「ビットコインはもう高すぎて、今から買うのは怖い…」
「積立だけだと、相場が下がっている間は資産が増えないのがもどかしい」
そんな悩みを持っている方に、私・為替コヤジが提案したいのがビットコインのハイブリッド投資です。
ハイブリッド投資とは、「自動積立」で長期的な値上がりをコツコツ取りにいく守りの投資と、「自動売買(QUOREA BTC)」で日々の値動きから利益を狙う攻めの投資を組み合わせる手法です。どちらも「自動」なので、相場に張り付く必要も、感情に振り回される心配もありません。
私は2019年12月からビットコインの積立を始め、投資元本約300万円が2026年8月末時点で評価額約1,717万円まで増えました。一方で、2021年に挑戦したQUOREA BTCでは11ヶ月で約49万円の損失を出すという苦い経験もしています。
この記事では、成功も失敗も包み隠さず公開したうえで、2026年最新のサービス内容をもとに「今からハイブリッド投資を始めるならどうするか」を具体的に解説します。
- ビットコインのハイブリッド投資(自動積立×自動売買)の仕組みとメリット
- 裁量取引・手動積立が失敗しやすい理由と、私のリアルな失敗談
- Coincheckつみたての最新スペックと、BITPOINT・OKJとの使い分け
- 300万円の積立が約1,717万円になった運用実績
- QUOREA BTCの仕組み・2026年最新の料金・接続先
- QUOREA BTCで約49万円負けた原因と、今なら同じ失敗を避けられる理由
- ハイブリッド投資の資金配分例と始め方(ステップ解説)
- 税制改正(分離課税20%)など、知っておくべき注意点
ビットコインのハイブリッド投資とは?

まずはハイブリッド投資の全体像を押さえておきましょう。ポイントは、性格のまったく違う2つの「自動投資」を組み合わせることで、相場が上がっても下がっても何らかの形でチャンスを取りにいける状態を作ることです。
「自動積立」と「自動売買」の役割分担
ハイブリッド投資では、自動積立と自動売買にそれぞれ明確な役割を持たせます。両者の違いを表にまとめると以下のとおりです。
| 項目 | 自動積立(守り) | 自動売買(攻め) |
|---|---|---|
| 主なサービス | Coincheckつみたて、BITPOINTなど | QUOREA BTC |
| 狙う利益 | 長期的な値上がり益 | 日々の値動き(値幅)からの売買益 |
| 相性の良い相場 | 長期の上昇相場・下落局面での仕込み | 値動きの激しい相場(上下どちらでも) |
| 利益の形 | 含み益(売るまで確定しない) | 決済ごとに利益が確定 |
| 手間 | 最初に設定するだけ | ロボット選びと月1回程度の見直し |
| リスク | 価格下落による評価損 | ロボットの不調による実現損・利用料負担 |
自動積立は「ビットコインの将来性」に賭ける投資で、自動売買は「ビットコインのボラティリティ(値動きの大きさ)」を収益源にする投資です。収益の源泉がまったく違うため、組み合わせることで資産の増え方に厚みが出ます。
なぜ今ハイブリッド投資なのか
ビットコインは2017年のバブルで初めて200万円を超え、2021年には500万円を突破、2024年には1,000万円の大台に乗りました。2026年8月末時点の私の口座評価額から計算すると、1BTCあたりの価格は約1,260万円です。
ここまで価格が上がると、「今から一括で買うのは怖い」と感じるのが普通です。しかし、自動積立なら購入タイミングを分散でき、自動売買なら価格水準に関係なく値動きそのものから利益を狙えます。「高すぎて手が出ない」という心理的なハードルを、仕組みで乗り越えられるのがハイブリッド投資の最大の魅力です。
ビットコインの基本から知りたい方は、先に以下の記事をご覧ください。

