「相続対策をしたいけど、不動産を共有名義にするのは揉めそうで怖い」「不動産クラファンを始めたいけど、どうせ少額の利回り狙いばかりで面白くない」。そんな悩みを同時に解決してくれるのが、シマダグループが手掛ける不動産小口化商品ジャストフィットです。
創業から約70年の歴史を持つ不動産デベロッパー・シマダアセットパートナーズ株式会社が運営し、サンリオキャラクターとのコラボキャンペーンでも話題になったこのサービスは、「任意組合型」による相続税対策と「匿名組合型」による少額・短期投資の両方を1つのプラットフォームで提供する、業界でも数少ない存在です。
私・為替コヤジは、不動産クラファン20社以上に投資してきた経験から、ジャストフィットの特徴とリスクを包み隠さず解説していきます。「結局、自分に向いているサービスなのか」がこの記事を読めばはっきりわかるはずです。
- ジャストフィットとは?運営会社シマダアセットパートナーズの実態
- 「任意組合型」と「匿名組合型」の仕組みの違い
- ジャストフィットのメリット・特徴5選
- デメリットとリスクを正直に解説
- ジャストフィットがおすすめな人・おすすめできない人
- 登録方法と投資を始めるまでの流れ
ジャストフィットとは?運営会社の実態を解説

ジャストフィットは、2021年にシマダアセットパートナーズ株式会社がスタートさせた不動産小口化商品です。まずは運営会社の信頼性から確認していきましょう。
運営会社シマダアセットパートナーズ株式会社の概要
シマダアセットパートナーズ株式会社は、2007年に設立された不動産開発会社ですが、母体となるシマダグループの創業は1960年と歴史は約70年に及びます。戸建分譲事業からスタートし、現在ではレジデンス・ホテル・介護施設・保育施設・飲食事業まで幅広く展開する複合企業グループです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | シマダアセットパートナーズ株式会社 |
| 設立 | 2007年11月(グループ創業は1960年) |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル14F |
| 資本金 | 1億円 |
| 事業内容 | 不動産開発事業、売買仲介事業、不動産特定共同事業(ジャストフィット) |
| 不動産特定共同事業許可 | 東京都知事 第154号 |
| サービス開始 | 2021年(不動産小口化商品「JUST FIT」) |

不動産特定共同事業の許可を得るには、国または都道府県知事による厳格な審査をクリアする必要があります。シマダアセットパートナーズは2021年にこの許可を取得し、グループとして手掛けるレジデンス・ホテル・介護施設などの自社アセットを投資対象として商品化している点が大きな特徴です。
不動産クラウドファンディング全体の仕組みやリスクをまだ理解していない方は、まず【2026年最新版】不動産クラウドファンディングおすすめ5社ランキングで基礎から確認しておくと、ジャストフィットの立ち位置がより分かりやすくなります。
ジャストフィットの仕組み|「任意組合型」と「匿名組合型」の違い

ジャストフィット最大の特徴は、不動産小口化商品の中でも珍しい「任意組合型」をメインに展開している点です。多くの不動産クラファンが採用する「匿名組合型」との違いを理解することが、サービス選びの第一歩になります。
任意組合型とは|不動産の「共同オーナー」になる仕組み
任意組合型は、投資家が出資額に応じて不動産の所有権そのものを共有する仕組みです。1人で1棟マンションやホテルを所有するのではなく、複数の投資家が共同オーナーとなり、シマダアセットパートナーズが業務執行組合員(管理者)として運営・管理を一括で担います。
所有権を持つため、相続税評価額が不動産時価よりも低くなる「評価圧縮効果」を活用できるのが最大のメリットです。資産を口数単位で分割できるため、相続や贈与の際に複数の家族へ平等に資産を分けやすいという特徴もあります。一方で、不動産取得税の負担や、最低出資額が高めに設定されている点には注意が必要です。
匿名組合型とは|少額・短期から始めやすい仕組み
一方の匿名組合型は、投資家が不動産の所有権を持たず、事業から生じる収益の分配を受け取る仕組みです。多くの不動産クラファンで採用されている一般的な形態で、1万円という少額から、数ヶ月程度の短期間で参加できるのが特徴です。ジャストフィットでも近年は匿名組合型のファンド組成が増えており、「六本木」「世田谷仙川」「鎌倉雪ノ下」といった案件が1口1万円・運用期間半年前後で募集されています。
| 比較項目 | 任意組合型 | 匿名組合型 |
|---|---|---|
| 不動産の所有権 | あり(共有) | なし |
| 最低出資額の目安 | 100万円〜(1,000万円規模の案件もあり) | 1万円〜 |
| 運用期間の目安 | 数年〜長期 | 半年前後の短期案件が中心 |
| 相続税対策効果 | あり(評価圧縮効果) | なし |
| 不動産取得税 | 発生する | 発生しない |
| 融資の利用 | 原則不可 | 原則不可 |
このように、ジャストフィットは「まとまった資金で相続税対策をしたい人向け」の任意組合型と、「少額から手軽に試したい人向け」の匿名組合型という、目的が異なる2つの商品を1つのサービスで使い分けられるのが大きな強みです。
ジャストフィットのメリット・特徴5選

