株価指数を使ったトラリピとは、どんなサービスですか?おすすめの設定も詳しく知りたい。
そんな悩みにお答えします。
- アラフィフの会社員
- 投資歴12年、運用資産3,000万円
- 2021年実績:+418万円、2022年:-479万円、2023年:+117万円
- トラリピやROBOPRO、投信積立、仮想通貨積立などのほったらかし投資メイン
この記事で分かること
- マネースクエアCFDの仕組み
- マネースクエアCFDのメリット・デメリット
- マネースクエアCFDのおすすめ設定
本記事を読み終わるとこれからマネースクエアCFDを始める方やマネースクエアCFDの利益が伸び悩んでいる方もどんな設定をすれば効果的に稼げるかが分かります。
ちなみに口座開設がまだの方はこの機会にさくっと口座開設しておきましょう。最短5分で終わります。
マネースクエアCFDとは?
トラリピと言えばFXのリピート注文ですが、数年前に株のトラリピがスタートしていることをご存知でしょうか?
実は最近、大幅にバージョンアップされ、かなり注目を集めています。
株のトラリピと言ってもNTTドコモや日産自動車と言った個別銘柄を取引するのではなく、市場を代表する銘柄で構成される株価指数CFDが対象となります。
なお、CFDの詳細については『株の自動売買!?にわかに人気の『トライオートETF』と『トラリピCFD』って一体何者?』で詳しく解説しているのでそちらをご覧下さい。
投資の格言に「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。
これは、特定の商品だけに投資するのではなく、複数の商品に投資を行いリスクを分散させた方が良いという銘柄分散の考え方で、多くの銘柄に投資をすることでリスクとリターンの関係が安定するという効果を持っています。
そして、株価指数を取引することは指数を構成する銘柄への分散投資と同等の効果を持つことになります。
例えば日経225の場合、225種もの銘柄への分散投資効果があります。
この効果を狙い特定のインデックスと連動した値動きを目指す投資手法はインデックス投資と呼ばれ、特に長期投資に向いているとされます。
マネースクエアCFDに興味をもったら公式サイトから口座開設しましょう。
日経225のほか、NYダウなど海外の株価指数も
マネースクエアCFDの取引対象は、株式投資のような個別銘柄ではなく、市場を代表する銘柄で構成される株価指数と商品ETFがあります。
現在の取扱い銘柄は以下の7種類です。
NASDAQ-100が追加されたことでトラリピCFDの注目度が一気に上がりました。
分類 | 銘柄 | 内容 |
株価指数 |
NASDAQ-100 | 世界で最も有名な株価指数。米国を代表する主要業種の代表的な優良企業30銘柄で構成されている。 |
NYダウ | 世界で最も有名な株価指数。米国を代表する主要業種の代表的な優良企業30銘柄で構成されている。 | |
日経225 | 日本を代表する株価指数。 東証一部に上場している代表的な225銘柄で構成されている。ニュースなどでもおなじみの指数で、日本経済の動向を反映する重要な指標のひとつ。 | |
DAX® | 世界第4位の経済大国、ドイツの株価指数。フランクフルト証券取引所の上場銘柄のうち、ドイツ企業の優良30銘柄からなる。化学、工業の比率が高く、輸出への依存度が高いのが特徴。 | |
FTSE100 | ロンドン証券取引所に上場する、時価総額の上位100銘柄で構成される株価指数。金融関連やメジャーと呼ばれる資源関連の銘柄数が多いのが特徴。 | |
商品ETF |
金ETF | 金ETFとは、金価格に連動するETF(上場投資信託)。現在まで、採掘された総量はわずかプール4杯分程度と希少価値が高く、世界共通の「資産」とみなされている。有事の際に買われやすい。 |
原油ETF | WTI原油先物の変動率に連動することを目指すETF。原油価格について「関心がなくても関係がない人はいない」といわれるほど世界の需要を支える超大型国際銘柄。 |
マネースクエアCFDはいくら位の資金で始められるか?
