「不動産クラウドファンディング(不動産クラファン)を始めるなら、できるだけ高い利回りを狙いたい」
――そんな”攻め”の投資家の方に向けて、この記事を書きました。
2026年現在、不動産クラファンのサービスは全国に100社以上存在します。
中には想定利回り2〜5%台の手堅い大手サービスも多くありますが、この記事ではあえてそこには焦点を当てません。
不動産クラファンに20社以上投資してきた私・為替コヤジが、高利回り志向の投資家にこそ注目してほしい7社を厳選し、ランキング形式でご紹介します。
選定基準は「利回りの高さ」を最優先軸としつつ、「安全性」「運営会社の信頼性」「投資のしやすさ」も加味した4軸です。
それぞれの強みと注意点を私自身の目線で正直にお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事は、為替コヤジが書いています。
- アラフィフの投資ブロガー
- 投資歴14年、運用額5,000万円
- FXや不動産クラファン、仮想通貨などのほったらかし投資を実践
- 不動産クラウドファンディングの基本的な仕組みとリスク
- 想定利回り8%超を狙える高利回りサービス7社の特徴と注意点
- 各社の想定利回り・劣後出資比率・運用実績を一覧で比較できる表
- 「高利回り=ハイリスク」になりやすい理由と見分け方のポイント
- 高利回りを狙いながらリスクを抑える分散投資の具体的な組み合わせ方
なお、今回の7社には私なりの明確な選定方針があります。
安定重視で利回り5〜8%程度のサービス(みらファンなど)は今回あえて対象外とし、想定利回り8%を超えるファンドを複数抱える、攻めのサービスを中心にセレクトしました。
銀行預金や堅実な大手サービスと比べれば当然リスクは高くなりますが、その分「増やす」ことに主眼を置いた選択です。
不動産クラファンには、もちろんもっと手堅い選び方もあります。
たとえば東証グロース市場に上場するCREAL(クリアル)、東証プライム上場グループが運営するRimple(リンプル)、東証スタンダード上場の穴吹興産が運営するJointo αなど、上場企業(またはそのグループ)が運営する大手業者を選ぶ方法です。
財務基盤の安定性や情報開示の透明性は申し分ありませんが、その分想定利回りは2〜5%台に抑えられるケースがほとんどです。
私は「せっかく不動産クラファンを活用するなら、銀行預金との差をはっきり実感できるリターンを狙うべき」という考えのもと、今回は高利回り路線の7社をセレクトしています。
もちろん元本保証はなく、利回りが高いファンドほど相応にリスクも高くなる点は必ず理解した上で読み進めてください。
投資はあくまで自己責任ですが、この視点がみなさんの業者選びのヒントになれば幸いです。
- 不動産クラウドファンディングとは?初心者向けにざっくり解説
- 【比較表】高利回りおすすめ不動産クラファン7社の主要スペック一覧
- 高利回りおすすめ不動産クラファン7社ランキング
- 🥇 1位:TORCHES(トーチーズ)|年利10%超・短期高利回りを狙うなら今が旬
- 🥈 2位:TECROWD(テクラウド)|海外新興国不動産という独自路線で平均実績利回り約10%
- 🥉 3位:NINE FUND(ナインファンド)|劣後出資比率40%超×高利回りの異次元の安全設計
- 4位:VIFA(おうちの再生ファンドVIFA)|空き家・古民家再生に特化した1万円からの高利回りサービス
- 5位:TAMBO(タンボー)|利回り上振れ実績と誠実な運営姿勢が際立つ新星
- 6位:TOMOTAQU(トモタク)|マスターリース採用で空室リスクをカバー
- 7位:センス・オーナーズ(SENSE OWNERS)|上場企業運営×想定利回り12〜16%の新興サービス
- 7社を選ぶ際のチェックポイント:高利回り志向でも確認すべき3つのこと
- 高利回り狙いでも分散投資は忘れずに
- まとめ:高利回り志向の不動産クラファン7社ランキング
- ほったらかし投資でリスク分散
- 投資に関する注意喚起
不動産クラウドファンディングとは?初心者向けにざっくり解説

本題に入る前に、まず不動産クラファンの基本をおさらいしておきましょう。仕組みを理解しておくと、これから紹介する7社の「高利回りの理由」がより腹落ちするはずです。
