「株価指数の自動売買に興味はあるけれど、トライオートCFD・トライオートETF・トラリピCFDと似たサービスが多くて、どれを選べばいいのかわからない…」そんな悩みを抱えていませんか?
実はトライオートは、2026年7月18日の大型アップデートでトライオートETFをトライオートCFDに統合し、サービス内容が大きく変わりました。いまのトライオートCFDは、日経225やS&P500などの「株価指数CFD」と、TQQQや半導体ETF、カバードコールETFなどを取引できる「バラエティCFD」の2本立てです。
結論からお伝えすると、トライオートCFDは数千円程度の証拠金から世界の株価指数を自動売買でき、株価指数CFDならほぼ24時間取引できるため、忙しい会社員のほったらかし投資と相性抜群のサービスです。
この記事では、CFDの基礎知識からトライオートCFDの最新の取扱銘柄、必要証拠金、自動売買機能、メリット・デメリット、トラリピCFDとの違い、始め方までを、FX自動売買歴14年・運用額約5,000万円の私「為替コヤジ」が、公式情報をもとにわかりやすく解説します。
- そもそもCFDとは何か?FXとの違い
- トライオートCFDの仕組みと2026年7月リニューアルの変更点
- 株価指数CFD8銘柄・バラエティCFD41銘柄の特徴
- いくらから始められる?必要証拠金と取引時間
- セレクト・ビルダーなど自動売買機能の使い分け
- トライオートCFDのメリット・デメリット
- トライオートETF(統合前)・トラリピCFDとの違い
- 税金の扱いと口座開設から運用開始までの手順
トライオートCFDとは?世界の株価指数やETFを自動売買できるサービス

まずはトライオートCFDがどんなサービスなのか、全体像から押さえておきましょう。ここを理解しておくと、後半の銘柄選びや他社比較がぐっとわかりやすくなります。
トライオートCFDとは、インヴァスト証券が提供する店頭CFD取引サービスです。日経225やNYダウ、ナスダック100といった世界の株価指数に加えて、米国ETFなどを原資産とする銘柄を、自動売買でほったらかし運用できるのが最大の特徴です。
FXで人気の「トライオートFX」と同じアプリで取引でき、口座間の資金移動も即時・無料で行えます。FX自動売買の経験がある方なら、ほぼ同じ感覚で株価指数の自動売買を始められます。
そもそもCFDとは?FXとの違いをかんたん解説
トライオートCFDを理解するには、まず「CFD」という取引の仕組みを知っておく必要があります。難しそうに聞こえますが、FXを知っている方ならすぐに理解できます。
CFDとは「Contract For Difference」の略で、日本語では差金決済取引と呼ばれます。現物の株や指数そのものを受け渡すのではなく、買ったときと売ったときの差額(損益)だけをやり取りする取引です。
FXと同じように口座に証拠金を入れ、その何倍かのレバレッジをかけて取引します。トライオートCFDは、インヴァスト証券とお客様が直接取引する「店頭CFD(相対取引)」に分類されます。
FXとCFDの違いは、ひと言でいえば取引対象です。
| 項目 | FX | CFD |
|---|---|---|
| 取引対象 | 為替(通貨ペア)のみ | 株価指数・ETF・商品・個別株など幅広い |
| 仕組み | 差金決済・証拠金取引 | 差金決済・証拠金取引 |
| 保有中のコスト・収益 | スワップポイント | 金利・配当相当額(トライオートCFDの場合) |
| 個人の最大レバレッジ | 25倍 | 株価指数10倍/ETF等5倍(トライオートCFDの場合) |
つまり、FXは取引対象を為替に限定したCFDの一種と考えるとイメージしやすいです。FXの基本から知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

