
つみたてNISAって聞いたことはあるけどよく分からない。iDeCoとは何が違うの?

つみたてNISAはやってみたいけど損したくはない。実際のところ、儲かるの?
今回は、つみたてNISAに興味はあるよく分からない方やつみたてNISAを始めるのを躊躇している方に向けて、つみたてNISAの仕組みや為替コヤジが実際にやっているつみたてNISAの運用実績を紹介します。
- つみたてNISA、新NISA、iDeCoの違い
- どの証券会社でどの投資信託を購入すればいいのか?
- 10ファンドを運用すると実際どれだけ儲けられるのか?
- 金(ゴールド)は加えるべきか?
本記事を読み終わるとNISAに興味はあるけどなかなか始められない方も迷わずNISAが開始できるようになります。
\NISAで“守り”、仮想通貨で“攻める”/ NISAでは買えない成長領域『仮想通貨』で分散投資
つみたてNISAとは?

通常の投資では、株式・投資信託の配当金(分配金)や値上がり益に対しては、20.315%の税金がかかりますが、NISA口座で運用した利益には税金がかかりません。
つまり、NISA口座で運用すると、投資で得た利益がまるまる手に入ります。
NISAには「つみたてNISA」と「一般NISA」があります。
運用方法や対象商品、利用できる期間等が異なるので、各自の投資スタイルにあわせて、自分に合う口座を選びましょう。

出所:楽天証券
NISAとつみたてNISAは、両方を利用することはできず、どちらか一方の口座を選んで使うことになります。
簡単に言えば、株式投資をしてみたい方はNISA、投資信託でコツコツ積み立てたい方はつみたてNISAという感じです。

投資初心者であれば、ほったらかしでできる、つみたてNISAを始めてみると良いかもしれません。
つみたてNISAとiDeCoの違い
つみたてNISAと似た制度にiDeCo(イデコ)という制度があります。
iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)は、自分で毎月掛け金を積み立て、自分で運用して老後資金を作る、いわば“自分年金”です。

つみたてNISAとiDeCo(イデコ)の大きな違いは2つあります。
- iDeCo(イデコ)は掛け金が所得控除になる
- iDeCo(イデコ)は途中解約できない
NISAもiDeCo(イデコ)も運用益が非課税であるのは同じですが、iDeCo(イデコ)は掛金全額が所得控除となるため、つみたてNISAよりも節税メリットが大きくなっています。
さらに決定的な違いはiDeCo(イデコ)は個人型年金なので60歳になるまで途中解約できないという点です。
つまり急に現金が必要になっても現金化はできません。この先、魅力的な投資先が現れて投資したいと思ってもiDeCo(イデコ)の資金を充てることはできません。
その点、つみたてNISAはいつでも解約できるので安心です。
資金に余裕のあって老後年金を増やしたい方にはiDeCo(イデコ)もおすすめですが、そうでない方はつみたてNISAだけでも十分です。為替コヤジもiDeCo(イデコ)は一旦見送りました。
また見送った理由に手続きの面倒さもあります。
為替コヤジは会社員なので事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書を会社に書いてもらう必要があり、自分一人で申し込みを完結できないのです。
第1号被保険者(自営業)や第3号被保険者(専業主婦・主夫)の場合は、本人確認書類と申込書だけなのでこの手間はありません。
証券会社は楽天証券かSBI証券の2択
つみたてNISA向けの証券会社は楽天証券とSBI証券が人気を二分しています。
どちらでもいいと思いますが、為替コヤジは楽天カードで積み立てができて楽天スーパーポイントが貯まる上に楽天スーパーポイントで投資信託が買えるということで楽天証券にしました。
参考 楽天証券
楽天証券のつみたてNISAが動画で分かりやすくまとまっているので是非ご覧ください。
楽天ふるさと納税や楽天市場の買い物で貯まったポイントを有効活用できるのでかなりお得です。
楽天カードをまだお持ちでないならこの機会に是非申し込みましょう。
どの投資信託を買えばいいのか?
つみたてNISAは運用益が非課税になるので運用益を出さなければ意味がありません。そうであれば最もリターンが期待できる株式に100%割り当てるのが正解と言えます。
楽天証券のつみたてNISAの買い付けランキングは以下のようになっています。

楽天・全米株式株式インデックス・ファンド(楽天VTI)か楽天・全世界株式株式インデックス・ファンド(楽天VT)か悩みましたが、アメリカの強さが際立っているので楽天・全米株式株式インデックス・ファンド(楽天VTI)に決定しました。
平成元年には上位50社のうち、日本企業が32社も入っていましたが、平成30社には1社に減り、代わりに米国企業が31社に増加しています。この米国企業の発展を見ると米国企業に投資したくなりますよね?
8月20日のダイヤモンドオンラインより。
平成元年での世界時価総額ランキング。
上位50社のうち日本企業は32社、平成30年ではそれが1社と。
この当時の日本の勢い、全く記憶にないですがすごかったんだろうなと想像。 pic.twitter.com/M9nlxMdPYf— Haruka Sakamoto (@harukask1231) August 22, 2018
| 楽天・全米株式インデックス・ファンド 【愛称】楽天・バンガード・ファンド(全米株式) |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 【愛称】楽天・バンガード・ファンド(全世界株式) |
| 海外ETFとして日本でも人気の高い「バンガード®・トータル・ストック・マーケットETF」に実質的に投資しますので、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする約3,600銘柄にわたる大型株から小型株に分散投資が可能です。 | 海外ETFとして日本でも人気の高い「バンガード®・トータル・ワールド・ストックETF」に実質的に投資しますので、先進国だけでなく新興国も含めた世界の大型株から小型株まで約8,000銘柄への分散投資を実現することが可能です。 |
楽天・全米株式株式インデックス・ファンドが投資対象とするETF(上場投資信託)は、米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーしています。
自分ひとりで投資しようとしても資金面や手続き面で簡単には投資できない量の銘柄に低コストで簡単に投資できます。
セクター別構成比率