マネースクエアCFDでもFXと同じように少額の資金だけで、元本の何倍もの大きな金額を運用できます。
マネースクエアCFDの最小単位(1枚)の取引は「株価指数×100円」となります。
例えば、日経225証拠金取引の場合、提示されている価格が2万円なら200万円分の取引となります。
必要証拠金額が8万円の場合であれば、8万円の資金で株価指数×100円、つまり200万円分の取引を行うことができます。
このケースのレバレッジは25倍という事になります。
さらに、小口化され、取引単位が「株価指数×10円」になったことでNASDAQ-100とNYダウは証拠金が1万円以下になりました。
なのでNASDAQ-100とNYダウはトラリピで運用しやすくなっています。
もちろん、マネースクエアCFDでもトラリピ運用試算表が用意されていますのでロスカットラインなどを簡単に算出することができるので安心です。
リセット付証拠金取引とは?
1点注意があります。
マネースクエアCFDの「くりっく株365」商品は、1年に1度のリセット(最終決済)があるリセット付商品です。
毎年9月に取引が始まり、翌年12月にリセット日を迎える15か月のサイクルとなります。
つまりマネースクエアCFDは年末に含み損があれば必ず損失が確定します。
含み損を抱えたままプラ転するのを待つことはできないのです。
年末で手仕舞いするでもいいですが、プラ転を待つのであれば翌年物にスイッチする必要があります。
上記の図でいうと②日経225(22年リセット)がリセットされるタイミングで③日経225(23年リセット)で同じ注文を入れる必要があります。
トラリピCFDは配当相当額が受け取れる
トラリピCFDの最大の魅力は配当相当額が受け取れることです。配当相当額はFXでいうところのスワップポイントのようなもので、米国のNYダウなどを対象とする株価指数を買って保有することで、配当相当額を受け取ることができます。
買いポジションを保有している場合、株価指数の構成銘柄に配当があれば、その都度、株価指数ベースでの配当相当額が付与されます(売りポジションの場合は同額を支払います)。
金利相当額はポジションを翌取引日に持ち越すことで発生し、発生時点からポジションの評価額に加味されます。
M2J株価指数CFDの取引対象のうち、DAX®は配当込みの指数のため、配当相当額は発生しませんが、それ以外の3つの指数は年に何度も配当相当額が発生します。
配当相当額はレバレッジ1倍でもFTSE100なら年率4.1%となります。もちろんCFDもレバレッジをきかせることができるのでレバレッジをきかせた分だけ利率はよくなります。
この配当相当額を複利運用することで資産形成する可能となります。
マネースクエアCFD専用高機能ツール
マネースクエアCFD専用取引ツールは、インストール型のリッチクライアントなので、操作性は抜群です。
このツールの魅力は、画面を自由にカスタマイズできること。レートパネルやレート一覧、チャート、ニュース、注文一覧、ポジション一覧などの情報を、すべて自分にとって使いやすい、好みの場所に配置できます。
また、カスタマイズした画面は、最大8つまで保存することができます。
各画面にタブを付ける機能を利用すれば、タブを操作するだけで瞬時に画面を切り替えられます。
マネースクエアCFDに興味をもったら公式サイトから口座開設しましょう。
マネースクエアCFDのおすすめ設定
マネースクエアCFDを運用するなら小口化されたNASDAQ-100とNYダウの2銘柄です。
この2銘柄は必要証拠金が下がったため、よりたくさんの注文をより広いレンジに仕掛けられるからです。
NYダウ
NYダウのおすすめのマネースクエアCFD設定は以下の通りです。
注文種別:買いのみ
レンジ:30,000~40,000
注文値幅:500
注文本数:21本
利確幅:500(500×10=5,000円)
NYダウのチャートを見てみると一時的な下落をはさみながら、右肩上がりで上昇していることが分かりますね。
なので買いトラリピだけを仕掛けます。
利確幅を500ptとしていますが、これはマネースクエアが提供している週足高低差平均を採用しました。
過去データを見てみると、週足高低差の平均は約650ポイント程度となっています。
ただ、2019年9月からの1年の高低差はコロナショックでの高ボラティリティの影響を受け大きな数字になっていますので、それ以外の期間を平均すると535ポイントとなります。
なので500ポイント刻みに設定することで、週1回程度トラリピが決済されると想定できます。
トラリピで一番大事なのはロスカットレートの設定です。
NYダウはコロナショック(青枠)時に最高値から約4割下落しています。
レンジ上限を40,000ptとした場合、4割下落で26,666ptとなります。