2026年7月のリニューアルでトライオートETFを統合
トライオートCFDを語るうえで外せないのが、2026年7月の大型アップデートです。以前から利用している方も、これから始める方も、ここは必ず押さえておいてください。
インヴァスト証券は2026年7月18日にトライオートの大型アップデートを実施し、トライオートETFをトライオートCFDにサービス統合しました。ETFを原資産とする銘柄は、トライオートCFDの「バラエティCFD」として提供されています。
あわせてCFDには14銘柄が追加され、内訳はカバードコール4銘柄、テーマ型4銘柄、レバレッジ型5銘柄、株価指数1銘柄(香港HS)です。FXも11通貨ペアが追加され、トライオート全体で合計25銘柄が増えました。
追加された銘柄はすべて自動売買にも対応しており、既製ルールを選ぶ「セレクト」でも、自分で作る「ビルダー」でも利用できます。
「株価指数CFD」と「バラエティCFD」の2本立て
リニューアル後のトライオートCFDは、性格の異なる2つの口座(商品)で構成されています。ここを混同すると証拠金や取引時間を勘違いしやすいので、違いを表で整理しておきます。
| 項目 | 株価指数CFD | バラエティCFD |
|---|---|---|
| 主な対象 | 世界の株価指数先物 | 米国ETF・国内ETF(旧トライオートETFの銘柄+新銘柄) |
| 銘柄数 | 8銘柄 | 41銘柄 |
| レバレッジ | 10倍(証拠金率10%) | 5倍(証拠金率20%) |
| 取引時間 | ほぼ24時間(平日) | 原市場の取引時間のみ(米国銘柄は日本の夜間) |
| 保有中の受け払い | 金利・配当相当額 | 金利調整額・分配相当額 |
| 取引手数料 | 0円 | 0円 |
※2026年10月18日時点のインヴァスト証券公式サイト「トライオートCFD 取引概要」をもとに作成
少額&ほぼ24時間の自動売買なら「株価指数CFD」、銘柄の多彩さや分配金狙いなら「バラエティCFD」と覚えておくと選びやすいです。
株価指数CFDの取扱銘柄は8種類