私が裁量取引・手動積立で失敗した理由

ハイブリッド投資にたどり着くまでに、私は「自分の判断で買う」ことに何度も失敗してきました。ここでは、なぜ「自動化」にこだわるのか、その原点となった失敗談をお話しします。
13ヶ月で5回の購入漏れ
2017年末の仮想通貨バブルに乗り遅れた反省から、私は2019年12月にCoincheckで手動の積立を始めました。毎月決まった額を買うだけなら、自分にもできると思ったからです。
ところが、実際の購入記録は以下のとおりでした。
- 2019年12月:ビットコインを10万円分購入
- 2020年1月〜5月:毎月5,000円分購入
- 2020年6月:買い忘れ
- 2020年7月:5,000円分購入
- 2020年8月:ビビって買えず
- 2020年9月:5,000円分購入
- 2020年10月〜12月:3ヶ月連続でビビって買えず
「今日は高いから明日下がったら買おう」と思っていると、実際に下がったときには「もっと下がるかも」と怖くなって買えない。13ヶ月で5回も購入漏れがあり、結局は手動積立も裁量取引とほとんど変わらないことを痛感しました。
結論:感情を排除する「仕組み」が必要
この経験から学んだのは、人間の意志は相場の前ではとても弱いということです。積立を成功させるには「続けよう」という気合ではなく、自分の感情が入り込む余地をなくす仕組みが必要です。
そこで2021年1月から自動積立へ切り替え、同時に「相場が下がっている間も利益を狙える仕組み」として自動売買にも挑戦しました。これが私のハイブリッド投資の始まりです。

土台は自動積立|Coincheckつみたてで「買い忘れゼロ」

ハイブリッド投資の土台となるのが自動積立です。資産の大部分はここで育てます。私が自動積立の第一歩として選んだのがCoincheckつみたてでした。ここでは最新のスペックと、他社との使い分けまで詳しく解説します。
Coincheckつみたての基本スペック
Coincheckつみたては、毎日または毎月、指定した金額の暗号資産を自動で購入してくれるサービスです。主なスペックは以下のとおりです(2026年時点で当サイトが確認した情報です)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | コインチェック株式会社(マネックスグループ) |
| 取扱銘柄数 | 約30種類(BTC・ETH・XRP・SOLなど) |
| 最低積立金額 | 月1万円(毎日プランなら1日約300円〜) |
| 積立サイクル | 毎日つみたて・月イチつみたての2種類 |
| 支払方法 | 銀行口座からの自動引き落とし(口座振替) |
| 積立手数料・口座振替手数料 | 無料 |
| 実質コスト(スプレッド) | 私の計測では約6%前後(市況により変動) |
※最新の条件・申込締切日はCoincheck公式サイトでご確認ください。
Coincheckつみたてを選ぶメリット
Coincheckつみたての最大の強みは、銀行口座からの自動引き落としに対応していることです。多くの積立サービスは事前に取引所へ入金しておく必要がありますが、Coincheckなら入金の手間すらかかりません。
- 入金し忘れによる積立スキップがゼロ:設定後は給料口座から自動で引き落とされます
- 毎日積立に対応:値動きの激しいビットコインでも購入価格を細かく平準化できます
- アプリで完結:口座開設から積立設定までスマホ1台で完了します
- 銘柄が豊富:BTC以外のアルトコインもまとめて積み立てられます
私が手動積立で犯した「買い忘れ」「ビビって買えない」という失敗は、口座振替×毎日積立にするだけで完全に防げます。
デメリットとBITPOINT・OKJとの使い分け
一方で、正直にお伝えしなければならないデメリットもあります。Coincheckつみたては販売所価格で購入されるため、スプレッド(実質コスト)が国内の積立サービスの中でも高めの水準です。
コストを重視するなら、他社と使い分けるのがおすすめです。
| 積立スタイル | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 完全ほったらかしで続けたい | Coincheck | 口座振替対応で入金不要 |
| BTCを低コストで積み立てたい | BITPOINT | スプレッド0%の積立に対応 |
| アルトコインを低コストで積み立てたい | OKJ | アルトコインのスプレッドが狭い |
| 積立後にレンディングへ送金したい | GMOコイン | 暗号資産の送金手数料が無料 |
「とにかく設定して忘れたい」ならCoincheck、「1円でもコストを削りたい」ならBITPOINTが有力です。大切なのはコスト差よりも「積立を止めないこと」なので、自分が続けやすいほうを選んでください。
各社の詳しい比較は以下の記事で解説しています。


