仮想通貨取引の経験値が上がってくると国内取引所では扱っていないマイナー仮想通貨が欲しくなったり、国内取引所の手数料の高さに嫌気が差してきます。
そんな仮想通貨取引の中級者におすすめの海外通貨取引所を紹介します。
海外仮想通貨取引所取引高トップ10

海外仮想通貨取引所の取引高トップ10(2025年9月29日)は以下のようになっています。
国内トップのbitFlyerが450億円なのでその規模の大きさが分かります。

海外仮想通貨取引所のメリット・デメリット

仮想通貨中級者以上は積極的に海外仮想通貨取引所を利用すべきだと思いますが、海外取引所のメリットとデメリットをしっかり理解した上で臨んで下さい。
海外仮想通貨取引所のメリット
まずはメリットから。
1.取扱い仮想通貨の豊富さ
まず最大のメリットは取扱い仮想通貨の豊富さです。
日本では金融庁のいわゆる”ホワイトリスト”に掲載された仮想通貨でない限り、取引所で扱うことができないため、国内仮想通貨取引所では最大でも10数種類しか扱っていません。
海外ではこういった規制がないため、数百種類の仮想通貨を売買することができます。
ICO直後の仮想通貨を扱っていることも多く、中には100倍になるようなお宝コインも売られています。
2. 取引手数料の安さ
2つ目は取引手数料の安さです。
国内でもアルトコインを購入する場合には販売所での取引になるのでスプレッドという形で約3~8%の取引手数料が徴収されます。
海外取引所ではアルトコインを買う場合でもユーザ同士の板取引(取引所での取引)が可能なのでではわずか0.05~0.2%程度の格安手数料で取引することができます。
3. ハードフォークによる分裂コインがもらえる
3つ目はハードフォークによる対応です。
ハードフォークにより分裂コインが誕生した場合、国内取引所では分裂コインが付与されません。おそらく分割コインは前述のホワイトリストに掲載されていないため、付与することができないのでしょう。
これに対し、海外取引所では分割コインを積極的に付与してくれます。
海外仮想通貨取引所のデリット
続いてデメリットです。
1. 日本円が使えない
海外仮想通貨取引所では自国の法定通貨で仮想通貨を購入することはできますが、日本円で購入することができません。多くの取引所ではビットコイン建てやイーサリアム建てで購入する必要があります。
そのため、まず国内の取引所でビットコインやイーサリアムを購入し、海外送金所に送金してから仮想通貨を購入しなければなりません。
2. 英語力が求められる
海外仮想通貨取引所の多くは日本語に対応していません。そのため、ある程度の英語力が求められます。日本語で記載されていればまずしないようなうっかりミスも犯してしまう危険があります。
3. サポート面の不安
海外取引所で順調に取引をしている場合は問題ありませんが、例えば送金した仮想通貨が反映されなかったり、アカウントがロックされてしまい、サポートとやり取りをしなければならない場合には海外取引所だと一気に不安が高まります。
問い合わせは全て英語で行う必要がある上にレスポンスが遅かったり、なかったとしても全て自己責任となります。海外取引所のサポートに国内と同じ水準を求めることはできません。
おすすめ海外仮想通貨取引所3選

海外仮想通貨取引所は取引手数料や取扱い通貨数など表面的な条件だけではなく、大手仮想通貨データプロバイダーの格付けで選ぶのが安全です。
そこで大手仮想通貨データプロバイダーのCoinGeckoの格付けが10点満点、かつCoinMarketCapでTOP10入りしている仮想通貨取引所を見てみるとは7社あります。
その中で日本居住者に対応している(日本から口座開設可能)のはBybit、Bitget、MEXCの3社だけです。

