「スワップポイントで毎日コツコツ不労所得を得たい」
「でも、FX会社が多すぎてどこを選べばいいのかわからない」
そんな悩みをお持ちではないでしょうか。
FXスワップ投資は、高金利通貨を保有しているだけで毎日スワップポイントが積み上がる、ほったらかし投資の代表格です。ただし同じ通貨ペアを同じ量だけ持っていても、FX会社が違うだけで受け取れるスワップは年間で数千円〜数万円も変わります。
私、為替コヤジは2012年からFXを続けて15年目になり、現在もセントラル短資FXとGMOクリック証券をメイン口座としてスワップ投資を実践しています。この記事では、国内主要FX会社23社を「スワップ投資のしやすさ」という一点に絞ってランキング化しました。2026年9月の月間スワップ実績や年間実績、スワップ振替の有無、建玉上限まで、口座選びで本当に差がつくポイントを数字で比較しています。
読み終えるころには、あなたがどの口座でどの通貨を持てばいいのか、はっきりわかるはずです。
- スワップ投資におすすめのFX会社TOP3と、その選定理由
- 主要23社のスワップ実績比較(トルコリラ円・メキシコペソ円・南アランド円・米ドル円)
- FX会社23社のスワップ投資ランキングと各社の強み・弱み
- スワップ振替(未決済でのスワップ受取)と課税タイミングの違い
- 通貨ペア別・目的別のおすすめFX会社
- FX会社の違いで年間スワップがいくら変わるかの試算
- スワップ投資用のFX会社を選ぶための為替コヤジ流4つのルール
- 【結論】スワップ投資におすすめのFX会社TOP3
- FXスワップ投資ランキングの評価基準
- 【2026年9月実績】主要23社のスワップポイント比較表
- スワップポイントが高いFX会社ランキング23社【2026年最新】
- 1位:セントラル短資FX|年間スワップの安定感はトップクラス
- 2位:GMOクリック証券|トルコリラ円・メキシコペソ円の二刀流
- 3位:みんなのFX(トレイダーズ証券)|LIGHTペアの年間実績が圧巻
- 4位:インヴァスト証券(トライオートFX)|メキシコペソ円スワップ月間1位
- 5位:GMO外貨(外貨ex)|米ドル円もトルコリラ円も高水準
- 6位:トレイダーズ証券(LIGHT FX)|みんなのFXの姉妹サービス
- 7位:外為どっとコム(外貨ネクストネオ)|トルコリラの品ぞろえと建玉上限が魅力
- 8位:JFX(MATRIX TRADER)|南アランド円スワップ月間1位
- 9位:ヒロセ通商(LION FX)|高金利通貨の品ぞろえが豊富
- 10位:岡三オンライン(くりっく365)|米ドル円スワップ月間1位の取引所FX
- 11位:外為オンライン(くりっく365)|くりっく365を手数料無料で
- 12位:FXブロードネット(くりっく365)|店頭FXではなく「FXブロードネット365」を
- 13位:松井証券|1通貨から始められる老舗証券のFX
- 14位:三菱UFJ eスマート証券|株・投信を担保に“現金ゼロ”でスワップ投資
- 15位:マネックス証券(FX PLUS)|高金利通貨は中位、米ドル円は弱め
- 16位:SBI FXトレード|1通貨から積み立てられる
- 17位:SBI証券|証券口座のついでに始めるならアリ
- 18位:楽天証券(楽天FX)|東欧通貨にも対応する38通貨ペア
- 19位:DMM FX|米ドル円のキャッシュフロー口座に
- 20位:サクソバンク証券|トルコリラ円の長期実績とクロスリラが武器
- 21位:IG証券|約100通貨ペアのマイナー通貨が魅力
- 22位:マネースクエア(トラリピ)|トルコリラ円は意外な高水準
- 23位:アイネット証券(ループイフダン)|米ドル円は健闘、高金利通貨は不向き
- スワップ振替と課税タイミングの違いを比較
- 通貨ペア別・目的別のおすすめFX会社
- 高金利通貨の政策金利と今後のスワップの見通し
- FX会社の違いでスワップ収入はいくら変わる?
- 為替コヤジ流|スワップ投資用のFX会社を選ぶ4つのルール
- スワップ投資のFX会社選びに関するよくある質問
- まとめ|スワップ投資はFX会社選びで勝負の半分が決まる
【結論】スワップ投資におすすめのFX会社TOP3

最初に結論からお伝えします。23社を比較したうえで、私がスワップ投資用として自信を持っておすすめできるのは次の3社です。
選定にあたっては、1ヶ月だけの瞬間風速ではなく、半年・1年といった長期の付与実績で安定して上位にいるかどうかを重視しました。スワップ投資は年単位でポジションを持ち続ける投資法なので、「たまたま今月だけ高い会社」よりも「いつも高い会社」を選ぶほうが最終的な受取額は大きくなります。
| 順位 | FX会社 | ここがすごい | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 1位 | セントラル短資FX | トルコリラ円・米ドル円の年間スワップ1位。スワップ振替対応、トルコリラ円は最大1億通貨まで保有可能 | 長期で大きく育てたい人、課税タイミングを調整したい人 |
| 2位 | GMOクリック証券 | 2026年9月のトルコリラ円スワップ月間1位、メキシコペソ円も月間2位。売り買い同額の「一本値」 | 高金利通貨を幅広く持ちたい人、東欧通貨にも分散したい人 |
| 3位 | みんなのFX | LIGHTペアは南アランド円の年間スワップ1位、メキシコペソ円も年間2位。1,000通貨から始められる | 少額から始めたい初心者、スワップを未決済で受け取りたい人 |
※年間スワップは2025年10月〜2026年9月、月間スワップは2026年9月の買いスワップ累計。FXキーストンの集計データをもとに為替コヤジが作成。
迷ったら、まずはセントラル短資FXとGMOクリック証券の2口座を開設しておけば、主要な高金利通貨はほぼカバーできます。私自身もこの2社をメインに使い分けています。
FXスワップ投資ランキングの評価基準

