スワップ投資の2大リスクとは?スワップ投資で失敗しない4つのコツ

スワップ投資

近年、人気が高まっているスワップ投資ですが、投資経験の浅い人が簡単に設けられるような手法ではありません。スワップ投資のリスクを理解した上でスワップ投資を成功に導く方法を解説します。

スワップ投資の人気通貨

スワップ投資で人気があるのはトルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円の3つです。この3通貨ペアはFX各社でスワップ競争が激化しており、レバレッジ3倍でも年利20%をはるかに超える利益を上げることができます。

本記事ではトルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円のスワップ投資を行う上で必要な情報を提供します。

スワップ投資の2大リスクとは?

スワップ投資はリスクある投資です。ただ持っているだけでスワップがもらえるので投資初心者にも簡単なように見えますが、実はスワップ投資はハイリスク&ハイリターンな投資です。

具体的にどんなリスクがあるのか把握しておきましょう。

1. スワップポイントリスク

スワップポイントリスクとは、スワップポイントそのものが減るリスクです。スワップポイントは永遠にもらえるものではないことを認識しておく必要があります。

スワップポイントが低下する理由は大きく2つあります。

  • 政策金利低下によるスワップポイント低下
  • FX会社の方針によるスワップポイント低下

まずスワップは、2つの通貨を交換するときに生じる金利差調整分のことをいい、高金利の国の通貨を買って低金利の国の通貨を売った場合に、その金利差分をスワップとして受け取ることができます。

そのため、高金利の国の金利が下がればスワップも当然下がります。下記のグラフはトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドの金利ですが、かなり変動していることが分かります。


出所:外為どっとコム

またスワップは政策金利が低下しなくてもFX会社の方針で低下することもありますのでこちらも注意して下さい。

2. 為替変動リスク

スワップ投資の最大のリスクがこの為替変動リスクです。一般的に、高金利通貨はインフレ率が高く、長期保有を想定した場合には、購買力平価によってその通貨価値が目減りし、為替レートが下落する傾向にあります。

例えばトルコリラ/円を10万通貨持っていた場合、1日当たり780円のスワップがもらえますが、トルコリラ/円が1円下落すると為替差損は-10万円となります。10万円÷750円=128.2、つまり128日分のスワップを失うことになります。

実際に高金利通貨のレートは下記のように下落傾向にあります。為替レートの下落が進むと最悪の場合、強制ロスカットになるリスクもあります。

為替コヤジのスワップ投資実績

為替コヤジも2019年10月から1年間、運用資金40万円でメキシコペソ/円のスワップ投資を実践してみました。

タイミングが悪く、2020年3月にコロナショックがあり、一時、含み損は10万円を超えましたが、最終的には+1,405円で終わらせることができました。

スワップ投資で失敗しないコツ

実際にスワップ投資をやってみて私はスワップ投資には向いていないことが分かりましたが、スワップ投資で失敗しないコツは分かりました。

スワップ投資で失敗しなためのコツはこの5つです。

  1. レバレッジは最大3倍まで
  2. 積立でリスク分散
  3. 評価益が増えたら一旦利確する
  4. 通貨ペアごとにFX会社を分ける
  5. 暴落時に大量に購入する

1. レバレッジは最大3倍まで

レバレッジを上げればその分利率は上がりますが、上げすぎれば僅かな下落でもロスカットされてしまいます。かといってレバレッジ1倍では旨味がありませんよね。

そこでレバレッジは3倍程度に抑えておきましょう。その上でいくらまで下落しても耐えられるのかを正確に把握しておくことも大事です。高金利通貨は過去最安値を更新していく可能性が高いので過去最安値まで耐えられるだけでは不十分です。

ちなみにロスカットレートはみんなのFXのスワップシミュレーションで確認できます。

スワップシミュレーション | みんなのシストレ

2. 積立でリスク分散

スワップ投資をする場合は一気に購入するのではなく、毎月積み立てていきましょう。おすすめは毎月1日に一定額を無条件に購入する方法です。

毎月一定額を積み立てると、価格が高いときには少なく、安いときには多く買い付けるため、毎月一定量(数量)を買う方法よりも、結果的に買付単価が平準化することになります。

3. 評価益が増えたら一旦利確する

スワップ投資はポジションを保持しているだけでスワップポイントがもらえますが、スワップポイントは為替差益と比べると微々たるものです。

前述の通り、トルコリラ/円を10万通貨保持している場合、1日に780円もらえます。一方、トルコリラ/円のレートが1円上昇すると10万円の評価益となります。10万円は128日(約4ヶ月)分のスワップポイントです。4ヶ月後は下落している確率の方が高いので一旦利確しておくことが重要です。

