労所得を得ることができます。

特にレンジを広くとることで暴落をボーナスステージに変えることができます。

  1. ビルダーで疑似トラリピを作成する
  2. ロスカットしない
  3. 過去20年の最高値から最安値まで幅広くトラップを仕掛ける
  4. 複数の通貨ペアを運用することでリスクを分散させる
  5. ハーフ&ハーフで証拠金と含み損を減らす

4についてはメイン口座がトラリピのため、トライオートFXではユーロ/英ポンドのみとなっています。

これからリピート系注文を始める方はユーロ/英ポンドに加え、米ドル/円、ユーロ/円をトライオートFXで始めることをおすすめします。両通貨ペアのスワップはトライオートFXの方が有利です。

 

トライオートFXとトラリピの比較は下記の記事で解説しています。

>>トラリピとトライオートFXを5つの観点で徹底比較!選ぶべきはどっち?

 

トライオートFX設定(ユーロ/英ポンド)

1. トラップレンジの決定

まずはどの範囲にトラップを仕掛けるかを決めます。まずはユーロ/英ポンドの過去20年の月足チャートを確認します。

トライオートFXのユーロ/英ポンドのレンジ設定

ユーロ/英ポンドの過去20年の月足チャートを確認すると0.7000~0.9600英ポンドのレンジにほぼ収まっていますので中央値の0.8300英ポンドから下に買いトラリピ、上に売りトラリピのハーフ&ハーフを仕掛けます。

なお、中央部の色が濃くなっているレンジはコアレンジです。コアレンジは注文を厚くしています。

コアレンジについては後述します。

注文を仕掛けるレンジについてはこれが正解というものはありませんので大体で結構です。厳密に言えば2005年あたりがレンジに収まっていないのでレンジを下にずらしても広げてもOKです。あまり神経質にならないようにしましょう。

 

ハーフ&ハーフについては下記の記事で解説しています。

>>トラリピのハーフ&ハーフとは?両建てトラリピとの比較からマイナススワップ対策まで詳しく解説

 

2. トライオートFX設定

ユーロ/英ポンドのトライオートFX設定の詳細は以下のようになります(1英ポンド=141円で計算)。

設定内容 買い 売り
レンジ ベース 0.7010~0.8290 0.8310~0.9590
コア 0.7820~0.8300 0.8320~0.8800
注文金額 1,000通貨 1,000通貨
トラップ本数 ベース 65本 65本
コア 25本 25本
トラップ間隔 20pips 20pips
利益金額 80pips 80pips
ストップロス なし なし
発注証拠金 ベース 273,000円 351,000円
コア 105,000円 135,000円

 

為替コヤジのトライオートFX設定はベースレンジとコアレンジから成ります。

  • ベースレンジ・・・過去20年の値動きをカバーできる広い価格帯
  • コアレンジ・・・価格の50~70%程度をカバーできる価格帯

トライオートFXのユーロ/英ポンドのコアレンジ設定

為替コヤジは資金効率を上げるためにコアレンジ(中央の色の濃い価格帯)の注文を厚くしています。

注文を厚くする方法は以下の2つがあります。

  1. 注文金額増やす方法
  2. 注文間隔を狭くする方法

 

トライオートFXの注文を厚くする方法

ユーロ/英ポンドでは右の「注文間隔を狭くする方法」をとっています。

ベースレンジは0.7010~0.8290の間に20pips間隔で65本の注文を入れ、コアレンジは0.7820~0.8300の間に20pips間隔で25本の注文を入れると結果的にコアレンジは10pips間隔になります。

 

レンジ

過去20年の月足チャートをほぼカバーするように設定しています。

 

注文金額

最小単位の1,000通貨にしています。

 

トラップ本数・間隔

20pips間隔で注文を入れています。コアレンジは10pips間隔です。

 

利益金額

1,000円程度になるように設定しています。

利益金額はATR(Average True Range)と呼ばれる“真の変動幅”から算出するのが理想とされていますが、年や相場によって異なるので利益金額の最適値が一意に決まりません。

ただ、狭すぎると資金効率が悪くなることははっきりしているので600円から1,000円くらいで設定しておけばそれほど得られる利益に差はありません。

 

