トライオートETFとトライオートFXの双方で使える自動売買セレクトにトラリピのハーフ&ハーフを進化させたようなコアレンジャーが登場しました。
レンジ相場向きの戦略「コアレンジャー」とは?
自動売買セレクトを知らない方は最初に下の投稿をご覧下さい。

ETFとFXの自動売買ポートフォリオが組める「自動売買セレクト」とは?
インヴァスト証券から選ぶだけでETFの自動売買ができる「自動売買セレクト」にFXを追加し、ETFとFXを組み合わせた自動売買ポートフォリオ機能がリリースされました。
「コアレンジャー」は、コアレンジ帯をベースに取引を行う自動売買戦略です。
コアレンジとサブレンジについて
- 各通貨ペアの過去約4年半(2014年1月2日~2018年4月30日)の高値と安値の差を参考にしてレンジ幅を設定します。
- 60%~70%の価格(日足終値)をカバーできる価格帯を「コアレンジ帯」とします。
- 上記レンジ幅のうち、コアレンジ帯以外は「サブレンジ帯」とします。
このコアレンジとサブレンジの価格帯で、連続注文の設定値が異なっている点がコアレンジャーの特徴です。2つのレンジ帯の中で上下の値動きを活かして利益に生んでいくのがコンセプトです。
コア帯で細かく、サブ帯で大きく利益を取る
コアレンジャーは、コアレンジ帯では非常に細かく売買を行います。
一方サブレンジ帯では、コアレンジ帯よりも大きく利益確定幅を設定しています。
コアレンジ帯から上下に外れた場合は、価格の戻り期待して大きく利益を取るような売買が設定されています。これは、含み損を抱えにくいという特徴にも繋がります。
また、コアレンジ帯より上のサブレンジ帯では売り注文のみ、 コアレンジ帯より下のサブレンジ帯で買い注文のみを仕掛けます。
コアレンジャーはトラリピのハーフ&ハーフに似ていますが、コアレンジ帯とサブレンジ帯を分けることでハーフ&ハーフよりきめ細かい売買が可能となっています。

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コアレンジャーは15通貨ペア対応
コアレンジャーは以下の15通貨ペアに対応しています。
- USD/JPY
- GBP/JPY
- AUD/JPY
- EUR/USD
- AUD/USD
- USD/CHF
- EUR/GBP
- EUR/JPY
- NZD/USD
- GBP/USD
- CAD/JPY
- EUR/AUD
- NZD/JPY
- CHF/JPY
- AUD/NZD
サンプルとして米ドル円のコアレンジャーの設定を載せておきます。中心のコアレンジで20pipsで細かく売買し、サブレンジでは80pipsと大きな利幅で取引を行っているのが分かります。
コアレンジャーの収益率ランキング(2017年1月~2018年11月)
ほとんどのコアレンジャーがプラス収支となっていますが、豪ドル/NZドルの収益率の高さが目立ちます。
最新の収益率ランキングはトライオートFXのトレード画面左上の「自動売買セレクト」から参照できます。
興味のある方は是非トライオートFXの口座を開設してみましょう。
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