「Zaif(ザイフ)ってハッキング事件があった取引所だよね?今も使って大丈夫?」
「Zaifならではのサービスがあるなら知りたい」
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
Zaifは2014年から続く国内でも老舗の暗号資産(仮想通貨)取引所です。2018年のハッキング事件のイメージが強い一方で、運営会社の変遷を経た現在は、1,000円から始められるコイン積立、保有するだけのステーキング、ほったらかしで回る自動売買、ビットコインやイーサリアムが貯まるクレジットカードなど、「コツコツ型」の投資家にうれしいサービスをそろえています。
この記事では、FX投資歴15年・仮想通貨投資歴7年、ほったらかし投資で約5,000万円を運用している為替コヤジが、Zaifの特徴・手数料・評判からメリット・デメリット、口座開設の手順まで、2026年10月時点の最新情報をもとに本音で解説します。
- Zaif(ザイフ)の基本情報と運営会社の最新状況
- 取扱銘柄24種類と手数料の全体像
- コイン積立・ステーキング・自動売買・Zaifカードの仕組み
- Zaifの5つのメリットと4つのデメリット
- 良い評判・悪い評判から見えるZaifの実像
- Zaifがおすすめな人・おすすめしない人
- マイナンバーカード必須となった口座開設の手順
結論から言うと、Zaifは「短期売買で稼ぎたい人」より「少額積立とステーキングで長期的に増やしたい人」に向いた取引所です。メイン口座というより、他社と組み合わせるサブ口座として使うと真価を発揮します。
なお、自分に最適な取引所を比較して選びたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

Zaif(ザイフ)とは?基本情報と2026年の最新状況

まずはZaifがどんな取引所なのか、基本情報から押さえておきましょう。Zaifを語るうえで外せないのが「運営会社の変遷」です。ハッキング事件後、運営会社は何度も変わってきましたが、暗号資産交換業の登録自体は継続しており、金融庁に登録された正規の交換業者として営業しています。ここでは会社概要と歴史、取扱銘柄、手数料、サービス内容を順番に解説します。
Zaifの会社概要
Zaifを運営しているのは株式会社Zaifです。2021年11月から「株式会社カイカエクスチェンジ」という社名でしたが、現在は再び「株式会社Zaif」の商号に戻っています。親会社は東証スタンダード上場の株式会社JNグループ(旧:株式会社ネクスグループ)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Zaif(ザイフ) |
| 運営会社 | 株式会社Zaif |
| 設立 | 2016年4月12日 |
| 資本金 | 52,945,000円(2025年10月8日時点) |
| 所在地 | 東京都港区南青山5-11-9 |
| 株主 | 株式会社JNグループ |
| 登録番号 | 近畿財務局長 第00001号(暗号資産交換業) |
| 加入協会 | 一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会 |
| 取扱銘柄数 | 24銘柄(2026年10月時点) |
※出典:Zaif 会社概要
Zaifの歴史|ハッキング事件から現在まで
Zaifの歴史を知ると、「なぜ評判が分かれるのか」がよくわかります。主な出来事を時系列でまとめました。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2014年 | テックビューロ株式会社がZaifの運営を開始 |
| 2018年9月 | 外部からの不正アクセスにより約70億円相当(BTC・BCH・MONA)が流出 |
| 2018年11月 | 株式会社フィスコ仮想通貨取引所へ事業譲渡 |
| 2020年11月 | フィスコ仮想通貨取引所が「株式会社Zaif」に商号変更 |
| 2021年11月 | CAICAグループ入りに伴い「株式会社カイカエクスチェンジ」に商号変更 |
| 2023年7月 | 暗号資産FX(レバレッジ取引)を終了 |
| 2023年10月 | 株式会社クシムのグループ会社に |
| 2025年 | 株式会社ネクスグループ(現:JNグループ)の傘下に入り、同年7月に同社の完全子会社化を決議 |
| 2026年8月 | 休止中だった信用取引を正式に廃止 |
| 2026年10月 | 新規口座開設の本人確認をマイナンバーカードのICチップ読み取りに一本化 |
2018年の流出事件では、事業を譲り受けたフィスコ仮想通貨取引所が流出した顧客資産の補償を進め、ビットコインとビットコインキャッシュは現物で、モナコインは一部日本円で補償されました。

