
FTX Japanのクオンツゾーンを使って仮想通貨の自動積立をやる方法が知りたい。
そんな悩みにお答えします。

この記事は、ほったらかし投資歴10年の為替コヤジ()が書いています。かなりの古株です。
これまで試行錯誤を重ねながら40種類以上のほったらかし投資を検証してきましたが、現在は厳選9種のほったらかし投資で月に20万円から40万円ほど稼いでいます。
- FTX Japanのクオンツゾーンとは?
- クオンツゾーンで仮想通貨の自動積立をやるメリットと注意点
- クオンツゾーンで仮想通貨の自動積立を実現する設定方法
- FTX Japanの口座開設方法
クオンツゾーンで仮想通貨の自動積立を実現する方法はびっくりするほど簡単です。これで購入コストを抑えられるならやらない理由はありません!
なお、FTX Japanの口座開設がまだの方は下記公式サイトから先に口座開設を済ませておきましょう。
FTX Japanとは?
FTX Japanは、大手海外取引所のFTXが日本向けに提供している仮想通貨取引所です。
2022年2月にLiquid by Quoineを運営していたLiquid Groupを買収し、 FTX Japan株式会社として日本の第一種金融商品取引業免許を保有する暗号資産交換業者となりました。
2019年に設立されたグローバル版「FTX.com」の現物市場は近年急成長を遂げており、一日の取引量は約3,000億円でBinanceに次ぐ2位(2022年7月22日時点)となっています。

FTX Japanは現在、FTX Japanの他にLiquid by FTX(旧Liquid by Quoine)も運営していますが、Liquid by FTXの新規登録受付は停止中となっており、FTX Japanに一本化されるようです。
クオンツゾーンとは?
クオンツゾーン(QuantZone)とは、何を行うかを決める「アクション」と、いつ行うのかを決める「トリガー」から成り立つ「ルール」を決め、その「ルール」を自動で繰り返してくれるサービスです。
例えば、毎日9時にビットコインを1,000円分購入するルールを例にとると以下のようになります。
- アクション=1,000円分のビットコインを購入する
- トリガー=毎日9時になったら
クオンツゾーンはこのルールを自動で繰り返してくれます。
ルールを作るのはとても簡単でプログラミングの知識は一切不要です。

具体的な設定方法はこのあと詳細に解説するので安心してください。
クオンツゾーンで仮想通貨の自動積立をするメリット
仮想通貨の自動積立はCoincheckやbitFlyerなど多くの仮想通貨取引所でも行うことができます。
実際、私もCoincheckつみたてを使っていました。
ただ、仮想通貨取引所で行われる自動積立は販売所取引となっています。
そのため、購入するたびに3~6%くらいのスプレッドが実質手数料として徴収されています。
毎日手動で積み立てるのは面倒なので数%の手数料なら仕方ないかなと思っていましたが、これをほぼゼロにできるならやらない手はありません。
クオンツゾーンで作ったルールはFTX Japanの取引所で実行されるのでコストを最小限にすることができます。
クオンツゾーンで仮想通貨の自動積立をする際の注意点
クオンツゾーンを使って仮想通貨の自動積立をする際にひつとだけ注意することがあります。
まず、FTX Japanの取引所(現物取引)の最低取引数量と最小取引単位は以下のようになっています。
通貨 | 最低取引数量 | 最小取引単位 |
ビットコイン | 0.0001 BTC | 0.0001 BTC |
イーサリアム | 0.001 ETH | 0.001 ETH |
リップル | 1 XRP | 1 XRP |
そのため、ビットコインを500円分きっかり購入するような発注はできません。
購入できるのは「最小取引単位 × n(個)」になります。
- 200円で発注 → 購入できない
- 500円で発注 → 0.0001 BTC(300円)購入
- 1,000円で発注 → 0.0003 BTC(900円)購入
クオンツゾーンの自動積立ルールの設定方法
いよいよ本題です。具体的なクオンツゾーンの設定について詳しく解説します。
大まかな手順は以下の通りです。
- サブアカウントの作成
- 入金
- ルールの作成
- ルールの有効化
1. サブアカウントの作成
まずはサブアカウントを作成します。
なぜ、サブアカウントを作成するかというと管理がしやすいからです。
サブアカウントでクオンツゾーンを稼働させて仮想通貨を購入し、その後、メインアカウントに仮想通貨を移動させてステーキングさせます。
メインアカウントとサブアカウントで取引履歴を分けることができるので後々税金の計算をする際に分かりやすくなります。
①上部の「ウォレット」をクリック
②「+」をクリック
③「新しいサブアカウントを作成する」というウインドウが立ち上がるので任意のサブアカウント名(例:ビットコイン積立用)を入力し、「サブアカウントを作成」をクリック
2. 入金
続いて日本円を入金します。
①上部の「ウォレット」をクリック
②「法定通貨」をクリック
③日本円(JPY)の「入金」をクリック
④画面が変わるので「銀行振込」をクリック
⑤PayPay銀行の振込口座が表示されるので自分の口座から入金します。
3. ルールの作成
①上部の「田」をクリックし、クオンツゾーンを選択
②「+新しいルールを作成する」をクリック
③「ルール名」を入力します。日本語でOKです。私は「BTC積立」としました。
④トリガーの「条件」に下記の値を入力します。この時間にアクションが実行されます。
これはUTC(協定世界時)12:00という意味です。JST(日本標準時)との時差は+9時間なのでUTC12:00=JST21:00となります。好きな時間を設定してください。
まずは1つ目のアクションを設定します。
⑤タイプは「カスタム注文の発注」を選択
⑥注文タイプは「成行注文」を選択
⑦買 / 売は「買い」を選択
⑧マーケットは「BTC/JPY」を選択
⑨注文サイズに下記の値を入力します。
これは500円で買える分のビットコインを意味しています。好きな金額を設定してください。

