○○ショックのような大暴落でも疲弊せず、荒稼ぎできるトラリピ設定のやり方

トラリピ

暴落相場で泣く人と笑う人。暴落相場で強制ロスカットを喰らい、退場する人もいれば、過去最高益を記録する人もいます。この両者を分ける要素は一体なんでしょうか?また笑う側に回るにはどうしたらよいのでしょうか?

過去の暴落相場を振り返る

まずは過去の暴落相場をおさらいしましょう。2007年以降に起きた13の暴落相場をまとめてみました。

時期名称概略
2007年8月BNPパリバショックサブプライム問題の発端。2007年8月9日、仏大手銀のBNPパリバがミューチュアル・ファンドの解約を凍結。
それまでサブプライム関連商品を積極的に購入していた欧米投資家が動揺し、信用不安が広がった。
2008年10月リーマンショック米大手証券会社のリーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)が経営破綻したことによって、世界の金融市場が大打撃を受けた。
2010年5月ギリシャショック2008年のリーマンショックに端を発した金融危機の中、ギリシャ共和国の2009年10月の政権交代を機に財政赤字の隠蔽が明らかに。
ギリシャの格付けが、大手格付機関によって相次いで引き下げられた結果、ギリシャ国債の利率が急上昇し、ギリシャの実態経済に深く影響が及んだ。
2011年3月東日本大震災2011年3月11日に発生した東日本大震災を契機にリパトリエーションが発生し、急激な円高に。 17日早朝に円が急騰し、米ドル/円は瞬間的に戦後最安値を更新。
2011年9月スイスフランショック2015年1月15日にスイス国立銀行が過去3年維持してきた政策を突然断念し、「スイスフランの上昇を抑えるために、対ユーロで設けていた1ユーロ=1.20スイスフランの上限を撤廃する」と発表したことによりスイスフランが大暴騰
2012年5月スペイン危機2008年のリーマンショックなど世界的な金融危機を契機に不動産バブルが崩壊し、スペインの多くの銀行は巨額の不良債権を抱えるようになった。
2012年5月、大手銀行のバンキアが政府に支援要請したのを契機に市場の不安が高まった。
2015年8月チャイナショック中国人民銀行が人民元相場の20年ぶりの実質的な大幅切り下げに踏み切った。また、8月13日まで3日連続で対ドル為替レートの基準値を引き下げたことで、世界同時株安を招いた。
2016年1月世界同時株安中国株の急落・人民元安による中国経済への警戒感に加え、新興国経済減速による原油安から2度目の世界同時株安が発生 。
2016年6月ブレグジット英国のEU離脱を問う国民投票で予想に反して離脱派が多数となったために英ポンド安に。
2016年11月トランプショック共和党候補の不動産王ドナルド・トランプ氏が大方の予想を覆して、民主党候補のヒラリー・クリントン氏を破り、大統領選に勝利したことにより、外国為替市場や株式市場が一時混乱
2018年8月トルコショック米国人牧師の拘束を巡る外交問題がきっかけとなり、米国がトルコに対して経済制裁(追加関税等)を発動したことにより、トルコリラが急落。
2019年1月アップルショックアップルの売上見通し引き下げに伴うリスク回避の流れの中、年始の薄商いを狙った仕掛け的な円買いにより、急激な円高・ドル安(フラッシュクラッシュ)が発生。
2020年3月コロナショック新型コロナウィルスによる渡航制限等など実態経済への懸念から世界の金融市場が大混乱

暴落相場の下落率

トラリピのヒストリカルデータ(月足)を使って暴落相場の下落率を調べてみました。前月の終値と当月の安値の差を下落率としています。

こうしてみると、やはり2008年10月に起きたリーマンショックの凄まじさが分かりますね。この数字は単月で見ていますが、実際にはリーマンショックはその前から続いていて、豪ドル/円は2008年8月から10月の3ヶ月で101円から65円まで下落しました

ショック相場下落率

暴落相場で大暴落するのは新興国・資源国のクロス円

暴落相場でどの通貨ペアが下落しやすいのか見るために13回の暴落相場の平均下落率を通貨ペアごとにまとめ、ランキングにしました。

暴落相場ではとにかく円が買われ、新興国・資源国のクロス円の下落率が著しく高いことが分かります。反面、ユーロ/米ドルはわずか4.3%しか下落していません。

通貨ペア下落率
1トルコリラ/円14.53%
2南アフリカランド/円14.26%
3メキシコペソ/円11.86%
4豪ドル/円11.78%
5NZドル/円11.55%
6英ポンド/円9.10%
7カナダドル/円8.87%
8ユーロ/円7.74%
9NZドル/米ドル7.72%
10豪ドル/米ドル7.55%
11米ドル/円5.52%
12英ポンド/米ドル4.94%
13ユーロ/米ドル4.30%

トラリピ公式サイト

大暴落でも疲弊せず、荒稼ぎできるトラリピ設定

いよいよ本題です。暴落相場で荒稼ぎするためにはどんなトラリピ設定をすればいいでしょうか?