運営会社がコロコロ変わっているのは事実です。ただ、交換業の登録番号「近畿財務局長 第00001号」はずっと引き継がれていて、取引所としてのサービスは途切れずに続いています。
取扱銘柄|Zaifでしか買えない国産トークンも
Zaifの取扱銘柄は2026年10月時点で24種類です。ビットコインやイーサリアムといった主要銘柄に加え、モナコイン(MONA)やネム(XEM)・シンボル(XYM)、金・銀・プラチナに連動するジパングコイン系、フィスココイン(FSCC)やカイカコイン(CICC)など、他の国内取引所ではほとんど扱っていない個性派銘柄が多いのが特徴です。
| 銘柄 | 取引所(Orderbook trading) | コイン積立 | ステーキング |
|---|---|---|---|
| ビットコイン(BTC) | ● | ● | |
| イーサリアム(ETH) | ● | ● | ● |
| シンボル(XYM) | ● | ● | ● |
| ネム(XEM) | ● | ● | |
| ジパングコイン(ZPG) | ● | ||
| ジパングコインシルバー(ZPGAG) | ● | ||
| ジパングコインプラチナ(ZPGPT) | ● | ||
| フィスココイン(FSCC) | ● | ● | |
| カイカコイン(CICC) | ● | ● | |
| ネクスコイン(NCXC) | ● | ● | |
| ビットコインキャッシュ(BCH) | ● | ||
| モナコイン(MONA) | ● | ||
| トロン(TRX) | ● | ||
| ポリゴン(POL ※旧MATIC) | ● | ||
| カイア(KAIA ※旧KLAY) | ● | ||
| ボラ(BORA) | ● | ||
| スケブコイン(SKEB) | ● | ||
| スナップイットトークン(SNPT) | ● | ||
| ジェーオーシーコイン(JOC) | ● | ||
| コスプレトークン(COT) | ● | ||
| ザイフ(ZAIF) | ● | ||
| コムサ(CMS:XEM) | ● | ||
| コムサ(CMS:ETH) | ● | ||
| カウンターパーティー(XCP) | ● |
※出典:Zaif 取り扱う暗号資産の概要、手数料一覧、コイン積立。かんたん売買(販売所)の対応銘柄は公式サイトでご確認ください。
また、2026年9月には「データ・エコノミーコイン(DEC)」の新規取扱いに向けた準備開始が発表されており、今後も独自色の強い銘柄が増える可能性があります。
一方で、エックスアールピー(XRP)、ソラナ(SOL)、ドージコイン(DOGE)といった人気アルトコインは扱っていません。仮想通貨そのものの仕組みや主要銘柄について知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

手数料|取引所はメイカー0%、入出金は有料
手数料は取引所選びで最も差が出るポイントです。Zaifは取引所(Orderbook trading)のメイカー手数料が0%と安い一方で、日本円の出金や暗号資産の送金には手数料がかかります。主な手数料をまとめました。
| 項目 | 手数料 |
|---|---|
| 口座開設・口座維持 | 無料(本人確認完了・取引時確認事項入力済の場合) |
| 日本円入金(銀行振込) | 無料(振込手数料は自己負担) |
| 日本円入金(コンビニ・ペイジー) | 3万円未満:495円/3万円以上:605円 ※5万円以上の入金は別途印紙税200円 |
| 日本円入金(Zaifカード決済) | 入金金額の3.5% |
| 日本円出金 | 3万円未満:385円/3万円以上:770円 |
| かんたん売買(販売所) | 無料(実質0.1~8.0%の手数料相当額を価格に含む) |
| Orderbook trading(取引所) | メイカー:0% テイカー:0.1%(BTC/JPY・ETH/JPY・ETH/BTC)、0.3%(その他) |
| 暗号資産の送金(BTC) | 0.0001~0.01 BTC |
| 暗号資産の送金(ETH) | 0.01~0.05 ETH |
※出典:Zaif 手数料一覧(2026年10月時点)
ポイントは、販売所(かんたん売買)は「手数料無料」でも、実質0.1~8.0%のスプレッドが価格に含まれていることです。少しでもコストを抑えたいなら、板取引のOrderbook tradingで指値注文(メイカー)を使いましょう。スプレッドという隠れコストについては、以下の記事で国内各社を実測比較しています。