ビットコインが300万円のとき、500円を指定すると0.0001BTC、600円を指定すると0.0001BTC購入できます。
⑩「アクションの追加」をクリック
続いて2つ目のアクションを設定します。
⑪タイプは「ルールを一時停止」を選択
⑫ルールは「現在のルール」を選択
⑬時間は「1」を入力
⑭ユニットは「時間」を選択
こうすることで1つ目のアクションが1時間の間、停止するので次に起動したときにはJST22:00になっているので次に動くのは翌日のJST21:00ということになります。
私は1時間停止させましたが、5分でも構いません。
⑮「下書きを保存」をクリックして終了です。
4. ルールの有効化
サブアカウントでクオンツゾーンのトップページに戻ると作成されたルールが表示されているのでルール名をクリックし、「ルールを有効にする」をクリックするとトリガー時刻から自動積立が開始されます。
FTX Japanの始め方・口座開設方法
FTX Japanの口座開設方法を解説します。
STEP①:アカウント作成
まずは下記バナーから公式サイトに移動します。
メールアドレス、パスワードを入力します。
STEP②:本人情報入力
氏名、生年月日、性別を入力し、確認事項にチェックを入れます。
携帯番号を入力し、「コードを送信する」をクリックすと、SMSで確認コードが届くので届いたコードを入力します。
その後、住所を入力し、財務情報・投資経験を入力します。
STEP③:本人確認書類提出
画面上にQRコードが表示されるので、スマホで読み取って指示に従って本人確認書類を提出します。
本人確認書類と容姿の撮影が終わったら、本人確認の手続きは完了です。
まとめ
FTX Japanのクオンツゾーンを使えば、おそらく最安コストで仮想通貨の自動積立ができます。
積み立てた仮想通貨はメインアカウントでステーキングすれば、国内最高の年利8%で増やすことができます。
1万米ドルを超えると年利5%に下がってしまうので、ビットコインとイーサリアムはBitLendingに送金すればまた年利8%で増やすことができます。
クオンツゾーンに興味を持たれた方は、是非、アカウント開設を検討してみて下さい。
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サービス | 概要 |
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トラリピ、トライオートETF、代用FXで得た利益はレバナス購入資金に充て、BTCトラリピで得た利益は仮想通貨積立資金に充てます。
- トラリピ、トライオートETF、代用FXで得た利益 ⇒ レバナス購入資金
- BTCトラリピで得た利益 ⇒ 仮想通貨積立資金

ユーロ/ズロチは資金が少ないので当面の間は再投資します。
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