ここからは、トライオートCFDの中心ともいえる「株価指数CFD」を詳しく見ていきます。日本・米国・欧州・アジアの主要指数が揃っており、1つの口座で世界中に分散投資できるのが魅力です。
株価指数への投資は、その指数を構成する銘柄全体への分散投資と同じ効果があります。たとえば日本225なら225銘柄、米国S500なら約500銘柄にまとめて投資しているのと同じです。
| 銘柄名 | 原資産 | 特徴 |
|---|---|---|
| 日本225 | 日経225先物(CME) | 東証プライム市場の代表的な225銘柄で構成される日本の代表的な株価指数。構成銘柄の定期入替は原則年2回(4月・10月)。 |
| 米国D30 | NYダウ先物(CME) | 米国を代表する優良企業30銘柄で構成。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出し、定期入替はなく必要に応じて見直されます。 |
| 米国NQ100 | NASDAQ100先物(CME) | ナスダック上場の時価総額上位100銘柄(金融銘柄を除く)。ハイテク・IT企業の比重が高く、成長株の動向が色濃く反映されます。 |
| 米国S500 | S&P500先物(CME) | 米国の大型株約500銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数。米国株式市場全体の動きを最もよく表す代表指数です。 |
| 米国R2000 | ラッセル2000先物(CME) | 米国の中小型株約2,000銘柄で構成。米国内需や景気の影響を受けやすく、大型株指数とは違った値動きをします。 |
| ドイツ40 | ドイツDAX先物(EUREX) | フランクフルト証券取引所に上場する主要40銘柄。2021年9月に構成銘柄が30から40に拡大されました。 |
| イギリス100 | FTSE100先物(ICE) | ロンドン証券取引所の時価総額上位100銘柄。金融・資源・エネルギー関連の比重が高いのが特徴です。 |
| 香港HS(NEW) | 香港ハンセン先物(HKEX) | 2026年7月追加。テクノロジー・金融・消費・通信など、香港市場を代表する主要企業で構成されます。 |
特にラッセル2000・ドイツ40・香港HSは、競合のトラリピCFDでは取引できない珍しい指数です。日米だけに偏らず、欧州やアジアにも分散したい方にとっては大きな魅力になります。
取引時間はほぼ24時間!寝ている間も自動売買が稼働
株価指数CFDの大きな強みが、取引時間の長さです。株式市場の取引時間に縛られないので、日中は仕事、夜は寝ている会社員でも、自動売買が米国市場の値動きを逃さず捉えてくれます。
| 銘柄 | 米国サマータイム期間 | 通常期間 |
|---|---|---|
| 日本225・米国D30・米国NQ100・米国S500・米国R2000 | 7:10~翌5:40 | 8:10~翌6:40 |
| ドイツ40・イギリス100 | 通年 10:10~翌4:40 | |
| 香港HS | 通年 10:20~12:55、14:05~17:25、18:20~翌3:55 | |
※取引日は土日・元日を除く毎日。米国サマータイム期間は3月第2日曜~11月第1日曜。海外市場の祝日等で変更される場合があります。
日本の株価指数(日本225)も、東証が閉まっている夜間に取引できるのがCFDならではのポイントです。米国の経済指標や決算で日経平均が大きく動く場面でも、自動売買がしっかり反応してくれます。
いくらから始められる?必要証拠金の目安
「CFDって大きなお金が必要なんじゃないの?」と思われがちですが、トライオートCFDは最小0.1Lotから取引できるため、驚くほど少額から始められます。ここでは計算方法と目安を紹介します。
株価指数CFDの必要証拠金は、取引金額(時価評価額)の10%です。取引金額は「価格 × 1Lotあたりの数量 × 取引Lot数」で計算します(外貨建て銘柄は円換算)。
| 銘柄 | 1Lotあたりの数量 | 最小0.1Lotの取引金額 |
|---|---|---|
| 日本225 | 10 | 価格 × 1 |
| 米国D30・米国NQ100・ドイツ40・イギリス100 | 0.1 | 価格 × 0.01 |
| 米国S500・米国R2000・香港HS | 1 | 価格 × 0.1 |
たとえば日本225の場合、公式サイトでは最小取引単位の必要証拠金が6,895円(2026年7月9日時点)と紹介されています。また、仮に米国D30が45,000ドル、米ドル円が150円とすると、0.1Lotの取引金額は450ドル(約67,500円)で、必要証拠金はその10%の約6,750円です。
ただし、必要証拠金ギリギリで始めるのは絶対にNGです。自動売買では複数のポジションを同時に持つことになるため、相場が逆行したときに耐えられるよう、必要証拠金の何倍もの余裕資金を入れておくことが大切です。資金の目安は後ほど「デメリット・注意点」で詳しく解説します。
バラエティCFDの取扱銘柄は41種類(旧トライオートETF)

次に、旧トライオートETFの銘柄を引き継いだ「バラエティCFD」を見ていきましょう。株価指数CFDにはない個性的な銘柄が揃っており、投資の幅をぐっと広げてくれます。
バラエティCFDは、レバレッジ型・カバードコール型・テーマ型・セクター・コモディティ・債券・国内ETFまで、41銘柄を取り扱っています。レバレッジは5倍(証拠金率20%)で、自動売買は最小1口(TOPIX連動ETF・日経225ETFは10口)から発注できます。
レバレッジ型ETF:値動きの大きさを自動売買で味方に
レバレッジ型ETFは、対象指数の1日の値動きの2倍・3倍を目指す銘柄です。値動きが激しいぶん、上下動を繰り返し利益に変える自動売買と組み合わせやすい特徴があります。
| 銘柄名 | ティッカー | 内容 |
|---|---|---|
| ナスダック100トリプル | TQQQ | ナスダック100の日次変動率の3倍を目指す |
| S&P500ダブル | SSO | S&P500の日次変動率の2倍を目指す |
| 半導体トリプル(NEW) | SOXL | 米国半導体株指数の日次変動率の3倍を目指す |
| 金融株トリプル | FAS | 米国金融株指数の日次変動率の3倍を目指す |
| 米国債トリプル/トリプルベア(NEW) | TMF/TMV | 20年超米国債の日次変動率の3倍/マイナス3倍を目指す |
| 金ダブル/銀ダブル(NEW) | UGL/AGQ | 金・銀価格の日次変動率の2倍を目指す |
私自身、旧トライオートETFでナスダック100トリプル(TQQQ)のトラリピ運用を2020年8月から続け、2025年8月に全ポジションを決済して約83万円の利益で終えました。ただし、途中で大きな含み損を抱えた時期もあり、レバレッジ型は資金管理が何より大切だと身をもって学びました。実際の運用記録は以下の記事で公開しています。