不動産クラファンとは、複数の投資家から少額ずつ資金を集め、プロが不動産を運用して得た収益を分配する投資サービスです。
「不動産特定共同事業法」という法律に基づいて運営されており、国土交通省または都道府県知事の許可を受けた事業者のみがサービスを提供できます。
銀行預金との大きな違いは利回りの高さです。一般的な不動産クラファンの想定利回りは年5〜10%程度ですが、本記事で紹介するサービスの中には10%を大きく超えるファンドも珍しくありません。
また、通常の不動産投資と異なり、物件の管理や入居者対応などの手間がいっさい不要な「ほったらかし投資」ができる点も大きな魅力です。
一方で元本保証はない点は必ず押さえておきましょう。高利回りのファンドほど、優先劣後比率が低め・キャピタルゲイン型(売却益依存)といったリスク要因を伴うケースが多く、利回りとリスクは表裏一体である点を強く意識してください。
多くのサービスでは「優先劣後システム」が採用されており、損失が出た場合にまず運営会社側が損失を負担する仕組みが整っていますが、その比率はサービス・ファンドによって大きく異なります。
不動産クラファン全体の仕組みやメリット・デメリット、掲載事業者46社の一覧については、【2026年最新版】不動産クラウドファンディングとは?仕組みやメリット・デメリット、おすすめ事業者46社を紹介で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
また、安全性を重視してじっくり選びたい方には、【2026年最新版】不動産クラウドファンディングおすすめランキング|投資初心者が選ぶべきサービスを徹底比較もあわせてどうぞ。
【比較表】高利回りおすすめ不動産クラファン7社の主要スペック一覧

まずは今回紹介する7社を横並びで比較してみましょう。想定利回りだけでなく、劣後出資比率や運用期間もあわせてチェックすることが、高利回り投資で失敗しないための第一歩です。
| サービス名 | 最低投資額 | 想定利回り | 劣後出資比率 | 運用期間 | 元本割れ実績 |
| TORCHES | 1万円 | 8.5〜17% | 約10% | 3〜10ヶ月 | なし |
| TECROWD | 10万円 | 7〜12%程度(平均実績約10%) | 案件により変動(やや低め) | 6ヶ月〜2年程度 | なし(一部案件で竣工遅延あり) |
| NINE FUND | 10万円 | 7.9〜9% | 25〜60% | 3〜6ヶ月 | なし |
| おうちの再生ファンドVIFA | 1万円 | 9〜12%前後 | 約20% | 3〜6ヶ月程度 | なし |
| TAMBO | 10万円 | 7〜14%台 | 最大40% | 短〜中期 | なし |
| TOMOTAQU | 1万円 | 5〜8% | 10% | 数ヶ月〜2年 | なし |
| センス・オーナーズ | 10万円 | 12〜16% | 案件により変動(低め・なしの場合も) | 数ヶ月〜中期(開発型) | 実績なし(2026年7月開始) |
※各数値はサービスおよびファンドによって異なります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
高利回りおすすめ不動産クラファン7社ランキング

ここからは各社の特徴を、私が実際に情報収集・比較検討した内容をもとに1社ずつ詳しく解説していきます。
🥇 1位:TORCHES(トーチーズ)|年利10%超・短期高利回りを狙うなら今が旬
高利回りを狙うなら、まず候補に挙げたいのがTORCHESです。想定利回りの高さと運営会社の実力を兼ね備えた、今もっとも勢いのあるサービスといえます。
TORCHESは2025年11月にスタートしたばかりの新鋭サービスですが、その利回りと運営の実力は業界トップクラスです。
TORCHESを運営するのはTORCHES株式会社で、東京23区を中心とした不動産開発で年商535億円を誇るエムトラスト株式会社の完全子会社です。
親会社のエムトラストはヤマワケエステートなど他社プラットフォームに100件以上の不動産プロジェクトを供給してきた実績があり、TORCHESはその豊富なノウハウを自社サービスとして展開したものです。
