「不動産クラウドファンディングを始めたいけど、TOMOTAQU(トモタク)と利回り不動産、結局どっちがいいの?」
1万円から始められる不動産クラファンの中でも、TOMOTAQUと利回り不動産はどちらも高めの想定利回りと優先劣後システムを武器に、多くの投資家から支持を集めているサービスです。ただ、劣後出資割合や運用期間、案件の傾向には意外と違いがあり、なんとなくで選んでしまうと「思っていたのと違った」ということにもなりかねません。
そこで今回は、20社以上の不動産クラファンに実際に投資してきた私・為替コヤジが、TOMOTAQUと利回り不動産を運営会社・利回り・リスク・向いている人の観点から徹底比較します。最後まで読めば、あなたに合うのはどちらなのか、あるいは両方併用すべきなのかがはっきり分かるはずです。
- TOMOTAQUと利回り不動産の運営会社・利回り・運用期間の違い
- それぞれの優先劣後出資割合とリスクの考え方
- TOMOTAQUと利回り不動産、それぞれのメリット・デメリット
- 投資スタイル別、どちらが向いているか
- 為替コヤジが考える結論と併用のすすめ方
TOMOTAQUと利回り不動産の基本情報を比較

まずは両サービスの基本情報を並べて比較してみましょう。どちらも不動産クラウドファンディングという同じ仕組みのサービスですが、運営会社の成り立ちやサービス開始時期には違いがあります。
| 比較項目 | TOMOTAQU(トモタク) | 利回り不動産 |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社イーダブルジー | 株式会社ワイズホールディングス |
| サービス開始 | 2020年10月 | 2021年4月 |
| 最低投資額 | 1口1万円から | 1口1万円から |
| 想定利回り | 4.9〜10.0%程度(直近実績平均は7%前後) | 5〜10%程度が中心 |
| 運用期間 | 3ヶ月〜、平均は1年弱程度 | 6〜18ヶ月程度が中心 |
| 劣後出資割合 | 原則10%固定 | ファンドにより10〜60%超と幅が広い |
| マスターリース契約 | あり(空室でも賃料保証) | あり(空室でも賃料保証) |
| 元本割れ実績 | これまでゼロ | これまでゼロ |
数字だけを見ると似た者同士に見えますが、劣後出資割合の設計思想が大きく異なる点が両サービスの一番の違いです。この点は後ほど詳しく解説します。
TOMOTAQU(トモタク)の特徴とメリット・デメリット

TOMOTAQUは、株式会社イーダブルジーが2020年10月から提供している不動産クラウドファンディングで、首都圏の居住用不動産を中心に、賃料収入を配当原資とするインカムゲイン型のファンドを組成しています。安定したキャッシュフローを積み上げたい投資家との相性が良いのが特徴です。

TOMOTAQUのメリット
TOMOTAQU最大の特徴は、すべてのファンドで劣後出資割合が10%に統一されているという分かりやすさです。案件によって劣後割合がバラバラなサービスも多い中、常に「劣後10%」という基準がぶれないため、リスク水準を毎回確認する手間が省けます。
また独自の「トモタクポイント」制度があり、貯まったポイントは出資金の20%まで充当できます。会員登録やファンド出資のたびにポイントが付与されるため、リピート投資をするほど実質的な投資効率が上がっていく設計になっています。全案件でマスターリース契約が締結されている点も、空室リスクを気にせず分配金を受け取りたい人には安心材料です。
TOMOTAQUのデメリット
一方で、劣後出資割合が10%固定ということは、裏を返せば「評価額が10%以上下落した場合は投資家の元本にも影響が及ぶ」ということでもあります。利回り不動産のように劣後割合が30%、40%と厚く設定された案件と比べると、下落耐性はやや控えめです。過去には運用延長や償還遅延が発生した案件もあり(いずれも後に解消済み)、短期運用だからといって油断は禁物です。
利回り不動産の特徴とメリット・デメリット

利回り不動産は、株式会社ワイズホールディングスが2021年4月から運営する不動産クラウドファンディングです。都心の収益物件から地方のホテル・商業施設まで幅広い案件を組成しており、2026年4月末時点で累計84件・募集額176億円超、応募額224億円超という実績を積み上げています。

利回り不動産のメリット
利回り不動産の強みは、ファンドごとに劣後出資割合を柔軟に設計している点です。平均的な案件は劣後10%程度ですが、中には劣後割合が60%を超える手厚い案件も用意されており、「利回りよりも安全性を重視したい」という人向けの選択肢を選べます。物件のバリエーションも豊富で、地域や用途を分散させたポートフォリオを組みやすいのも魅力です。クラウドファンディングの種類を理解した上で選ぶと、より自分に合った案件を見つけやすくなります。
利回り不動産のデメリット
案件によって劣後出資割合が大きく異なるため、逆に言えば「よく確認せずに投資すると、想定より劣後割合が薄い案件を選んでしまう」リスクもあります。高利回り案件の中には、粗利を確保するために取得価格が割安な「クセのある物件」が対象になっているケースもあるため、想定利回りの高さだけで飛びつかず、対象物件の内容までしっかり確認する姿勢が欠かせません。
TOMOTAQU vs 利回り不動産、リスクの考え方の違い
両サービスとも優先劣後システムを採用しており、運用損失が出た場合はまず運営会社側の劣後出資分から損失が補填される仕組みです。ただしTOMOTAQUは「劣後10%で統一」というシンプルな設計、利回り不動産は「案件ごとに劣後割合が変動」という柔軟な設計と、考え方の方向性が異なります。
初心者のうちは、毎回同じ基準で判断できるTOMOTAQUの方が案件選びに悩みにくいかもしれません。一方で、投資に慣れてきて「この案件は利回りよりも安全性重視で」「この案件は利回り重視で」と使い分けたい人には、利回り不動産の柔軟さが活きてきます。なお不動産クラファンとよく比較されるソーシャルレンディングとの違いも理解しておくと、投資対象への理解がより深まります。
どんな人におすすめ?TOMOTAQUと利回り不動産の向き不向き

