「不動産クラウドファンディングを始めたいけど、COZUCHIとCREALのどちらに登録すればいいのか分からない」——そんな悩みを抱えていませんか。
どちらも不動産クラウドファンディング業界を代表するサービスですが、実は「攻めのCOZUCHI」「守りのCREAL」と言えるほど性格が異なります。私、為替コヤジは実際にCOZUCHIとCREALの両方に投資していますが、選び方を間違えると「思っていた投資と違った」ということになりかねません。
この記事では、不動産クラファンに20社以上投資してきた私が、COZUCHIとCREALを運営会社・実績・利回り・換金性など複数の切り口で徹底比較し、どちらがあなたに合っているのかを分かりやすく解説します。
- 不動産クラウドファンディングの基礎知識(仕組み・種類・ソシャレンとの違い)
- COZUCHIとCREALの基本情報の違い(運営会社・実績・利回り)
- COZUCHIのメリット・デメリット
- CREALのメリット・デメリット
- タイプ別|COZUCHIとCREALどっちを選ぶべきか
- 不動産クラファンと組み合わせたい分散投資の考え方
そもそも不動産クラウドファンディングとは?基礎知識をおさらい

COZUCHIとCREALを比較する前に、まず「不動産クラウドファンディング」がどんな仕組みなのかを簡単におさらいしておきましょう。
不動産クラウドファンディングとは、インターネットを通じて複数の投資家から少額の資金を集め、事業者がその資金で不動産を取得・運用し、得られた家賃収入や売却益を投資家に分配する仕組みのことです。仕組みやメリット・デメリットの全体像は【2026年最新版】不動産クラウドファンディングとは?仕組みやメリット・デメリット、おすすめ事業者46社を紹介で詳しくまとめていますので、初めての方はまず目を通しておくとCOZUCHIとCREALの違いもより理解しやすくなります。
なお、クラウドファンディングには不動産クラファン以外にも購入型・寄付型・融資型(ソーシャルレンディング)など複数の種類があり、種類ごとに仕組みやリスクの性質が大きく異なります。混同しないよう、クラウドファンディングの分類についてはクラウドファンディングの種類とは?仕組みと違いを解説で整理していますので参考にしてください。
特に不動産クラファンとよく比較されるのが「ソーシャルレンディング」です。どちらも少額から始められる点は共通していますが、投資対象や根拠となる法律、リスクの中身が異なります。両者の違いを詳しく知りたい方はソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの違いもあわせてご覧ください。
また、不動産クラファンは本業に影響を与えずに取り組める「ほったらかし投資」であることから、サラリーマンの副業としても注目を集めています。副業としての始め方や向いている人の特徴は不動産クラウドファンディングは副業になる?サラリーマンにおすすめの理由で解説していますので、こちらもチェックしてみてください。
COZUCHIとCREALの基本情報を比較

まずはCOZUCHIとCREALの基本情報を一覧表で比較してみましょう。数字で見ると、両社の立ち位置の違いがはっきり見えてきます。
| 項目 | COZUCHI | CREAL |
|---|---|---|
| 運営会社 | LAETOLI株式会社 | クリアル株式会社 |
| 上場有無 | 非上場 | 東証グロース市場上場(証券コード:2998) |
| サービス開始 | 2019年(前身「WARASHIBE」として開始、2021年に「COZUCHI」へリニューアル) | 2018年 |
| 累計調達額の目安 | 約1,400億円超 | 約1,000億円超 |
| 元本割れ実績 | ゼロ | ゼロ |
| 想定利回り(年率)の目安 | 3~12%程度(短期運用型は上振れ実績も豊富) | 3~8%程度(直近の平均は4%台) |
| 最低投資額 | 1万円(短期運用型)/中長期運用型は10万円のファンドも | 1万円 |
| 途中換金 | 可能(手数料あり・限定的) | 原則不可(満期まで保有が基本) |
| 優先劣後方式 | あり(劣後割合3~60%程度) | あり |
表を見ると、COZUCHIは高利回り・途中換金可能という攻めの設計、CREALは上場企業運営・安定した利回りという守りの設計であることが読み取れます。それぞれの中身をもう少し詳しく見ていきましょう。
COZUCHIの特徴とは?高利回りを狙いたい人に人気の理由