ランキングを見る前に、私がどんな基準で23社を評価したのかを説明しておきます。
スワップ投資の口座選びは「スワップが高い会社を選べばOK」と思われがちですが、実際に何年も運用してきた経験からいうと、スワップの金額以外にも収益を左右するポイントがいくつもあります。評価基準を知っておくと、ランキングの順位を自分の目的に合わせて読み替えられるようになります。
評価基準①:スワップポイントの高さと安定性(最重要)
最も重視したのは、トルコリラ円・メキシコペソ円・南アランド円・米ドル円の4通貨ペアのスワップ水準です。
1日分のスワップは日々変動するため、2026年9月の月間累計に加えて、半年間・年間の累計実績も確認しました。年間を通じて上位をキープしている会社ほど高評価としています。
評価基準②:スワップ振替(未決済での受取)と課税タイミング
ポジションを決済せずに、貯まったスワップだけを受け取れる「スワップ振替(スワップ受取)」に対応しているかどうかも重要です。
振替対応の会社では、多くの場合、振替を実行するまで未決済のスワップは課税されません。つまり税金を払うタイミングを自分でコントロールできるということです。一方、付与されたスワップが自動的に口座に反映される会社は、引き出しやすい反面、その年の利益として課税対象になります。
評価基準③:建玉上限・取引単位・資金効率
資金が増えてくると、1つの通貨ペアで持てる量の上限(建玉上限)が意外とネックになります。逆に、これから始める人にとっては1,000通貨や1通貨といった少額から取引できるかどうかが大切です。
また、トルコリラ円のように会社によって必要証拠金率が4%〜25%と大きく違う通貨もあるため、資金効率も評価に加えました。
評価基準④:取扱通貨ペアの幅と付加価値
トルコリラ・メキシコペソ・南アランドの「高金利3兄弟」に加えて、ハンガリーフォリントやチェココルナといった東欧通貨、スイスフラン/トルコリラのようなクロスリラを扱っているかどうかも加点ポイントにしています。
スワップ投資の基本的な仕組みから知りたい方は、先にこちらの記事を読んでおくと、このあとの比較がぐっと理解しやすくなります。

【2026年9月実績】主要23社のスワップポイント比較表

ここでは、23社の2026年9月の月間スワップ実績を一覧で比較します。
月間実績は「その月にポジションを持ち続けた場合に実際に受け取れた金額」なので、1日分のスワップよりも実力が正確にわかります。メキシコペソ円の最上位と最下位では、10万通貨あたり月に約3,000円もの差がついていることに注目してください。
| FX会社 | トルコリラ円 (1万通貨) |
メキシコペソ円 (10万通貨) |
南アランド円 (10万通貨) |
米ドル円 (1万通貨) |
|---|---|---|---|---|
| セントラル短資FX | 780円 | 4,512円 | 4,631円 | 3,744円 |
| GMOクリック証券 | 800円 | 4,778円 | 4,550円 | 3,680円 |
| みんなのFX(LIGHTペア) | 757円 | 4,770円 | 4,765円 | 3,673円 |
| トライオートFX | 773円 | 4,900円 | 4,658円 | 3,762円 |
| GMO外貨 | 795円 | 4,680円 | 4,212円 | 3,827円 |
| LIGHT FX(LIGHTペア) | 753円 | 4,544円 | 4,544円 | 3,705円 |
| 外為どっとコム(外貨ネクストネオ) | 754円 | 4,090円 | 3,870円 | 3,603円 |
| JFX(MATRIX TRADER) | 741円 | 4,480円 | 4,800円 | 3,642円 |
| ヒロセ通商(LION FX) | 755円 | 4,480円 | 4,480円 | 3,642円 |
| 岡三オンライン(くりっく365) | 766円 | 4,067円 | 4,117円 | 4,029円 |
| 外為オンライン(くりっく365) | 766円 | 4,067円 | 4,117円 | 4,029円 |
| FXブロードネット(くりっく365) | 766円 | 4,067円 | 4,117円 | 4,029円 |
| 松井証券 | 754円 | 3,900円 | 3,660円 | 3,529円 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 736円 | 4,110円 | 3,840円 | 2,935円 |
| マネックス証券 | 736円 | 4,120円 | 3,950円 | 2,579円 |
| SBI FXトレード | 690円 | 3,870円 | 3,600円 | 3,418円 |
| SBI証券 | 690円 | 3,870円 | 3,600円 | 3,418円 |
| 楽天証券(楽天FX) | 690円 | 3,380円 | 3,600円 | 3,349円 |
| DMM FX ※参考値 | 約714円 | 約3,930円 | 約3,630円 | 約3,594円 |
| サクソバンク証券 | 733円 | 2,834円 | 2,630円 | 1,978円 |
| IG証券 | 542円 | 3,640円 | 3,510円 | 2,905円 |
| マネースクエア(トラリピ) | 750円 | 2,100円 | 600円 | 2,231円 |
| アイネット証券 | 371円 | 1,970円 | 2,560円 | 3,580円 |
※2026年9月1ヶ月間の買いスワップ累計(小数点以下切り捨て)。出典:各社公式スワップカレンダーを集計したデータ。
※みんなのFX・LIGHT FXはスワップ強化銘柄「LIGHTペア」の数値。通常銘柄はトルコリラ円750円、メキシコペソ円・南アランド円4,512円です。
※DMM FXは2026年8月3日〜9月25日付与分の1日平均(当サイト集計)を30日換算した参考値です。
※くりっく365(岡三オンライン・外為オンライン・FXブロードネット)は取引所FXのため、どの取扱会社でもスワップは同額です。
※スワップポイントは日々変動し、将来の金額を保証するものではありません。最新値は必ず各社公式サイトでご確認ください。
表からわかるのは、「すべての通貨で1位」という会社は存在しないということです。トルコリラ円ならGMOクリック証券、メキシコペソ円ならトライオートFX、南アランド円ならJFX、米ドル円ならくりっく365というように、9月だけ見ても通貨ごとにトップが入れ替わっています。
だからこそ、スワップ投資では「通貨ペアごとに口座を使い分ける」のが鉄則です。この考え方は、後半の運用ルールで詳しく解説しますね。
トルコリラ円のスワップは、当サイトで主要FX会社の実績を毎日自動更新しています。最新の順位を確認したい方はこちらもどうぞ。

