「COZUCHIとRimple、結局どっちに投資すればいいの?」
不動産クラウドファンディング(不動産クラファン)を始めようとリサーチしていると、必ずと言っていいほど名前が挙がるのがこの2社です。どちらも知名度・実績ともに業界トップクラスですが、実は目指しているリターンの方向性がまったく逆だということをご存じでしょうか。
私・為替コヤジは不動産クラファン20社以上に実際に投資してきましたが、COZUCHIとRimpleは同じ「不動産クラファン」というくくりでは語れないほど個性が違うサービスです。この記事では、運営会社・利回り・安全性・独自の強みを比較しながら、どちらが自分に合っているのかを判断できるように解説していきます。
- COZUCHIとRimple、それぞれの特徴と実績
- 利回り・安全性・劣後出資割合など数字で見る違い
- COZUCHIとRimpleを一覧表で徹底比較
- ハイリターン志向の人・安定志向の人、それぞれに向いているのはどちらか
- 不動産クラファンで失敗しないための分散投資の考え方
そもそも不動産クラウドファンディングとは?

比較に入る前に、簡単に不動産クラウドファンディングの仕組みをおさらいしておきましょう。不動産クラウドファンディングとは、多数の投資家からインターネット経由で資金を集め、運営会社がその資金で不動産を取得・運用し、賃料収入や売却益を分配金として投資家に還元する仕組みの投資サービスです。1万円程度の少額から始められ、物件の管理や煩雑な手続きも運営会社に任せられるため、私のような「ほったらかし投資」派とも相性が良い投資先です。より詳しい仕組みやメリット・デメリットは不動産クラウドファンディングとは?仕組みやメリット・デメリットを解説した記事で詳しく解説していますので、初めての方はあわせてご覧ください。
また、クラウドファンディングには不動産クラファン以外にも種類があり、混同されがちなのがソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)です。両者の違いについてはソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの違いを解説した記事にまとめていますし、購入型・寄付型なども含めた全体像はクラウドファンディング3種類の違いを解説した記事を参考にしてください。COZUCHIもRimpleも、この不動産クラウドファンディングというジャンルに属するサービスです。
COZUCHIの特徴

まずはCOZUCHIから見ていきましょう。COZUCHIは、不動産クラファンの中でも累計投資額業界No.1を誇る最大手サービスです。

運営会社と実績
COZUCHIを運営するのは、1999年設立のLAETOLI(ラエトリ)株式会社です。20年以上不動産業界で実績を積んできた老舗企業で、前身サービス「WARASHIBE」として2019年に運用を開始し、2021年9月にCOZUCHIへリニューアルしました。2026年7月末時点で累計ファンド数148件、累計投資額は約1,413億円に達しており、これまで元本毀損(元本割れ)は一度も発生していません。非上場企業ではあるものの、四半期ごとの運用レポートや決算書類を積極的に開示しており、透明性の高さでも評価されています。
高い利回りと「アップサイド配当」
COZUCHI最大の魅力は、なんといっても利回りの高さです。想定利回りは年3.0〜12.0%程度(中長期運用型は4.0〜6.0%程度)とファンドによって幅がありますが、COZUCHIには配当に上限を設けない「アップサイド配当」という仕組みがあります。これは不動産の売却価格が想定を上回った場合、その利益をそのまま投資家に還元するというもので、想定利回りを大きく上回る実績が生まれることも珍しくありません。値上がり益(キャピタルゲイン)を積極的に狙うファンドが多いのはこのためです。
中途換金制度という独自の強み
もう一つの大きな特徴が、運用期間中でもCOZUCHI側にファンドを買い取ってもらえる中途換金制度です。不動産クラファンは基本的に運用期間中の解約ができないサービスがほとんどなので、急な資金需要にも対応できるこの仕組みはCOZUCHIならではの強みと言えます。また劣後出資割合(運営会社が先に損失を負担する割合)は平均4.1%程度と、業界平均の10〜30%と比べるとやや低めである点は、投資判断の際に押さえておきたいポイントです。
Rimple(リンプル)の特徴

