みなさん、今の給料だけで将来に安心できていますか?
「毎日満員電車に揺られて必死に働いても、手元に残るお金は微々たるもの…」そんな生活から抜け出す手段として、私・為替コヤジが本気で取り組んでいるのがトルコリラ/円のスワップ投資です。
「トルコリラなんて暴落するだけでしょ?」「金利が高くても、通貨価値が下がったら意味がない」と思った方もいるでしょう。たしかにトルコリラ/円は10年以上下がり続けてきた通貨ペアで、私もその怖さは身をもって知っています。
それでも2026年10月現在、トルコの政策金利は37%と世界でもトップクラスの水準にあり、国内FX会社では1万通貨あたり1日24〜26円ものスワップポイントがもらえます。しかも9月のインフレ率は約5年ぶりに30%を下回り、トルコ経済は「正常化」に向けた転換点を迎えています。
この記事では、FX歴14年の私がトルコリラ/円スワップ投資の仕組みから、レバレッジ別の利回り、元手30万円から月10万円のスワップを目指す複利ロードマップ、失敗しないための鉄の掟、FX会社選び、そして私自身のリアルな運用実績まで、1記事ですべて解説します。
- 2026年10月最新のトルコ政策金利・インフレ率・トルコリラ/円の水準
- トルコリラ/円スワップ投資のメリットとデメリット
- 100万円投資した場合のレバレッジ別スワップ収益とロスカットレート
- 過去10年の下落率から考える「どこまで下がっても耐えられるか」
- 元手30万円から月10万円のスワップを目指す複利シミュレーションと具体的な手順
- 失敗しないための5つの「鉄の掟」
- トルコリラ/円スワップ投資におすすめのFX会社と選び方(建玉上限・スワップ振替・代用FX)
- 為替コヤジのトルコリラ/円スワップ投資の運用実績
そもそもスワップ投資がどんなものか知りたい方は、先にFXスワップ投資とは?仕組みから始め方・おすすめ通貨ペアまで徹底解説を読んでおくと、この記事の内容がよりスムーズに理解できます。
トルコリラ/円スワップ投資とは?仕組みを1分で解説

まずは基本のおさらいです。スワップ投資は「為替の値上がり益」ではなく「金利差」で稼ぐ投資手法です。仕組みさえ理解すれば、チャートに張り付く必要はありません。
スワップポイントは「2国間の金利差」から生まれる
FX(外国為替証拠金取引)では、金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買うと、その金利差に相当するスワップポイントを毎日受け取れます。
日本の政策金利が低い一方、トルコの政策金利は37%。この大きな金利差があるからこそ、トルコリラ/円を買って保有しているだけで、寝ている間も毎日スワップポイントが積み上がっていくのです。
FXそのものの仕組みに不安がある方は、FXとは?仕組み・始め方・メリット・デメリットを初心者向けに徹底解説で基礎から確認しておきましょう。
1万通貨でいくらもらえる?2026年10月のスワップ水準
当サイトで毎日自動更新している【毎日更新】トルコリラ/円スワップ比較によると、2026年10月20日時点の主要FX会社のスワップ(買い・1万通貨あたり1日分)は次のとおりです。
| FX会社 | 1日分 | 10月の累計(20日時点) |
|---|---|---|
| GMOクリック証券(FXネオ) | 26.0円 | 427.0円 |
| みんなのFX(LIGHTペア) | 25.1円 | 418.1円 |
| セントラル短資FX | 24.6円 | 416.6円 |
| トライオートFX | 24.6円 | 416.2円 |
| GMO外貨 | 24.6円 | 416.2円 |
| 松井証券 | 24.0円 | 407.0円 |
※スワップポイントは日々変動します。最新値は各社の公式サイトでご確認ください。
1日24円でも、10万通貨なら1日2,400円、1ヶ月で約7万円以上。銀行に預金していても一生かかっても得られないような金利収入が、ポジションを持っているだけで入ってくるわけです。
なぜ今「トルコリラ」なのか?3つの決定的な理由

