トライオートFXのコアレンジャーがバージョンアップしました。新コアレンジャーの期間収益率が軒並みスゴいことになっています。旧コアレンジャーと何が違うのか比較して分析してみました。
コアレンジャーとは?
まずはコアレンジャーをおさらいしましょう。コアレンジャーとはトラリピやループイフダンのようなリピート系注文のひとつ、レンジ相場を得意としています。
トライオートFXの自動売買セレクトというツールの中にあらかじめレンジや注文数、利確幅が設定された売買ロジックが登録されています。その中のひとつコアレンジャーです。

上記のようにレンジ帯をコアレンジ帯・サブレンジ帯の二つに分け、コアレンジ帯では買い注文と売り注文を同時に仕掛けます。一方、サブレンジ帯は、コアレンジ帯より上のレンジ帯には売り注文のみ、コアレンジ帯より下のレンジ帯には買い注文のみを仕掛けます。
新旧コアレンジャーの違い
まず、今回のバージョンアップではレンジ幅が変更となっています。
バージョンアップ前のレンジ幅は、「2014年1月から2018年6月までの4年半の相場変動」を参考にしていましたが、バージョンアップ後は「2018年1月から2019年6月までの1年半の相場変動」を参考に設定しました。
バージョンアップ前のレンジ幅だと、直近の価格帯から離れた価格に設定される自動売買注文は中々約定せずに証拠金だけが拘束され、自動売買の回転率の低下が見受けられましたが、今回はレンジ幅を狭くすることで、直近の相場の価格帯により多くの注文を仕掛け、今まで以上に資金効率を高めることを狙いとしています。
またバージョンアップ後のロジックの大きな特徴は、コアレンジ帯における自動売買注文の注文間隔を以前より細かくし、取引数量をサブレンジ帯の数量の2倍に設定ところです。また、利確幅を小刻みに設定することにより、より細かい値動きに対応できるようになりました。
参考までにコアレンジャー(ユーロ/豪ドル)の設定値を比較してみましょう。レンジ幅とコアレンジ帯の設定値が大きく変わっていることが分かります。
コアレンジャー(ユーロ/豪ドル)の成績を比較してみるとコアレンジ帯の注文間隔を狭くしたことや、取引数量をサブレンジ帯の2倍に設定することで推奨証拠金は増えますが、バージョンアップ後(右側グラフ)の青い線(期間総合損益)は山谷が少なく、なだらかな右肩上がりになっていることが分かります。
※2019年9月3日現在
各ロジックの利用可能回数
今回のバージョンアップに伴い、各ロジックの利用できる回数がセレクト一覧に表示されます。
上記の「残り2500」とは、「コアレンジャー_豪ドル/NZドル」をカートに入れて発注できる回数を表しています。
もし、残りの発注できる回数が0になった場合は「売り切れ」の文字が表示され、自動売買セレクトからカートに入れることが出来なくなります。
売り切れになった場合は、ロジックの稼働状況を考慮して、売り切れのロジックを再提供するか、または新たなロジックを提供する等の措置がとられるそうです。
コアレンジャーの収益率ランキング
2019年9月14日に公開された新コアレンジャーの期間収益率ランキング(2018年1月1日~2019年9月13日)です。1位のユーロ/豪ドルと2位のユーロ/英ポンドはなんと期間収益率が150%を超えています!
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