提供サービス一覧
Zaifのサービスは「現物取引+資産形成系サービス」に絞り込まれています。レバレッジ取引は2023年に暗号資産FXを終了し、休止していた信用取引も2026年8月5日に正式廃止されたため、現在は現物のみの取引所です。
| サービス | 対応状況 | 概要 |
|---|---|---|
| かんたん売買(販売所) | 〇 | Zaifを相手に数百円単位から売買 |
| Orderbook trading(取引所) | 〇 | ユーザー同士で板取引。TradingView対応 |
| コイン積立 | 〇 | 月1,000円から。毎日自動で買い付け |
| 自動売買 | 〇 | おてがるトレード/ランキングトレード |
| ステーキング | 〇 | ETH・XYMを保有するだけで毎月報酬 |
| Zaifカード | 〇 | 利用額に応じてBTC・ETH・XYMを還元 |
| Zaif Prime Desk | 〇 | 大口取引向けの優遇サービス |
| レバレッジ取引・信用取引 | × | 暗号資産FXは2023年終了、信用取引は2026年8月廃止 |
| レンディング(貸暗号資産) | × | 提供なし |
セキュリティ対策
過去に流出事件を起こしているだけに、セキュリティは気になるところです。現在のZaifは、資金決済法に基づき顧客の預かり資産と会社の資産を分別管理しています。また2026年10月13日からは、新規口座開設時の本人確認をマイナンバーカードのICチップ読み取り(公的個人認証サービス/JPKI)に一本化し、運転免許証での受付を終了しました。書類の偽造やなりすましを防ぐための対策で、国内取引所の中でも踏み込んだ対応といえます。
とはいえ、取引所側の対策だけで100%安全とは言い切れません。利用者側でも二段階認証の設定や、長期保有分はウォレットへ移すといった自衛策をとっておきましょう。


Zaifの注目サービス4選|ほったらかしで暗号資産を増やす仕組み

Zaifの本当の魅力は、売買の機能よりも「暗号資産をコツコツ増やす仕組み」にあります。私が実践しているほったらかし投資とも相性がよいサービスが多いので、ここでは特に注目したい4つのサービスを詳しく紹介します。
コイン積立|月1,000円から「毎日買付」でドルコスト平均法
Zaifコイン積立は、毎月決まった金額で暗号資産を自動購入するサービスです。最大の特徴は、引き落としは月1回なのに、買い付けは毎日分散して行われる点です。毎日積立か毎月積立かを迷う必要がなく、自動的に時間分散の効果を得られます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象銘柄 | BTC、ETH、XYM、XEM、FSCC、CICC、NCXC、ZPG、ZPGAG、ZPGPT |
| 積立金額 | 月1,000円~100万円(1,000円単位) |
| 買付タイミング | 当月10日~翌月9日まで毎日自動で買付 |
| 支払方法 | Zaifカード決済/銀行口座振替/アカウント引落 |
| 積立手数料 | 1,000~2,000円:一律100円 3,000~9,000円:3.5% 1万~2万9,000円:2.5% 3万~4万9,000円:2.0% 5万円以上:1.5% |
※Zaifカード決済の場合は積立金額の3.5%、銀行口座振替の場合は一律100円の決済手数料が別途かかります。
注意したいのは積立手数料です。月1,000円の積立だと手数料100円で実質10%になってしまうため、コスト効率を考えるなら月1万円以上の設定がおすすめです。なお、ジパングコイン系の積立はかんたん売買(販売所)での買付となり、スプレッドが発生します。
仮想通貨の積立について、他社サービスとあわせて比較したい方はこちらをご覧ください。

