
円安対策で米ドルを持とうと思います。もっとも効率的な増やし方が知りたい。
そんなお悩みにお答えします。
結論から言うとテザー(USDT)という、米ドルの価格と連動する仮想通貨を購入してスマートクリプトレンディングに預けておけば、実質米ドルを年利15%で増やすことができます。
ただ米ドルを購入するだけでは米ドル自体は増えませんが、USDTで持っていると年利15%で米ドルが増えることになります!

- アラフィフの会社員兼投資家
- 投資歴13年、運用資産5,000万円
- 時価残高ベース実績(万円)[2022年]-2,279 [2023年]+1,112 [2024年]+1,058 [累計]+580
- トラリピやROBOPRO、投信積立、仮想通貨積立などのほったらかし投資メイン
- 米ドルを年利15%で増やす方法
- ステーブルコインとは?
- USDTが買えるBybit(バイビット)とは?
- スマートクリプトレンディングとは?
- テザーをスマートクリプトレンディングに預けるリスク
それでは米ドルを年利15%で増やす、具体的な方法を詳しく解説します。
米ドルを年利15%で増やす方法

米ドルを年利15%で増やす方法をざっくり言うと以下のようになります。
- 国内仮想通貨取引所でリップルを購入する
- リップルをBybitに送金する
- BybitでリップルとUSDTを交換する
- USDTをスマートクリプトレンディングに送金する
たったこれだけです。
最終的にはUSDTをスマートクリプトレンディングに預ける必要があるのですが、国内の仮想通貨取引所ではUSDTの取扱いがありません。
なのでUSDTを扱っている海外仮想通貨取引所のBybit(バイビット)を経由する必要があります。

USDTとBybitについては後半で詳しく解説します。
まずは、それぞれの手順について詳しく解説しますね。
1. BITPOINTでリップルを購入する
最初にUSDTを購入するためのリップル(XRP)を購入します。
リップルの購入&送金の際、無駄な手数料を払わないために注意して欲しいのは以下の3点です。
- 販売所ではなく、取引所で購入する
- 手数料無料の取引所で購入する
- 送金手数料が無料の取引所で購入する
この三つの条件を満たす仮想通貨取引所は以下の3社です。
| 仮想通貨取引所 | 取引所取引 | 取引手数料 | 送金手数料 |
| GMOコイン | 〇 | 無料 | 無料 |
| BITPOINT | 〇 | 無料 | 無料 |
| SBI VCトレード | 〇 | M:-0.01% T:0.05% |
無料 |

SBI VCトレードならメーカーになった場合、逆に手数料がもらえます。
2. リップルをBybitに送金する
リップル(XRP)をBybitに送信します。
リップルを送金する際にはビットコインなどとは異なり、宛先タグを入力する必要があるので注意しましょう。
3. BybitでリップルとUSDTを交換する
Bybitに着金したらリップル(XRP)を売ってテザー(USDT)を購入します。
正確に言うとXRP/USDTを売ります。
Bybitの上部メニューの「取引」→「現物」→をクリックします。
注文画面でXRP/USDTの売りを実行すればUSDTが手に入ります。

4. USDTをスマートクリプトレンディングに送金する
右上の「資産」→「出金」をクリックします。
送金したい通貨を選び、ウォレットアドレスにスマートクリプトレンディングのウォレットアドレス・チェーンタイプ、数量を入力し、確定をクリックすれば送金が完了します。


仮想通貨のレンディングについては下の記事で詳しく解説しています。
ステーブルコインとは?

ステーブルコインとは、取引価格が安定することを目的に、米ドルや金などの資産と連動するように設計された仮想通貨の一種です。
ステーブルコインにはいくつか種類がありますが、今回はTether Limited社が運営しているテザー(USDT)を使います。
テザー(USDT)はBybitで購入できてスマートクリプトレンディングに貸し出しができるからです。
テザー(USDT)は1USDT(テザー)≒1USD(米ドル)になっているので米ドル=150円になれば、実質1USDT=150円になります。
Bybit(バイビット)とは?

Bybit(バイビット)は、2018年3月にシンガポールで設立され、英領バージン諸島でBybit Fintech Limitedとして登録されている海外仮想通貨取引所です。
同社はシンガポールに本社を置き香港と台湾にオフィスを構えています。
世界の仮想通貨取引所は1,000近くあると言われていますが、Bybitは取引量でトップ10に入る大手仮想通貨取引所です。
海外の仮想通貨取引所ですが、日本語対応しているので迷うことなく、扱うことができると思います。

海外仮想通貨取引所はBybitだけ口座開設しておけば十分です。
スマートクリプトレンディングとは?