スワップポイントが高いFX会社ランキング23社【2026年最新】

ここからは、23社をスワップ投資の視点でランキング形式で紹介していきます。
1位〜5位はスワップ投資のメイン口座として自信を持っておすすめできる会社、6位〜12位は特定の通貨や目的で強みを発揮する会社、13位以降はスワップ以外のメリットと組み合わせて使いたい会社という位置づけです。各社の「強み」と「弱み」を正直に書いているので、自分の目的に合う口座を見つけてください。
1位:セントラル短資FX|年間スワップの安定感はトップクラス
私がメイン口座として長年使っているのがセントラル短資FX(FXダイレクトプラス)です。短期金融市場の大手であるセントラル短資グループが運営しており、運営元の信頼性という点でも安心感があります。
最大の魅力は、スワップの「安定感」です。2025年10月〜2026年9月の年間累計では、トルコリラ円が1万通貨あたり10,192円、米ドル円が54,617円で、いずれも主要FX会社の中で1位でした。半年間(2026年4月〜9月)の累計でも南アランド円と米ドル円で1位を獲得しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年間スワップ(トルコリラ円) | 10,192円/1万通貨(年間1位) |
| 年間スワップ(米ドル円) | 54,617円/1万通貨(年間1位) |
| スワップ振替 | 対応(1円単位で指定可能) |
| 建玉上限 | トルコリラ円1億通貨、メキシコペソ円・南アランド円10億通貨 |
| トルコリラ円の証拠金率 | 新規8%(維持4%) |
| その他 | ハンガリーフォリント円も取扱い |
スワップ振替に対応しているので、ポジションを持ったまま貯まったスワップだけを受け取れます。振替前の未決済スワップは課税されないため、税金のタイミングも自分で調整可能です。
弱点は、トルコリラ円の新規取引に必要な証拠金率が8%と、他社(4%)の2倍である点です。ただ、スワップ投資は低レバレッジが鉄則なので、実際の運用ではほとんど気になりません。むしろ建玉上限が非常に大きいので、資金が増えても口座を移す必要がないのは大きなメリットです。
セントラル短資FXの詳しい評判やメリット・デメリットは、こちらの記事で本音レビューしています。

2位:GMOクリック証券|トルコリラ円・メキシコペソ円の二刀流
GMOクリック証券(FXネオ)は、高金利通貨のスワップが全体的に高水準な「オールラウンダー」です。私も長くメイン口座として使っています。
2026年9月の月間実績では、トルコリラ円が800円で月間1位、メキシコペソ円も4,778円で月間2位を記録しました。年間累計でもトルコリラ円(10,134円)とメキシコペソ円(54,748円)がともに3位と、長期で見ても安定して上位にいます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月間スワップ(トルコリラ円) | 800円/1万通貨(2026年9月1位) |
| 年間スワップ(メキシコペソ円) | 54,748円/10万通貨(年間3位) |
| スワップの受け取り方 | 毎日自動で口座に反映(未決済でも出金可、付与時点で課税対象) |
| 建玉上限(トルコリラ円) | 100万通貨 |
| 特徴 | 全銘柄で買い・売りのスワップが同額の「一本値」 |
GMOクリック証券のユニークな点は、買いと売りのスワップが同額になる「一本値」を全銘柄で採用していることです。一般的なFX会社は売りのマイナススワップのほうが大きく設定されていますが、GMOクリック証券ではその差がありません。業者間で買いと売りを組み合わせる「スワップアービトラージ」の売り側口座としても重宝します。
また、チェココルナ円やハンガリーフォリント円といった東欧通貨にも対応しているので、高金利3兄弟以外にも分散したい人にぴったりです。
弱点はスワップ振替に対応していないことです。スワップは毎日自動で口座に反映されるため引き出しは自由ですが、その年の利益として課税されます。また、トルコリラ円の建玉上限は100万通貨なので、大口で持ちたい人はセントラル短資FXなどと併用しましょう。

3位:みんなのFX(トレイダーズ証券)|LIGHTペアの年間実績が圧巻
みんなのFXは、東証スタンダード上場のトレイダーズホールディングスのグループ会社、トレイダーズ証券が運営するFXサービスです。スワップへのこだわりが強い会社として、スワップ投資家の間では定番の口座になっています。
注目は、通常銘柄よりもスワップとスプレッドが強化された「LIGHTペア」です。2025年10月〜2026年9月の年間累計で、LIGHTペアの南アランド円は54,224円で年間1位、メキシコペソ円も55,218円で年間2位という圧巻の実績を残しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年間スワップ(南アランド円・LIGHTペア) | 54,224円/10万通貨(年間1位) |
| 年間スワップ(メキシコペソ円・LIGHTペア) | 55,218円/10万通貨(年間2位) |
| スワップ受取 | 対応(受取前のスワップは非課税) |
| 最小取引単位 | 1,000通貨 |
| 建玉上限(LIGHTペア) | トルコリラ円200万通貨、メキシコペソ円・南アランド円500万通貨 |
「スワップ受取」機能で、ポジションを決済せずにスワップだけを受け取れます。1,000通貨から取引できるので、初心者が少額で始めるのにも最適です。さらに、公式サイトで「お客様のスワップ受取総額」を公開しているなど、スワップへの本気度が伝わってくる会社です。
弱点は、LIGHTペアの建玉上限が通常銘柄より小さいことです。大きく育ってきたら通常銘柄や他社口座と併用するのがおすすめです。ちなみに私は、みんなのFXで米ドル/スイスフランのスワップを受け取りながら、別の口座で片道トラリピを組み合わせるハイブリッド戦略も実践しています。