運営会社の安定性と商品の仕組みを踏まえたうえで、私が注目しているジャストフィットならではの強みを5つに整理しました。
①相続税対策として高い評価圧縮効果が期待できる
任意組合型ファンドの最大の魅力は、現物不動産と同様の税制が適用される点です。相続税評価額は不動産時価よりも低く算出される傾向があるため、現金で資産を持つよりも相続税負担を抑えられる可能性があります。所得税の確定申告では減価償却費を計上することもできるため、まとまった資産を持つ方の税務戦略として活用しやすい商品です。
②口数単位で平等に資産を分割できる
不動産を複数の家族で共有すると、将来の売却や管理方針で揉めるリスクがあります。ジャストフィットなら、1口単位で出資割合に応じた組合員証が発行されるため、不動産を売却せずに口数による平等な財産分割が可能です。相続・贈与の場面で「揉めない仕組み」を作りたい家庭には大きなメリットといえます。
③グループの自社アセットを投資対象にできる安心感
シマダグループはレジデンス、ホテル、介護施設、商業施設まで自社で開発・運営しています。ジャストフィットの投資対象はこうしたグループの実物アセットが中心となるため、取得から運営までを一貫して把握している事業者ならではの管理体制が期待できます。テナント管理や建物メンテナンス、入金管理まで一括で代行してくれるため、投資家の手間はかかりません。
④少額・短期の匿名組合型ファンドも選べるようになった
以前は最低出資額300万円〜1,000万円規模の任意組合型が中心でしたが、近年は1口1万円・運用期間半年前後の匿名組合型ファンドも継続的に組成されるようになりました。「まずは小さく試してみたい」というニーズにも対応できるようになっている点は、サービスの成長として評価できるポイントです。
⑤サンリオキャラクターとのコラボキャンペーンで話題性も
ジャストフィットはマイメロディやクロミといったサンリオキャラクターとのコラボキャンペーンを実施してきた実績があり、SNS上では女性投資家からの好意的な口コミも多く見られます。利回りや仕組みだけでなく、こうした親しみやすさやブランディングの工夫も、不動産投資への抵抗感を下げる効果を生んでいると感じます。
ジャストフィットのデメリット・リスク

良い面だけを並べるのは無責任です。投資判断を誤らないために、デメリットとリスクも正直にお伝えします。
任意組合型は投資期間が長く資金拘束が大きい
任意組合型ファンドの運用期間は数年単位が一般的で、資金が長期間拘束される点はデメリットです。原則として運用期間中に解約はできず、譲渡(売却)するには運営会社の承認や譲渡先探しが必要になります。「少額で短期回転させたい」という投資スタイルには合いません。
利回りは不動産クラファンの平均的な水準
ジャストフィットのファンドの想定利回りは年3%台が中心で、不動産クラウドファンディング全体の平均的な水準にとどまります。高利回りを狙う投資というより、税制メリットを重視した投資と位置づけるのが正確です。利回りだけを比較するなら、他の不動産クラファンの方が高い水準のファンドも存在します。
元本保証はなく、不動産市況の影響を受ける
出資法上、不動産クラウドファンディングでは元本保証は禁止されています。不動産価格が下落した場合、元本を欠損する可能性がある点は他の不動産クラファン同様に理解しておく必要があります。分配金も対象不動産の稼働状況によって変動します。
損益通算ができず、確定申告の手間がかかる
ジャストフィットを含む組合事業から生じた不動産所得の損失は、他の所得と損益通算ができません。また分配金は不動産所得、事業終了時の売却代金は譲渡所得として、原則として自分で確定申告を行う必要があります。普段確定申告をしない方にとっては、一定の手間が発生する点も覚えておきましょう。
融資の利用ができない
出資持分には抵当権等を設定できないため、金融機関の融資を利用した出資は基本的にできません。あくまで自己資金での投資が前提となる点も押さえておきたいポイントです。
ジャストフィットはどんな人におすすめ?