TORCHESの特徴
最大の魅力は圧倒的な利回りの高さです。想定利回りは8.5〜17%と、業界の中でも際立って高い水準です。
直近の案件では14%前後のファンドが中心で、サービス開始からすでに30件以上のファンドが募集され、すべて応募率100%以上を達成しています。第1号案件に至っては256%という驚異的な人気を集めました。
また、早期償還実績が豊富な点も注目です。これまでに償還された7ファンドのうち6案件で早期償還が実現しており、いずれも不動産売却が計画以上に順調に進んだ結果です。
運用期間は3〜10ヶ月程度と短期型が中心のため、資金が長期間拘束されにくい点も高利回り狙いの投資家にとって使い勝手の良いポイントです。
TORCHESの注意点
サービスとしての運営歴はまだ浅く、TORCHES単体としての長期的なトラックレコードは今後積み上がっていく段階です。
また、メインのファンドはキャピタル型(売却益)のため、インカム型(賃料収入)と比べてリスクがやや高い点は理解しておく必要があります。劣後出資比率も約10%と他社より低めな点も確認しておきましょう。
TORCHESはこんな人におすすめ
- 高利回りを積極的に狙いたい人
- 短期で資金を回したい人
- 都心不動産に投資したい人
TORCHESについてはTORCHES(トーチーズ)とは?不動産クラウドファンディングの特徴・評判・メリット・デメリットを徹底解説でさらに詳しく解説しています。
🥈 2位:TECROWD(テクラウド)|海外新興国不動産という独自路線で平均実績利回り約10%
高利回り志向の中でも「投資対象そのものの独自性」を重視するなら、TECROWDが有力候補になります。
TECROWDは、日本国内では珍しい海外新興国不動産に投資できる不動産クラファンです。2021年にサービスを開始し、建設・不動産業で20年以上の実績を持つTECRA株式会社が運営しています。
神奈川県知事から不動産特定共同事業の許可を取得しており、モンゴル・カザフスタンなどの中央アジアを中心に、土地取得から建設・販売・運営管理までを自社グループで内製化することでコストを抑え、高収益な不動産運用を実現してきました。
近年はサービスのリニューアルを行い、海外案件に加えて国内のデータセンターや福祉施設など、成長分野への投資機会も拡大しています。
TECROWDの特徴
最大の魅力は平均実績利回り約10%という国内トップクラスの水準です。
個別ファンドの想定利回りは7〜12%程度に分布しており、特にモンゴル・カザフスタンなど中央アジアの富裕層向け住宅・オフィスビル・商業施設は高いリターンが期待できます。
2021年のサービス開始以来、配当遅延・元本割れは過去0件(将来を保証するものではありません)で、累計調達額は430億円を超えています。
自社施工による日本基準の品質管理体制や、途中解約制度、定期的な進捗報告など、海外不動産特有の不安を軽減するための投資家保護の仕組みも整っています。
TECROWDの注意点
最低投資額は10万円と、今回紹介した7社の中でも高めの水準です。
過去にはスリランカ案件で竣工遅延が発生した事例があり、海外新興国特有のカントリーリスク(為替変動・政情不安・法制度の違いなど)は国内案件にはないリスクとして理解しておく必要があります。
また劣後出資比率は案件によって差があり、他社と比べてやや低めに設定されているファンドもあります。運用期間も6ヶ月〜2年程度と長めの案件が多く、資金の流動性を重視する方にはやや不向きな面もあります。
TECROWDはこんな人におすすめ
- 海外不動産という独自の投資対象に関心がある人
- 高い平均実績利回りを重視する人
- 長期の資金拘束を許容できる人
TECROWDについてはTECROWD(テクラウド)とは?不動産クラウドファンディングの特徴・評判・メリット・デメリットを徹底解説でさらに詳しく解説しています。
🥉 3位:NINE FUND(ナインファンド)|劣後出資比率40%超×高利回りの異次元の安全設計
「高利回りだけど安全性も妥協したくない」という方に刺さるのがNINE FUNDです。
NINE FUNDは2024年12月にサービスを開始した新興サービスで、北海道札幌市に本社を置く株式会社ファクター・ナインが運営しています。