COZUCHIは不動産クラウドファンディング業界でもトップクラスの調達実績を誇るサービスです。ここではCOZUCHIならではのメリットとデメリットを整理します。
COZUCHIのメリット
COZUCHI最大の魅力は、なんといっても利回りの上振れ実績です。想定利回りを大幅に超えて償還されたファンドが過去に多数存在しており、物件の売却益(キャピタルゲイン)を投資家に還元する「アップサイド方式」を採用している点が他社との大きな違いです。
また、多くの不動産クラファンでは一度出資すると満期まで資金が拘束されますが、COZUCHIは事務手数料を払えば運用途中でも換金の申請ができます。急な資金需要にもある程度対応できる柔軟さは、初心者にとって心強いポイントです。
COZUCHIのデメリット・注意点
一方でCOZUCHIは非上場企業が運営しているため、財務情報の開示義務がCREALほど厳格ではありません。また人気ファンドは抽選になることが多く、「当選しないと投資すらできない」という声もよく聞かれます。高利回りファンドほど倍率が高くなる傾向があるので、複数の不動産クラファンに口座を分散しておくことをおすすめします。
COZUCHIのより詳しい特徴やファンドの選び方は、COZUCHI(コヅチ)とは?不動産クラウドファンディングの特徴・評判・メリット・デメリットを徹底解説で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
CREALの特徴とは?安定重視・上場企業の安心感が魅力

CREALは不動産クラウドファンディングとして初めて東証グロース市場に上場した企業が運営しているという、業界でも珍しい強みを持っています。ここではCREALのメリット・デメリットを見ていきます。
CREALのメリット
CREAL最大の強みは、運営元が上場企業であることです。上場企業には四半期ごとの決算開示義務があるため、投資家自身が財務状況を確認できるという透明性の高さがあります。非上場企業が大半を占める不動産クラファン業界において、この安心感は他社にはない強みです。
また、CREALが組成するファンドは東京23区を中心とした都心部の優良物件が多く、賃貸需要が安定しているエリアに投資できる点も魅力です。ホテルや保育園、物流施設など物件の種類も豊富で、インカムゲイン(家賃収入)主体の手堅い収益モデルとなっています。こうした安定した家賃収入をベースに資産を積み上げていく考え方は「キャッシュフロー投資」とも呼ばれ、その基本的な考え方はキャッシュフロー投資とは?不動産クラファンで安定収入をつくる考え方で詳しく解説しています。
CREALのデメリット・注意点
CREALの想定利回りは年3~8%程度、直近の募集ファンドの平均でみると4%台が中心で、COZUCHIと比べると派手さはありません。ハイリターンを狙いたい方には物足りなく感じられるかもしれません。また、COZUCHIのような途中換金の仕組みは基本的に用意されていないため、満期までじっくり資金を寝かせられる余裕資金で投資することが前提になります。
CREALのより詳しい特徴や運営会社の信頼性については、CREAL(クリアル)とは?不動産クラウドファンディングの特徴・評判・メリット・デメリットを徹底解説で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
COZUCHIとCREALはどっちを選ぶべき?タイプ別に診断

ここまでの内容を踏まえて、どちらのタイプに合うのかをまとめます。両方に口座開設して使い分けるのが理想ですが、まずどちらから始めるべきか迷っている方は参考にしてください。
| こんな人におすすめ | 向いているサービス |
|---|---|
| 高い利回りを狙いたい/急な出金の可能性がある | COZUCHI |
| 上場企業の安心感を重視したい/情報開示の透明性を大事にしたい | CREAL |
| 抽選より確実に投資したい(先着方式を好む) | CREAL |
| アップサイド(利益還元の上振れ)に期待したい | COZUCHI |
| とにかく分散投資でリスクを抑えたい | COZUCHI・CREAL両方 |
私自身の結論としては、「両方に口座を持ち、資金の性格に応じて使い分ける」のが最も再現性の高いやり方だと考えています。片方に偏らせるより、値動きの異なる資産・サービスに分けておくことで、抽選落選や償還タイミングの偏りといったリスクを吸収しやすくなるからです。
「そうは言ってもまずはリスクを抑えて始めたい」という方は、ローリスクな不動産クラファンの選び方をまとめたローリスクで始める不動産クラウドファンディングの選び方も参考にしてみてください。また、COZUCHI・CREAL以外のサービスも含めて自分に合った選び方を体系的に知りたい方は失敗しない不動産クラウドファンディングの選び方で選定基準を詳しく解説しています。
為替コヤジがすすめる分散投資の考え方|不動産クラファン×暗号資産積立・レンディング