「トルコリラ=暴落通貨」というイメージは、数年前のトルコの姿です。2026年現在のトルコは、当時とは金融政策の中身がまったく違います。ここでは、私が今トルコリラ/円を買い増している3つの理由をお伝えします。
理由1:政策金利37%という異次元の高金利
トルコ中央銀行は2026年1月22日に政策金利を38%から37%へ引き下げた後、3月・4月・6月・7月・9月と5会合連続で37%に据え置いています。
中東情勢の悪化でエネルギー価格が高騰した局面でも、トルコ中銀はリラ買い介入を行いながら引き締め姿勢を維持しました。この高金利が維持されている限り、トルコリラ/円のスワップは国内FXで扱う通貨ペアの中でもトップクラスであり続けます。
なお、2026年10月22日の金融政策決定会合では、1%ポイントの利下げ(37%→36%)が市場の中心予想となっています。米JPモルガンは12月にも追加で1%ポイント利下げし、年末に35%になると予想しています。利下げ幅が小さければ、スワップの目減りも限定的です。
理由2:インフレが鈍化し「経済の正常化」が進んでいる
かつてのトルコは、大統領主導で「インフレなのに利下げ」という特殊な経済政策を取り、2021年にはリラが対ドルで約44%も下落しました。
しかし2023年以降は正統派の金融引き締めに舵を切り、その成果が出始めています。2026年9月の消費者物価指数(CPI)は前年比+29.73%となり、約5年ぶりに30%を下回りました。政策金利37%がインフレ率を上回る「実質プラス金利」の状態で、これは通貨にとって大きな支えです。
理由3:歴史的な安値圏で「金利を取りながら待てる」
トルコリラ/円は2026年10月20日時点で1リラ=約3.2円と、歴史的な安値圏にあります。2016年初めには約41円だったので、10年で約12分の1になった計算です。
ここからさらに下がる可能性はもちろんありますが、37%の金利を受け取りながら保有できるので、「下落リスク」よりも「金利を取りながら待つメリット」の方が上回る局面だと私は考えています。実際、国内FX会社ではトルコリラ/円のスワップ競争が激化しており、スワップ投資家の人気も過熱しています。
トルコリラ/円スワップ投資のメリット・デメリット

魅力的な数字ばかり並べても、リスクを知らずに始めると大ケガをします。メリットとデメリットを両方理解したうえで、自分に合う投資かどうかを判断してください。
メリット
- ほったらかしで毎日収入が入る:売買のタイミングを計る必要がなく、保有しているだけでスワップが積み上がります。
- 少額から始められる:1,000通貨単位で取引できるFX会社なら、レバレッジ3倍でも約1,100円から買い増しできます。
- 複利が強烈に効く:毎日もらえるスワップで買い増しすれば、雪だるま式にスワップが増えていきます。
- 代用FXなら現金ゼロでも始められる:保有中の投資信託や株を証拠金にできるサービスもあります。
デメリット
- 為替差損のリスクが大きい:トルコリラ/円は長期的に下落トレンドで、スワップ以上に為替差損が膨らむ年もあります。
- 急落でロスカットされるリスク:2021年秋〜12月には、トルコリラ/円が約13円台から一時6円台までほぼ半値になりました。
- 利下げでスワップが減る:今後利下げが進めば、受け取れるスワップは少しずつ減っていきます。
- スプレッドが広がりやすい:早朝や指標発表時には取引コストが大きく広がることがあります。
つまり、トルコリラ/円スワップ投資は「レバレッジ」と「資金配分」さえ間違えなければ強い味方になる投資です。具体的なルールは後半の「鉄の掟」で解説します。
【シミュレーション】100万円投資したら1年後いくらになる?