自動積立の実績:300万円が約1,717万円に
では、自動積立を続けると実際にどうなるのでしょうか。私は2019年12月からBTC・ETH・XRPの3銘柄を積み立て、2025年6月に目標の投資額300万円に到達したため積立を終了しました。2026年8月末時点の口座状況は以下のとおりです。
| 銘柄 | 保有数量 | 投資額 | 評価額 |
|---|---|---|---|
| ビットコイン(BTC) | 0.5421 BTC | 1,000,237円 | 6,841,088円 |
| イーサリアム(ETH) | 14.6026 ETH | 1,000,330円 | 5,791,856円 |
| リップル(XRP) | 20,159.2277 XRP | 1,000,105円 | 4,539,941円 |
| 合計 | – | 3,000,671円 | 17,172,885円 |
ビットコインだけを見ても、約100万円の投資が約684万円になっています。途中にはFTX破綻で口座が凍結されるなど苦しい時期もありましたが、それでも「淡々と買い続ける仕組み」がこの結果を生みました。
なお、一時は評価額が2,500万円を超えていたため、そこから大きなドローダウンも経験しています。仮想通貨は値動きが激しい資産であることは忘れないでください。
運用実績の推移は以下の記事で毎月公開しています。

積み立てた仮想通貨はレンディングでさらに増やす
積み立てた仮想通貨を取引所に眠らせておくのはもったいないです。私は積み立てたBTC・ETH・XRPの一部をレンディングサービスに貸し出し、貸借料(利息)を受け取っています。
以前はCoincheckの貸暗号資産サービスを使っていましたが、私の場合は貸出がなかなか成立せず実質利率が1%以下だったため、現在はBitLendingやPBRレンディングに貸し出しています。2026年8月末時点の累計貸借料は、日本円換算で約330万円に達しました。
ただし、レンディングには事業者の破綻リスクがあります。1社に集中させず、複数のサービスに分散することが大切です。

攻めの一手は自動売買|QUOREA BTCとは?

自動積立だけでは、相場が下落・横ばいの間は資産が増えません。そこで「値動きそのもの」から利益を狙うのが、ハイブリッド投資のもう一つの柱である自動売買です。ここではビットコイン自動売買サービスのQUOREA BTC(クオレアBTC)について、2026年最新の情報をもとに解説します。

QUOREA BTCの仕組み
QUOREA(クオレア)は、ビットコインなどの自動売買ができるプラットフォームです。最大の特徴は、ユーザー自身が作った約4,000体の投資ロボットの中から、好きなロボットを選ぶだけで自動売買ができることです。
- CtoCのロボットマーケット:ロボットはQUOREAの開発パーツを使ってユーザーが作成しています。開発者には利用料の一部が報酬として支払われるため、日々新しいロボットが生まれる仕組みになっています
- AI判定値で選びやすい:各ロボットはAI・ビッグデータ解析によって点数付けされており、初心者でも候補を絞り込みやすくなっています
- QUOREAは取引所ではない:お金はQUOREAに預けるのではなく、別の暗号資産取引所の口座とAPI連携して売買を行います
- 無料でデモトレードが可能:登録前でも、実際のロボットを使ったデモトレード(バックテスト)を試せます
なお、AIが使われているのはロボットの評価(点数付け)などの部分で、売買ロジックそのものはロボット作成者が組み立てたものです。「AIが勝手に儲けてくれる」わけではない点は理解しておきましょう。
QUOREA BTCについては解説動画が分かりやすいので一度ご覧ください。
QUOREA BTCの2026年最新スペック
QUOREA BTCは2021年当時からサービス内容が大きく変わっています。特に接続先の取引所と料金体系が変更されているので、古い情報には注意してください。2026年10月時点の公式サイトの情報は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社efit(金融商品取引業者 投資助言業 関東財務局長(金商)第3180号) |
| 接続先 | bitFlyer・bitbank・OKCoinJapan(OKJ)など ※GMOコインとの接続は2022年12月31日で終了 |
| 利用料金(マニュアルプラン) | 月額2,980円+月間売買代金の0.03% ※ロボットをONにした月のみ |
| 初期費用・デモトレード | 無料 |
| ロボット数 | 約4,000体 |
| 推奨運用資金 | 100万円以上(マニュアルプラン) ※ロボットごとに最低運用資金が異なる |
| ロボットの利用制限 | 人気ロボットは利用者数に応じて制限あり |
※最新の条件はQUOREA公式サイト・サポートサイトでご確認ください。
以前は「QUOREA BTCにはGMOコインの口座が必要」というのが定番でしたが、現在はGMOコインでは利用できません。これから始める方は、bitbankやOKJなどの接続先口座を用意する必要があります。
QUOREA BTCの利用料金シミュレーション
自動売買で見落としがちなのが「利用料」です。QUOREA BTCの料金は売買代金に連動するため、取引回数が多いロボットほどコストがかさみます。月間売買代金ごとの利用料をシミュレーションすると以下のようになります。
| 月間売買代金 | 計算式 | 月額利用料 |
|---|---|---|
| 500万円 | 2,980円+500万円×0.03% | 4,480円 |
| 1,000万円 | 2,980円+1,000万円×0.03% | 5,980円 |
| 3,000万円 | 2,980円+3,000万円×0.03% | 11,980円 |
| 5,000万円 | 2,980円+5,000万円×0.03% | 17,980円 |
たとえば運用資金100万円で月間売買代金が3,000万円になると、利用料は月11,980円で運用資金の約1.2%に相当します。ロボットを選ぶときは、デモトレードで「手数料を差し引いても利益が残るか」を必ず確認してください。
ちなみに2021年当時の料金は「月間総取引高×0.05%(取引量に応じて逓減)」でした。現在の0.03%は料率としては下がっていますが、月額基本料が加わっている点に注意が必要です。
運営会社efitの信頼性
「仮想通貨の自動売買」と聞くと怪しいと感じる方もいると思います。QUOREAを運営する株式会社efitは、2020年に投資助言業の登録(関東財務局長(金商)第3180号)を受けている事業者です。また、2019年には東海東京インベストメントや岡三キャピタルパートナーズなどを引受先とする第三者割当増資も実施しています。
ただし、QUOREAはあくまで自動売買のプラットフォームであり、接続先の取引所とは直接の関係はないと公式に明記されています。資金を預ける取引所選びも重要なので、金融庁に登録された暗号資産交換業者を選んでください。
他の自動売買サービスとも比較したい方は、こちらの記事が参考になります。