ステーキング|ETH・XYMを持っているだけで毎月報酬
Zaifのステーキングは、対象銘柄を口座に置いておくだけで報酬がもらえるサービスです。申し込み不要で、ロック期間もなく、いつでも売却・出金できます。
| 銘柄 | 報酬年率 | お客様受取年率 |
|---|---|---|
| イーサリアム(ETH) | 2.14% | 1.60% |
| シンボル(XYM) | 2.30% | 1.72% |
※2026年9月の実績。報酬率は毎月変動します。出典:Zaif ステーキング
報酬は日本円か暗号資産かを毎月選んで受け取れますが、受け取りには毎月の申請が必要(報酬発生月の翌月15日~翌々月14日)なので忘れないようにしましょう。また、運営コストとしてステーキング報酬の約20~30%が差し引かれます。

年率1%台なので爆発力はありませんが、「積立で買ったETHが置いておくだけで増える」という仕組みはほったらかし投資向きです。もっと高い利回りを狙うなら、年利8~10%台のレンディングを組み合わせるのが私の作戦です。

自動売買|おてがるトレード・ランキングトレード
国内取引所では珍しく、Zaifには無料で使える自動売買機能があります。
おてがるトレードは、「基準価格から○%下がったら買い、購入価格から○%上がったら売る」という条件を設定するだけで、売買を自動で繰り返してくれるサービスです。主な仕様は次のとおりです。
- 対象:BTC/JPY、ETH/JPY、XYM/JPYなど日本円建て・BTC建ての計24ペア
- 設定値:買い・売りともに0.1%~20%
- 金額:日本円建ては500円以上(1円単位)
- オプション:利益を元本に組み入れる「複利」、24時間約定しない場合に条件を0.5%ずつ緩める「自動調整」
- 注文はOrderbook tradingで執行(相場状況により取引手数料が発生する場合あり)
ランキングトレードは、他のユーザーに人気のおてがるトレード設定をランキングから選んで、そのまま自動売買を始められるサービスです。設定を考えるのが面倒な初心者でも始めやすくなっています。
仕組みとしては、FXで人気の「トラリピ」に近い、上下動の値幅を利益に変えるタイプです。ロスカットはないため、買った後に大きく下落すると含み損を抱えたまま保有が続く点には注意してください。私がビットコイン現物で実践している手動トラリピの考え方や、他社の仮想通貨自動売買の運用実績は以下の記事で公開しています。


Zaifカード|使うだけでBTC・ETH・XYMが貯まる
Zaifカードは、ライフカードが発行するJCBブランドのクレジットカードです。利用額に応じて暗号資産が還元されるだけでなく、Zaifへの日本円入金やコイン積立の支払いにクレジットカードを使えるのが大きな特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | JCB(発行:ライフカード株式会社) |
| 年会費 | 初年度無料/2年目以降1,650円(税込) ※年間10万円以上の利用で次年度無料 |
| 還元率 | Zaifでの暗号資産取引所決済:1.2%相当 Zaif以外での利用:0.8%相当 |
| 還元銘柄 | BTC/ETH/XYMから選択(発行後も変更可) |
| 入金限度額 | 月間10万円まで |
| その他 | ETCカード無料、Apple Pay/Google Pay対応、海外旅行傷害保険付帯 |
※出典:Zaifカード
還元されたETHやXYMはそのままステーキングの対象になるため、「カード決済で積立 → 還元で暗号資産が増える → ステーキングでさらに増える」という三段構えの資産形成が組めます。ただし、カード決済での入金には3.5%の決済手数料がかかるため、還元率1.2%を差し引いてもコストはプラスになる点は理解しておきましょう。
クレカやポイントを使って元手ゼロで暗号資産を手に入れる方法は、以下の記事でもまとめています。