同社の親会社である株式会社ナインホールディングスは2001年設立の不動産会社で、創業20年以上の実績を持つ地域密着型の企業です。
NINE FUNDの特徴
NINE FUNDが他社と決定的に異なるのは、劣後出資比率の高さです。平均40%以上、案件によっては50%超という設定は業界でも極めて異例の水準です。
つまり、物件価値が40%以上下落しない限り、投資家の元本には影響が及ばない計算になります。それでいて想定利回りは7.9〜9%という高水準を維持しています。
「安全性か、利回りか」という不動産クラファンの二律背反を、地域密着の強みで突破した点は特筆に値します。
また、投資エリアが北海道・札幌市に特化している点も独自の魅力です。サービス開始以来、1号ファンドの応募倍率457%、2号ファンドで659%と高い人気を集めており、元本割れの実績もゼロです。
NINE FUNDの注意点
最低投資額が10万円とやや高めな点はネックになるかもしれません。
また、不動産クラファンとしての実績は2024年12月からと浅く、長期的なトラックレコードはこれから積み上がっていく段階です。運営会社の直近の業績に一部不安材料があるとも指摘されており、少額・分散投資が推奨されます。
NINE FUNDはこんな人におすすめ
- 高利回りと安全性のバランスを重視したい人
- 地域分散投資を考えている人
- 札幌不動産に興味がある人
NINE FUNDについてはNINE FUNDとは?不動産クラウドファンディングの特徴・評判・メリット・デメリットを徹底解説でさらに詳しく解説しています。
4位:VIFA(おうちの再生ファンドVIFA)|空き家・古民家再生に特化した1万円からの高利回りサービス
1万円という少額から二桁の想定利回りを狙えるのが、VIFAならではの強みです。
正式名称は「おうちの再生ファンドVIFA」で、2024年5月末にサービスを開始しました。運営するのはレクストアセットマネジメント株式会社(大阪府大阪市)で、不動産特定共同事業の許可(大阪府知事 第26号)を取得しています。
未出資金については信託銀行を活用した信託保全を採用しており、万が一運営会社に問題が生じた場合でも出資前の資金は保全される仕組みです。
VIFAの特徴
最大の特徴は、全国の空き家・古民家を再生して不動産小口化商品に仕立てるという投資テーマの明確さです。
再生した物件を売却した際のキャピタルゲインを原資に分配する仕組みが中心で、想定利回りは9〜12%前後と高水準のファンドが多く見られます。
最低投資額は1万円からと、今回紹介する7社の中でも参入障壁が低い点も魅力です。運用期間は3〜6ヶ月程度の短期案件が中心で、資金を長期間拘束されにくい設計になっています。
劣後出資比率は案件ごとに異なりますが、約20%前後を確保するファンドが多く、高利回り系のサービスの中では投資家保護への配慮も相対的に手厚い部類です。
地方で埋もれている空き家・古民家に光を当て、地域活性化に貢献できるという社会的意義も、リターン以外の魅力として支持を集めています。
VIFAの注意点
サービス開始からまだ2年程度と実績は浅く、これまでの募集額も1件あたり1,000万円未満の小規模なファンドが中心です。
案件規模が小さいため抽選倍率が高くなりやすく、希望のファンドに投資できない可能性があります。また空き家・古民家再生というテーマの特性上、想定外の改修コストが発生するリスクなど、通常の不動産クラファンとは異なるリスク要因も理解しておく必要があります。
VIFAはこんな人におすすめ
- 1万円という少額から高めの利回りを狙いたい人
- 空き家・古民家再生など社会貢献性の高い投資に関心がある人
- 高利回り系の中でも比較的厚めの劣後出資比率を重視する人
おうちの再生ファンドVIFAについてはおうちの再生ファンドVIFAとは?不動産クラウドファンディングの特徴・評判・メリット・デメリットを徹底解説でさらに詳しく解説しています。
5位:TAMBO(タンボー)|利回り上振れ実績と誠実な運営姿勢が際立つ新星
「想定より多く返ってくる」という上振れ実績が光るのがTAMBOです。
TAMBOは2024年4月にサービスを開始した不動産クラファンで、ルーフトップリアルティー株式会社が運営しています。2015年設立の投資専門不動産会社で、東京都知事から不動産特定共同事業の許可(東京都知事 第179号)を取得しています。
