トラリピをメインで運用しているとリスク分散のために円や米ドルが絡まない通貨ペアを運用したくなります。トライオートFXにはトラリピで取扱いのない通貨ペアがありますが、トライオートFXでトラリピに向いている通貨ペアはあるのでしょうか?
トラリピ向きの通貨ペアとは?
トラリピに向いている通貨ペアの条件は以下の通りです。特に1と2は必須条件です。
- レンジ相場を形成している
- 高低差が小さい
- 値動きが激しい
- 証拠金が安い
- スワップポイントが高い

トライオートFXの取扱い通貨ペア
トライオートFXは下記17通貨ペアに対応しています。
このうち、トラリピにない通貨ペアは、スイスフラン/円、米ドル/スイスフラン、ユーロ/英ポンド、ユーロ/豪ドル、豪ドル/NZドルの5通貨ペアです。
参考 トライオートFX(インヴァスト証券)とは?仕組み・おすすめポイント・設定方法を解説1. スイスフラン/円
スイスフラン/円は75円から135円の60円レンジの中に収まっています。レンジの広さはちょうどユーロ/円とカナダドル/円の間くらいです。
値動きもそこそこあり、リピート系注文に向いている部類に入りますが、あえてクロス円を加える必要はありません。
2. 米ドル/スイスフラン
米ドル/スイスフランは少し判断に迷います。2008年以降で判断すると0.8000スイスフランから1.2000スイスフランまでのレンジに収まっていますが、2007年以前まで考慮すると上値が切り下がっているようにも見えます。
2008年以降で仕掛けるなら1.000スイスフランを中心として上下に200pipsなので米ドル/スイスフランはトラリピ向きの通貨ペアといえます。
ちなみにトラリピで取扱いのある豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルのレンジは以下の通りです。
- 豪ドル/米ドル・・・上下に200pips
- NZドル/米ドル・・・上下に150pips
3. ユーロ/英ポンド
ユーロ/英ポンドは0.6400英ポンドから0.9600英ポンドのレンジに収まっています。0.8000英ポンドを中心として上下に160pipsなのでユーロ/英ポンドはトラリピ向きの通貨ペアといえます。
4. ユーロ/豪ドル
ユーロ/豪ドルは1.200豪ドルから2.000豪ドルのレンジに収まっています。1.600豪ドルを中心として上下に400pipsなのでかなり広めなのでユーロ/豪ドルはトラリピ向きの通貨ペアではありません。
ハイリスクにはなりますが、ユーロ/豪ドルはコアレンジャーで運用した方がいいでしょう。
5. 豪ドル/NZドル
豪ドル/NZドルは1.015NZドルから1.365NZドルのレンジに収まっています。1.190NZドルを中央として上下に175pipsずつなので豪ドル/NZドルはトラリピ向きの通貨ペアといえます。
まとめ
トライオートFXでトラリピを仕掛けるならおすすめは以下の通貨ペアということになります。
- スイスフラン/円・・・△(クロス円)
- 米ドル/スイスフラン・・・○(2008年以降限定)
- ユーロ/英ポンド・・・◎
- ユーロ/豪ドル・・・×(レンジが広すぎる)
- 豪ドル/NZドル・・・◎

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