4位:インヴァスト証券(トライオートFX)|メキシコペソ円スワップ月間1位
トライオートFXといえば自動売買のイメージが強いですが、実はスワップ投資の口座としても非常に優秀です。
2026年9月の月間実績では、メキシコペソ円が4,900円で主要FX会社中1位でした。半年間(2026年4月〜9月)の累計でもメキシコペソ円26,932円、米ドル円26,918円とトップ水準をキープしています。南アランド円・トルコリラ円も上位に入っており、高金利通貨全般に強い口座です。
スワップ振替に対応しているほか、自動売買と組み合わせて「スワップ+値幅」の両取りを狙えるのもトライオートFXならではの魅力です。弱点は、自動売買のための機能が多く、純粋にスワップだけを狙う人には画面がやや複雑に感じられる点でしょうか。
トライオートFXをスワップ投資で活用する具体的な方法は、こちらの記事で解説しています。

5位:GMO外貨(外貨ex)|米ドル円もトルコリラ円も高水準
GMO外貨は、GMOインターネットグループのFX会社で、主要通貨・高金利通貨ともにバランスよく高いスワップを提供しています。
2026年9月の月間実績は、トルコリラ円が795円で月間2位、米ドル円も3,827円と店頭FXでトップクラスでした。メキシコペソ円も4,680円と上位で、どの通貨を持っても大きく外さない安心感があります。
弱点はスワップ振替に対応しておらず、付与されたスワップは自動的に課税対象となる点です。また南アランド円は9月実績で4,212円と、上位勢よりやや見劣りします。米ドル円とトルコリラ円を中心に運用したい人におすすめです。

6位:トレイダーズ証券(LIGHT FX)|みんなのFXの姉妹サービス
LIGHT FXは、みんなのFXと同じトレイダーズ証券が提供するFXサービスです。スワップ強化銘柄の「LIGHTペア」を扱っており、高金利通貨のスワップはみんなのFXとほぼ同水準です。
2026年9月のLIGHTペアの実績は、メキシコペソ円・南アランド円がともに4,544円、米ドル円は3,705円でした。LIGHTペアのトルコリラ円・メキシコペソ円・南アランド円は建玉上限700万通貨と、みんなのFXのLIGHTペアより大きめに設定されています。
スワップ受取に対応し、1,000通貨から取引可能です。みんなのFXとLIGHT FXはキャンペーン内容などが異なるため、両方開設して通貨ごとに使い分けるのも有効な戦略です。

7位:外為どっとコム(外貨ネクストネオ)|トルコリラの品ぞろえと建玉上限が魅力
外為どっとコムは、トルコリラ関連の通貨ペアが充実しているのが最大の特徴です。トルコリラ円に加えて、米ドル/トルコリラ、ユーロ/トルコリラ、スイスフラン/トルコリラ(フランリラ)などのクロスリラにも対応しています。
特にフランリラは、2026年5月度〜8月度に4ヶ月連続でスワップ実績1位(FXキーストン調べ)を獲得しました。また、2026年7月にはトルコリラ円の建玉上限が5億通貨に拡大されており、大口投資家にも対応できる体制が整っています。
スワップ振替にも対応しています。弱点は、トルコリラ円以外の高金利通貨(メキシコペソ円4,090円、南アランド円3,870円)が上位勢に比べると見劣りする点です。トルコリラ・クロスリラに特化した口座として使うのがおすすめです。

8位:JFX(MATRIX TRADER)|南アランド円スワップ月間1位
JFXは、ヒロセ通商のグループ会社が運営するFX会社で、スキャルピングに強い口座として有名です。しかしスワップ投資の口座としても侮れません。
2026年9月の月間実績では、南アランド円が4,800円で主要FX会社中1位でした。メキシコペソ円も4,480円と上位水準です。スワップ振替にも対応しており、1,000通貨から取引できます。
2026年7月からはトルコリラ円の建玉上限が1億通貨に引き上げられました。弱点は、トルコリラ円の月間スワップ(741円)がやや控えめなことと、売りのマイナススワップが買いより大きめに設定されている点です。南アランド円を主力にしたい人におすすめです。

9位:ヒロセ通商(LION FX)|高金利通貨の品ぞろえが豊富
ヒロセ通商は、JFXの親会社にあたるFX会社です。2026年9月の月間スワップはメキシコペソ円・南アランド円が4,480円、トルコリラ円755円と、JFXと近い水準で安定しています。
ヒロセ通商の強みは、取扱通貨ペアの多さです。米ドル/トルコリラやユーロ/トルコリラ、ハンガリーフォリント円、チェココルナ円なども取引でき、ドルリラ・ユーロリラのスワップは業界最高水準とされています。スワップ振替にも対応し、トルコリラ円の建玉上限も1億通貨です。
トルコリラ円の取引でユニークな食品キャンペーンを開催していることもあり、楽しみながらスワップ投資を続けたい人にも向いています。

10位:岡三オンライン(くりっく365)|米ドル円スワップ月間1位の取引所FX
岡三オンラインは、東京金融取引所の取引所FX「くりっく365」を取り扱っています。くりっく365は取引所が運営しているため、スワップやスプレッドはどの取扱会社で取引しても同じです。
くりっく365の強みは米ドル円です。2026年9月の月間実績は米ドル円4,029円で、店頭FXを含めた主要FX会社の中で1位でした。南アランド円も半年累計で25,953円と上位です。さらに、証拠金は全額が取引所に預託されて保全されるため、安全性の面でも安心です。
弱点は、メキシコペソ円や南アランド円などが10万通貨単位の取引になる点と、未決済ポジションのスワップを引き出せず、決済時の受け取りになる点です。スワップは決済時まで課税されないため、長期で寝かせておきたい人にはむしろメリットにもなります。
南アランド円のスワップ比較は、こちらのページで最新データをチェックできます。

