「ロシアルーブル/円は買いでも売りでもスワップがもらえるって聞いたけど、今でもできるの?」
「ロシアの政策金利は14%もあるのに、なぜどこのFX会社でも取引できないの?」
こんな疑問を持ってこの記事にたどり着いた方は多いのではないでしょうか。
私、為替コヤジは2021年に、ロシアルーブル/円を別々のFX会社で両建てして「為替リスクほぼゼロで年利10%超」を狙う方法を紹介しました。当時は本当に魅力的な手法で、実際に多くの読者の方から反響をいただきました。
しかし2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻で状況は一変しました。2026年10月20日現在、国内の主要FX会社でロシアルーブル/円の新規取引はできません。
この記事では、ロシアルーブル/円が取引できなくなった経緯と最新の状況、「両建てならリスクほぼゼロ」と言われた手法に潜んでいた本当のリスク、そして今から始められる“ロシアルーブルの代わり”になる高スワップ戦略まで、FX歴15年の私が本音で解説します。
ロシアルーブル/円で稼ぎ損ねたと感じている方こそ、ぜひ最後まで読んでみてください。スワップ投資のチャンスは、今も形を変えてしっかり残っています。
- ロシアルーブル/円は2026年10月現在、国内FX会社で取引できるのか
- ロシアルーブル/円が取引停止になった経緯と、再開の見通し
- 政策金利14%のロシアルーブルが「理論上」どれくらいのスワップを生むのか
- かつての「ロシアルーブル/円両建て(年利10%超)」の仕組みと、そこに潜んでいたリスク
- ルーブル騒動から学ぶ、スワップ投資で失敗しないための教訓
- ロシアルーブル/円の代わりに今から始められる高スワップ戦略5選
- 為替コヤジが実際に使っているおすすめのFX口座
結論:ロシアルーブル/円は2026年10月現在、国内FX会社で取引できない

まずは一番気になる結論からお伝えします。2021年当時にロシアルーブル/円を扱っていた国内FX会社は、2022年2月以降、軒並み新規注文の受付を停止しました。それから4年半以上が経過した2026年10月時点でも、取引は再開されていません。
ここでは、各社の現在の対応状況と、なぜ取引が止まったのかを詳しく見ていきます。
主要FX会社のロシアルーブル/円の取扱い状況
2021年8月時点で私が確認したロシアルーブル/円の取扱い会社は6社でした。各社の現在の状況をまとめると以下のとおりです。
| FX会社 | 2021年当時 | 2026年10月現在の状況 |
|---|---|---|
| みんなのFX | 取扱いあり(2021年6月開始) | 2022年2月26日から新規注文停止。その後、保有ポジションは強制決済 |
| LIGHT FX | 取扱いあり(2021年6月開始) | みんなのFXと同様に新規注文停止 |
| 外為どっとコム | 取扱いあり | 2022年2月26日から新規注文停止、同年3月23日から注文受付停止 |
| SBI FXトレード | 取扱いあり | 新規建注文の受付を停止中 |
| IG証券 | 取扱いあり(売りスワップがプラス) | ロシアルーブル関連銘柄の取扱いを終了 |
| SBI証券 | 取扱いあり | 取引不可 |
※各社の公式サイト・お知らせ、比較サイトの掲載情報をもとに為替コヤジ作成(2026年10月20日時点)。最新の状況は各社の公式サイトでご確認ください。
比較サイトの一覧などには今もロシアルーブル/円のスワップ欄が残っていることがありますが、これはあくまでチャート表示用に銘柄が残っているだけです。外為どっとコムやみんなのFXの取引ツールではレートやチャートを確認できますが、新たにポジションを持つことはできません。
なお、海外FX業者の多くも米ドル/ルーブルなどの新規取引を停止しています。仮に取引できる業者があったとしても、金融庁に登録していない海外業者の利用はトラブル時に保護を受けられないため、私はおすすめしません。
取引停止のきっかけは2022年2月のウクライナ侵攻
ロシアルーブル/円の取引が止まった直接のきっかけは、2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻です。
侵攻を受けて欧米や日本は、ロシア中銀の外貨準備の凍結や、ロシアの一部銀行をSWIFT(国際銀行間の送金・決済ネットワーク)から排除するなど、厳しい経済制裁を相次いで発動しました。
その結果、次のような異常事態が起きました。
- ルーブルの大暴落:ロシアルーブル/円は一気に1円を割り込み、2022年3月には一時0.60円前後まで急落して過去最安値を更新
- インターバンク市場の流動性枯渇:FX会社がカバー取引をする銀行からレートが配信されなくなり、価格提示そのものが不安定に
- スプレッドの異常拡大とスワップの逆転:各社でスプレッドが大幅に広がり、スワップの受け払いが逆転するケースも発生
FX会社は顧客の注文を銀行などのカバー先に流してリスクを相殺しています。そのカバー先とまともに取引できなくなったため、各社は新規注文を止めるしかなかったのです。
ロシアの資本規制と経済制裁は今も続いている
侵攻から4年以上がたった今も取引が再開されないのは、制裁とロシア側の規制がいずれも続いているためです。
- 日本を含む欧米諸国は、ロシアに対する金融・送金面の制裁を継続中
- ロシア側も、外国人投資家の国債・株式取引や海外送金を制限する資本規制を継続
- 2024年6月には米国の追加制裁でモスクワ取引所のドル・ユーロ取引が停止
- 国内の銀行ではルーブルの公示相場が停止され、証券会社でもルーブルの両替や送金に支障が出ている状況
つまり、ルーブルは「金利は高いのに、西側の投資家が自由に売買できない通貨」になってしまったわけです。FX会社がカバー取引を安定して行える環境が整わない限り、取引再開は難しいと私は考えています。
2026年最新のロシアルーブルと政策金利の状況

