ハーフ&ハーフが設定可能なサイクル2取引(旧サイクル注文)について仕組み・おすすめポイントから発注方法まで徹底解説します。
サイクル2取引(旧サイクル注文)とは?
サイクル2取引(旧サイクル注文)はトラリピやループイフダンのように自動で注文を繰り返してくれるリピート系注文の一種です。
サイクル2取引は、相場の下限と上限が決まった範囲で上げ下げを繰り返すのでレンジ相場に特化した注文方法です。
サイクル2取引は、いわゆる固定型リピート注文なので高値掴みの危険がありません。その上、勝手にロスカットされてしまう自動損切り機能も実装されていないのでリピート系注文には最適です。
iサイクル2取引との違い
サイクル2取引は、あらかじめ指定した変動幅で注文を繰り返すため、変動幅から相場が外れた場合、利益を逸する可能性がある一方、iサイクル2取引は、あらかじめ指定した変動幅が相場の上昇、下落に合わせて自動追従し注文を繰り返す為、より利益を追求することが期待できる注文方法です。
サイクル2取引(旧サイクル注文)の最新情報
- 特許侵害訴訟判決に関するお知らせ(2019/10/08)
- 「iサイクル注文®」及び「サイクル2取引™」バージョンアップのお知らせ(2019/02/18)
- 店頭取引口座での「トルコリラ/円」「メキシコペソ/円」の取扱い開始について(2018/10/31)
- 特許侵害訴訟勝訴の判決に関するお知らせ(2018/10/29)
- 特許侵害訴訟判決に関するお知らせ(2018/10/24)
- 特許権侵害訴訟の判決に関するお知らせ(2017/12/21)
- 新取引方法「サイクル2取引™」提供開始のお知らせ(2017/12/07)
- 特許侵害訴訟の勝訴判決に関するお知らせ(2017/07/20)
- サイクル注文®「ワイド方式」・iサイクル注文®機能追加のお知らせ(2017/06/14)
- iサイクル注文®機能追加のお知らせ(2017/03/01)
- 特許侵害訴訟の勝訴判決に関するお知らせ(2017/02/10)
- iサイクル注文®特許取得のお知らせ(2016/05/11)
- iサイクル注文®バージョンアップのお知らせ(2016/04/18)
- iサイクル注文®バージョンアップのお知らせ(2016/01/22)
- 取引所為替証拠金取引(くりっく365)サービス開始のお知らせ(2015/09/18)
- 「iサイクル注文™」ライセンス提供に関するお知らせ(2014/10/03)
- 「iサイクル注文™」提供開始のお知らせ(2014/09/16)
サイクル2取引(旧サイクル注文)のおすすめポイント
サイクル2取引は他のリピート注文にはない特徴を備えています。
- レンジが固定できる
- 自動損切りされない
- ハーフ&ハーフが可能
- 取扱い通貨ペアは24種類
- くりっく365対応
レンジが固定できる
前述の通り、サイクル2取引は、あらかじめ指定した変動幅で注文を繰り返すため、レンジを固定することができます。
米ドル/円で100円以下では買い注文、101円以上では売り注文を仕掛けたい場合で考えてみます。レンジが固定できない場合、現在値が99円でここから上昇した場合に100円を超えてもどんどん買い注文を仕掛けてしまうので思わぬ高値掴みをしてしまう可能性があります。
この点、レンジ固定型リピート注文のサイクル2取引なら安心してほったらかし運用ができます。
参考 ループイフダンのハーフ&ハーフには価格通知機能が必須自動損切りされない
リピート注文は損切りにならないように資金管理を徹底して含み損を抱えながら反発を待つのが王道スタイルです。
しかしリピート注文の中には勝手に損切りされてしまうサービスもあります。サイクル2取引には自動損切り機能は実装されていないので王道スタイルでの運用が可能です。
参考 リピート系注文の自動損切りは無用の長物!自動損切り“なし”はトラリピ、連続予約注文、サイクル注文だけハーフ&ハーフが可能
通常のサイクル2取引は初めに売りか買いかを選んで始める必要がありますが、ワイド方式を使えば売りと買いを同時に発注することができます。
ワイド方式は、あらかじめ決めた「中心レート」を境にして、中心レートから上には「売」のイフダン注文を、中心レートから下には「買」のイフダン注文を自動的に設定してくれます。つまりトラリピのハーフ&ハーフと同じことができるのです。