11位:外為オンライン(くりっく365)|くりっく365を手数料無料で
外為オンラインも、くりっく365を取り扱うFX会社です。スワップは岡三オンラインと同額で、米ドル円の月間スワップ4,029円(2026年9月)は主要FX会社でトップでした。
外為オンラインは長年くりっく365に力を入れてきた会社で、くりっく365の取引手数料が原則無料(注文方法によっては有料)なのが特徴です。店頭FXでは「iサイクル2取引」などの自動売買も提供しています。
なお、店頭FX(外為オンラインFX)のスワップはくりっく365とは別の水準なので、スワップ投資で使うならくりっく365口座を選びましょう。
12位:FXブロードネット(くりっく365)|店頭FXではなく「FXブロードネット365」を
FXブロードネットは、店頭FXとくりっく365(FXブロードネット365)の両方を提供しています。
スワップ投資で注意したいのは、店頭FXのFXブロードネットではトルコリラ円とメキシコペソ円を取り扱っていないことです。店頭FXの南アランド円や米ドル円のスワップは悪くありませんが、高金利通貨を幅広く持ちたいならくりっく365のFXブロードネット365を利用しましょう。スワップはくりっく365共通なので、岡三オンライン・外為オンラインと同額です。
くりっく365の取扱会社のうち、どこを選ぶかは取引ツールの使いやすさや手数料で決めて問題ありません。
13位:松井証券|1通貨から始められる老舗証券のFX
松井証券のFXは、1通貨単位(100円程度)から取引できるのが最大の魅力です。「いきなり大きな金額を入れるのは怖い」という初心者でも、スワップが毎日付く感覚を気軽に体験できます。
2026年9月の月間スワップはトルコリラ円754円と上位勢に迫る水準です。さらにトルコリラ円の建玉上限は5億通貨と非常に大きく、スワップ振替にも対応しています。一方、メキシコペソ円3,900円、南アランド円3,660円と、ほかの高金利通貨は平均的です。
私は松井証券FXを、スワップを受け取る口座ではなく「片道トラリピ」の口座として活用しています。その戦略はこちらの記事で紹介しています。

14位:三菱UFJ eスマート証券|株・投信を担保に“現金ゼロ”でスワップ投資
三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)のFXは、スワップの金額よりも「仕組み」で選ぶ口座です。
最大の特徴は、保有している株式や投資信託を証拠金として使える「代用有価証券」に対応していることです。NISA以外の特定口座で長期保有している投信をそのまま担保にして、現金を追加せずにスワップ投資ができます。私自身もレバナスを代用有価証券にしてFXを運用しています。
2026年9月のスワップはメキシコペソ円4,110円、トルコリラ円736円と中位水準です。スワップ振替にも対応しています。

15位:マネックス証券(FX PLUS)|高金利通貨は中位、米ドル円は弱め
マネックス証券のFX PLUSは、2026年9月の月間実績でメキシコペソ円4,120円、南アランド円3,950円、トルコリラ円736円と、高金利通貨は中位水準です。
一方で米ドル円は2,579円と、上位勢より月1,000円以上低くなっています。また、未決済ポジションのスワップは引き出せず、決済時の受け取りになる点にも注意が必要です。マネックス証券で株式やNISAを運用している人が、同じ証券会社でFXも管理したい場合に選ぶ口座といえます。

16位:SBI FXトレード|1通貨から積み立てられる
SBI FXトレードは、SBIグループのFX専業会社です。1通貨から取引できるので、毎月数千円ずつメキシコペソ円を積み立てるといった少額の積立型スワップ投資と相性抜群です。外貨を積み立てる「つみたて外貨」サービスもあります。
2026年9月のスワップはメキシコペソ円3,870円、トルコリラ円690円と、上位勢と比べるとやや控えめです。スワップは自動で口座に反映され、出金可能額の範囲内でスワップ相当額を出金できます(決済するまでは非課税)。

17位:SBI証券|証券口座のついでに始めるならアリ
SBI証券のFXは、スワップ水準がSBI FXトレードと同じです(2026年9月:メキシコペソ円3,870円、トルコリラ円690円)。
魅力は、すでにSBI証券で株や投資信託を運用している人なら、同じ口座でFXも管理できる手軽さです。100通貨から取引でき、レバレッジ1倍コースや株券担保にも対応しています。一方、スワップは決済時の受け取りとなる点には注意しましょう。

18位:楽天証券(楽天FX)|東欧通貨にも対応する38通貨ペア
楽天FXは、38通貨ペアと取扱数が多く、東欧通貨にも対応しているのが強みです。楽天証券で投資信託やNISAを運用している人にとっては、口座管理の手間が少ないのも魅力です。
ただし、2026年9月の月間スワップはメキシコペソ円3,380円、トルコリラ円690円と、高金利通貨のスワップは主要FX会社の中で下位グループです。また、トルコリラ円は買いと売りのスワップ差が大きめに設定されています。スワップを最大化したい人には、上位の専業FX会社をおすすめします。

19位:DMM FX|米ドル円のキャッシュフロー口座に
DMM FXは、国内大手の人気FX口座です。短期トレード向けのイメージが強いですが、スワップ振替に対応し、ロスカット水準も証拠金維持率50%以下と低めに設定されているため、長期保有とも相性が良い口座です。
当サイトの集計(2026年8月3日〜9月25日付与分)では、米ドル円の買いスワップは1万通貨・1日平均119.8円と他社と遜色ない水準でした。一方、メキシコペソ円(10万通貨換算で1日約131円)や南アランド円は平均的な水準で、高金利通貨のスワップ最大化には向きません。また、高金利通貨は1万通貨単位の取引です。
私なら、DMM FXは米ドル円をコツコツ積み上げ、スワップ振替で定期的に受け取る「キャッシュフロー口座」として使います。