不動産クラウドファンディングは「ほったらかし投資」と非常に相性が良い一方で、案件によっては抽選に外れたり、資金が一時的に投資先を持たない状態になったりすることがあります。そんな待機資金の置き場所として、私はほったらかし投資9選でも紹介している暗号資産の積立・レンディングを併用しています。
コインチェックの暗号資産積立は、毎月決まった金額でビットコインなどを自動的に買い付けていく仕組みで、不動産クラファンと同じく一度設定すればあとは基本的にほったらかしにできるのが魅力です。さらに、保有している暗号資産をそのまま眠らせておくのではなく、コインチェックのレンディングサービスを使って一定期間貸し出すことで、賃貸需要と同じような感覚で「資産を寝かせながら増やす」選択肢を持てるようになります。
不動産クラファンは「不動産」という現物資産、暗号資産は「デジタル資産」というまったく値動きの異なる資産クラスです。COZUCHIやCREALで不動産に、コインチェックの積立・レンディングで暗号資産にと、投資先の性質を分けておくことが、特定の市場の下落局面でも資産全体が大きく傷まないためのコツだと私は考えています。まだ暗号資産の積立やレンディングを試したことがない方は、この機会に少額から始めてみることをおすすめします。
COZUCHI・CREALの登録方法

COZUCHI、CREALともに口座開設の流れはシンプルで、スマートフォンから10分程度で申し込みが完了します。
登録の基本ステップ
どちらのサービスも、大まかな流れは共通しています。
- 公式サイトからメールアドレスを登録する
- 氏名・住所などの本人情報を入力する
- 本人確認書類をスマホで撮影してアップロードする
- 審査完了後、投資家登録が完了する
本人確認には運転免許証やマイナンバーカードが使えます。審査には数日かかる場合があるため、気になるファンドの募集が始まる前に、余裕を持って口座開設を済ませておくのがおすすめです。
まとめ|COZUCHIとCREALは「攻め」と「守り」で使い分けよう

COZUCHIとCREALは、どちらも元本割れゼロという実績を持つ優良な不動産クラウドファンディングですが、COZUCHIは高利回り・換金性重視、CREALは上場企業の安心感・安定重視という、はっきりとした個性の違いがあります。
「まずは1つだけ試したい」という方は、ご自身が利回りとリスクのどちらを優先したいかで選ぶとよいでしょう。そして余裕が出てきたら、両方に口座を持ち、さらに暗号資産の積立・レンディングのような値動きの異なる資産も組み合わせることで、より安定した「ほったらかし投資」のポートフォリオを作ることができます。
それぞれのサービスのより詳しい実績や口コミについては、COZUCHIの詳細記事とCREALの詳細記事もあわせてチェックしてみてください。COZUCHI・CREAL以外のサービスも比較検討したい方は【2026年最新版】不動産クラウドファンディングおすすめ5社ランキングも参考になるはずです。また、他の不動産クラファンとの比較が気になる方はわかちあいファンドの解説記事やソシャレン・不動産クラファンの運用実績まとめもご覧ください。あなたの資産形成の一助になれば幸いです。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任のもと、ご自身で十分に調査・判断のうえ行ってください。各サービスの最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。
ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは投資額5,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。
| アセットクラス | 投資先 |
| 先進国株式 | 投資信託(オルカン / S&P500 / FANG+ / レバナス) |
| 金(ゴールド) | 投資信託(SBI・iシェアーズ・ゴールド) |
| FX(自動売買) | トラリピ / 松井証券FX |
| FX(スワップ) | セントラル短資FX / みんなのFXなど |
| 仮想通貨(BTC / ETH / XRP) | BitLending / PBRレンディング |
| 不動産クラファン / ソシャレン | みらファン / TOMOTAQU / TORCHESなど |
| ロボアドバイザー | ROBOPRO |
ほったらかし投資は、投資経験がゼロでも問題ありません。
再現性があるので為替コヤジの設定をそっくりそのまま真似れば、同じように不労所得を得ることができます。
投資に関する注意喚起

投資は運用結果によっては資産が増える、不労所得を得られるなどのメリットがありますが、一方で元本割れなどのリスクが伴います。
特にFXや仮想通貨などは価格が急激に変動することがあり、高い収益を期待できる反面、リスクの高い資産でもあります。
投資に関する注意喚起について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
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