ここまでの内容を踏まえると、ジャストフィットは以下のような方に向いているサービスといえます。
- まとまった資産があり、相続税対策を本格的に検討している方
- 複数の家族へ不動産資産を平等に分割したい方
- グループの実物アセット(ホテル・介護施設等)に投資したい方
- 少額から不動産小口化商品の感覚を試してみたい方
逆に、「高利回りを最優先したい」「短期で資金を回転させたい」という方には、他の不動産クラファンの方が向いている場合が多いです。その場合は、私が実際に投資してきた中から厳選した不動産クラウドファンディングおすすめ5社ランキングもぜひ参考にしてください。
また、相続税対策という観点では、地域貢献型のファンドを展開するTAMBO(タンボー)や、地方の遊休不動産に特典付きで投資できるBATSUNAGU(バツナグ)など、それぞれ異なる強みを持つサービスと比較しながら、自分の目的に合った事業者を選ぶことが不動産クラファンで失敗しないコツです。
ジャストフィットの始め方|登録から出資までの流れ

ジャストフィットは会員登録から出資まで、以下のステップで進みます。
- 公式サイトでメールアドレスを登録し、認証用URLから本登録を完了させる
- 物件一覧から投資したいファンドを選択する
- 申込書を提出し、契約手続きを行う
- 指定期日までに出資金を振り込む
- 組合への加入後、出資額に応じた組合員証が発行される
- 運用期間中、分配金と財産管理報告書を受け取る
任意組合型は申込書の郵送など手続きにやや時間がかかる傾向があるため、気になるファンドを見つけたら早めに資料請求・会員登録を済ませておくのがおすすめです。
まとめ|ジャストフィットは「相続税対策×不動産クラファン」のハイブリッド型

ジャストフィットは、創業約70年のシマダグループが運営する、「任意組合型による相続税対策」と「匿名組合型による少額投資」を併せ持つ珍しい不動産小口化商品です。利回りの高さで勝負するタイプのサービスではありませんが、資産の平等分割や評価圧縮効果といった税務メリットは、他の不動産クラファンにはない独自の価値といえます。
まとまった資産の相続対策を考えている方は、ジャストフィットを選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。一方で、利回り重視で不動産クラファンに挑戦したい方は、まずは少額の匿名組合型ファンドで雰囲気を試してみるのも良い入り口になるはずです。
不動産クラファンは1社に集中せず、複数のサービスに分散することが鉄則です。為替コヤジが実際に運用している不動産クラファンの運用実績もあわせてチェックして、自分なりのポートフォリオを組み立てていきましょう。
まずは無料で会員登録を行い、ジャストフィットという選択肢をご自身のポートフォリオに加えることをご検討ください。
ソーシャルレンディングとの違いが気になる方は不動産クラファンとソシャレンの違いも参考にしてください。
なお、私の不動産クラファン運用のリアルな実績は不動産クラファンの運用実績で包み隠さず公開しています。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任のもと、ご自身で十分に調査・判断のうえ行ってください。各サービスの最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。
ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは投資額5,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。
| アセットクラス | 投資先 |
| 先進国株式 | 投資信託(オルカン / S&P500 / FANG+ / レバナス) |
| 金(ゴールド) | 投資信託(SBI・iシェアーズ・ゴールド) |
| FX(自動売買) | トラリピ / 松井証券FX |
| FX(スワップ) | セントラル短資FX / みんなのFXなど |
| 仮想通貨(BTC / ETH / XRP) | BitLending / PBRレンディング |
| 不動産クラファン / ソシャレン | みらファン / TOMOTAQU / TORCHESなど |
| ロボアドバイザー | ROBOPRO |
ほったらかし投資は、投資経験がゼロでも問題ありません。
再現性があるので為替コヤジの設定をそっくりそのまま真似れば、同じように不労所得を得ることができます。
投資に関する注意喚起

投資は運用結果によっては資産が増える、不労所得を得られるなどのメリットがありますが、一方で元本割れなどのリスクが伴います。
特にFXや仮想通貨などは価格が急激に変動することがあり、高い収益を期待できる反面、リスクの高い資産でもあります。
投資に関する注意喚起について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
| 共通 |
金融庁 |
| 消費者庁 | |
| 国税庁 | |
| 金融経済教育推進機構 | |
| FX |
金融庁 | 登録金融商品取引業者一覧 |
| 金融先物取引業協会(FFAJ) | |
| 消費者庁|FX関連トラブル注意喚起 | |
| 仮想通貨 |
金融庁|暗号資産交換業者登録一覧 |
| 日本暗号資産取引業協会(JVCEA) | |
| 消費者庁|仮想通貨関連トラブル注意喚起 | |
| 国税庁|仮想通貨の税務上の取扱い | |
| NISA・株式・投資信託 |
金融庁|新しいNISA制度 |
| 日本証券業協会(JSDA) | |
| ROBOPRO・ロボアドバイザー |
金融庁|投資運用業登録一覧 |
| 日本投資顧問業協会(JIAA) | |
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