カバードコール型:CFDで「分配金」を受け取る新スタイル
2026年7月のリニューアルで注目を集めているのが、カバードコール型ETFの追加です。値上がり益だけでなく、定期的な分配金(分配相当額)を受け取れるため、スワップ投資が好きな方にも刺さる銘柄群です。
- NYダウ カバコ毎月分配(DJIA):NYダウ構成銘柄+カバードコール戦略
- ナスダック カバコ毎月分配(JEPQ):ナスダック株+オプション戦略でインカムを狙う
- 半導体 カバコ毎週分配(CHPY):半導体関連株+カバードコールで毎週分配
- 金鉱株 カバコ毎週分配(GDXY):金鉱株+カバードコールで毎週分配
買いポジションを権利確定日をまたいで保有していると分配相当額を受け取れます(現地の税引き後の金額)。ただし、カバードコール4銘柄は新規の売り注文ができない点、分配があってもその分価格が下落したり、金利調整額の支払いが発生したりする点には注意が必要です。
毎月・毎週お金が入ってくる仕組みづくりに興味がある方は、キャッシュフロー投資全般を比較したこちらの記事もおすすめです。

テーマ型・セクター・コモディティ・債券・国内ETF
バラエティCFDには、特定のテーマや業種、資産クラスに絞って投資できるETFも数多く揃っています。ポートフォリオの「スパイス」として活用したい銘柄群です。
| 分類 | 主な銘柄(ティッカー) |
|---|---|
| テーマ型 | 半導体(SMH)、金鉱株(GDX)、量子コンピュータ(QTUM)、航空宇宙&防衛(ITA)、破壊的イノベーション(ARKK) |
| 米国セクター | エネルギー(XLE)、金融(XLF)、資本財(XLI)、テクノロジー(XLK)、生活必需品(XLP)、公益事業(XLU)、一般消費財(XLY) |
| コモディティ | SPDRゴールド(GLD)、シルバー(SLV)、原油ETF(USO) |
| 株価指数ETF | ナスダック100(QQQ)、S&P500ETF(SPY)、小型株(IWM)、大型株バリュー株(IWD)、MSCIワールド(ACWI)、中国代表株50(FXI)、EU大型株ヘッジ(HEDJ)、バンガード新興国株(VWO) |
| 債券 | 高利回り社債(HYG)、投資適格社債(LQD) |
| 国内ETF | TOPIX連動ETF(1306)、日経225ETF(1321)、日経Wインバ(1357)、日経レバ(1570) |
ゴールドや債券など、株式とは異なる値動きをする資産を自動売買できるのは、トライオートCFDならではの強みです。資産を分散させる考え方については、以下の記事で詳しく解説しています。

バラエティCFDを使う前に知っておきたい注意点
魅力的な銘柄が揃うバラエティCFDですが、株価指数CFDとはルールが異なる部分があります。始める前に以下の3点は必ず確認しておきましょう。
- 取引時間が限られる:米国銘柄は日本時間22:35~翌4:55(サマータイム期間)/23:35~翌5:55(通常期間)、日本銘柄は9:05~11:25・12:35~15:20のみです。
- レバレッジは5倍:株価指数CFD(10倍)より必要証拠金が多くなります。
- 新規売りできない銘柄がある:日経レバ・日経Wインバ・ARKK・カバードコール4銘柄は新規の売り注文ができません。
旧トライオートETFの銘柄解説や運用資金の目安は、こちらの記事でさらに詳しくまとめています。