Zaif(ザイフ)のメリット5つ

ここからは、他の国内取引所と比較しながらZaifのメリットを整理していきます。結論として、Zaifの強みは「ここにしかない銘柄とサービス」に集約されます。私が特に評価しているポイントは次の5つです。
- Zaifでしか買えない個性派銘柄がそろっている
- 毎日買付のコイン積立が月1,000円から始められる
- 無料で使える自動売買がある
- 申し込み不要・ロックなしのステーキング
- クレジットカードで入金・積立ができる
Zaifでしか買えない個性派銘柄がそろっている
モナコイン(MONA)は日本発の暗号資産として根強い人気があり、ジパングコイン(ZPG)は金価格に連動する国産トークンです。フィスココイン(FSCC)、カイカコイン(CICC)、ネクスコイン(NCXC)などは国内ではZaif以外で取引できる場所がほとんどありません。他の取引所では買えない銘柄に分散投資したい人にとって、Zaifは貴重な選択肢です。
毎日買付のコイン積立が月1,000円から始められる
月1,000円から積立でき、買付は毎日自動で分散されます。ビットコインやイーサリアムだけでなく、金・銀・プラチナ連動のジパングコイン系も積み立てられるので、「暗号資産+貴金属」の分散積立ができるのはZaifならではです。
無料で使える自動売買がある
国内の暗号資産取引所で、追加料金なしの自動売買機能を提供しているところは多くありません。チャートに張り付けない会社員でも、相場の上下動を利益に変えるチャンスを自動で狙えます。
申し込み不要・ロックなしのステーキング
ETHとXYMは保有しているだけでステーキング報酬の対象になります。拘束期間がないので、相場急変時にもすぐに売却・出金できる安心感があります。
クレジットカードで入金・積立ができる
公式によると、クレジットカードでの日本円入金とコイン積立の双方に対応した国内唯一のカードがZaifカードです(2026年5月時点、同社調べ)。日常の買い物でも暗号資産が貯まるので、投資資金を増やすサブの仕組みとして使えます。
Zaif(ザイフ)のデメリット4つ

もちろん、Zaifにも弱点はあります。デメリットを理解したうえで「どう付き合うか」を決めるのが失敗しないコツです。正直にお伝えすると、次の4点は口座開設前に必ず確認してほしいポイントです。
- 入出金・送金手数料がかかる
- 人気アルトコインやレバレッジ取引がない
- 本人確認にマイナンバーカードが必須
- 口座管理維持手数料がかかる場合がある
入出金・送金手数料がかかる
日本円の出金には385円または770円、暗号資産の送金にも所定の手数料がかかります。GMOコインのように入出金・送金がすべて無料の取引所と比べると割高です。頻繁に出金したり、他の取引所やウォレットに送金したりする使い方には向きません。

人気アルトコインやレバレッジ取引がない
XRPやSOLといった人気アルトコインは扱っておらず、レバレッジ取引・信用取引も終了しています。話題の銘柄を売買したい人や、売りから入るトレードをしたい人は、別の取引所を使う必要があります。取扱銘柄の多さやスプレッドの狭さを重視するなら、OKJなども比較候補になります。

本人確認にマイナンバーカードが必須
2026年10月13日以降、新規口座開設の本人確認はマイナンバーカードのICチップ読み取りのみとなりました。マイナンバーカードと、読み取りに対応したスマートフォンがないと口座を開設できません。セキュリティ面ではプラスですが、マイナンバーカードを持っていない人にとってはハードルになります。
口座管理維持手数料がかかる場合がある
本人確認が完了していない口座には、保有残高1万円未満で月200円、1万円以上で残高の10%という高額な口座管理維持手数料がかかります。また、職業や取引目的などの「取引時確認事項」が未入力の場合も月250円が差し引かれます。口座を作ったら本人確認と登録情報の入力は必ず完了させておきましょう。
Zaif(ザイフ)の評判・口コミ