取引できないとはいえ、「ロシアルーブル/円が再開したらすぐに動きたい」という方もいるでしょう。ここでは、ロシアルーブルの最新の金利や為替水準を確認しておきます。数字を見ると、なぜ多くのスワップ投資家がいまだにルーブルに注目しているのかがわかります。
ロシアの政策金利は14.00%(2026年9月時点)
ロシア中銀は、侵攻直後の2022年2月28日に政策金利を9.5%から20%へ一気に引き上げました。その後いったん引き下げたものの、インフレ再燃を受けて利上げを重ね、2024年10月には過去最高の21%に到達しています。
2025年から利下げに転じ、2026年に入っても慎重に利下げを継続。7月24日に14.00%へ引き下げたあと、9月11日の会合では14.00%で据え置きとなりました。次回の金融政策決定会合は2026年10月23日に予定されています。
| 時期 | ロシアの政策金利 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 2021年8月 | 6.50% | コロナ後の利上げ局面。旧記事を執筆した時期 |
| 2022年2月28日 | 20.00% | ウクライナ侵攻・制裁を受けて緊急利上げ |
| 2024年10月 | 21.00% | インフレ抑制のため過去最高水準へ |
| 2026年3月20日 | 15.00% | 利下げを継続 |
| 2026年7月24日 | 14.00% | 0.25%の利下げ |
| 2026年9月11日 | 14.00% | 据え置き(次回は10月23日) |
※ロシア中央銀行の公表資料および各種報道をもとに為替コヤジ作成
もし取引できたら?ロシアルーブル/円の理論スワップ
日本の政策金利は2026年9月に1.25%へ引き上げられました。ロシアとの金利差は約12.75%と、トルコリラに次ぐ大きさです。
ロシアルーブル/円のレートは2026年10月20日時点で1ルーブル=約1.92円です。仮にこの金利差がそのままスワップに反映されたとすると、次のような計算になります。
| 項目 | 10万通貨あたり(理論値) |
|---|---|
| 取引金額 | 約192,000円 |
| 年間スワップ(金利差12.75%) | 約24,500円 |
| 1日あたりのスワップ | 約67円 |
| レバレッジ3倍時の利回り | 約38% |
※金利差をそのまま当てはめた単純計算です。実際のスワップはFX会社のカバーコストや方針で大きく下がるのが一般的で、取引できない現在は実現不可能な数字です。
旧記事を書いた2021年の買いスワップは10万通貨で1日10〜15円程度でしたから、金利差だけ見れば当時の数倍の水準です。ただし、「金利は高いのに取引できない」という現実こそが、ロシアルーブル最大のリスクだと私は考えています。
ロシアルーブルの特徴は「原油連動」と「地政学リスク」
ロシアは生産量で世界有数の産油国であり、原油や天然ガスの輸出が経済の根幹を占めています。そのため、ルーブルは原油価格と連動しやすく、原油高はルーブル高、原油安はルーブル安につながりやすい通貨です。
一方で、2014年のクリミア併合以降、ルーブルは政治・地政学ニュースで大きく動く通貨にもなりました。ルーブルは2014年11月に完全変動相場制へ移行しましたが、2022年には資本規制を導入し、事実上「市場で自由に値が付く通貨」とは言いにくくなっています。
ロシアルーブル/円は2020年11月のコロナ禍で1.28円台まで下落し、2021年10月には原油高で1.64円台まで回復しましたが、侵攻後は0.6円前後まで暴落。その後は資本規制の効果もあって持ち直しています。数年で半値以下になり、また倍以上に戻るという値動きの荒さは、他の高金利通貨と比べても突出しています。
かつての「ロシアルーブル/円の両建て」とはどんな手法だったのか