トライオートCFDの自動売買機能|初心者は「選ぶだけ」でOK

トライオートCFD最大の魅力は、なんといっても自動売買機能の充実ぶりです。設定に自信がない初心者から、自分でルールを作り込みたい上級者まで、レベルに合わせて使い分けられます。
セレクト:プロが作った自動売買を選ぶだけ
「何をどう設定すればいいかわからない」という方に最適なのが、既製の自動売買ルールから選んで始める「セレクト」です。
公式サイトでは、①ランキングから選ぶ → ②資金に合わせて数量を変更 → ③取引スタートの3ステップで自動売買を始められると紹介されています。インヴァスト証券などが用意したルールを使えるので、相場分析が苦手な初心者でも今日から自動売買デビューできるのが大きなメリットです。
いくつかの質問に答えるとおすすめのルールを提案してくれる「オートセレクト」も用意されており、2026年7月のアップデートでは機能改善も行われました。
ビルダー:自分だけの自動売買ルールを作る
慣れてきたら、自分の相場観を反映したオリジナルルールを作れる「ビルダー」に挑戦してみましょう。プログラミングの知識は一切不要です。
ビルダーでは、注文を出す価格帯(レンジ)、注文の間隔、利益確定幅、損切り幅などを自由に設定できます。作成したルールは運用前にシミュレーションで確認できるため、ロスカットされにくい設定かどうかを事前にチェックできます。
トライオートにはほかにも、相場予想の線をチャートに描くだけでルールを提案してくれる「チャートメイク」や、移動平均線などのテクニカル指標を使う「テクニカルビルダー」といった機能もあります(銘柄によって利用できる機能が異なる場合があるため、詳細は公式サイトでご確認ください)。
為替コヤジ流|ほったらかしに向く自動売買の考え方
ここでは、私が14年間の自動売買経験から大切にしている考え方を紹介します。特定の設定を推奨するものではありませんが、ルール選びの判断軸として参考にしてください。
- 長期で右肩上がりの指数は「買いのみ」が基本:米国S500や米国D30のように長期的に成長してきた指数は、下がったら買い・上がったら利確を繰り返すシンプルな戦略と相性が良いです。
- 過去の最大下落に耐えられる資金を入れる:株価指数はコロナショックのような局面で、高値から3~4割下落したこともあります。レンジ上限からその程度下落してもロスカットされない資金量を目安にしましょう。
- 地域や時間帯を分散する:日本・米国・欧州・香港は取引が活発な時間帯がずれるため、組み合わせることで収益機会を平準化しやすくなります。
- レバレッジ型は「サテライト枠」で少額に:TQQQやSOXLは魅力的ですが、資産の中心ではなく一部にとどめるのが安全です。
手間をかけずに資産を増やす「ほったらかし投資」の全体像は、以下の記事で詳しくまとめています。

トライオートCFDのメリット5つ

ここまでの内容を踏まえて、トライオートCFDのメリットを整理します。私が「ほったらかし投資に向いている」と考える理由がここに詰まっています。
メリット①少額から世界の株価指数に投資できる
株価指数CFDはレバレッジ10倍、最小0.1Lotから取引できるため、日本225なら数千円程度の証拠金で取引できます。まずは少額で試して、慣れてから資金を増やせるのは初心者にとって大きな安心材料です。
メリット②株価指数CFDはほぼ24時間取引できる
平日はほぼ24時間取引できるため、日本時間の夜に動く米国市場の値動きも逃しません。仕事中も寝ている間も、自動売買があなたの代わりに売買を繰り返してくれます。
メリット③株価指数8銘柄+バラエティ41銘柄の豊富なラインナップ
リニューアルで合計49銘柄になり、株価指数だけでなく、レバレッジ型・カバードコール・ゴールド・債券まで1つの口座で自動売買できます。ここまで幅広い銘柄を自動売買できるサービスは国内でも貴重です。
メリット④取引手数料・口座管理費・出金手数料が無料
取引手数料は0円で、口座開設・口座管理費も無料です。即時入金サービスを使えば入金手数料もかからず、出金時の振込手数料もインヴァスト証券が負担してくれます。実質的なコストはスプレッドと金利関連の調整額です。
メリット⑤FXと同じアプリで一元管理できる
トライオートFXと同じアプリでCFDも取引でき、口座間の資金振替は即時・無料です。FXのスワップ運用とCFDの自動売買を組み合わせるなど、柔軟な資金配分ができます。預かった証拠金は三井住友銀行への信託で分別管理されている点も安心材料です。
トライオートFXについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