【本音】私のQUOREA BTC運用実績と失敗の教訓

ここからは、私が実際にQUOREA BTCを運用した結果を正直に公開します。結論から言うと負けました。ただし、負けた原因ははっきりしており、その多くは現在のQUOREA BTCなら避けられるものです。これから始める方にこそ読んでいただきたい内容です。
11ヶ月で-490,751円という結果
私は2021年2月に10万円でQUOREA BTCをスタートし、最初の1週間で7万円の利益が出たことに気を良くして、すぐに80万円まで増資しました。当時の接続先はGMOコイン(レバレッジ2倍)です。2021年12月に撤退するまでの実績は以下のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 運用資金 | 80万円 |
| 運用期間 | 2021年2月〜12月(11ヶ月) |
| 決済損益 | -279,528円 |
| ロボット利用料 | -136,514円 |
| レバレッジ手数料(GMOコイン) | -74,709円 |
| 実現損益 | -490,751円 |
3月には単月で+183,750円と絶好調だったのですが、5月に強制ロスカットを受け、1ヶ月で380,434円の大損失を出しました。5月中旬までは一時+25万円を超えていただけに、本当に悔しい結果でした。
月別の損益やロボット別の成績は、以下の記事ですべて公開しています。

負けた3つの原因
損益の内訳を分析すると、負けた原因は大きく3つに分けられます。
今のQUOREA BTCなら同じ失敗を避けられる理由
実は、私が負けた最大の原因である「レバレッジ」は、現在の環境では回避しやすくなっています。2026年時点ではbitbankやOKJといった現物取引での接続先が選べるため、以下のようなメリットがあります。
もちろん、現物取引でもロボットが不調なら損失は出ますし、売りから入れないなど戦略の幅は狭くなります。それでも「一撃で資金が吹き飛ぶ」リスクを抑えられるのは大きな改善です。私の失敗を教訓に、まずは現物・少額・デモトレードから始めてみてください。
ハイブリッド投資の資金配分と運用ルール