TAMBOの特徴
TAMBOが投資家から評価されている最大の理由は、利回りの上振れ実績にあります。
第1号ファンド「TAMBOスカイツリープロジェクト」では想定利回り10%が実績14.67%に上振れし、応募率は229%に達しました。他にも複数のファンドで想定を上回るリターンが実現しており、「公言した以上を返してくれる運営」という信頼感が広まっています。
また、一部ファンドで劣後出資比率が最大40%と業界水準を大幅に上回る設定がされており、投資家保護への真摯な姿勢が数字でも示されています。さらに配当保証期間という独自の仕組みを設定しているファンドもあり、早期償還時でも一定期間分の配当を保証しています。
投資対象物件は東京・宮城・愛知・北海道・神奈川と全国にわたり、物件種別も一棟マンション・オフィスビル・商業施設と多様です。2026年2月現在、運用が終了したすべてのファンドで元本割れゼロという実績を維持しています。
TAMBOの注意点
サービス開始から約2年と歴史が浅く、長期的な実績の積み上げはこれからです。
また抽選倍率が高く、当選できないケースも多いです。現時点でキャンペーンを実施していないため、他社のようなAmazonギフト券などの特典はありません。
TAMBOはこんな人におすすめ
- 利回りの上振れ期待を持ちたい人
- 誠実な運営姿勢を重視する人
- 全国の多様な物件に投資したい人
TAMBOについてはTAMBOとは?不動産クラウドファンディングの特徴・評判・メリット・デメリットを徹底解説でさらに詳しく解説しています。
6位:TOMOTAQU(トモタク)|マスターリース採用で空室リスクをカバー
今回紹介する7社の中では想定利回りが控えめですが、安定感を重視しつつも一定の利回りを確保したい方には、分散投資の一角としてTOMOTAQUが選択肢になります。
TOMOTAQUは株式会社イーダブルジーが運営する不動産クラファンで、首都圏を中心にマンションや戸建ての売買・仲介・賃貸管理を行う不動産会社です。不動産クラウドファンディング協会にも加盟しており、業界内での信頼性も一定水準を満たしています。
TOMOTAQUの特徴
TOMOTAQUが特に優れているのは、グループ会社とのマスターリース(サブリース)契約を採用している点です。
これは、空室が生じた場合でもグループ会社が物件を一括借り上げし、一定の賃料収入を継続して支払う仕組みです。空室リスクが発生しても投資家への配当原資が止まらないため、安定した運用が期待できます。
直近10ファンドの平均利回りは約7%で、最低投資額は1万円から参加可能です。平均運用期間は約12ヶ月と短めで、資金の流動性を重視したい方にも向いています。
過去に「築地7丁目プロジェクトⅡ」で半年の運用遅延が発生したことがありましたが、元本毀損なしで無事に償還されています。また「RERESO鎌倉ⅠとⅡ」でも運用延長後に想定を上回るアップサイド配当が付与されており、投資家への誠実な対応が確認できます。
TOMOTAQUの注意点
運営会社が非上場のため、財務情報の公開が限られています。また、過去に運用遅延事例があった点は慎重に受け止めておく必要があります。
想定利回りは今回の7社の中では最も控えめな水準(5〜8%)なので、高利回りを最優先したい場合はポートフォリオの中でも小さめの配分にするのが一案です。
TOMOTAQUはこんな人におすすめ
- 高利回り系の中にも安定感のある1社を組み込みたい人
- 空室リスクを抑えた運用がしたい人
- 中程度のリスクで手堅く稼ぎたい人
TOMOTAQUについてはTOMOTAQUとは?不動産クラウドファンディングの特徴・評判・メリット・デメリットを徹底解説でさらに詳しく解説しています。
7位:センス・オーナーズ(SENSE OWNERS)|上場企業運営×想定利回り12〜16%の新興サービス
想定利回りの水準だけで見れば、今回のランキングでもトップクラスなのがセンス・オーナーズです。
センス・オーナーズは2026年7月7日にサービスを開始したばかりの不動産クラファンで、TOKYO PRO Marketに上場するセンス・トラスト株式会社が運営しています。