ここからは、2021年に私が紹介した「ロシアルーブル/円の両建て」について振り返ります。もう同じ手法は使えませんが、この仕組みを理解しておくと、今でも使える「スワップアービトラージ」の考え方がよくわかります。
IG証券だけ「売りスワップがプラス」という歪みがあった
通常、高金利通貨を売るとスワップは支払いになります。ところが2021年8月当時、ロシアルーブル/円のスワップには面白い「歪み」がありました。
| FX会社 | 買いスワップ | 売りスワップ |
|---|---|---|
| みんなのFX | 12円 | -12円 |
| LIGHT FX | 12円 | -12円 |
| IG証券 | -40円 | 20円 |
| 外為どっとコム | 15円 | -65円 |
| SBI FXトレード | 10円 | -50円 |
| SBI証券 | 10円 | -50円 |
※2021年8月12日時点、10万通貨あたりの1日のスワップ(参考:当時の記録)。現在は取引できません。
IG証券だけは売りスワップがプラスでした。そこで、外為どっとコムで買い、IG証券で同じ数量を売れば、両方の口座でスワップを受け取れるという珍しい状態が生まれていたのです。
当時の私の試算では、各口座レバレッジ3倍で10万通貨ずつ両建てした場合、2口座合計の証拠金約10万円に対して年間約1万1,000円のスワップ、つまり年利約11%という計算でした。為替の値動きは買いと売りで相殺されるため、「為替リスクほぼゼロで年利10%超」というわけです。
「為替リスクほぼゼロ」の落とし穴
理屈の上では非常に優れた手法でした。しかし2022年の出来事は、「両建て=ノーリスク」ではないことをはっきり示しました。
仮に1ルーブル=1.5円で、各口座レバレッジ3倍(証拠金5万円)で10万通貨ずつ両建てしていたとしましょう。そこからレートが0.6円まで急落すると、どうなるでしょうか。
- 買い側の口座:含み損は9万円。証拠金5万円を大きく超えるため、途中でロスカット
- 売り側の口座:含み益は9万円。ただし、買い側が先に消えた時点から「売りだけ」の片側ポジションに
- その後:スプレッドが異常拡大し、スワップが逆転、最終的に注文停止や強制決済
トータルの損益が理屈どおりゼロに収まるとは限りません。ロスカット時のスリッページや、流動性が消えた状態での決済価格によっては、想定外の損失が出るおそれがありました。
両建ては「為替変動リスク」を消せても、「片側ロスカットのリスク」「取引そのものが止まるリスク」「スワップ条件が一夜で変わるリスク」までは消せないのです。
ルーブル騒動から学ぶスワップ投資5つの教訓