スマートクリプトレンディング(SCL)とは、ミライジング株式会社が提供する仮想通貨レンディングサービスです。
国内には仮想通貨レンディング専門業者が5社ありますが、USDTの年利はスマートクリプトレンディングが一番高く、15%となっています。
最低貸出枚数は300 USDTなので、1ドル=150円換算で4万5,000円から貸し出すことができます。
各社のUSDTのレンディング条件は以下の通りです。
| 仮想通貨 | 最低枚数 | 年利 |
| スマートクリプトレンディング | 300 USDT | 15% |
| PBR Lending | 350 USDT | 12% |
| 貸とく | 10,000 USDT | 11% |
| BitLending | 200 USDT | 10% |
| Linx Lending | 取扱いなし | ― |
スマートクリプトレンディングについては下の記事で詳しく解説しています。
テザーをスマートクリプトレンディングに預けるリスク

年利15%で米ドルを増やせる、お得な方法ですが、当然リスクもあります。
想定されるリスクは2つあります。
- テザー(USDT)が米ドルと連動しなくなるリスク
- スマートクリプトレンディン(SCL)の破綻・ハッキングリスク
テザー(USDT)が米ドルと連動しなくなるリスク
テザー(USDT)の時価総額は約27兆円で仮想通貨全体で3位の規模となっています。
当然、テザーを発行しているTether Limited社は27兆円分のテザーをすべて換金できるだけの米ドルを保有しているはずです。
しかしTether Limited社が不正行為を行ったり、破綻した場合にはテザーの価値が一気に下落するリスクがあります。
2019年には米ニューヨーク州司法当局が「テザーはステーブルコイン発行量と同等額の米ドルを保有していない」という疑惑で提訴し、テザーの価格が一時的に下落したこともあります(2021年に和解済み)。
スマートクリプトレンディンの破綻・ハッキングリスク
預入先のスマートクリプトレンディングが破綻したり、ハッキングされたりしてテザーが返却されないリスクもあります。
またこの先、年利15%が維持できる保証もありません。
これはスマートクリプトレンディングに限ったことではありませんが、頭に入れておく必要はあります。
対策としてはすべての仮想通貨を一箇所にまとめず、分散しておくようにしましょう。
例えば、PBRレンディングでも12%も金利が付くのでスマートクリプトレンディングと分散するとよいでしょう。
まとめ

米ドルを年利15%で増やす方法は少し面倒ではありますが、低リスクで米ドルを増やせるのでリスクを取りたくない方にもおすすめです。
特に円安対策として米ドルを積み立てている方には是非検討して欲しいと思います。
年利15%なら5年弱で2倍になるので、仮に米ドルが半値になってしまっても5年預けておけばプラスです。
米ドルを年利15%で増やす方法には以下の2つの口座が必須となりますので興味を持たれた方は事前に口座開設だけでも済ませておきましょう。
ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは投資額4,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。
| アセットクラス | ポートフォリオ | 口座 |
| FX | FX自動売買 | トラリピ / 松井証券FX |
| FXスワップ投資 | IG証券 / みんなのFX / GMOクリック証券 | |
| 先進国株式 | 投資信託(オルカン / S&P500 / FANG+ / レバナス) | 楽天証券 / 三菱UFJ eスマート証券 / SBI証券 |
| 金(ゴールド) | 投資信託(SBI・iシェアーズ・ゴールド) | SBI証券 |
| 仮想通貨 | BTC / ETH / XRP | GMOコイン / BitLending / PBRレンディング |
| 株式 / 債券 / 金 / 不動産 | ロボアドバイザー | ROBOPRO |
為替コヤジのほったらかし投資は、投資経験がゼロでも問題ありません。
本ブログを熟読して、為替コヤジの設定をそっくりそのまま真似れば、同じように不労所得を得ることができます。
誰でもマネできるようにトラリピや仮想通貨積立の設定内容も詳細に紹介しています。
投資に関する注意喚起

投資は運用結果によっては資産が増える、不労所得を得られるなどのメリットがありますが、一方で元本割れなどのリスクが伴います。
特にFXや仮想通貨などは価格が急激に変動することがあり、高い収益を期待できる反面、リスクの高い資産でもあります。
投資に関する注意喚起について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
| 共通 |
金融庁 |
| 消費者庁 | |
| 国税庁 | |
| 金融経済教育推進機構 | |
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金融庁 | 登録金融商品取引業者一覧 |
| 金融先物取引業協会(FFAJ) | |
| 消費者庁|FX関連トラブル注意喚起 | |
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金融庁|暗号資産交換業者登録一覧 |
| 日本暗号資産取引業協会(JVCEA) | |
| 消費者庁|仮想通貨関連トラブル注意喚起 | |
| 国税庁|仮想通貨の税務上の取扱い | |
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