答えはブログやTwitterなどSNSにあります。暴落相場でも全く焦ることなく、淡々と利益を積み上げている状況をSNSにあげている人たちはこんなことをしているのです。

  • ロスカットレートを正確に把握している
  • 余裕を持ったロスカットレートを設定している
  • トラップレンジを広く取っている
  • 追加入金の準備ができている

つまりこの人たちのマネをするだけで暴落相場で泣く側から笑う側に回ることができるのです。

ロスカットレートを正確に把握しておく

自分のトラリピ設定はいくらまで耐えられるか、ロスカットレートを正確に把握しておくのは最低限の準備です。ロスカットレートが分からないと下落時に狼狽して根拠のないロスカットしてしまいます。

証拠金維持率も参考にはなりますが、トラリピの運用を開始したばかりで未成立の注文がたくさんある人とトラリピ運用歴が長くほとんどの注文が成立している人では同じ証拠金維持率でもその意味はまったく異なります。実質レバレッジも同様です。

本当に信じられるのはロスカットレートだけです。

本当に理解していますか?トラリピ運用試算表の正しい見方
トラリピ運用者に必須の「トラリピ運用試算表」。ロスカットレートを確認するために利用している方も多いと思いますが、本当にトラリピ運用試算表の見方を理解していますか?本記事を読めばトラリピ運用試算表の正しい見方が理解できます。

余裕を持ったロスカットレートを設定する

暴落相場で疲弊する人は普段、利益を追い求めるあまり、トラップを仕掛けすぎてロスカットレートが高くなりがちです。トラップ(利益・値幅・本数)は運用資金と自分で決めたロスカットレートから導かれるものです。トラップを先に決めるのは順番が違います。

○ 運用資金 +ロスカットレート → トラップ
○ トラップ + ロスカットレート → 運用資金
× 運用資金 + トラップ → ロスカットレート

それでは、一体どこにロスカットレートを置けばいいでしょうか?

暴落相場ではレートがどこまで下がるか誰にも分からないので正解はありませんが、ロスカットレートは少なくとも過去10年の最安値には置いておきたいところです。

下の表は史上最安値と過去10年の最安値をまとめたものです。13通貨ペア中、5通貨ペアが史上最安値を更新していますので絶対安全ということはありませんが、過去10年の最安値はひとつの目安にはなるかと思います。

通貨ペア過去10年最安値史上最安値
米ドル/円 75.54円
(2011年10月31日)
ユーロ/円94.10円
(2012年7月)
88.87円
(2000年10月26日)
ユーロ/米ドル 1.0339ドル
(2017年1月3日)
0.8225ドル
(2000年10月26日)
豪ドル/円59.88円
(2020年3月19日)
55.02円
(2008年10月24日)
豪ドル/米ドル 0.5499ドル
(2020年3月19日)
0.4776ドル
(2001年4月)
NZドル/円59.47円
(2020年3月19日)
41.87円
(2000年10月18日)
NZドル/米ドル 0.5458ドル
(2020年3月19日)
0.3900ドル
(2000年10月)
カナダドル/円72.11円
(2011年10月4日)
57.76円
(1995年4月10日)
英ポンド/円 116.81円
(2011年9月22日)
英ポンド/米ドル 1.1400ドル
(2020年3月20日)
1.0521ドル
(1985年2月26日)
トルコリラ/円15.40円
(2018年8月13日)
南アフリカランド/円5.97円
(2020年3月9日)
メキシコペソ/円4.42円
(2020年3月19日)

トラップレンジは広く取っておく

資金効率を重視するならトラリピ・マスターズの上位入賞者のようにトラップを狭いレンジに集中しておいたほうがいいでしょう。

しかしながらトラップを狭いレンジに集中させるためには相場を読み切るスキルか、相当な資金力が求められます。大半の人にはこの方法は当てはまりません。

大半の人はトラップレンジを広く取り、ロスカットレートまでトラップを仕掛けておいたほうがいいでしょう。

暴落相場で笑っていられる人はトラップレンジを広く取っているのでどのレンジでもトラップがリピートします。しかも暴落相場ではボラティリティが高まるので利益の積み上がり方が尋常ではありません。僅か数日で数ヶ月分の利益を荒稼ぎします。

他方、暴落相場で泣く人はトラップレンジが狭いため、あっという間にレンジアウトしてしまい、指をくわえて見ているしかありません。

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暴落相場を満喫するためにはトラップはロスカットレート付近まで万遍なく仕掛けておきましょう。トラップ間隔は広くてもいいのです。

追加資金を用意しておく

フラッシュ・クラッシュでロスカットにあわないためには可能な限り、余剰資金はトラリピ口座に入金しておいたほうがいいのですが、追加資金を用意しておいたほうが安心感が高まります。実際、追加資金で暴落相場を乗り切っている方も多数いらっしゃいます。

追加資金の準備があれば気持ちに余裕ができるので暴落相場でも冷静は判断ができる上に場合によってはボーナス価格でポジションを持つこともできます。

では、追加資金はいくら用意しておけばいいでしょうか?

これも感覚ですが、追加資金は有効証拠金(預託証拠金+評価損)の50%くらいは用意しておきたいところです。預託証拠金が200万円で評価損が100万円の人は50万円です。これで証拠金維持率も1.5倍になります。400%まで下がった維持率も600%まで上がります。

ただ、預託証拠金が大きい場合は追加資金も大きくなるので易々と用意できる額ではなくなります。その場合はロスカットレートを過去10年の最安値よりも遠ざけておきましょう。

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