では、具体的にどれくらい稼げるのかを現実的な数字でシミュレーションしてみましょう。2026年10月の水準に合わせて条件を設定しています。
【条件】元本100万円、1トルコリラ=3.2円、スワップ24円/1万通貨/日、為替レートとスワップは一定と仮定
| レバレッジ | 保有数量 | 1ヶ月のスワップ | 1年間のスワップ | 年利換算 | ロスカット目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1倍 | 31.2万通貨 | 22,800円 | 273,750円 | 27.4% | なし |
| 2倍 | 62.5万通貨 | 45,600円 | 547,500円 | 54.8% | 約1.67円 |
| 3倍 | 93.8万通貨 | 68,400円 | 821,250円 | 82.1% | 約2.22円 |
| 4倍 | 125.0万通貨 | 91,200円 | 1,095,000円 | 109.5% | 約2.50円 |
| 5倍 | 156.2万通貨 | 114,000円 | 1,368,750円 | 136.9% | 約2.67円 |
※ロスカット目安は必要証拠金率4%・証拠金維持率100%でロスカットされる場合の概算です。ロスカット水準はFX会社によって異なります。
驚きの結果ですよね。レバレッジ3倍でも年利換算で約82%、4倍なら1年で元本と同じくらいのスワップが手に入る計算です。これがトルコリラ/円スワップ投資の破壊力です。
ただし、この表は「為替レートが1年間変わらない」前提です。実際にはリラ安が進むため、為替差損を差し引いた実質的な利回りはもっと低くなります。だからこそ、次の章の「どこまで下がるか」の検証が重要になります。
トルコリラ/円はどこまで下がる?過去10年の下落率で検証

どれだけスワップをもらっても、それ以上にレートが下がってロスカットされては元も子もありません。ここでは過去10年の実績から、「どこまでの下落に備えるべきか」を数字で確認します。
過去10年の年間下落率
| 年 | 年末価格(概算) | 前年末価格 | 下落率 |
|---|---|---|---|
| 2016年 | 33.15円 | 41.47円 | -20.1% |
| 2017年 | 29.95円 | 33.15円 | -9.7% |
| 2018年 | 20.96円 | 29.95円 | -30.0% |
| 2019年 | 18.41円 | 20.96円 | -12.2% |
| 2020年 | 14.01円 | 18.41円 | -23.9% |
| 2021年 | 約8.6円 | 14.01円 | 約-38.6% |
| 2022年 | 7.09円 | 約8.6円 | 約-17.6% |
| 2023年 | 4.82円 | 7.09円 | -32.0% |
| 2024年 | 4.50円 | 4.82円 | -6.6% |
| 2025年 | 3.63円 | 4.50円 | -19.3% |
| 2026年 | 約3.20円(10月20日) | 3.63円 | 約-11.8%(年初来) |
※年末価格はデータ提供元や時刻によって多少異なります。

最も下落が大きかったのは2021年で、年間で約39%下落しています。しかも同年9月から12月にかけては約13円台から一時6円台まで、わずか3ヶ月でほぼ半値になりました。この最悪ケースは常に頭に入れておく必要があります。
「下落のスピード」で生死が分かれる
重要なのは下落率そのものより下落のスピードです。現在値3.2円からの「一気に下落したときに耐えられる幅」をレバレッジ別にまとめると次のとおりです。
- レバレッジ2倍:ロスカット目安は約1.67円 → 約48%の急落まで耐えられる
- レバレッジ3倍:ロスカット目安は約2.22円 → 約31%の急落まで耐えられる
- レバレッジ4倍:ロスカット目安は約2.50円 → 約22%の急落でロスカット
- レバレッジ5倍:ロスカット目安は約2.67円 → 約17%の急落でロスカット
一方で、1年かけてじわじわ下がるケースなら話は変わります。スワップが証拠金に積み上がるので、レバレッジ3倍で1年間スワップを受け取り続ければ、ロスカット目安は約2.22円から約1.31円まで下がります。時間を味方につけるほど、スワップ投資は安定していくのです。
35%下落したらトータル損益はどうなる?
参考までに、1年かけて35%下落(3.2円→2.08円)した場合の損益をまとめました。
| レバレッジ | 保有数量 | 1年間のスワップ | 為替差損 | トータル損益 |
|---|---|---|---|---|
| 1倍 | 31.2万通貨 | +273,750円 | -350,000円 | -76,250円 |
| 2倍 | 62.5万通貨 | +547,500円 | -700,000円 | -152,500円 |
| 3倍 | 93.8万通貨 | +821,250円 | -1,050,000円 | -228,750円 |
| 4倍 | 125.0万通貨 | +1,095,000円 | -1,400,000円 | -305,000円 |
| 5倍 | 156.2万通貨 | +1,368,750円 | -1,750,000円 | -381,250円 |
35%もの大暴落が起きても、スワップのおかげで損失は為替差損の2割強に抑えられます。逆に言えば、年間の下落率が20%台程度ならスワップでカバーできる計算です。ただし4倍・5倍は途中でロスカットされる可能性が高いため、この表どおりにはなりません。