ハイブリッド投資で最も大切なのは、自動積立と自動売買の「比率」です。自動売買は攻めの投資なので、ここに資金を偏らせると私のように大きな損失を出しかねません。ここでは、私が今から始めるならどう配分するかを具体的に紹介します。
基本は「積立がコア、自動売買はサテライト」
資産運用の世界には、安定した資産を中心(コア)に据え、一部を攻めの資産(サテライト)に回す「コア・サテライト戦略」という考え方があります。ハイブリッド投資もこの考え方で組み立てるのがおすすめです。
| タイプ | 自動積立 | 自動売買(QUOREA BTC) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| まずは様子見型 | 毎月1万円〜 | デモトレードのみ | 投資初心者・まず仕組みを理解したい人 |
| バランス型 | 仮想通貨資金の7〜8割 | 仮想通貨資金の2〜3割 | 積立に慣れてきた人 |
| 積極型 | 仮想通貨資金の5〜6割 | 仮想通貨資金の4〜5割 | 損失に耐えられる余裕資金がある中上級者 |
※上記は私の考え方の一例であり、投資判断はご自身の資産状況に合わせて行ってください。QUOREA BTCの公式推奨運用資金は100万円以上(マニュアルプラン)です。
また、仮想通貨そのものも資産全体から見ればサテライト枠です。資産全体の配分については以下の記事で詳しく解説しています。

QUOREA BTCで失敗しないための5つのルール
自動売買は「ほったらかし」とはいえ、最低限のルールを決めておかないと私のように大きな失敗をします。実体験から導いた5つのルールを紹介します。
- レバレッジは使わない(現物から始める):ロスカットによる一撃退場を防ぎます
- デモトレードで手数料込みの損益を確認する:過去1年程度の損益曲線がなだらかな右肩上がりのロボットを選びます
- ロボット作成者・タイプを分散する:順張り型と逆張り型を組み合わせ、1人の作成者に偏らないようにします
- ロボットは最低1ヶ月使い続ける:負けた直後に入れ替えると、取り戻す機会を失います。入れ替えは月初に行うのがおすすめです
- 手動決済をしない:含み益を見て手動で決済したくなっても、ロボットに任せるのが鉄則です
特に1つ目と2つ目は、私が守っていれば49万円の損失は大きく減らせたはずのルールです。
ハイブリッド投資の始め方(6ステップ)

ここからは、実際にハイブリッド投資を始める手順を解説します。自動積立の設定は一度やれば終わりなので、まずは積立から始め、慣れてきたらQUOREA BTCを追加する流れがおすすめです。
STEP1:積立用の取引所口座を開設する
まずは自動積立用の口座を開設します。完全ほったらかしを重視するならCoincheck、BTCのコストを抑えたいならBITPOINTがおすすめです。どちらもスマホで本人確認まで完結します。

STEP2:毎日積立を設定する
口座開設が完了したら、積立の設定をします。おすすめは毎日積立です。ビットコインは1日で数%動くことも珍しくないため、毎日少しずつ買うほうが購入価格を平準化しやすくなります。Coincheckの場合は口座振替用の銀行口座も登録しておきましょう。
STEP3:QUOREAに無料登録してデモトレードを試す
次にQUOREAに無料登録します。メールアドレスとユーザー名を入力するだけで、最短30秒で登録できます。登録後は、気になるロボットでデモトレードを実施し、手数料込みの損益や最大の負け幅を確認しましょう。デモトレードは無料なので、納得いくまで試すのがコツです。
STEP4:接続先の取引所口座を開設・入金する
QUOREA BTCで実際に自動売買を行うには、接続先の取引所口座が必要です。現物取引で始めるなら、bitbankやOKJが候補になります。口座開設後、運用資金を入金しておきます。

STEP5:API連携してロボットをONにする
接続先の取引所でAPIキーを発行し、QUOREAに設定してAPI連携します。連携が完了したら、デモトレードで選んだロボットの自動売買をONにすれば運用スタートです。API設定の手順は取引所ごとに異なるため、QUOREAのサポートサイトを確認しながら進めてください。
STEP6:月1回だけ見直す
設定が終わったら、あとは基本的にほったらかしです。月初に1回だけ、自動売買の損益とロボットの稼働状況を確認し、不調が続くロボットがあれば入れ替えましょう。自動積立はそのまま放置で問題ありません。
ハイブリッド投資の注意点とリスク