ここまでの比較を踏まえて、それぞれどんな人に向いているのかを整理します。
| タイプ | おすすめサービス |
|---|---|
| 案件ごとの条件チェックに時間をかけたくない人 | TOMOTAQU(劣後割合が常に10%で分かりやすい) |
| ポイント制度を活用してリピート投資したい人 | TOMOTAQU(トモタクポイントで出資金の20%まで充当可) |
| 案件ごとに安全性重視・利回り重視を使い分けたい人 | 利回り不動産(劣後割合が案件ごとに10〜60%超と幅広い) |
| 幅広いエリア・物件タイプに分散投資したい人 | 利回り不動産(都心〜地方まで案件が多彩) |
会社員として働きながら副業感覚で不動産クラファンに取り組みたい方であれば、どちらのサービスも運用中に手間がかからない「ほったらかし投資」という点は共通しています。まずは少額でどちらも試してみて、自分に合った方を軸に投資額を増やしていくのが現実的な進め方です。
TOMOTAQUと利回り不動産、どちらを選ぶべき?為替コヤジの結論

正直なところ、TOMOTAQUと利回り不動産はどちらも元本割れ実績がなく、優先劣後システムとマスターリース契約でリスクを抑える設計になっている点で甲乙つけがたいサービスです。私自身は「どちらか一方」ではなく、両方に少額ずつ投資して分散させるのが最も合理的だと考えています。
不動産クラファンは1つのサービス・1つの案件に資金を集中させると、万が一の遅延や元本割れが発生した際の影響が大きくなってしまいます。TOMOTAQUと利回り不動産のように運営会社も案件傾向も異なるサービスを組み合わせておけば、それだけでリスク分散になります。他の主要サービスとの位置づけも確認したい方は不動産クラウドファンディングおすすめランキングもあわせてチェックしてみてください。さらに詳しい選び方の基準は不動産クラファンの選び方の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
よくある質問

TOMOTAQUと利回り不動産、利回りが高いのはどっち?
想定利回りのレンジはどちらも5〜10%程度とほぼ同水準です。案件によって前後するため、利回りだけで優劣をつけるのではなく、劣後出資割合や対象物件の内容もあわせて確認することをおすすめします。
両方の口座を開設するメリットはある?
あります。案件の組成タイミングやテーマがサービスごとに異なるため、複数の口座を持っておくことで、気になる案件が出たときにすぐ投資できるチャンスが広がります。会員登録自体は無料なので、まずはどちらも登録しておいて損はありません。
投資初心者はどちらから始めるべき?
劣後出資割合が常に10%で統一されているTOMOTAQUの方が、案件ごとの条件比較に迷いにくく初心者向きです。慣れてきたら、劣後割合を案件ごとに選べる利回り不動産も併用してみると、より自分の投資方針に合った運用ができるようになります。
まとめ

TOMOTAQUと利回り不動産は、どちらも1万円から始められ、優先劣後システムとマスターリース契約でリスクを抑えた設計の不動産クラウドファンディングです。TOMOTAQUは劣後10%固定の分かりやすさとポイント制度、利回り不動産は案件ごとに劣後割合を選べる柔軟さが、それぞれの強みといえます。
不動産クラファンは元本保証のある投資ではありませんが、仕組みを理解した上で複数サービスに分散すれば、リスクを抑えながら安定したインカムゲインを狙うことができます。この記事を参考に、まずは少額からTOMOTAQUと利回り不動産の両方を試してみてはいかがでしょうか。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任のもと、ご自身で十分に調査・判断のうえ行ってください。各サービスの最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。
ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは投資額5,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。
| アセットクラス | 投資先 |
| 先進国株式 | 投資信託(オルカン / S&P500 / FANG+ / レバナス) |
| 金(ゴールド) | 投資信託(SBI・iシェアーズ・ゴールド) |
| FX(自動売買) | トラリピ / 松井証券FX |
| FX(スワップ) | セントラル短資FX / みんなのFXなど |
| 仮想通貨(BTC / ETH / XRP) | BitLending / PBRレンディング |
| 不動産クラファン / ソシャレン | みらファン / TOMOTAQU / TORCHESなど |
| ロボアドバイザー | ROBOPRO |
ほったらかし投資は、投資経験がゼロでも問題ありません。
再現性があるので為替コヤジの設定をそっくりそのまま真似れば、同じように不労所得を得ることができます。
投資に関する注意喚起

投資は運用結果によっては資産が増える、不労所得を得られるなどのメリットがありますが、一方で元本割れなどのリスクが伴います。
特にFXや仮想通貨などは価格が急激に変動することがあり、高い収益を期待できる反面、リスクの高い資産でもあります。
投資に関する注意喚起について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
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金融庁 |
| 消費者庁 | |
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| 日本暗号資産取引業協会(JVCEA) | |
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| 国税庁|仮想通貨の税務上の取扱い | |
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| 日本証券業協会(JSDA) | |
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