利確する条件に正解はありませが、積極的に利確する場合は評価益が3ヶ月分のスワップを超えたタイミング、そうでない場合は半年分のスワップを超えたタイミングで利確しましょう

4. 通貨ペアごとにFX会社を分ける

レートが急落し、維持率がロスカットラインに到達するとすべてのポジションが全て強制ロスカットされてしまいます。複数通貨を1つの口座で運用している場合にある通貨ペアが暴落するとほかの通貨も巻き込まれて一緒にロスカットされてしまいます。

このような事態を避けるために通貨ペアごとにFX会社を分けておきましょう

5. 暴落時に大量に買い増しする

スワップ投資で一番大事なので暴落時に大量に買い増しすることです。

スワップ投資で利益をあげている人は暴落時に大量に購入することで平均購入単価を大きく下げています。

これができないと高金利通貨では多くの場合、得られるスワップポイント以上に価格の下落による為替差損が大きくなり、利益が伸びません。

暴落時に大量に購入するためには落ちるナイフを掴む度胸と資金力が求められます。

為替コヤジはコロナショックの時にビビってしまい、指をくわえて見ているしかありませんでした。

高スワップのFX会社

スワップ投資で人気があるトルコリラ/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円ですが、どのFX会社を使うのがよいのか、通貨ペアごとにおすすめのFX各社をまとめました。

通貨ペアFX会社
メキシコペソ/円
南アフリカランド/円
トルコリラ/円
  • サクソバンク証券

スワップポイントは日々変動します。各FX会社のスワップ金利をまとめているサイトも多く存在しますが、情報が古かったり、誤っている可能性があります。

各FX会社のスワップ金利がが掲載されているページのリンクを作りましたのでご自身の目で確認して下さい。

FX会社スワップ掲載ページ
GMOクリック証券 [FXネオ]FXネオ スワップポイントカレンダー
ヒロセ通商 [LION FX]LION FXスワップポイント
トレイダーズ証券 [みんなのFX]スワップカレンダー
トレイダーズ証券 [LIGHT FX]スワップカレンダー
JFX [MATRIX TRADER]スワップポイント
FXプライム byGMO [選べる外貨]スワップポイント一覧
岡三オンライン証券 [岡三アクティブFX]【店頭FX】スワップポイント
IG証券 [標準]スワップポイント
サクソバンク証券 [スタンダードコース]スワップポイント
セントラル短資FX [FXダイレクトプラス]スワップポイント表
ゴールデンウェイ・ジャパン [FXTF MT4]スプレッド・スワップポイント
アイネット証券 [ループイフダン]本日のスワップポイント 
外為どっとコム [外貨ネクストネオ]スワップポイントカレンダー 
マネーパートナーズ [パートナーズFX]スワップポイント 
マネーパートナーズ
[パートナーズFX nano]
スワップポイント 
マネックス証券 [FX PLUS]FX PLUS口座ログイン後「投資情報」→「スワップ履歴」
マネースクエア [マネースクエアFX]スワップ 
楽天証券 [楽天FX]スプレッドとスワップポイン 
楽天証券 [楽天MT4]スワップ・スプレッド 
外為オンライン [外為オンラインFX]取引要綱詳細 
くりっく365(岡三オンライン証券)スワップカレンダー

スワップ投資の応用編

スワップ投資の応用編としてサヤ取り(アービトラージ)という手法もあります。

純粋なスワップ投資よりもローリスクでスワップポイントを稼ぐことができます。

スワップサヤ取り(アービトラージ)に興味のある方は詳細は下記の記事をご覧ください。

トルコリラ円のスワップ投資はハイリスク・ハイリターン オススメはリスクを抑えたスワップサヤ取り
高金利通貨を積み立てながらスワップ金利を狙うスワップ投資。ネットでも多くの人が取り組んでいますが、注意しないと大火傷します。
ポーランドズロチとユーロの“変則”スワップサヤ取りなら年利9.7%!
FXスワップ投資派の中で流行っているポーランドズロチとユーロのスワップサヤ取りについて解説しています。

まとめ

スワップ投資は人気のある投資手法ですが、為替コヤジはおすすめしません。

年々、スワップポイントが低下していることもあり、ハイリスク&ローリターンになっています。

スワップポイントが変わらない前提で計算するとスワップポイントは年利40%になることもありますが、実際にはスワップポイントは減少傾向にあります。

さらに為替差損も考慮するとどんなにうまくやってもおそらく年利10~15%程度に落ち着きます。

年利15%ならスワップ投資にこだわる必要はありません。トラリピトライオートETFのほうが断然おすすめです。

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