ちなみにBinanceやOKXは国内にもそれぞれBinance Japan、OKJという仮想通貨取引所がありますが、取引条件など全くの別物です。
| CoinMarketCap | CoinGecko | 日本居住者対応 | |
| Binance | 1位 | 10/10 | NG |
| Bybit | 2位 | 10/10 | OK |
| Coinbase | 3位 | 10/10 | NG |
| OKX | 5位 | 10/10 | NG |
| Bitget | 6位 | 10/10 | OK |
| Gate.io | 7位 | 10/10 | NG |
| MEXC | 8位 | 10/10 | OK |
1. Bybit

真っ先に口座開設して欲しいのがこのBybit(バイビット)です。
Bybit(バイビット)は、2018年3月にシンガポールで設立され、英領バージン諸島でBybit Fintech Limitedとして登録されている海外仮想通貨取引所です。
同社はシンガポールに本社を置き香港と台湾にオフィスを構えています。
世界の仮想通貨取引所は1,000近くあると言われていますが、Bybitは取引量でトップ10に入る大手仮想通貨取引所です。
https://www.bybit.com/ja-JP/

Bybitについては下の記事で詳しく解説しています。
2. Bitget

Bitget(ビットゲット)は、暗号資産のトレードに優れており、スポット、先物、証拠金取引など、多様な選択肢が用意されています。
ポーランド、リトアニアで許認可を受け、Bitgetは高い流動性、低い手数料、コピートレーディングプラットフォームの開拓者として際立った存在で、トレーダーの上位の選択肢となっています。
https://www.bitget.com/ja
3. MEXC

MEXC(エムイーエックスシー)は2018年に設立され、シンガポールに本社を置く、仮想通貨取引所です。
取扱い仮想通貨は1500種類以上でレバレッジ400倍と圧倒的な取引条件を備えています。
マイナーなコインを取引したい方や将来有望なトークンの取引に早期参入したい方にはおすすめの取引所です。
https://www.mexc.com/ja-JP/
トラベルルールによる送金制限

海外仮想通貨取引所では日本円で仮想通貨を購入することができないため、国内の仮想通貨取引所で仮想通貨を購入してから海外仮想通貨取引所に送金します。
ただし、仮想通貨取引所間の送金にはトラベルルールによる制限がありますので下の表で送金可否を確認してから購入してください。
おすすめ海外仮想通貨取引所への送金制限は以下のようになっています。
| Bybit | Bitget | MEXC | |
| GMOコイン | × | × | × |
| BITPOINT | × | × | × |
| SBI VCトレード | 〇 | 〇 | × |
| OKJ | 〇 | 〇 | 〇 |
| bitbank | 〇 | 〇 | 〇 |
| BitTrade | 〇 | 〇 | 〇 |
| Coincheck | 〇 | × | 〇 |
| bitFlyer | 〇 | 〇 | 〇 |

国内仮想通貨取引所の選び方は下の記事をご覧ください。
ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは投資額4,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。
| アセットクラス | ポートフォリオ | 口座 |
| FX | FX自動売買 | トラリピ / 松井証券FX |
| FXスワップ投資 | IG証券 / みんなのFX / GMOクリック証券 | |
| 先進国株式 | 投資信託(オルカン / S&P500 / FANG+ / レバナス) | 楽天証券 / 三菱UFJ eスマート証券 / SBI証券 |
| 金(ゴールド) | 投資信託(SBI・iシェアーズ・ゴールド) | SBI証券 |
| 仮想通貨 | BTC / ETH / XRP | GMOコイン / BitLending / PBRレンディング |
| 株式 / 債券 / 金 / 不動産 | ロボアドバイザー | ROBOPRO |
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誰でもマネできるようにトラリピや仮想通貨積立の設定内容も詳細に紹介しています。
投資に関する注意喚起

投資は運用結果によっては資産が増える、不労所得を得られるなどのメリットがありますが、一方で元本割れなどのリスクが伴います。
特にFXや仮想通貨などは価格が急激に変動することがあり、高い収益を期待できる反面、リスクの高い資産でもあります。
投資に関する注意喚起について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
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| 消費者庁 | |
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