トライオートCFDのデメリット・注意点4つ

メリットばかりではなく、デメリットやリスクもきちんと理解しておくことが、長く安全に運用を続けるコツです。始める前に必ず目を通しておいてください。
デメリット①レバレッジ取引なのでロスカットのリスクがある
トライオートCFDでは、有効比率(有効証拠金÷必要証拠金)が150%以下でプレアラート、120%以下でアラートメールが届き、100%以下になるとすべての建玉が強制決済(ロスカット)されます。急変時には証拠金以上の損失が出る可能性もあるため、余裕を持った資金管理が欠かせません。
デメリット②保有中は金利相当額の支払いが発生する
株価指数CFDでは、取引終了時刻をまたいで建玉を保有すると金利相当額の支払いが発生します(金曜は3日分)。買いポジションなら構成銘柄の配当に応じた配当相当額を受け取れますが、合計がマイナスになる期間も多いため、長期保有ほどコストを意識する必要があります。最新の金額は公式の「金利配当相当額カレンダー」で確認できます。
デメリット③バラエティCFDは取引時間が限られレバレッジも5倍
バラエティCFDは原市場の取引時間しか取引できず、必要証拠金も株価指数CFDの2倍(証拠金率20%)です。米国ETFの値動きは主に日本の深夜に起こるため、取引時間外に大きく価格が飛ぶ「窓開け」にも注意しましょう。
デメリット④NISA対象外で、税金は申告分離課税
CFDはNISAの対象外です。利益には一律20.315%の税金がかかり、確定申告が必要になります。非課税で長期投資したい資金は新NISA、自動売買で積極的に増やしたい資金はトライオートCFD、というように役割分担するのがおすすめです。新NISAについては以下の記事を参考にしてください。

トライオートCFDとトラリピCFDの違いを比較

株価指数の自動売買サービスとしてよく比較されるのが、マネースクエアの「トラリピCFD」です。どちらも魅力的なサービスなので、違いを理解して自分に合う方を選びましょう。
| 項目 | トライオートCFD | トラリピCFD |
|---|---|---|
| 運営会社 | インヴァスト証券 | マネースクエア |
| 取引形態 | 店頭CFD | 店頭CFD |
| 銘柄数 | 株価指数8銘柄+バラエティCFD41銘柄 | 株価指数5銘柄 |
| レバレッジ | 株価指数10倍/バラエティ5倍 | 10倍 |
| 取引手数料 | 0円 | 0円 |
| 決済期限 | なし | なし |
| 自動売買 | セレクト(既製ルール)+ビルダー(自作) | トラリピ(決済トレールなど独自機能) |
| FXとの連携 | 同じアプリで取引・資金振替は即時 | 同じ総合口座・同じアプリで管理 |
※各社公式サイトおよび当ブログの調査をもとに作成(2026年10月時点)
株価指数の取扱銘柄を並べると、違いがよりはっきりします。
| 株価指数 | トライオートCFD | トラリピCFD |
|---|---|---|
| 日経225 | 〇 | 〇 |
| NYダウ | 〇 | 〇 |
| NASDAQ100 | 〇 | 〇 |
| S&P500 | 〇 | 〇 |
| FTSE100 | 〇 | 〇 |
| ラッセル2000 | 〇 | - |
| ドイツDAX | 〇 | - |
| 香港ハンセン | 〇 | - |
以前は「トライオートCFDは1Lotの取引単位が大きい」と言われることもありましたが、現在は最小0.1Lotから取引できるため、日本225やNYダウの最小取引単位はトラリピCFDとほぼ同じ水準です。
トライオートCFDとトラリピCFD、どっちを選ぶ?
結局どちらを選べばいいのか迷う方のために、タイプ別のおすすめをまとめました。
トライオートCFDが向いている人
- 設定を自分で考えるのが不安で、既製ルールを「選ぶだけ」で始めたい人
- ラッセル2000・ドイツ40・香港HSなど幅広い指数に分散したい人
- TQQQやSOXL、カバードコール、ゴールドなども自動売買したい人
トラリピCFDが向いている人
- すでにFXのトラリピを使っていて、同じ口座・同じ操作感で株価指数も運用したい人
- 日米英の主要5指数だけで十分な人
もちろん、両方の口座を開設して比較しながら使い分けるのもアリです。トラリピCFDの詳細やおすすめ設定は、こちらの記事で解説しています。