初心者の方はレバレッジ2倍から始めるのが安心です。慣れてきても最大3倍までに抑えてくださいね。
元手30万円で月10万円は可能?スワップ複利のロードマップ

「いつかはスワップだけで生活費の一部をまかないたい」。高金利通貨に投資している人なら一度は夢見る世界ですよね。ここでは、受け取ったスワップをすべて再投資する「複利運用」で、元手30万円から月10万円のスワップに到達するまでの期間をシミュレーションします。
シミュレーション条件
純粋に複利の威力を見るため、為替の変動は考慮しないモデルケースとしています。
- 元手資金:30万円
- 為替レート:3.2円で固定
- レバレッジ:常に3倍まで利用
- スワップ:1万通貨あたり1日24円
- 再投資ルール:レバレッジ3倍で1,000通貨買える資金(約1,067円)が貯まったら即購入
スタート時点は約28万通貨・月2万円から
30万円×レバレッジ3倍=90万円分のポジションが持てるので、3.2円なら約28.1万通貨からのスタートです。もらえるスワップは1日約675円、月にすると約2万円です。
月10万円のスワップを得るには、1日あたり約3,290円が必要です。1万通貨24円なら約137万通貨が必要なので、スタート時点の約5倍まで育てる必要があります。「月10万円なんて遠い…」と感じますよね。しかし、ここから再投資が始まると景色が一変します。
シミュレーション結果:約1年11ヶ月で月10万円に到達
1,000通貨買える約1,067円が貯まるたびに買い増しを続けると、ポジションの増えるペースはどんどん加速していきます。
| 経過日数 | 保有数量 | 月間スワップの目安 |
|---|---|---|
| スタート | 約28万通貨 | 約2万円 |
| 約257日(約8.5ヶ月) | 50万通貨 | 約3.6万円 |
| 約566日(約1年7ヶ月) | 100万通貨 | 約7.3万円 |
| 約706日(約1年11ヶ月) | 137万通貨 | 約10万円 |
注目してほしいのは、28万通貨→50万通貨には約8.5ヶ月かかるのに、100万通貨→137万通貨は約4.5ヶ月で到達している点です。複利は序盤こそ地味ですが、後半になるほどスピードが爆発します。最初は1,000通貨増やすのに数日かかりますが、終盤はほぼ毎日ポジションが増えていく感覚になります。
元手やスワップが変わるとどうなる?
元手が大きいほど助走期間は短くなります。また、利下げでスワップが減った場合の影響も確認しておきましょう。
| 元手 | スワップ24円の場合 | スワップ20円に減った場合 |
|---|---|---|
| 30万円 | 約706日(約1年11ヶ月) | 約944日(約2年7ヶ月) |
| 50万円 | 約478日(約1年4ヶ月) | 約671日(約1年10ヶ月) |
| 100万円 | 約170日(約5.5ヶ月) | 約301日(約10ヶ月) |
※スワップ20円の場合、月10万円に必要な数量は約165万通貨になります。
スワップが2割減っても、到達が数ヶ月〜1年ほど遅れるだけで、ゴールは十分に見える範囲にあります。
月10万円を目指す6ステップ
実際の手順はとてもシンプルです。私がおすすめする口座は、1,000通貨単位で買い増しでき、スワップも高水準のセントラル短資FXです。
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STEP1口座開設1,000通貨単位で取引でき、建玉上限も大きいセントラル短資FXの口座を開設します。
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STEP2入金元手の30万円を入金します。
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STEP3トルコリラ/円を購入レバレッジ3倍以下になるように購入します。購入数量の目安は「入金額×3÷購入時のレート」。30万円・3.2円なら約28万通貨です。一度に全部買わず、数回に分けて買うのがおすすめです。
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STEP4スワップが貯まるのを待つ1,000通貨買えるスワップが貯まるのをのんびり待ちます。必要額は「レート×1,000通貨÷3」。3.2円なら約1,067円です。
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STEP51,000通貨買い増し貯まったスワップでトルコリラ/円を1,000通貨買い増しします。
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STEP6STEP4・5を繰り返す1日のスワップが約3,290円(月10万円)になるまで、STEP4と5を淡々と繰り返します。
月10万円のスワップがあれば、家賃をグレードアップするのも、家族旅行に行くのも、さらに買い増して月20万円を目指すのも自由です。
複利シミュレーションの注意点
もちろん、これは理想的な条件での話です。実際の運用では次のような要素が絡みます。
- 為替レートは変動し、長期的にはリラ安が進む傾向がある
- 利下げに伴ってスワップポイントは増減する
- スプレッドや強制ロスカットのリスクがある
特に注意したいのは、常にレバレッジ3倍で買い増しを続けると、ロスカットレートが下がらないという点です。リラ安が進んだときは買い増しを止め、レバレッジが下がるのを待つなど、柔軟に対応してください。必ずこの期間で到達できる保証はありませんが、「小さな元手でも理論上ここまで育つ可能性がある」ことは知っておいて損はありません。
失敗しないための5つの「鉄の掟」