参考 みんな使っているトラリピのハーフ&ハーフとは?最大のメリットは資金の削減上の例では、中心レートを110.00円、想定変動幅を500pipsに設定していますが、110.00円から上には「売」のイフダン注文を、110.00円から下には「買」のイフダン注文が設定されています。ポジション間隔と、ポジション数は対象資産、対象通貨のレートにより変動します。
なお、ワイド方式は、店頭取引におけるサイクル注文でのみ利用でき、くりっく365では利用できないので注意して下さい。
「リスク軽減値」で安全運用
ワイド方式の注文画面で、「リスク軽減値」を設定することにより、中心レートがら上下に発注するポジションの間隔(値幅)が階段状に広がります。その為、ポジション数が減り、リスク軽減値を設定しない場合に比べて、リスクが軽減されます。
【例】中心レートを110.00円、想定変動幅を500pips、ポジション間隔は50の場合
取扱い通貨ペアは24種類
対象となる通貨ペアは下記の24通貨ペアとリピート注文最多です。
- 米ドル/円(USD/JPY)
- ユーロ/円(EUR/JPY)
- 英ポンド/円(GBP/JPY)
- 豪ドル/円(AUD/JPY)
- NZドル/円(NZD/JPY)
- カナダドル/円(CAD/JPY)
- スイスフラン/円(CHF/JPY)
- 豪ドル/スイスフラン(AUD/CHF)
- 豪ドル/NZドル(AUD/NZD)
- 豪ドル/米ドル(AUD/USD)
- ユーロ/豪ドル(EUR/AUD)
- ユーロ/カナダドル(EUR/CAD)
- ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)
- ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)
- ユーロ/NZドル(EUR/NZD)
- ユーロ/米ドル(EUR/USD)
- 英ポンド/豪ドル(GBP/AUD)
- 英ポンド/スイスフラン(GBP/CHF)
- 英ポンド/NZドル(GBP/NZD)
- 英ポンド/米ドル(GBP/USD)
- NZドル/米ドル(NZD/USD)
- 米ドル/カナダドル(USD/CAD)
- 米ドル/スイスフラン(USD/CHF)
- 南アフリカランド/円(ZAR/JPY)
気になる取引単位ですが、miniコースという初心者向けのコースがあり、1,000通貨単位から取引可能です。
ただ残念なのがサイクル2取引は新規約定毎に1,000通貨あたり40円の手数料がかかってしまいます(新規+決済の手数料を新規約定時に徴収)。
サイクル2取引はくりっく365対応
サイクル2取引は、くりっく365にも対応しているので高金利のエマージング通貨で自動売買することができます。
- トルコリラ/円
- ポーランドズロチ/円
- 南アフリカランド/円
- ノルウェークローネ/円
- スウェーデンクローナ/円
- 香港ドル/円
サイクル2取引(旧サイクル注文)のデモ口座
サイクル2取引はデモ口座が用意されています。デモ口座・マニュアルは以下の記事を参考にして下さい。

サイクル2取引(旧サイクル注文)の発注方法
注文方法はとてもシンプルです。
まず新規注文入力画面の注文種類から、「サイクル2取引」を選択すると下記の画面が表示されます。
ここで「想定変動幅・ポジション方向・対象資産」の3つを設定して計算ボタンをクリックすると、システムが自動計算し、最適な注文方法を表示されます。
想定変動幅 | ひとつ上の「参考期間」を選ぶことで想定変動幅(サイクル2取引が注文を繰り返すレンジ)が自動で決まります。マニュアルで変更可 |
ポジション方向 | 買いか売りを選択します。 |
対象資産 | いわゆる予算。取引条件を自動算出する際の参考値 |
サイクル2取引(旧サイクル注文)の口座開設方法
サイクル2取引の口座開設は下記バナーから行って下さい。
1. 必要事項の入力と必要書類の送付
フォームで必要事項を入力し、必要書類(法人は、登記簿謄本等)を送付していただきます。
2. 審査
審査・口座開設のお手続き後、3~5営業日でログインIDを簡易書留郵便でお送りします。
3. ご入金・お取引開始
パスワードをメールで取得し、ログインします。ご入金後、お取引を開始していただけます。
サイクル2取引(旧サイクル注文)以外のリピート注文
今、一番アツいのがリピート系注文です。6つのリピート注文を徹底比較していますのでリピート注文興味のある方は是非ご覧下さい。

コメント