ロシアルーブル/円の取引停止は、スワップ投資家にとって非常に大きな教訓を残しました。私自身もこの出来事をきっかけに運用ルールを見直しています。これからスワップ投資を始める方は、ぜひ次の5点を頭に入れておいてください。
教訓① 地政学リスクの高い通貨は「取引停止」まで想定する
為替の暴落は誰でも想定しますが、「そもそも取引ができなくなる」事態まで想定している人は多くありません。戦争や制裁の当事国となりうる通貨は、どれだけ金利が高くても資金の一部にとどめるべきです。
教訓② 金利の高さだけで通貨を選ばない
高金利は「その国のリスクの高さ」の裏返しでもあります。金利に加えて、政治の安定性、EU加盟の有無、国債の格付け、取引量(流動性)なども必ずチェックしましょう。
教訓③ 両建てでもレバレッジは低く抑える
業者間の両建ては損益が別々の口座で発生するため、片側だけロスカットされるリスクがあります。各口座のレバレッジは3倍程度までに抑え、含み益側から含み損側へすぐ資金を移せる準備をしておくことが重要です。
教訓④ マイナー通貨は取扱い会社が少ないことを意識する
取扱い会社が少ないマイナー通貨は、スワップの歪みが出やすい一方で、いざというときの逃げ道も少なくなります。メジャーな高金利通貨と組み合わせて、ポートフォリオ全体でリスクを分散しましょう。
教訓⑤ スワップは「確定した金利」ではない
スワップポイントはFX会社が日々決めるもので、預金の利息のような約束された金利ではありません。週に1度はスワップの水準を確認し、条件が変わったら組み合わせの見直しや撤退を判断する習慣をつけてください。
スワップ投資の基本的な仕組みやリスクについては、以下の記事で体系的に解説しています。

ロシアルーブル/円の代わりに今から狙える高スワップ戦略5選

ロシアルーブル/円の両建てはもうできませんが、がっかりする必要はありません。「金利差」や「業者間のスワップの歪み」を利用して稼ぐ方法は、今も形を変えて存在しています。
ここでは、ロシアルーブル/円の代わりとして私が注目している5つの戦略を紹介します。まずは主要な高金利通貨の政策金利を確認しておきましょう。
| 国・通貨 | 政策金利 | 国内FXでの取引 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| トルコ(リラ) | 37.00% | 可能 | 超高金利だが下落トレンドに注意 |
| ロシア(ルーブル) | 14.00% | 不可 | 制裁・資本規制で取引停止中 |
| 南アフリカ(ランド) | 7.25% | 可能 | 資源国通貨。値動きはやや大きめ |
| メキシコ(ペソ) | 6.50% | 可能 | 取扱い会社が多く初心者向き |
| ハンガリー(フォリント) | 5.50% | 可能 | EU加盟国。少額から始めやすい |
| チェコ(コルナ) | 3.75% | 可能 | 格付けが高く値動きが穏やか |
| 日本(円) | 1.25% | ー | 2026年9月に利上げ |
※2026年10月中旬時点で確認できた各中央銀行の公表値・報道をもとに為替コヤジ作成。各国とも金融政策会合のたびに変更される可能性があるため、最新値は各中央銀行の発表でご確認ください。
戦略① ユーロ/ズロチ(EUR/PLN)の売りスワップ
「売りでスワップがもらえる」というロシアルーブル/円の両建てに一番近い感覚で取り組めるのが、ユーロ/ポーランドズロチ(EUR/PLN)です。
ポーランドの政策金利がユーロ圏を上回っているため、EUR/PLNは「売り」でスワップを受け取れる珍しい通貨ペアです。しかも長年にわたって一定のレンジで推移する傾向があり、高値圏で売って下がったら利益確定する「半自動売買」と組み合わせると、決済益とスワップの両方を狙えます。
私自身もIG証券やみんなのFXで運用し、実際に15万円ほどの利益を上げました。設定方法や必要資金は以下の記事で詳しく公開しています。