「トルコリラで退場した」という人の多くは、ハイレバレッジで無理な勝負をした人たちです。14年間FXを続けてきた私から、トルコリラ/円スワップ投資で必ず守ってほしい5つのルールをお伝えします。
鉄の掟1:トルコリラ/円は総運用資金の10%以内に抑える
トルコリラ/円のスワップ投資はハイリスク・ハイリターンの手法です。割り当てる資金は総運用資金の10%までにしてください。運用資金が500万円なら、上限は50万円です。
資産の大部分は新NISAでのインデックス投資に充てるのが基本です。資産配分の考え方はほったらかし投資ポートフォリオ完全ガイドや投資初心者はいくらから始める?金額別の黄金ポートフォリオで詳しく解説しています。
鉄の掟2:一気に買わず、レートを分散して購入する
購入資金が100万円あっても、一度に全額を投入してはいけません。下落したときに買い増す資金がないと、平均購入単価を下げるチャンスを逃してしまいます。
例えば3.2円、3.1円、3.0円とレートが下がるたびに一定数量ずつ買うなど、時間とレートを分散して購入してください。
鉄の掟3:レバレッジは3倍以下に抑える
トルコリラはボラティリティ(変動率)が激しい通貨です。一発逆転を狙ってレバレッジを10倍、25倍とかけるのは自殺行為です。
前述のとおり、レバレッジ3倍なら約31%、2倍なら約48%の急落まで耐えられます。最大でも3倍、不安な方は2倍以下を徹底しましょう。
鉄の掟4:スワップは再投資に回す(複利の魔法)
スワップを出金して使うのも自由ですが、資産を大きく育てたいなら再投資が鉄則です。スワップが増えてレバレッジが3倍を下回ったら、その余剰分で買い増すのが私のルールです。雪だるま式に資産が増えていく快感は、一度味わうと病みつきになりますよ。
鉄の掟5:FX会社選びを妥協しない
スワップ投資では、1万通貨あたり1円の差が長期で大きな差になります。100万通貨保有なら、1日1円の差が年間36.5万円の差です。
ただし、スワップが高くてもスプレッドが極端に広い会社や、建玉上限が小さい会社もあります。スワップ・スプレッド・建玉上限・取引単位を総合的に比べて選びましょう。
トルコリラ/円スワップ投資におすすめのFX会社

ここからは、実際に私が使っているFX会社を中心に、トルコリラ/円スワップ投資に向いている口座を紹介します。スワップの高さだけでなく、「建玉上限」「スワップ振替」「代用FX」の3つの視点で選ぶのがポイントです。
おすすめFX会社3選
2026年10月時点では、GMOクリック証券、トライオートFX、セントラル短資FXの3社が、スワップ水準と使いやすさのバランスで頭ひとつ抜けています。
| FX会社 | スワップ(10/20) | 建玉上限 | スワップ振替 |
|---|---|---|---|
| GMOクリック証券 | 26.0円 | 100万通貨 | 自動 |
| トライオートFX | 24.6円 | 2,000万通貨 | 手動 |
| セントラル短資FX | 24.6円 | 1億通貨 | 手動 |
※スワップは1万通貨あたり1日分。取引条件は変更される場合があるため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
スワップ順位は日々入れ替わるので、3口座とも開設しておき、その時点で条件の良い口座で買い増すのが最も効率的です。最新のスワップは【毎日更新】トルコリラ/円スワップ比較でチェックできます。
選び方1:建玉上限
見落としがちなのが建玉上限です。例えばGMOクリック証券はトルコリラ/円を最大100万通貨までしか保有できません。上限に達したら、1億通貨まで保有できるセントラル短資FXや、2,000万通貨まで保有できるトライオートFXで買い増しましょう。