ハイブリッド投資は魅力的な手法ですが、リスクがないわけではありません。始める前に知っておきたい注意点を3つ紹介します。
仮想通貨の価格変動リスク
仮想通貨は株式や為替に比べて値動きが非常に大きい資産です。私の積立口座も、ピーク時から約800万円のドローダウンを経験しています。生活に影響しない余裕資金で行うこと、そして暴落時に積立を止めないことが重要です。
自動売買は元本保証ではない
QUOREA BTCのロボットは、過去の成績が良くても将来の利益を保証するものではありません。私自身、絶好調だったロボットが一瞬で利益をすべて吐き出す場面を何度も見てきました。また、取引所のシステム障害やAPI連携のトラブルで、想定どおりに決済されないこともあり得ます。
税金(2028年から分離課税20%の見通し)
仮想通貨の利益は、現行制度では原則として雑所得として総合課税され、住民税と合わせて最大約55%の税率がかかります。自動売買は決済のたびに利益が確定するため、年間の損益を把握しておくことが大切です。
なお、2026年度税制改正で、一定の暗号資産取引を税率約20%の申告分離課税とし、損失の3年間繰越控除を認める方針が示されました。適用開始は2028年以降になる見通しで、対象も国内の登録業者が扱う特定の暗号資産に限られる見込みです。最新情報は国税庁などで必ず確認してください。
よくある質問

最後に、ハイブリッド投資やQUOREA BTCについて読者の方からよくいただく質問にお答えします。
Q. QUOREA BTCは今でもGMOコインで使えますか?
いいえ、使えません。QUOREA BTCとGMOコインのAPI接続は2022年12月31日で終了しています。現在の接続先はbitFlyer・bitbank・OKJ(OKCoinJapan)などです。
Q. QUOREA BTCはいくらから始められますか?
公式サイトではマニュアルプランで100万円以上の運用資金を推奨しています。ただし、ロボットごとに最低運用資金は異なります。登録とデモトレードは無料なので、まずは資金を入れずにロボットの成績を確認してみるのがおすすめです。
Q. 自動積立と自動売買、どちらから始めるべきですか?
投資初心者の方は、自動積立から始めることをおすすめします。自動積立は設定するだけで続けられ、ビットコインの長期的な成長を取りにいけます。積立に慣れてきたら、余裕資金の一部でQUOREA BTCを追加しましょう。
Q. 積み立てたビットコインをQUOREA BTCの運用資金にしてもいいですか?
おすすめしません。積立で保有しているビットコインは長期保有用、自動売買の資金は売買用と、役割を明確に分けたほうが管理しやすく、自動売買で損失が出ても積立資産に影響しません。積み立てたビットコインはレンディングに回して増やすほうが、ハイブリッド投資の考え方に合っています。

まとめ:自動積立で守り、QUOREA BTCで攻める

ビットコインのハイブリッド投資について解説しました。最後にポイントを振り返ります。
- ハイブリッド投資は「自動積立(守り)」×「自動売買(攻め)」で、上昇相場でも下落・横ばい相場でもチャンスを狙う手法
- 手動の積立は感情に負けやすく、私は13ヶ月で5回も購入漏れを起こした
- 自動積立なら300万円の投資が約1,717万円(2026年8月末時点)に成長した
- Coincheckつみたては口座振替で完全ほったらかし。コスト重視ならBITPOINTやOKJと使い分ける
- QUOREA BTCは約4,000体のロボットから選ぶだけで自動売買ができ、現在はGMOコインではなくbitbank・OKJなどと連携
- 私は2021年にレバレッジ運用で約49万円負けたが、現物・少額・デモトレードで始めれば同じ失敗は避けやすい
ビットコインは「高すぎて今さら買えない」と感じる水準になりましたが、仕組みで買い、仕組みで売るハイブリッド投資なら、価格の高さに怯えることなく市場に参加できます。
まずは自動積立の設定と、QUOREA BTCの無料デモトレードから始めてみてください。デモトレードは無料、積立は1日約300円からなので、今日から小さく第一歩を踏み出せます。
仮想通貨のハイブリッド投資は、私が実践しているほったらかし投資のひとつです。FX・インデックス投資・不動産クラファンなどと組み合わせたポートフォリオ全体は、以下の記事で公開しています。




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