SNSやレビューサイトに寄せられているZaifの評判・口コミを、良い評判と悪い評判に分けてまとめました。全体としては、CoincheckやbitFlyerなどの大手と比べると口コミの数は少なめですが、「独自サービスへの評価」と「過去の事件への不安」がはっきり分かれる傾向があります。
良い評判・口コミ
- 他の取引所で扱っていないモナコインやジパングコインを買える
- コイン積立が毎日買付なので、ほったらかしでドルコスト平均法ができる
- おてがるトレードはシンプルで、初心者でも自動売買を始めやすい
- Zaifカードで積立すると暗号資産が還元されてお得感がある
- 積立やカード利用のキャンペーンがときどき開催される
良い評判は、積立・自動売買・カードといった「Zaifにしかないサービス」に集中しています。2026年9月にはイーサリアムのコイン積立を始めた人や増額した人を対象に、最大2,000円相当を還元するキャンペーンも実施されていました。
悪い評判・口コミ
- 2018年のハッキング事件のイメージが拭えない
- 運営会社や親会社が何度も変わっていて不安
- 出金や送金に手数料がかかる
- メジャーなアルトコインの取り扱いが少ない
- マイナンバーカードがないと口座開設できなくなった
悪い評判の多くは「過去の事件」と「運営の安定性」に関するものです。また、親会社のJNグループは2026年11月期中間決算で損失を計上しており、グループの業績も気にかけておきたいポイントです。ただし、暗号資産交換業者は顧客資産の分別管理が法律で義務付けられています。

私の考えは「1つの取引所に全資産を預けない」ことです。Zaifは積立やステーキング用のサブ口座として使い、メインの取引や長期保有分は別の取引所やウォレットに分散する。これがリスクを抑えながらZaifの良さを活かす方法です。
暗号資産投資そのもののリスクについては、以下の記事で詳しく解説しています。

Zaifがおすすめな人・おすすめしない人

ここまでの内容を踏まえて、Zaifが向いている人・向いていない人を整理しました。ご自身の投資スタイルと照らし合わせてみてください。
| おすすめな人 | おすすめしない人 |
|---|---|
| 少額からコツコツ積立したい人 | 短期売買で頻繁に取引したい人 |
| ETHやXYMを長期保有してステーキングしたい人 | レバレッジ取引や空売りをしたい人 |
| ほったらかしで自動売買を試したい人 | XRP・SOLなど人気アルトコインを売買したい人 |
| モナコイン・ジパングコインなど個性派銘柄に投資したい人 | 入出金や送金を頻繁に行う人 |
| クレジットカードで暗号資産を貯めたい人 | マイナンバーカードを持っていない人 |
私がおすすめする使い方は、「メイン取引所+Zaif(積立・ステーキング・自動売買用)」の2口座体制です。複数の取引所に分散しておけば、どこかでシステム障害が起きても取引の機会を逃しにくくなります。
そもそも仮想通貨でどう稼ぐか、方法を一覧で比較したい方は以下の記事が参考になります。