上記のNYダウの設定をトラリピ運用試算表で計算してみるとロスカットレートは26,243ptとなるのでコロナショック級の下落にも耐えることができます。
基本的にNYダウは上昇することが想定されていますのでレンジが上抜けしたら追いかけて問題ありません。
上抜けする頃には下値の方の注文は決済されているので取り消して高値の方に注文を追加してください。
NASDAQ-100
NASDAQ-100のおすすめのマネースクエアCFD設定は以下の通りです。
証拠金がNYダウより安いので、こちらは運用資金を100万円としました。
注文種別:買いのみ
レンジ:11,000~17,000
注文値幅:300
注文本数:21本
利確幅:300(300×10=3,000円)
NASDAQ-100のチャートもNYダウと同じく、一時的な下落をはさみながら、右肩上がりで上昇しています。
なので買いトラリピだけを仕掛けます。
利確幅は、これもマネースクエアが提供している週足高低差平均を採用し、キリよく300ptとしました。
続いてロスカットレートの設定です。
NASDAQ-100はコロナショック(青枠)時に最高値から約3割下落しています。
2022年も同じく約3割下落しています。
レンジ上限を17,000ptとした場合、3割下落で11,900ptとなります。
上記のNASDAQ-100の設定をトラリピ運用試算表で計算してみるとロスカットレートは9,881ptとなるのでコロナショック級の下落にも十分耐えることができます。
マネースクエアCFDに興味をもったら公式サイトから口座開設しましょう。
マネースクエアCFDとループ株365の比較
くりっく株365のリピート注文はマネースクエアCFD以外にもでひまわり証券のループ株365でも可能です。
両者の違いを表でまとめてみました。
ループ株365 | マネースクエアCFD | |
取扱い銘柄 | 7銘柄 | 7銘柄 |
注文・利確幅 | 固定(3パターン) | 自由 |
取引手数料 | 米国株価指数以外:147円 米国株価指数:15円 |
米国株価指数以外:303円 米国株価指数:33円 |
投資助言報酬 | 米国株価指数以外:147円 米国株価指数:15円 |
なし |
自動損切り | あり | なし |
機能面ではマネースクエアCFDが圧倒的に上ですが、コスト総額ではループ株365のほうが安くなります。
さらにループ株365は口座開設後90日間は投資助言報酬が無料となります。
コストを重視するのであればループ株365も選択肢に入ります。
株価指数CFDなら積立もあり
マネースクエアCFDはCFDの自動売買ですが、右肩上がりの株価指数なら積立という戦略もありです。
私もS&P500やFTSE100といったCFDをGMOクリック証券で1年間で50万円ほど積み立て、最終的には2.5万円の利益となりました。
最後は資金効率が悪くなり、S&P500を損切りしてしまいましたが、今ではもう少し辛抱強く続けていればと思っています。
ほったらかし投資でリスク分散
為替コヤジは投資額3,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。
ポートフォリオ | 口座 | 投資対象 | 目的 |
FX自動売買 | トラリピ / 松井証券FX | FX | キャッシュフロー |
FXスワップ投資 | IG証券 / みんなのFX | FX | キャッシュフロー |
投信積立 | 楽天証券 / auカブコム証券 | 投資信託 | 資産形成 |
仮想通貨積立&レンディング | GMOコイン / BitLending / PBRレンディング | 仮想通貨 | 資産形成 |
ロボアドバイザー | ROBOPRO | ETF | 資産形成 |
為替コヤジのほったらかし投資は、投資経験がゼロでも問題ありません。
本ブログを熟読して、為替コヤジの設定をそっくりそのまま真似れば、同じように不労所得を得ることができます。
誰でもマネできるようにトラリピや仮想通貨積立の設定内容も詳細に紹介しています。
FX自動売買の最新情報をチェック
姉妹サイト「FXシストレ大百科」では、国内37種類のFX自動売買を解説しています。
FX自動売買には様々な種類があり、かならずあなたとの相性があります。相性の合わないFX自動売買を続けるのは大きなストレスになります。
FXシストレ大百科ではFX自動売買サービスの基本スペックから最新ニュース、特徴、メリット・デメリット、為替コヤジの総評まで詳細に解説しています。
是非、あなたに合ったFX自動売買を見つけてください。
為替コヤジはブログ以外にもTwitterやIntagramで週次実績やほったらかし投資で稼ぐコツを発信していますのでフォローしてみよう!
この投稿をInstagramで見る
コメント