20位:サクソバンク証券|トルコリラ円の長期実績とクロスリラが武器
サクソバンク証券は、総合順位こそ20位ですが、トルコリラ円に限れば国内トップクラスの口座です。トルコリラ円の月間スワップは2026年5月〜8月に4ヶ月連続で1位を獲得し、半年累計(4,877円)でも1位、年間累計(10,167円)でも2位でした。
さらに、米ドル/トルコリラなど10種類以上のクロスリラを取り扱っています。弱点は、メキシコペソ円や米ドル円などトルコリラ円以外のスワップが低いことと、トルコリラ円の証拠金率が25%と高く、資金効率が悪い点です。トルコリラ専用口座として割り切って使うのがおすすめです。

21位:IG証券|約100通貨ペアのマイナー通貨が魅力
IG証券は、約100通貨ペアという圧倒的な取扱数が魅力の外資系FX会社です。国内FX会社ではあまり見かけないマイナー通貨のスワップ投資にも挑戦できます。
ただし、2026年9月の月間スワップはトルコリラ円542円、メキシコペソ円3,640円と、主要な高金利通貨では下位水準です。トルコリラ円の売りスワップも大きめで、トルコリラ円の証拠金率は15%と資金効率もよくありません。スワップは自動で口座に反映され課税対象となります。メイン口座ではなく、マイナー通貨用のサブ口座として検討するとよいでしょう。

22位:マネースクエア(トラリピ)|トルコリラ円は意外な高水準
マネースクエアは、リピート系自動売買「トラリピ」で有名な会社です。メキシコペソ円(2,100円)や南アランド円(600円)のスワップは低めですが、トルコリラ円の月間スワップは750円と上位勢に迫る水準で、1日分(2026年10月20日時点で25円)では主要FX会社中3位に入っています。
スワップ振替に対応し、トラリピの手数料も無料です。私が実践している「買いだけトラリピ」で、トルコリラ円のスワップを受け取りながらレンジ内の値幅も取る運用には相性の良い口座です。

23位:アイネット証券(ループイフダン)|米ドル円は健闘、高金利通貨は不向き
アイネット証券は、自動売買「ループイフダン」を提供するFX会社です。米ドル円の月間スワップは3,580円と健闘していますが、トルコリラ円371円、メキシコペソ円1,970円と、高金利通貨のスワップは主要FX会社の中で最も低い水準です。
スワップ投資の口座としてはおすすめしにくいのが正直なところです。ループイフダンで米ドル円や豪ドル円を運用しながら、スワップは「おまけ」として受け取るという使い方が現実的でしょう。
スワップ振替と課税タイミングの違いを比較

スワップ投資を長く続けるなら、スワップの「受け取り方」と「税金のかかるタイミング」も必ず確認しておきましょう。
FXの利益は、スワップも含めて申告分離課税(税率20.315%)の対象です。ただし、未決済スワップが課税されるタイミングは会社によって異なります。振替を実行するまで非課税の会社なら、利益の多い年は振替を控えて翌年に回す、といった節税的な調整が可能です。
| タイプ | 該当するFX会社 | 未決済スワップの課税 |
|---|---|---|
| 手動で振替(受取) | セントラル短資FX、みんなのFX、LIGHT FX、トライオートFX、外為どっとコム、JFX、ヒロセ通商、松井証券、三菱UFJ eスマート証券、マネースクエア | 振替前は非課税、振替後に課税対象 |
| 自動で口座に反映 | GMOクリック証券、GMO外貨、サクソバンク証券、IG証券 | 付与された時点で課税対象 |
| スワップ相当額を出金可能 | SBI FXトレード、アイネット証券 | 決済するまで非課税 |
| 決済時に受け取り | くりっく365(岡三オンライン・外為オンライン・FXブロードネット)、マネックス証券、SBI証券 | 決済するまで非課税(引き出し不可) |
※各社の公表情報およびFXキーストンの調査をもとに作成。DMM FXもスワップ振替に対応しています。楽天FX・DMM FXの課税タイミングの詳細は公式サイトでご確認ください。ルールは変更されることがあるため、最新情報は必ず各社公式サイトでご確認ください。
「毎月スワップを生活費に回したい」なら振替対応か自動反映の会社、「何年も寝かせて複利で増やしたい」なら決済時受け取りの会社でも問題ありません。自分のスタイルに合わせて選びましょう。
通貨ペア別・目的別のおすすめFX会社