私はGMOクリック証券で上限に達したため、セントラル短資FXや三菱UFJ eスマート証券で買い増ししています。2026年中に1,000万通貨保有するのが目標です。

選び方2:スワップ振替と税金
スワップ振替は、ポジションを決済せずにスワップポイントだけを受け取れる機能です。FXの利益は「先物取引に係る雑所得等」として申告分離課税(税率20.315%)の対象になり、スワップは受け取った(振り替えた)時点で課税対象となるのが一般的です。
GMOクリック証券ではスワップが自動で口座残高に反映されるため、実質的に付与された時点で課税対象になります。一方、セントラル短資FXやトライオートFXは手動で振り替えない限り課税されないので、課税のタイミングを自分でコントロールできるのがメリットです。
選び方3:代用FXで「眠っている資産」を活用する
代用FXは、保有している株や投資信託を証拠金にしてFX取引ができるサービスです。現金を用意しなくてもスワップ投資を始められます。
私は三菱UFJ eスマート証券で、積み立てているレバナスを証拠金にしてトルコリラ/円を保有しています。具体的なやり方は三菱UFJ eスマート証券でレバナス代用FXで毎月公開しています。ただし、代用有価証券の値下がりと為替の下落が同時に起きると証拠金が一気に減るため、レバレッジはより低めに抑えましょう。
為替コヤジのトルコリラ/円スワップ投資運用実績

口だけでなく、実際にどうなっているのかを完全公開します。私は2024年7月からトルコリラ/円のスワップ投資を本格的に始め、スワップを再投資しながらポジションを増やしてきました。
現在使っている口座と保有数量は次のとおりです。
総入金額215万円に対し、累計スワップは約356万円と、すでに入金額を上回るスワップを受け取っています。
| 年月 | 枚数(万通貨) | 月次スワップ | 累計スワップ | 決済損益 | 評価損益 | 時価残高 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年7月 | 20 | 6,030 | 6,030 | 0 | -38,600 | -32,570 |
| 2024年8月 | 20 | 28,206 | 34,236 | 0 | -76,400 | -42,164 |
| 2024年9月 | 20 | 23,772 | 58,008 | 0 | -103,000 | -44,992 |
| 2024年10月 | 20 | 24,258 | 82,266 | 0 | -58,000 | 24,266 |
| 2024年11月 | 20 | 18,558 | 100,824 | 0 | -79,000 | 21,024 |
| 2024年12月 | 20 | 22,134 | 122,958 | 0 | -56,200 | 66,758 |
| 2025年1月 | 40 | 16,098 | 139,056 | 0 | -65,200 | 73,856 |
| 2025年2月 | 60 | 54,116 | 193,172 | -118,200 | -44,400 | 30,572 |
| 2025年3月 | 80 | 72,100 | 265,272 | 0 | -159,200 | 106,072 |
| 2025年4月 | 80 | 121,920 | 387,192 | 0 | -348,000 | 39,192 |
| 2025年5月 | 80 | 91,840 | 479,032 | 0 | -385,600 | 93,192 |
| 2025年6月 | 80 | 92,800 | 571,832 | 0 | -428,000 | 143,832 |
| 2025年7月 | 100 | 133,000 | 704,832 | 0 | -340,000 | 364,832 |
| 2025年8月 | 100 | 106,000 | 810,832 | 0 | -467,000 | 343,832 |
| 2025年9月 | 100 | 102,400 | 913,232 | 0 | -487,000 | 426,232 |
| 2025年10月 | 100 | 106,900 | 1,020,132 | 0 | -384,000 | 636,132 |
| 2025年11月 | 100 | 89,700 | 1,109,832 | 0 | -367,000 | 742,832 |
| 2025年12月 | 100 | 104,400 | 1,214,232 | 0 | -404,000 | 810,232 |
| 2026年1月 | 180 | 97,136 | 1,311,368 | 0 | -535,400 | 775,968 |
| 2026年2月 | 220 | 146,524 | 1,457,892 | 0 | -527,800 | 930,092 |
| 2026年3月 | 220 | 180,642 | 1,638,534 | 0 | -487,200 | 1,033,134 |
| 2026年4月 | 360 | 212,038 | 1,850,572 | 0 | -812,000 | 920,372 |
| 2026年5月 | 380 | 251,060 | 2,101,632 | 0 | -782,200 | 1,201,232 |
| 2026年6月 | 380 | 288,000 | 2,389,632 | 0 | -740,200 | 1,531,232 |
| 2026年7月 | 530 | 342,092 | 2,731,724 | 0 | -1,502,100 | 1,111,424 |
| 2026年8月 | 560 | 375,696 | 3,107,420 | 0 | -1,586,600 | 1,402,620 |
| 2026年9月 | 640 | 454,940 | 3,563,360 | 0 | -2,176,600 | 12,67,560 |
※単位は円。2025年2月の決済損(-118,200円)は、IG証券で保有していたトルコリラ/円20万通貨を決済し、GMOクリック証券で買い直したためです。