続いてRimpleです。COZUCHIが「攻め」のサービスだとすれば、Rimpleは「守り」を重視した堅実派のサービスと言えます。

東証プライム上場グループが運営する安心感
Rimpleを運営するのは、プロパティエージェント株式会社です。同社は東証プライム上場グループに属しており、上場企業ならではの情報開示や経営の透明性は、不動産クラファンを選ぶ上で大きな安心材料になります。2020年のサービス開始以来、これまで元本割れ・配当遅延ともにゼロという実績を積み重ねています。最低投資額はCOZUCHIと同じ1万円からです。
都心・駅近・築浅物件に特化した安定運用
Rimpleが投資対象とするのは、都心部の駅近・築浅で稼働率の高いレジデンス(住居系物件)が中心です。空室リスクや価格変動リスクを抑えやすい物件に絞り込むことで、キャピタルゲイン(売却益)よりも安定したインカムゲイン(賃料収入)を重視した運用を行っています。その分、直近ファンドの想定利回りは年2.7%前後と、COZUCHIと比べると控えめな水準にとどまっています。優先劣後出資方式を採用している点は、他の不動産クラファンと同様です。
リアルエステートコインで他社ポイントも投資に使える
Rimpleならではのユニークな仕組みが「リアルエステートコイン」です。セゾンポイントやハピタス、モッピーといった提携ポイントをリアルエステートコインに交換し、現金を使わずに投資資金へ充当できます。ポイ活で貯めたポイントをそのまま不動産投資に回せるという点は、COZUCHIにはないRimple独自の強みです。
COZUCHIとRimpleを徹底比較

ここまでの内容を、表で一覧比較してみましょう。数字で見ると、両者の方向性の違いがより明確になります。
| 項目 | COZUCHI | Rimple(リンプル) |
|---|---|---|
| 運営会社 | LAETOLI株式会社(非上場) | プロパティエージェント株式会社(東証プライム上場グループ) |
| サービス開始 | 2019年(2021年COZUCHIへリニューアル) | 2020年 |
| 最低投資額 | 1万円 | 1万円 |
| 想定利回り | 年3.0〜12.0%程度(中長期は4.0〜6.0%程度) | 年2.7%前後(直近ファンド水準) |
| 配当方式 | 上限なしのアップサイド配当あり | 固定配当が中心 |
| 累計実績 | 累計148件・約1,413億円(2026年7月末時点)元本毀損ゼロ | 公開ファンド多数、元本割れ・配当遅延ともにゼロの実績 |
| 劣後出資割合 | 平均4.1%程度(業界平均よりやや低め) | ファンドにより異なる(優先劣後方式) |
| 中途換金 | 可能(COZUCHIが買取) | 原則不可 |
| 案件の特徴 | 都心一等地・大型開発、キャピタルゲイン重視 | 駅近・築浅レジデンス中心、インカムゲイン重視 |
| 独自の強み | 高利回り・中途換金・情報開示の積極性 | 上場グループの安心感・リアルエステートコインでポイント投資 |
こうして並べてみると、COZUCHIは「高いリターンを狙いたい」「資金拘束を避けたい」という人向け、Rimpleは「上場企業の安心感を重視したい」「コツコツ堅実に増やしたい」という人向けのサービスだと言えます。
あなたに向いているのはどちら?タイプ別に考える

不動産クラファンは1つの案件に資金を集中させるものではなく、複数のファンド・複数のサービスに分散して長期的にキャッシュフローを積み上げていくのが基本戦略です。キャッシュフロー投資の考え方についてはキャッシュフロー投資とは何かを解説した記事でも詳しく触れていますので、あわせて読んでみてください。
その上で、COZUCHIとRimpleそれぞれの向き・不向きを整理すると次のようになります。
COZUCHIが向いている人
- 多少のリスクを取ってでも高利回りを狙いたい人
- 途中で資金が必要になる可能性がある人(中途換金制度が使える)
- 運営会社の情報開示姿勢を重視する人
Rimpleが向いている人
- 上場企業グループが運営するサービスで安心して投資したい人
- 利回りよりも安定性・堅実さを優先したい人
- セゾンポイントやハピタス、モッピーなどのポイントを有効活用したい人
迷ったら「両方に少額ずつ投資してみる」のも一つの手です。不動産クラファンは自己責任の投資ではありますが、少額から始められる分、実際に体験しながら自分に合うスタイルを見極めやすいのも魅力です。副業感覚で不動産クラファンに取り組みたい方は不動産クラウドファンディングは副業になるのかを解説した記事も参考になるはずです。
COZUCHI・Rimple以外にも目を向けよう