FX・ETF・仮想通貨まで含めた自動売買サービス全体の比較は、以下のランキング記事が参考になります。

トライオートETFとの違いは?統合で何が変わったのか

「トライオートETFとトライオートCFDはどっちがいいの?」という疑問を持つ方も多いと思います。結論からいえば、現在は両者を比べて選ぶ必要はありません。
前述のとおり、トライオートETFは2026年7月にトライオートCFDへ統合され、ETFを原資産とする銘柄は「トライオートCFD(バラエティ)」として取引されています。つまり、現在トライオートで株価指数もETFも自動売買したい場合は、トライオートCFDの口座を開設すればOKです。
| 項目 | 統合前 | 統合後(2026年7月~) |
|---|---|---|
| 株価指数 | トライオートCFD(7銘柄) | トライオートCFD(株価指数)8銘柄 |
| ETF | トライオートETF | トライオートCFD(バラエティ)41銘柄 |
| 新規口座開設 | サービスごと | トライオートCFDに一本化 |
なお、株価指数とETFを同じ指数で比べると、たとえばナスダック100の場合、株価指数CFD(米国NQ100:レバレッジ10倍)のほうがバラエティCFD(QQQ:レバレッジ5倍)より少ない証拠金で同じ金額を取引できます。同じ指数に投資するなら、資金効率では株価指数CFDが有利です。
ETFとCFDの基本的な違いをもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

トライオートCFDの税金|FXと損益通算できる

利益が出たときの税金についても、事前に理解しておきましょう。仕組みを知っておけば、確定申告の際に慌てずに済みます。
トライオートCFDの利益は「先物取引に係る雑所得等」として申告分離課税(一律20.315%)の対象です。内訳は所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%です。
課税対象となる利益は「売買差損益 ± 金利・配当相当額(バラエティCFDは分配相当額・金利調整額) - 必要経費」で計算されます。1月1日から12月31日までに確定した損益が、その年の課税対象です。
- FX(店頭・取引所)や日経225先物などと損益通算できる
- 確定申告をすれば損失を翌年以降3年間繰り越せる
- 会社員でも、年間の利益が20万円を超えるなどの場合は確定申告が必要
なお、バラエティCFDの分配相当額は、決済・未決済にかかわらず課税対象になる点に注意してください。詳しくは税理士や最寄りの税務署にご確認ください。
トライオートCFDの始め方|口座開設から運用開始まで4ステップ