評価損は膨らんでいますが、それを上回るスワップを受け取っているため、時価残高はプラスを維持しています。これこそが「下がっても金利で取り返す」スワップ投資の真骨頂です。
今後のスワップ獲得目標
スワップ24円/1万通貨で計算した、私の今後の目標です。
- STEP1:年間120万円(月10万円)のスワップ ≒ 約137万通貨 → 達成
- STEP2:年間365万円(1日1万円)のスワップ ≒ 約417万通貨 → 達成
- STEP3:年間1,000万円のスワップ ≒ 約1,142万通貨 → 挑戦中
トルコリラ以外も含めたスワップ投資全体の成績はFXスワップポイント投資って儲かるの?6年運用したリアルな利回りとデメリットで毎月公開しています。
トルコリラ/円スワップ投資のよくある質問

最後に、読者の方からよくいただく質問にまとめてお答えします。
Q. トルコリラ/円はいくらから始められますか?
1,000通貨単位で取引できるFX会社なら、3.2円・レバレッジ3倍で約1,100円から始められます。ただし、ある程度スワップを実感するなら10万円程度の元手があると安心です。
Q. 利下げが始まったらやめるべきですか?
10月22日の会合では1%ポイントの利下げが予想されていますが、仮に35%まで下がっても日本との金利差は依然として巨大です。インフレ鈍化に伴う緩やかな利下げであれば、むしろ通貨の安定につながる面もあります。急激な大幅利下げや政治介入の兆候が出たときは、ポジションを減らすことを検討しましょう。
Q. 為替リスクを抑える方法はありますか?
FX会社間でスワップの差を利用するFXスワップアービトラージという手法もあります。また、トルコリラ以外の高金利通貨に分散するのも有効です。ハンガリーフォリント/円やチェココルナ/円のスワップ投資も解説しているので参考にしてください。
Q. 口座開設キャンペーンはありますか?
各FX会社では口座開設や取引量に応じたキャッシュバックを実施していることがあります。お得なキャンペーンは新規口座開設キャンペーンまとめでチェックしてください。
まとめ:未来を勝ち取るのは「行動した人」だけ

トルコリラ/円スワップ投資のポイントを振り返ります。投資の世界に「絶対」はありませんが、ルールを守れば時間を味方につけられる投資です。
- 政策金利37%を背景に、1万通貨あたり1日24〜26円のスワップがもらえる
- 9月のインフレ率は約5年ぶりに30%を下回り、経済正常化が進んでいる
- レバレッジ3倍で年利換算約82%(為替一定の場合)
- 元手30万円でも、複利なら約1年11ヶ月で月10万円のスワップが理論上可能
- 総資金の10%以内・レバレッジ3倍以下・分散購入・再投資・口座選びの5つの掟を守る
インフレが続く日本で、日本円だけを持ち続けることにもリスクがあります。リスクを取らないことが最大のリスク。高金利通貨をポートフォリオの一部に加えることは、自分と家族を守るための「攻めの防御」です。
複利は、早く始めた人から恩恵を受けます。まだポジションを持っていないなら、今日が一番若い日です。朝起きてスマホを確認するたびに、チャリンチャリンとスワップが増えている毎日を想像してみてください。


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