不動産クラファンで失敗しないための一番のコツは、1社に集中投資しないことです。運営会社ごとに得意な物件のタイプやリスクの取り方が異なるため、複数のサービスに分散することで、特定の会社に何かトラブルがあった場合のダメージを最小限に抑えられます。
COZUCHIやRimple以外にどんなサービスがあるか気になる方は、不動産クラウドファンディングのおすすめランキングをまとめた記事や、ローリスクな不動産クラファンを特集した記事もぜひチェックしてみてください。また「そもそもどんな基準でサービスを選べばいいのか分からない」という方は、不動産クラウドファンディングの選び方を解説した記事で判断基準を整理していますので、あわせてご覧ください。
まとめ:為替コヤジの結論

COZUCHIとRimpleは、同じ不動産クラファンでありながら目指す方向性がはっきり異なるサービスです。
高い利回りとアップサイド配当、そして中途換金という柔軟性を求めるならCOZUCHI。東証プライム上場グループの安心感と、駅近・築浅物件による堅実な運用を求めるならRimple。どちらが「正解」ということはなく、ご自身の投資スタイルやリスク許容度に合わせて選ぶことが大切です。
私自身は、ハイリターン枠としてCOZUCHI、安定枠としてRimpleというように、性格の異なるサービスをポートフォリオの中で使い分けることをおすすめします。分散投資こそが、不動産クラファンで長く資産を積み上げていくための一番の近道だと考えています。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任のもと、ご自身で十分に調査・判断のうえ行ってください。各サービスの最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。
ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは投資額5,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。
| アセットクラス | 投資先 |
| 先進国株式 | 投資信託(オルカン / S&P500 / FANG+ / レバナス) |
| 金(ゴールド) | 投資信託(SBI・iシェアーズ・ゴールド) |
| FX(自動売買) | トラリピ / 松井証券FX |
| FX(スワップ) | セントラル短資FX / みんなのFXなど |
| 仮想通貨(BTC / ETH / XRP) | BitLending / PBRレンディング |
| 不動産クラファン / ソシャレン | みらファン / TOMOTAQU / TORCHESなど |
| ロボアドバイザー | ROBOPRO |
ほったらかし投資は、投資経験がゼロでも問題ありません。
再現性があるので為替コヤジの設定をそっくりそのまま真似れば、同じように不労所得を得ることができます。
投資に関する注意喚起

投資は運用結果によっては資産が増える、不労所得を得られるなどのメリットがありますが、一方で元本割れなどのリスクが伴います。
特にFXや仮想通貨などは価格が急激に変動することがあり、高い収益を期待できる反面、リスクの高い資産でもあります。
投資に関する注意喚起について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
| 共通 |
金融庁 |
| 消費者庁 | |
| 国税庁 | |
| 金融経済教育推進機構 | |
| FX |
金融庁 | 登録金融商品取引業者一覧 |
| 金融先物取引業協会(FFAJ) | |
| 消費者庁|FX関連トラブル注意喚起 | |
| 仮想通貨 |
金融庁|暗号資産交換業者登録一覧 |
| 日本暗号資産取引業協会(JVCEA) | |
| 消費者庁|仮想通貨関連トラブル注意喚起 | |
| 国税庁|仮想通貨の税務上の取扱い | |
| NISA・株式・投資信託 |
金融庁|新しいNISA制度 |
| 日本証券業協会(JSDA) | |
| ROBOPRO・ロボアドバイザー |
金融庁|投資運用業登録一覧 |
| 日本投資顧問業協会(JIAA) | |
| ソーシャルレンディング |
金融庁|登録貸金業者情報検索サービス |
| 金融庁|金融サービス利用者相談室 |
為替コヤジはブログ以外にもTwitterやIntagramで週次実績やほったらかし投資で稼ぐコツを発信していますのでフォローしてみよう!
この投稿をInstagramで見る


