- マイメイトのエージェント選びに悩んでいます。
- マイメイトのエージェント選びの評価基準となるような指標が欲しい。
このような悩みにお答えします。
- アラフィフの会社員
- 投資歴12年、運用資産3,000万円
- 2021年実績:+418万円、2022年:-479万円、2023年:+117万円
- トラリピやROBOPRO、投信積立、仮想通貨積立などのほったらかし投資メイン
今回は、これからマイメイトを始める方やマイメイトの利益が伸び悩んでいる方に向けて、エージェントの優劣を判断するための評価基準を紹介します。
この記事で分かること
- マイメイトとは?
- マイメイトの評価基準9選
本記事を読み終わるとこれからマイメイトのエージェント選びを定量的にできるようになります。
マイメイトについて口座開設がまだの方はこの機会に下の公式サイトから申し込んでおきましょう。
MAi MATE(マイメイト)とは?
MAi MATE(マイメイト)は、AI(人口知能)を持ったエージェント(自動売買プログラム)を選ぶだけでFX取引ができるサービス(選択型自動売買)です。
選択型自動売買については「FX自動売買とは?メリット・デメリットからおすすめツールまで徹底解説!」で詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。
エージェントは、2022年7月時点でエージェントは2万体を超えており、以下のような特徴があります。
- 「エージェント」ひとつにつき、取引する通貨ペアは1種類
- 「エージェント」が保有するポジションは1つ
- 「エージェント」が出す売買サインは1日最大1回(20時頃)
- 「エージェント」はすべて異なる個性を持つ
- 「エージェント」は強化学習に基づき、週に1回「学習」し、「最適なポジション管理」を目指す
- 「エージェント」一体当たりの稼働人数は500人まで
エージェントは、マイメイトのアカウント登録時に1体もらえるので自分で育てることができます。
マイメイトの取引は自分で育成したエージェントに任せても、他のユーザーが育成したエージェントに任せてもOKです。
マイメイトの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
マイメイトのエージェント評価基準9選
マイメイトの成否はエージェントの良し悪しで決まります。
そこでエージェントの良し悪しを見る評価基準10選について解説しています。
インヴァスト証券さんのシストレ24で使われていた評価基準をベースにまとめています。
- 稼働期間
- ペイオフレシオ
- 損益
- 取引回数
- 勝率
- 最大ドローダウン
- プロフィットファクター
- リスクリターン率
- Class
稼働期間
重要度:
エージェントが稼働している期間を示します。
エージェントを評価する上で、ある程度稼働期間がないと判断することができません。
たまたまなのか、実力なのかを判断するためには稼働期間が長ければ長いほど明確になります。
特にAIが継続学習を行うマイメイトなら、なおさら稼働期間が重要と考えることができます。
ペイオフレシオ
重要度:
一定期間の売買における、「平均利益を平均損失で割った数値」のことを言います。リスクリワードレシオとも言います。
例えば平均利益が100pipsで平均損失が50pipsの場合、ペイオフレシオは2.0となります。
ただし、ペイオフレシオは勝率とセットで考える必要があります。
下表はペイオフレシオ2.0のエージェントAと0.5のエージェントBの比較ですが、勝率を考慮するとペイオフレシオの低いストラテジーBのほうが優秀と言えます。
このようにペイオフレシオ単体でエージェントの優劣を判断するのは難しく、勝率とセットで考えることでエージェントの性質を理解するのに役立ちます。
エージェントA | エージェントB | |
平均利益 | 100pips | 50pips |
平均損失 | 50pips | 100pips |
ペイオフレシオ | 2.0 | 0.5 |
勝率 | 30%(3勝7敗) | 80%(8勝3敗) |
損益 | -50pips | +100pips |
マイメイトの場合、エージェントは1日1回しか取引をしないのでコツコツ利益を積み上げるタイプは厳しいです。
期間損益
重要度:
指定した期間内の累計損益のことを言います。
マイメイトでは過去1年、180日、90日、30日の期間損益を確認することができます。
過去1年は好調でも直近30日は散々な成績の場合があるので複数の期間で確認しましょう。
取引回数
重要度:
指定した期間内における累計取引回数です。通常は「新規建て+決済」(1往復)で、1取引と数えます。
エージェントを評価する上で、ある程度取引回数がないと判断することができません。
たまたまなのか、実力なのかを判断するためには取引回数が多ければ多いほど明確になります。
同通貨ペアの他のエージェントと比較して極端に取引回数が少ない場合、採用を避けたほうが無難です。
勝率
重要度:
一定期間の取引回数に対する実現益の回数を割合で表しています。
勝率が高くても利小損大になっていては意味がないため、色々な項目と合わせてチェックする必要があります。
最大ドローダウン
重要度:
最大ドローダウンとは、指定した期間内の、最大累積pipsから最低累積pipsの差(最大損失額)を表記したものです。
「このエージェントは以前にこれぐらいの最大ドローダウンの経験があるから、もしかしたらこの先も同様のことがあるかもしれないので証拠金を多めに入れておこう」などリスク管理の参考として使うことが多い指標です。
A地点:最大累積pips(+2033.3pips)- B地点:最低累積pips(+999.8pips)
=最大ドローダウン(-1033.5)となります。
A地点からB地点までこのエージェントを選択していた人は、-1033.5pipsの損失が発生しました。
プロフィットファクター
重要度:
プロフィットファクターとは、一定期間の売買における、「実現益の合計を実現損失の合計で割った数値」のことを言います(勝率100%の場合はゼロ)。
1以上であれば、実現損失の合計よりも実現益が多く、そのエージェントは利益を出していると言えます。
トータルで考えたとき、実現益は大きいが実現損も多いエージェントよりも、実現益が大きく実現損が小さいエージェントの方が安心です。
プロフィットファクターの数値が大きいほど、小さい実現損で大きな実現益を得たエージェントと言えます。
エージェントA | エージェントB | |
実現益 | 4,000pips | 1,200pips |
実現損 | 3,000pips | 200pips |
プロフィットファクター | 1.33 | 6.00 |
イメージ | 大きな傷を負いながらも大きな獲物を得る | 損失は少なく、効率的な利益を積み上げる |
リスクリターン率
重要度:
累積損益(pips)を最大ドローダウンで割った数値のことです。
リスクリターン率は、どの程度のリスク(最大ドローダウン)がある中で得られたリターン(累積損益)なのかを示す指標です。
1を下回るエージェントはリスクが大きい割にはあまり利益を出さないという判断ができるため、「1」以上のエージェントを選択することをお勧めします。
リスクリターン率が高いものは、大きなドローダウンを経験しないで利益を得ることができ、リスクリターン率が小さいものは、実現益を得るために期間中に大きな損失が発生している、と見ることができます(勝率100%の場合はゼロ)。
C地点:実現益(1695.8pips)÷最大ドローダウン(-1033.5pips)=1.6
Class
重要度:
マイメイトではエージェントの成績に応じて、相対評価でClassが決められます。
Classは「S・A・B・C・D」の5段階があり、 「総損益」、「最大DD(ドローダウン)」、「勝率」、「平均利益」、「平均損失」、「取引回数」 の6つの項目がClass付与の評価対象となっています。
まとめ
マイメイトでエージェントを選ぶ際、感覚に頼らずに定量的に判断することが重要です。
そのためには今回紹介した9つの評価基準を有効に活用してください。
マイメイトはまだ参照できる指標が少なく、エージェントのスクリーニングには苦労しますが、かつてシストレ24では提供さえていたので今後の機能拡張に期待しましょう。
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なお、マイメイトのような選択型自動売買に興味がある方はこちらの記事もご覧ください。
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