「やってみたい!」と思った方のために、口座開設から自動売買スタートまでの流れを紹介します。スマホだけで完結し、最短当日から取引を始められます。
ステップ①口座開設を申し込む
インヴァスト証券の公式サイトから、氏名・住所などの基本情報を入力して申し込みます。口座開設費・口座管理費は無料です。
ステップ②本人確認書類を提出する
マイナンバーと本人確認書類を用意し、スマホで提出します。審査が完了すれば、最短当日で取引を始められます。
ステップ③証拠金を入金する
三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・楽天銀行・PayPay銀行・ドコモSMTBネット銀行・ゆうちょ銀行の7行に対応した即時入金を使えば、手数料無料でほぼリアルタイムに入金できます。入金先(株価指数/バラエティ)を間違えないように注意しましょう。口座間の振替は即時・無料です。
ステップ④セレクトまたはビルダーで自動売買をスタート
初めての方は、まずセレクトのランキングから気になるルールを選び、資金に合わせて数量を調整して稼働させてみましょう。最初は少額・少数量でスタートし、値動きやロスカットラインに慣れてから資金を増やすのが失敗しないコツです。
なお、インヴァスト証券では時期によって新規口座開設キャンペーンを実施しています。最新のお得情報は以下の記事でまとめているので、口座開設前にチェックしておくと取りこぼしがありません。

株価指数の自動売買には、ループ株365(株価指数の自動売買)という選択肢もあります。
トライオートCFDのよくある質問

最後に、トライオートCFDについて読者の方からよくいただく質問にお答えします。疑問を解消してから始めたい方はぜひ参考にしてください。
Q. トライオートCFDはいくらから始められますか?
株価指数CFDは最小0.1Lotから取引でき、日本225なら数千円程度の証拠金から取引可能です(公式サイトでは2026年7月9日時点で6,895円と紹介)。ただし自動売買で複数のポジションを持つことを考えると、実際の運用資金は最低でも数十万円程度を目安に、シミュレーションで余裕を確認してから始めるのがおすすめです。
Q. 土日も取引できますか?
土日は取引できません。株価指数CFDは平日ほぼ24時間取引できますが、土曜早朝から月曜朝までは取引がお休みです。週明けは金曜終値から価格が大きく離れて始まることもあるため注意しましょう。
Q. トライオートETFの口座はまだ使えますか?
トライオートETFは2026年7月にトライオートCFDへ統合され、ETF銘柄は「トライオートCFD(バラエティ)」として取引されています。これから始める方は、トライオートCFDの口座を開設すれば株価指数もETFも自動売買できます。
Q. 損失が証拠金以上になることはありますか?
あります。ロスカットは有効比率100%以下で執行されますが、判定は一定間隔で行われるため、相場が急変すると証拠金を超える損失が発生する可能性があります。これを避けるには、レバレッジを抑えて有効比率を高く保つことが大切です。
Q. 自動売買なら放っておいても必ず儲かりますか?
残念ながら、必ず儲かる投資はありません。自動売買は相場が上下する局面で強みを発揮しますが、一方向に大きく下落し続けると含み損が膨らみます。私も過去に撤退したサービスがあり、その失敗談も含めて運用実績を公開しています。

まとめ|トライオートCFDは少額から始める「世界分散の自動売買」

本記事では、トライオートCFDの仕組みから取扱銘柄、自動売買機能、メリット・デメリット、トラリピCFDやトライオートETFとの違い、始め方までを解説しました。最後にポイントを振り返ります。
- トライオートCFDはインヴァスト証券の店頭CFDで、2026年7月にトライオートETFを統合
- 株価指数CFD8銘柄(レバレッジ10倍・ほぼ24時間)とバラエティCFD41銘柄(レバレッジ5倍)の2本立て
- 最小0.1Lotから取引でき、数千円程度の証拠金から世界の株価指数に投資できる
- セレクトなら既製ルールを選ぶだけで、初心者でもすぐに自動売買を始められる
- 取引手数料・口座管理費・出金手数料は無料、FXと同じアプリで一元管理できる
- ロスカットや金利相当額のコストがあるため、余裕を持った資金管理が必須
日本・米国・欧州・アジアの株価指数に、少額から自動売買で分散投資できるトライオートCFDは、忙しくて相場に張り付けない会社員にこそおすすめしたいサービスです。新NISAで長期のコア資産を積み立てつつ、サテライト枠としてトライオートCFDを組み合わせれば、資産形成の選択肢がぐっと広がります。
ほったらかし投資のポートフォリオの組み方は、以下の記事で詳しく紹介しています。

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