ここまでのランキングをもとに、通貨ペア別・目的別のおすすめをまとめます。
前述のとおり、スワップ投資は「1社ですべてを済ませる」よりも「通貨ペアごとに最も条件の良い口座を使い分ける」ほうが効率的です。口座を分ければ、1つの通貨が暴落しても他の通貨のポジションが連鎖ロスカットされるのを防げるという、リスク管理上の大きなメリットもあります。
通貨ペア別のおすすめFX会社
| 通貨ペア | おすすめFX会社 | 選定理由 |
|---|---|---|
| トルコリラ円 | セントラル短資FX、GMOクリック証券 | 年間実績1位と3位、9月月間はGMOクリック証券が1位 |
| メキシコペソ円 | トライオートFX、GMOクリック証券、みんなのFX | 9月月間1〜3位、みんなのFX(LIGHTペア)は年間2位 |
| 南アランド円 | みんなのFX、JFX | LIGHTペアが年間1位、JFXは9月月間1位 |
| 米ドル円 | セントラル短資FX、くりっく365各社 | セントラル短資FXが年間1位、くりっく365は9月月間1位 |
| 東欧通貨(ハンガリー・チェコなど) | GMOクリック証券、セントラル短資FX | 東欧通貨の取扱いがありスワップも高水準 |
| クロスリラ(フランリラなど) | 外為どっとコム、サクソバンク証券 | クロスリラの取扱いが豊富 |
通貨ごとの詳しい攻略法は、以下の記事で解説しています。
- トルコリラ円スワップ投資術|30万円から月10万円を目指す複利シミュレーション
- メキシコペソ/円スワップ投資は儲かる?利回りシミュレーションとFX会社比較
- ハンガリーフォリント/円スワップ投資完全ガイド
- チェココルナ/円のスワップ投資
目的別のおすすめFX会社
| こんな人には | おすすめFX会社 |
|---|---|
| とにかく長期でスワップを最大化したい | セントラル短資FX、GMOクリック証券 |
| 1,000通貨以下の少額から始めたい | みんなのFX、LIGHT FX、松井証券、SBI FXトレード |
| 資金が大きく建玉上限が気になる | セントラル短資FX、外為どっとコム、松井証券 |
| 株や投資信託を担保に運用したい | 三菱UFJ eスマート証券 |
| 自動売買と組み合わせたい | トライオートFX、マネースクエア |
| 取引所FXの安全性を重視したい | 岡三オンライン、外為オンライン、FXブロードネット(くりっく365) |
高金利通貨の政策金利と今後のスワップの見通し

スワップポイントは、基本的に2つの通貨の金利差で決まります。そのため、各国の政策金利の動きはスワップ投資家にとって最重要のチェック項目です。
2026年は中東情勢の悪化による原油高を受けて、利下げを続けてきた新興国の一部が利下げを停止したり、利上げに転じたりする動きが見られました。主要な高金利通貨の政策金利を確認しておきましょう。
| 国 | 政策金利 | 直近の動き |
|---|---|---|
| トルコ | 36.0% | 2026年10月22日に37%から1%引き下げ |
| 南アフリカ | 7.25% | 2026年9月23日に0.25%利上げ(5月に続く利上げ) |
| メキシコ | 6.50% | 2026年5月に6.50%へ利下げ後、9月24日まで据え置き |
※2026年10月29日時点。各国中央銀行の発表および報道をもとに作成。
トルコは利下げ局面にあるため、トルコリラ円のスワップは今後じわじわと縮小していく可能性があります。一方、南アフリカはインフレ警戒から利上げに転じており、南アランド円のスワップには追い風です。メキシコは据え置きが続いており、当面は現在の水準が維持されやすい環境です。
また、日本側の金利が上がると、クロス円のスワップは全体的に縮小します。スワップは「約束された金額」ではないことを常に意識しておきましょう。
FX会社の違いでスワップ収入はいくら変わる?

「スワップの差なんて1日数円でしょ?」と思うかもしれません。ところが、この数円の差が1年、5年と積み重なると、無視できない金額になります。
ここでは同じ通貨ペアを同じ量だけ持ち続けた場合に、FX会社によって年間の受取額がどれだけ変わるかを試算しました。2026年9月の月間スワップ実績を12倍した概算値です。
メキシコペソ円100万通貨を1年間保有した場合
メキシコペソ円は、スワップ投資で最も人気のある通貨ペアです。100万通貨(レート約8.9円で取引額約890万円)を1年間持ち続けた場合の受取額を比べてみます。
| FX会社 | 年間スワップ(概算) | トップとの差 | 5年間の差 |
|---|---|---|---|
| トライオートFX | 約588,000円 | - | - |
| GMOクリック証券 | 約573,000円 | 約1.5万円 | 約7.3万円 |
| みんなのFX(LIGHTペア) | 約572,000円 | 約1.6万円 | 約7.8万円 |
| セントラル短資FX | 約541,000円 | 約4.7万円 | 約23.3万円 |
| くりっく365各社 | 約488,000円 | 約10.0万円 | 約50.0万円 |
| 楽天証券(楽天FX) | 約406,000円 | 約18.2万円 | 約91.2万円 |
| アイネット証券 | 約236,000円 | 約35.2万円 | 約175.8万円 |
※2026年9月の月間スワップ(10万通貨あたり)×10×12ヶ月で算出した概算値。スワップは毎月変動するため、実際の受取額とは異なります。
同じ890万円分のポジションでも、口座選びを間違えるだけで5年間で100万円以上の差がつく可能性があるわけです。為替の値動きはどの口座でも同じですから、この差は純粋に「口座選び」だけで生まれます。
トルコリラ円10万通貨を1年間保有した場合
トルコリラ円は、1万通貨あたりのスワップ差は小さく見えますが、会社による差は意外と大きい通貨です。10万通貨(レート約3.2円で取引額約32万円)で比べてみます。
| FX会社 | 年間スワップ(概算) | トップとの差 |
|---|---|---|
| GMOクリック証券 | 約96,000円 | - |
| GMO外貨 | 約95,400円 | 約600円 |
| セントラル短資FX | 約93,600円 | 約2,400円 |
| SBI FXトレード・楽天FX | 約82,800円 | 約13,200円 |
| IG証券 | 約65,000円 | 約31,000円 |
| アイネット証券 | 約44,500円 | 約51,500円 |
※2026年9月の月間スワップ(1万通貨あたり)×10×12ヶ月で算出した概算値。年間の実績値では、セントラル短資FX(1万通貨あたり10,192円)が1位です。
上位3社の差はわずかですが、下位の口座を選ぶと年間スワップが3〜5割も少なくなることがわかります。上位の口座同士なら、スワップ振替の有無や建玉上限といった「使い勝手」で選んで問題ありません。
なお、「元手いくらでレバレッジ何倍なら年利何%になるか」「ロスカットまでどれだけ耐えられるか」といった運用面のシミュレーションは、通貨ペア別の記事で詳しく解説しています。
為替コヤジ流|スワップ投資用のFX会社を選ぶ4つのルール