クラウドファンディング専業ではなく、創業以来、不動産の仕入れ・再生・売却を本業としてきた会社であり、その目利き力と在庫回転力が案件品質を支えています。大阪本社に加え、東京・京都・神戸・横浜・名古屋・福岡の全国7拠点を持ち、初年度は20件のファンド組成を計画しています。
センス・オーナーズの特徴
最大の魅力は想定利回りの高さです。第1号ファンドは想定利回り12.0%、第2号ファンドは16.0%と、不動産クラファンの中でも際立って高い水準を提示しています。対象は東京都中央区八丁堀エリアのホテル開発プロジェクトなど、都心の再生・開発案件が中心です。
TOKYO PRO Market上場企業として、決算短信・発行者情報・適時開示を通じて運営会社の状況を投資家自身が継続的に確認できる点は、未上場の運営会社にはない大きな安心材料です。
また、案件ごとに責任者が顔出しで最終責任を持つ体制を取っており、「誰が案件を担当しているかわからない」という不透明さを排除する取り組みも特徴的です。
センス・オーナーズの注意点
2026年7月開始のサービスであり、運用実績・償還実績はこれから積み上がっていく段階です。元本割れ・遅延の実績がまだ存在しない分、判断材料も限られる点は理解しておく必要があります。
ファンドは物件の売却益を原資とするキャピタルゲイン型が中心のため、売却価格や売却時期によって運用成果が左右される点にも注意が必要です。
さらに、公開されているファンドの中には優先劣後比率が「100:0」、つまり運営会社側の劣後出資が実質的に設定されていない(もしくは非常に低い)ケースがあります。他社の劣後10〜30%設計と比べると、投資家自身がリスクを直接受け止める前提での判断が求められる点は、高利回りの裏側にある明確なリスク要因として強調しておきます。
最低投資額も10万円(1口10万円、または1口1万円×最低10口)と、他社と比べて高めです。
センス・オーナーズはこんな人におすすめ
- ランキング中でも最高水準の想定利回りを狙いたい人
- 上場企業運営という情報開示の透明性を重視する人
- 劣後出資が薄い・ないファンドのリスクを理解した上で投資できる人
センス・オーナーズについてはセンス・オーナーズとは?不動産クラウドファンディングの特徴・評判・メリット・デメリットを徹底解説でさらに詳しく解説しています。
7社を選ぶ際のチェックポイント:高利回り志向でも確認すべき3つのこと

ここまで7社を紹介してきましたが、利回りの数字だけで選んでしまうと思わぬリスクを見落とすことがあります。私が実際に確認しているチェックポイントを3つお伝えします。
① 不動産特定共同事業の許可を持っているか
これは不動産クラファンを選ぶ際の最低ラインです。国土交通省または都道府県知事の許可を持っていないサービスには投資すべきではありません。今回紹介した7社はすべて許可を取得しています。
② 劣後出資比率はいくらか
損失が出た際に事業者が先に負担してくれる割合です。一般的な水準は10〜30%程度ですが、NINE FUNDやTAMBOのように40%超の案件は特に安心感があります。
一方でTORCHESやTECROWD、センス・オーナーズのように劣後出資比率が低め、あるいは案件によっては実質ゼロに近いサービスもあります。想定利回りが高いファンドほど劣後出資比率は低くなりがちという傾向を踏まえた上で、個別ファンドごとの条件は必ず確認しましょう。
③ 元本割れ・運用遅延の実績はあるか
過去の運用実績は、そのサービスの信頼性を測る重要な指標です。
TORCHES・NINE FUND・VIFA・TAMBO・TOMOTAQU・TECROWDは元本割れゼロを維持していますが(TOMOTAQUの運用遅延・TECROWDの海外案件竣工遅延の事例はあり)、センス・オーナーズは2026年7月開始のためそもそも実績が存在しません。サービス開始が新しいほど判断材料が少ない分、リスクも読みにくくなる点を理解しておきましょう。
高利回り狙いでも分散投資は忘れずに

最後に、私がもっとも伝えたいポイントをお伝えします。
高利回りを狙う投資家ほど、複数のサービス・複数のファンドに分散投資することが鉄則です。