ストップロス

ストップロスは入れません。

 

発注証拠金

トライオートFXでは、毎営業日の終値を基準価格として、その価格に応じた必要証拠金額(円換算額)を翌営業日に適用されますが、ここではロスカットレートを基準価格として計算しています。

また証拠金はMAX方式なので同一通貨ペアの売建玉と買建玉の証拠金額を比較し、金額の多い方のみ証拠金として必要となります。

3. ビルダー設定

トライオートFXで疑似トラリピを作成するにはビルダーを使います。

 

まず、ビルダーで「FXで作る」→「マルチカスタム」→「EUR/GBP」と進みます。

例:0.8310~0.959のレンジに20pips間隔で65本の注文(各1,000通貨、利確幅80pips)

トライオートFXのビルダー設定のやり方

 

上記のロジック設定通りに入力すればいいのですが、「レンジ幅(pips)」と「カウンター固定」だけ補足します。

 

まず「レンジ幅(pips)」ですが、0.8310~0.959のレンジなので0.9590-0.8310=0.1280となります。

外国通貨同士の通貨ペアの場合、1pips=0.0001なので0.128は1280pipsとなります。このままだと64本の注文になってしまうのでもう1本分の注文を加えるために20pips(間隔)を加えて1,300pipsとなります(植木算)。

 

「カウンター固定」はチェックするとカウンタ―価格が常に固定されます

チェックを入れないと決済後80pips低い価格で指値エントリーされてしまいますので決済がすべるとエントリー価格が少しずつズレてしまいます。

 

なおビルダーは1度に100本までしか同時に発注できませんので注文本数が100本を超える場合には2回に分けて発注します。

 

またベースレンジとコアレンジは分けて発注して下さい。コアレンジだけ注文を止めたい場合に便利です。

 

最終的には以下のように売り注文(コアレンジ)、買い注文(コアレンジ)、売り注文(ベースレンジ)、買い注文(ベースレンジ)の4セットができあがります。

トライオートFXのビルダー設定(ユーロ/英ポンド)の出来上がり

 

為替コヤジ
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4. 運用資金の設定

リピート系注文でもっとも大事なのがロスカットレートの設定です。買いの場合、下落時にいくらまで耐えられるのかを決めます。

為替コヤジはレンジ最安値まで耐えられる設定にします。レンジ最安値まで下落することはないと考えればもっと高い価格でも構いません。

ただ、あまり高い価格で設定すると数年に1度訪れる大暴落(最近ではアップルショックやコロナショック)の時に相当慌てます。おそらく生きた心地はしないでしょう。できるだけ安い価格で設定しておくことをおすすめします。

ロスカットレートが下であればあるほど大暴落はチャンスになります。大暴落を経験するとよくわかりますが、数ヶ月分の利益を数日で荒稼ぎします。

逆にロスカットレートが上すぎると大暴落は大ピンチとなり、心臓がバクバク言います。最悪の場合は退場です。

為替コヤジはスイスフランショック、チャイナショック、トランプショック、アップルショック、コロナショックと経験していますが、資金管理を怠ったせいでピンチとチャンスの両方を経験しています。

リアルなロスカットレートはExcel管理

トラリピの場合はトラリピ運用試算表でロスカットレートを計算することができますが、トライオートFXの場合は自分で計算する必要があります。

 

トライオートFXのロスカットレート試算表(Excel)

そこで為替コヤジはExcelで簡単なツールを作成してリアルなロスカットレートを管理しています

①に実際しているポジションを入力すると②のロスカットレートが自動で計算されます。

簡単な計算式だけで作成したツールですが、欲しい方が多数いらっしゃるようであれば配布しようと思います。

 