ランキングや比較表を見ても、「結局どう選べばいいの?」と迷う方もいると思います。
そこで、私が15年間FX会社を使い比べてきた経験から、スワップ投資用の口座を選ぶときに守っているルールを4つにまとめました。どれも「口座選び」に関するルールなので、ランキングと合わせて使ってください。
ルール①:通貨ペアごとに「最も条件の良い口座」を割り当てる
比較表で見たとおり、すべての通貨でトップという会社はありません。メキシコペソ円はトライオートFXやGMOクリック証券、トルコリラ円はセントラル短資FXやGMOクリック証券、というように通貨ペアごとに口座を決めて、1口座1通貨を基本にするのが私のやり方です。
口座を分けておけば、ある通貨が暴落しても、別の口座のポジションまで連鎖的にロスカットされることがありません。スワップの最大化とリスク分散を同時に実現できます。
ルール②:1ヶ月ではなく半年・1年の実績で選ぶ
スワップの順位は毎月入れ替わります。キャンペーンなどで一時的にスワップを上げる会社もあるため、単月の順位だけで口座を決めるのは危険です。
この記事のランキングでも、セントラル短資FXのように年間実績で上位を維持している会社を高く評価しました。「今月1位」より「1年を通じて上位」を基準にしましょう。
ルール③:スワップの受け取り方を自分のスタイルに合わせる
毎月スワップを生活費や別の投資に回したいなら、スワップ振替に対応した会社か、スワップが自動で口座に反映される会社を選びます。何年も寝かせて増やしたいなら、決済時受け取りのくりっく365でも問題ありません。
税金のタイミングを自分で調整したい場合は、振替前のスワップが非課税になる会社を選ぶと便利です。前述の「スワップ振替と課税タイミングの違い」の表を参考にしてください。
ルール④:建玉上限と取引単位は「将来の資金量」で確認する
始めたばかりのころは気になりませんが、スワップ投資を続けて資金が増えてくると、建玉上限に引っかかって口座を移さざるを得なくなることがあります。
逆に、少額から始めたい人にとっては、1,000通貨や1通貨から取引できるかが重要です。今の資金だけでなく、3年後・5年後にどのくらいの量を持ちたいかを想定して口座を選ぶと、乗り換えの手間が省けます。
なお、レバレッジの目安や積立のやり方、為替変動・スワップ縮小といったスワップ投資そのもののリスクについては、こちらの記事でまとめて解説しています。口座を開設したら、運用を始める前に一度目を通しておいてください。

さらにリスクを抑えたい方には、業者間で買いと売りを組み合わせて為替リスクを相殺し、スワップの差額だけを受け取る「スワップアービトラージ」という手法もあります。この手法でも、どのFX会社を組み合わせるかで利回りが大きく変わります。

スワップ投資のFX会社選びに関するよくある質問

最後に、スワップ投資用のFX会社選びについて、よくいただく質問にお答えします。
Q. 複数のFX会社で口座を開設しても大丈夫ですか?
問題ありません。口座開設や口座維持に費用はかからないFX会社がほとんどです。通貨ペアごとに口座を分けることは、スワップの最大化とリスク分散の両面でメリットがあります。
Q. スワップが下がったら口座を乗り換えるべきですか?
1ヶ月下がっただけで乗り換える必要はありません。乗り換えにはスプレッドなどのコストがかかり、ポジションを決済すれば含み損益も確定します。3ヶ月以上続けて上位から外れたら、新規の買い増し分だけ別の口座に移すのが現実的です。既存のポジションはそのまま持ち続けても構いません。
Q. スワップの税金はFX会社によって違いますか?
税率はどの会社でも同じで、FXの利益は為替差益もスワップも合わせて税率20.315%の申告分離課税です。ただし、未決済スワップが「いつ課税されるか」は会社によって異なります。自動で口座に反映される会社は付与時点で、振替対応の会社は振替時点で、決済時受け取りの会社は決済時点で課税対象になります。
Q. 店頭FXとくりっく365はどちらがスワップ投資に向いていますか?
メキシコペソ円やトルコリラ円のスワップは、上位の店頭FX会社のほうが高い傾向にあります。一方、くりっく365は米ドル円のスワップが高く、証拠金が取引所で全額保全される安心感があります。高金利通貨は店頭FX、米ドル円はくりっく365というように使い分けるのもおすすめです。
まとめ|スワップ投資はFX会社選びで勝負の半分が決まる

最後に、この記事の内容をまとめます。
FXスワップ投資は、同じ通貨を同じ量だけ持っていても、FX会社によって受け取れるスワップが大きく変わります。口座選びは、スワップ投資の成果を左右する最初にして最大の分岐点です。
- 総合1位はセントラル短資FX。トルコリラ円・米ドル円の年間スワップ1位で、スワップ振替と大きな建玉上限が魅力
- 総合2位はGMOクリック証券。トルコリラ円の9月月間1位、メキシコペソ円も上位の二刀流
- 総合3位はみんなのFX。LIGHTペアが南アランド円の年間1位、1,000通貨から始められる
- 通貨ペアごとにトップの会社は異なるため、複数口座の使い分けが鉄則
- 口座選びを間違えると、同じポジションでも5年間で100万円以上の差がつくことも
スワップ投資の第一歩は、スワップ条件の良い口座を開設して、少額でポジションを持ってみることです。毎朝口座を開くたびにスワップが積み上がっていく感覚は、一度味わうとやみつきになりますよ。
迷ったら、まずは私もメインで使っているセントラル短資FXとGMOクリック証券の2口座から始めてみてください。
口座開設時にキャッシュバックがもらえるキャンペーンも多数開催されています。お得に始めたい方は、こちらもチェックしてみてください。

FXスワップ投資は、私が実践しているほったらかし投資の一つです。インデックス投資や不動産クラファンなど、他の投資法と組み合わせたポートフォリオ全体の考え方はこちらで紹介しています。