想定利回りが高いファンドは、その裏側で劣後出資比率が低い・キャピタルゲイン型・サービス開始からの年数が浅いといったリスク要因を抱えていることが多く、1社への集中投資は特に危険です。
今回紹介した7社の中から2〜4社に分散するだけで、特定のサービスに問題が生じた場合の影響を大幅に軽減できます。
たとえば「TORCHES+NINE FUND+TAMBO」のように劣後出資比率が異なるサービスを組み合わせる、あるいは「TECROWD+VIFA」のように投資テーマ(海外不動産/空き家再生)を分散するといった工夫も有効です。
なお、想定利回りが低めのサービスも含めて幅広く比較したい方は、利回りくんの評判・メリット・デメリット解説記事もあわせてご覧いただくと、業界全体の利回り水準の相場感がつかみやすくなります。
また、各サービスへの投資家登録は無料です。まずは複数のサービスに登録して情報を集め、実際のファンドを見比べながら自分に合ったサービスを絞り込んでいく、という進め方が最もリスクを抑えつつ高利回りを狙える方法です。
まとめ:高利回り志向の不動産クラファン7社ランキング

🥇 TORCHES:想定利回り8.5〜17%。高利回り×短期型を狙うならまず候補に。
🥈 TECROWD:海外新興国不動産×平均実績利回り約10%という独自路線。
🥉 NINE FUND:劣後比率40%超×想定利回り7.9〜9%という高利回り×高安全性の両立。
4位 VIFA:1万円から狙える想定利回り9〜12%前後。空き家・古民家再生というテーマ性も魅力。
5位 TAMBO:想定利回りの上振れ実績が光る。実績14.67%到達のファンドも。
6位 TOMOTAQU:想定利回りは控えめ(5〜8%)だが、マスターリースによる安定感を分散先として。
7位 センス・オーナーズ:想定利回り12〜16%とランキング最高水準。ただし実績はこれから。
不動産クラファンは、少額から始められる手軽さと不動産投資のリターンを両立できる、私自身も実践している優れた投資手段です。
特に本記事のような高利回り路線は、リターンが大きい分リスクも相応に高くなります。個別ファンドの条件(劣後出資比率・運用期間・売却益依存かどうかなど)を必ず確認した上で、分散投資を心がけてください。
この記事が、皆さんの投資判断のヒントになれば幸いです。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任のもと、ご自身で十分に調査・判断のうえ行ってください。各サービスの最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。
ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは投資額5,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。
| アセットクラス | 投資先 |
| 先進国株式 | 投資信託(オルカン / S&P500 / FANG+ / レバナス) |
| 金(ゴールド) | 投資信託(SBI・iシェアーズ・ゴールド) |
| FX(自動売買) | トラリピ / 松井証券FX |
| FX(スワップ) | セントラル短資FX / みんなのFXなど |
| 仮想通貨(BTC / ETH / XRP) | BitLending / PBRレンディング |
| 不動産クラファン / ソシャレン | みらファン / TOMOTAQU / TORCHESなど |
| ロボアドバイザー | ROBOPRO |
ほったらかし投資は、投資経験がゼロでも問題ありません。
再現性があるので為替コヤジの設定をそっくりそのまま真似れば、同じように不労所得を得ることができます。
投資に関する注意喚起

投資は運用結果によっては資産が増える、不労所得を得られるなどのメリットがありますが、一方で元本割れなどのリスクが伴います。
特にFXや仮想通貨などは価格が急激に変動することがあり、高い収益を期待できる反面、リスクの高い資産でもあります。
投資に関する注意喚起について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
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