自作のExcel管理ツールで計算すると為替コヤジの場合、ユーロ/英ポンドのロスカットレートは以下のようになります。

運用資金:100万円
売りトラリピのロスカットレート:0.9247ポンド
買いトラリピのロスカットレート:0.7274ポンド

運用資金が100万円ではレンジの限界まで耐えることができません。レンジの限界まで耐えるためには130万円必要となります。

30万円不足していますが、ユーロ/英ポンドの運用開始時点ではまだレンジの端までに余裕があるため、100万円でスタートしました(2021年1月)。

5. 資金別トライオートFX設定

前述の通り、レンジの限界まで耐えるには130万円必要となりますが、いきなり130万円は出せないという方もいらっしゃるでしょう。

そこで運用資金が少ない場合はトラップ間隔を広げるか、あるいはレンジを狭めることで安全にトライオートFXを開始することができます。

 

ただし当サイトではトライオートFXが常に回転するようにトラップレンジを狭めることは推奨していませんのでトラップ間隔を広げて下さい

トラップ間隔が2倍になれば運用資金は半分に、4倍にすれば1/4になります。

通貨ペア 0.001ポンド 0.002ポンド 0.004ポンド 0.008ポンド
ユーロ/英ポンド 260万円 130万円 65万円 32.5万円

 

またコアレンジを停止させれば0.002ポンド間隔のままでも85万円で安全に運用できます。

 

トラップ間隔は最終形をイメージしておくと後々便利

最終的に0.1円刻みでトラップを仕掛けたい場合、暫定のトラップ間隔は0.2円間隔、0.4円間隔、0.8円間隔になるように気を付けて下さい。

例えば初めに0.5円間隔にしてしまうと等間隔でトラップを仕掛けることができなくなってしまいます。

トライオートFXの注文間隔の狭め方

左の図は最初ににトラップを仕掛け、次ににトラップを仕掛けた場合のトラップ位置を示しています。

初めに0.2円、0.4円間隔でトラップ()を仕掛けた場合、次のトラップ()が等間隔に配置されています。

ところが初めに0.5円間隔で仕掛けてしまうと次のトラップを等間隔に仕掛けることができなくなってしまいます。

このように暫定的にトラップを仕掛ける際は最終形をイメージして仕掛けて下さい。

 

ユーロ/英ポンドのトラリピはいつ始めるのがベストか?

為替コヤジのトラリピ運用方針はロスカットをせずに利益を積み上げていくのでできるだけ早く始めるのが理想です。

ユーロ/英ポンドの月足チャート

ただし、厳密にはもっと始めるのに適切なタイミングというものがあります。それは価格がレンジの天井か、あるいは底に近づいた時に運用を開始する方法です。

例えば買いの場合、レンジの底近辺で始めると上がる可能性が高いので安値で仕込むことができます。

逆に下がっても下落は限定的と考えられますので含み損もそれほど膨らみません。

一方、売りの場合、レンジの天井近辺で始めると下がる可能性が高いので高値で仕込むことができます。

逆に上がっても上昇は限定的と考えられますので含み損もそれほど膨らみません。

中央値近辺で始めた場合、しばらくの間、中央値近辺をウロウロしてくれれば利益を積み上げてくれますが、始めた直後に一方向に動き出すと大量の含み損を抱えることになります。

したがってトライオートFXを始めようと思っている通貨ペアがレンジの天井か、底に近づいているなら今がチャンスです。

 

為替コヤジ
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ユーロ/英ポンド以外のトラリピ設定

ユーロ/英ポンドはトラリピで取扱いがないのでトライオートFXで運用していますが、トラリピでは11通貨ペアを運用しています。

11通貨ペアのトラリピ設定については下記の記事をご覧下さい。

>>【2021年保存版】為替コヤジおすすめのトラリピ設定を完全公開

ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは投資額3,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。

ポートフォリオ 口座 投資対象 目的
FX自動売買 トラリピ / 松井証券FX FX キャッシュフロー
FXスワップ投資 IG証券 / みんなのFX FX キャッシュフロー
投信積立 楽天証券 / auカブコム証券 投資信託 資産形成
仮想通貨積立レンディング GMOコイン / BitLending / PBRレンディング 仮想通貨 資産形成
ロボアドバイザー ROBOPRO ETF 資産形成

 

為替コヤジのほったらかし投資は、投資経験がゼロでも問題ありません。

本ブログを熟読して、為替コヤジの設定をそっくりそのまま真似れば、同じように不労所得を得ることができます。

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