戦略② メキシコペソ/円などの業者間スワップアービトラージ
「A社で買って、B社で売る」というロシアルーブル/円両建ての考え方そのものは、メキシコペソ/円や南アフリカランド/円などで今も使えます。これが「スワップアービトラージ(スワップサヤ取り)」です。
正直にお伝えすると、2026年は日銀の利上げで金利差が縮み、平常時の業者間スワップ差は1日10円前後(10万通貨あたり)と小さくなっています。ただし、政策金利の変更直後やスワップ増額キャンペーンの期間には差が大きく開くことがあり、そこを狙えば為替リスクを抑えながら利益を上げることも可能です。
正しい利回り計算やロスカットを防ぐ資金管理まで、以下の記事で詳しく解説しています。

戦略③ 東欧通貨(ハンガリーフォリント/円・チェココルナ/円)のスワップ投資
ロシアのような地政学リスクを避けたいなら、EU加盟国の通貨である東欧通貨が有力な候補です。
- ハンガリーフォリント/円:政策金利5.50%。1フォリント=0.5円前後と単価が低く、少ない資金で始めやすい
- チェココルナ/円:政策金利3.75%。国債格付けが日本より高く、値動きが比較的穏やか
トルコリラのような爆発力はありませんが、「EU加盟国」という制度的な安定感の中でスワップを受け取れるのが最大の魅力です。ロシアルーブルで「通貨の信用」の大切さを痛感した方には、特におすすめしたい通貨です。


戦略④ メキシコペソ/円の王道スワップ投資
為替リスクはある程度受け入れて、シンプルにスワップを受け取りたいなら、王道はメキシコペソ/円です。政策金利は6.50%で、取扱い会社が多くスプレッドも狭いため、初心者が最初に選ぶ通貨ペアとして最適です。
10万通貨あたりの年間スワップは5万円を超える水準で、レバレッジ3倍以内で運用すれば、多少の円高にも耐えられます。米国との経済的な結びつきが強く、他の新興国通貨と比べて急落リスクが相対的に低い点も安心材料です。

戦略⑤ 少額でトルコリラ/円の超高金利を取りにいく
「ロシアルーブル並みの高金利が欲しい」という方は、政策金利37.00%のトルコリラ/円が候補になります。1万通貨あたり1日20円台のスワップがもらえ、金利面ではロシアルーブルをはるかに上回ります。
ただし、トルコリラは長期的に円に対して下落傾向が続いてきた通貨です。資金の一部だけを低レバレッジで投じる「サテライト枠」として扱うのが鉄則です。私はトルコリラ/円のスワップがトップクラスのセントラル短資FXで運用しています。

ロシアルーブル難民におすすめのFX口座

ロシアルーブル/円の代わりにスワップ投資を始めるなら、口座選びが収益を大きく左右します。ここでは、私が実際に使っている、またはおすすめできるFX口座を目的別に紹介します。
| FX会社 | 向いている戦略 | 特徴 |
|---|---|---|
| みんなのFX | アービトラージの買い側、EUR/PLN、東欧通貨 | LIGHTペアの高スワップ。1,000通貨から取引可能 |
| IG証券 | EUR/PLNの売りスワップ | 約100通貨ペアと取扱いが豊富。マイナー通貨に強い |
| セントラル短資FX | トルコリラ/円、ハンガリーフォリント/円 | 高スワップと約定力。為替コヤジのメイン口座 |
| GMOクリック証券 | メキシコペソ/円、東欧通貨 | スワップ一本値でマイナススワップが小さい |
特にアービトラージやEUR/PLNで「ロシアルーブル両建てのような歪み」を狙うなら、複数の口座を持っておくことがチャンスを逃さないコツです。口座開設はどこも無料なので、気になる会社はまとめて開設しておきましょう。
口座開設でもらえる現金やギフト券のキャンペーンは、以下のページにまとめています。せっかくなら取りこぼしのないようにしてください。

