先日、マネースクエア主催のメディア限定『株価指数CFDサイトリリース記念セミナー』に参加しました。
為替コヤジ:2016年10月30日に公開された記事を再編集しています。
FXではなく、株のトラリピで自動売買
トラリピと言えばFXのリピート系発注機能ですが、実は昨年の12月から株のトラリピがスタートしていることをご存知でしょうか?
当ブログでも一度紹介していますが、『株価指数CFDサイトリリース記念セミナー』に参加してM2J株価指数CFDの破壊力はFX以上だと実感したのでここで改めて紹介したいと思います。
なお、CFDの詳細については『株の自動売買!?にわかに人気の『トライオートETF』と『トラリピCFD』って一体何者?』で詳しく解説しているのでそちらをご覧下さい。
まず、株のトラリピと言ってもNTTドコモや日産自動車と言った個別銘柄を取引するのではなく、市場を代表する銘柄で構成される株価指数が対象となります。
投資の格言に「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。これは、特定の商品だけに投資するのではなく、複数の商品に投資を行いリスクを分散させた方が良いという銘柄分散の考え方で、多くの銘柄に投資をすることでリスクとリターンの関係が安定するという効果を持っています。
そして、株価指数を取引することは指数を構成する銘柄への分散投資と同等の効果を持つことになります。例えば日経225の場合、225種もの銘柄への分散投資効果があります。この効果を狙い特定のインデックスと連動した値動きを目指す投資手法はインデックス投資と呼ばれ、特に長期投資に向いているとされます。
日経225のほか、NYダウなど海外の株価指数も
M2J株価指数CFDの取引対象は、株式投資のような個別銘柄ではなく、市場を代表する銘柄で構成される株価指数です。 日本を代表する株価指数である「日経225」のほか、世界の主な株価指数である米国の「NYダウ」、ドイツの「DAX」、イギリスの「FTSE100」といった海外の株価指数を対象とした取引もできます。
株価指数 | 国 | 内容 |
日経225 | 日本 | 日本を代表する株価指数。 東証一部に上場している代表的な225銘柄で構成されている。ニュースなどでもおなじみの指数で、日本経済の動向を反映する重要な指標のひとつ。 |
NYダウ | 米国 | 世界で最も有名な株価指数。米国を代表する主要業種の代表的な優良企業30銘柄で構成されている。 |
DAX® | ドイツ | 世界第4位の経済大国、ドイツの株価指数。フランクフルト証券取引所の上場銘柄のうち、ドイツ企業の優良30銘柄からなる。化学、工業の比率が高く、輸出への依存度が高いのが特徴。 |
FTSE100 | イギリス | ロンドン証券取引所に上場する、時価総額の上位100銘柄で構成される株価指数。金融関連やメジャーと呼ばれる資源関連の銘柄数が多いのが特徴。 |
M2J株価指数CFDはいくら位の資金で始められるか?
M2J株価指数CFDでもFXと同じように少額の資金だけで、元本の何倍もの大きな金額を運用できます。
M2J株価指数CFDの最小単位(1枚)の取引は「株価指数×100円」となります。例えば、日経225証拠金取引の場合、提示されている価格が2万円なら200万円分の取引となります。
必要証拠金額が8万円の場合であれば、8万円の資金で株価指数×100円、つまり200万円分の取引を行うことができます。このケースのレバレッジは25倍という事になります。
もちろん、M2J株価指数CFDでもトラリピ運用試算表が用意されていますのでロスカットラインなどを算出することができるので安心です。
わずか5ヶ月で約55%の利益率
今年1月4日~6月1日に以下の条件でトラリピを使って日経225証拠金取引をした場合、どうなっていたでしょうか?
- レンジ:15,000~18,000円
- トラップ本数:7本
- トラップ値幅:500円
- 1回のリピートで狙う利益金額:50,000円
- 1本あたりの取引数量:1枚
- 売買方向:買い
この間、20回リピートし、1,021,075円の利益となっています。必要だった最低資金は必要証拠金658,000円+最大評価損-1,209,600円=1,867,600円なので1,021,075円÷1,867,600円でなんと約55%の利益率となります!
当然、バックテストの結果なのでいつもこんなに上手くいかないかもしれませんが、株のトラリピがFXのトラリピ以上の破壊力を持つことがお分かりいただけたのではないでしょうか?
トラリピCFDは配当相当額が受け取れる
トラリピCFDの最大の魅力は配当相当額が受け取れることです。配当相当額はFXでいうところのスワップポイントのようなもので、米国のNYダウなどを対象とする株価指数を買って保有することで、配当相当額を受け取ることができます。
買いポジションを保有している場合、株価指数の構成銘柄に配当があれば、その都度、株価指数ベースでの配当相当額が付与されます(売りポジションの場合は同額を支払います)。
金利相当額はポジションを翌取引日に持ち越すことで発生し、発生時点からポジションの評価額に加味されます。
M2J株価指数CFDの取引対象のうち、DAX®は配当込みの指数のため、配当相当額は発生しませんが、それ以外の3つの指数は年に何度も配当相当額が発生します。
配当相当額はレバレッジ1倍でもFTSE100なら年率4.1%となります。もちろんCFDもレバレッジをきかせることができるのでレバレッジをきかせた分だけ利率はよくなります。
この配当相当額を複利運用することで1億円を作ることも可能となります。詳しくは『トラリピCFD(M2J株価指数CFD)で1億円作る方法』をご覧下さい。
M2J株価指数CFD専用高機能ツール
M2J株価指数CFD専用取引ツールは、インストール型のリッチクライアントなので、操作性は抜群です。
このツールの魅力は、画面を自由にカスタマイズできること。レートパネルやレート一覧、チャート、ニュース、注文一覧、ポジション一覧などの情報を、すべて自分にとって使いやすい、好みの場所に配置できます。
また、カスタマイズした画面は、最大8つまで保存することができます。各画面にタブを付ける機能を利用すれば、タブを操作するだけで瞬時に画面を切り替えられます。
コメント