Zaif(ザイフ)の始め方・口座開設方法

Zaifの口座開設は、スマホだけで完結します。2026年10月13日からは本人確認がマイナンバーカードのICチップ読み取りに一本化されたため、事前に次の2つを用意しておきましょう。
- マイナンバーカード(ICチップ付き)と暗証番号
- マイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォン
準備ができたら、以下の手順で進めます。
-
STEP1メールアドレスを登録するZaif公式サイトの「無料会員登録」からメールアドレスを登録します。届いたメールのURLをクリックし、パスワードを設定してアカウントを作成します。
-
STEP2基本情報を入力する氏名・住所・生年月日などの基本情報に加え、職業や取引目的などの取引時確認事項を入力します。未入力のままだと口座管理維持手数料がかかるので、必ずすべて入力しましょう。
-
STEP3マイナンバーカードで本人確認スマホでマイナンバーカードのICチップを読み取り、本人確認を行います。審査が完了すると取引が可能になります。最短即日で取引を始められます。
-
STEP4二段階認証を設定する不正アクセス対策として、ログイン後すぐに二段階認証を設定しておきましょう。
-
STEP5日本円を入金して取引開始銀行振込・コンビニ・ペイジー・Zaifカードのいずれかで日本円を入金します。あとは「かんたん売買」で購入するか、「コイン積立」や「おてがるトレード」を設定すれば準備完了です。
なお、新規口座開設キャンペーンや積立キャンペーンは時期によって内容が変わります。最新のキャンペーンはZaif公式のキャンペーン情報で確認してください。他社も含めたお得な口座開設キャンペーンは、以下のページでまとめています。

Zaif(ザイフ)に関するよくある質問

最後に、Zaifについて読者の方からよくいただく質問にお答えします。口座開設前の疑問解消にお役立てください。
Q. Zaifは今も安全に使えますか?
Zaifは金融庁に登録された暗号資産交換業者(近畿財務局長 第00001号)で、顧客資産は法令に基づき分別管理されています。本人確認もマイナンバーカードに一本化するなど対策を強化しています。ただし、どの取引所にもリスクはゼロではないため、資産を1カ所に集中させず、二段階認証の設定などの自衛策をとることが大切です。
Q. Zaifの運営会社はどこですか?
株式会社Zaifです。2021年11月から一時「株式会社カイカエクスチェンジ」という社名でしたが、現在は株式会社Zaifに戻っています。親会社は東証スタンダード上場の株式会社JNグループです。
Q. Zaifでレバレッジ取引はできますか?
できません。暗号資産FXは2023年7月に終了し、休止していた信用取引も2026年8月5日に正式に廃止されました。現在のZaifは現物取引のみです。
Q. マイナンバーカードがなくても口座開設できますか?
個人の新規口座開設は、2026年10月13日以降マイナンバーカードのICチップ読み取りのみの受付となっています。運転免許証では口座開設できないため、マイナンバーカードを持っていない場合はお住まいの自治体で発行手続きが必要です。すでに本人確認が完了している既存ユーザーには影響ありません。
Q. Zaifで得た利益に税金はかかりますか?
暗号資産の売却益やステーキング報酬などの利益は、原則として「雑所得」として総合課税の対象になります。会社員の場合、給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。詳しくは国税庁のサイトや税理士にご確認ください。
まとめ|Zaifは「コツコツ増やす」サブ口座として優秀

最後に、この記事のポイントをおさらいします。
- Zaifは2014年から続く老舗取引所で、現在は株式会社Zaif(親会社:JNグループ)が運営
- 取扱24銘柄。モナコイン・ジパングコインなど他社にない個性派銘柄が強み
- コイン積立は月1,000円から、引き落とし月1回・買付は毎日の自動分散
- ETH・XYMは保有するだけでステーキング報酬を毎月受け取れる
- 無料の自動売買「おてがるトレード」「ランキングトレード」が使える
- Zaifカードで入金・積立ができ、BTC・ETH・XYMが還元される
- 一方で入出金手数料、人気アルトコインやレバレッジ取引がない点はデメリット
- 2026年10月13日から口座開設にはマイナンバーカードが必須
Zaifは過去の事件の印象から敬遠されがちですが、改めて調べてみると積立・ステーキング・自動売買・カード還元という「ほったらかしで暗号資産を増やす仕組み」が一通りそろった取引所です。メイン取引所と組み合わせてサブ口座として使えば、資産形成の幅がぐっと広がります。
暗号資産は長く続けるほど、時間を味方につけられる投資です。まずは月1万円の積立から、Zaifで「ほったらかし資産形成」をスタートしてみてはいかがでしょうか。
仮想通貨を含めた資産全体のポートフォリオの組み方は、以下の記事で私の実例を公開しています。



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