ロシアルーブル/円のスワップ投資に関するよくある質問

最後に、ロシアルーブル/円について読者の方からよくいただく質問にお答えします。
Q. ロシアルーブル/円の取引はいつ再開されますか?
現時点で再開の見通しは立っていません。再開には、少なくとも制裁の緩和やロシアの資本規制の解除によって、FX会社が銀行と安定してカバー取引できる環境が戻ることが必要です。停戦交渉などのニュースが出ても、実際の再開には時間がかかると考えたほうがよいでしょう。再開の動きがあれば、この記事でもお知らせします。
Q. 2022年以前から持っていたポジションはどうなりましたか?
多くのFX会社では決済注文のみ受け付ける対応となり、みんなのFXなど一部の会社では、事前の告知を経て保有ポジションが強制決済されました。現在も詳細が気になる方は、利用していたFX会社のお知らせやサポート窓口でご確認ください。
Q. 海外FXならロシアルーブルを取引できますか?
大手の海外FX業者の多くも、2022年以降は米ドル/ルーブルなどの新規取引を停止しています。また、日本居住者向けに金融庁の登録を受けずにサービスを提供する海外業者は、信託保全などの保護を受けられません。為替コヤジとしては利用をおすすめしません。
Q. 今、両建てでスワップを稼ぐならどの通貨ペアがいいですか?
取扱い会社が多く、各社のスワップ水準にばらつきが出やすいメキシコペソ/円や南アフリカランド/円が基本です。「売りでスワップがもらえる」という点ではユーロ/ズロチも面白い選択肢です。いずれも、スワップ差はキャンペーンや金利変更のタイミングで大きく変わるため、こまめなチェックが欠かせません。
Q. スワップ投資の利益に税金はかかりますか?
国内FXの利益は、スワップも含めて「先物取引に係る雑所得等」として申告分離課税(税率20.315%)の対象になります。複数のFX会社の損益は合算できるため、両建てで片方が利益・片方が損失になった場合も相殺して申告できます。会社員の方は、給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。
まとめ:ロシアルーブル/円の教訓を活かして、今できるスワップ投資を始めよう

最後に、この記事のポイントを振り返ります。
- ロシアルーブル/円は2026年10月現在、国内FX会社で新規取引できない
- きっかけは2022年2月のウクライナ侵攻と経済制裁。ロシアの資本規制も続き、再開の見通しは立っていない
- ロシアの政策金利は14.00%(2026年9月時点)と高いが、「取引できないこと」自体が最大のリスク
- かつての「両建てで年利10%超」は、片側ロスカット・取引停止・スワップ逆転のリスクを抱えていた
- 代わりに今狙えるのは、EUR/PLNの売りスワップ、業者間アービトラージ、東欧通貨、メキシコペソ、トルコリラ(少額)
ロシアルーブル/円の騒動は、スワップ投資の「怖さ」を見せつけた出来事でした。しかし同時に、リスクを正しく理解し、通貨と口座を分散しておけば、スワップ投資は今でも十分に「ほったらかしで毎日お金が積み上がる」魅力的な投資法であることに変わりはありません。
私自身、ルーブルの教訓を胸に、複数の通貨・複数の口座に分散してスワップ投資を続けています。そのリアルな運用成績は以下の記事ですべて公開していますので、これから始める方の参考になればうれしいです。

まずは少額から、1つ口座を開いて実際にスワップが毎日積み上がる感覚を体験してみてください。きっと「もっと早く始めればよかった」と感じるはずです。
スワップ投資以外も含めた「ほったらかしで続けられる投資」の全体像は、以下の記事もあわせてご覧ください。


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