組み入れ銘柄


つみたてNISA運用シミュレーション
つみたてNISAは最長20年間の間に得た分配金と売却益(譲渡益)が非課税になります。非課税で投資できる総額は最大800万円(年間40万円×20年)となります。
インデックスタイプの投資信託の市場平均は5~9%と言われていますが、つみたてNISAは20年後にいくらになっているでしょうか?
金融庁の資産運用シミュレーションでみてみましょう。
まずは年利5%の場合はこちら。
20年後には投資額800万円に対して利益が570万円で総額1,370万円となります。

年利10%の場合はこちら。
20年後には投資額800万円に対して利益が1,731万円で総額2,531万円となります。

2024年からの新NISA制度3つのポイントと投資方針
制度改正によって2024年からNISAがパワーアップします。
主な変更点は以下の通りです。

非課税限度額は1,800万円となりますが、私はアラフィフなので10年で使い切る予定です。
そうなると年間投資額は180万円なので以下のように積み立てていきます。
| 毎年1月(成長投資枠) | 毎月(積立投資枠) | |
| 楽天オルカン | 300,000円 | 50,000円 |
| 楽天S&P500 | 300,000円 | 50,000円 |
auカブコム証券でレバナス積立

auカブコム証券でレバナスの積立も行っています。

レバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)は、米国のNASDAQ100指数を対象にしたレバレッジ型ファンドで日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることを目指しています。
当然、リスクはあるものの、過去20年間、レバナスを毎月3万円ずつ積み立てると元本720万円が1億2,672万円になったという驚異のシミュレーション結果が示すように夢のある積立です。

もともと楽天証券で積み立てていましたが、レバナスで代用FXを行うためにauカブコム証券に変更しました(楽天証券で積み立てていたレバナスを売却し、auカブコム証券で買い直しました)。
レバナス代用FXはレバナスを証拠金としてFX取引ができるサービスです。ただ保有しているだけのレバナスを有効活用できるのでとてもお得です。
代用FXで得た利益でレバナスを買い増せば、証拠金が増えるのでFXのポジションがもっと持てるようになります。なのでレバナスが雪だるま式に増えていきます。
金(ゴールド)投資

米国株の比重を下げるために2025年5月から金(ゴールド)投資も始めました。
金(ゴールド)投資は嫁担当とし、NISA成長投資枠を使って購入してもらっています。
iシェアーズ ゴールド ETF(314A)と悩みましたが、自動積立が可能な投資信託で購入することにしました。
ファンドは信託報酬最安値のSBI・iシェアーズ・ゴールドに決定しました。
為替ヘッジありと為替ヘッジなしのどちらを選ぶか悩んだのですが、結論が出ず、とりあえず両方を毎日500円ずつ購入することにしました。
投信積立の運用実績

投資信託は新NISAとiDeCo、特定口座と幅広く積み立てています。
| ファンド名 | 口座 | 積立 |
| 楽天VTI | 旧NISA | 終了 |
| SBI V全世界 | 旧NISA(嫁) | 終了 |
| 楽天オルカン | 新NISA | 成長投資枠で年120万円、つみたて投資枠で毎月5万円 |
| 楽天S&P500 | 新NISA | 成長投資枠で年120万円、つみたて投資枠で毎月5万円 |
| eMAXIS Slim 全世界 | 新NISA(嫁) | 成長投資枠で年50万円、つみたて投資枠で毎月1万円 |
| eMAXIS Slim S&P500 | 新NISA(嫁) | 成長投資枠で年50万円、つみたて投資枠で毎月1万円 |
| SBI・iシェアーズ・ゴールド | 新NISA(嫁) | 成長投資枠で為替ヘッジありとなしをそれぞれ毎日500円ずつ積み立て |
| レバナス | 特定口座 | 代用FXの利益で買い増し |
| FANG+ | 特定口座 | 毎月5万円 |
| 楽天オルカン | iDeCo | 毎月11,500円 |
| 楽天S&P500 | iDeCo | 毎月11,500円 |

新NISAのコヤジ枠は最短で使い切り、嫁枠は無理のない範囲で使い切ります。
2025年9月末時点の実績
| 投資額 | 評価額 | 評価損益 | 利回り | |
| 楽天VTI | 1,599,984円 | 3,496,430円 | 1,896,446円 | 118.53% |
| SBI V全世界 | 100,000円 | 154,464円 | 54,464円 | 54.46% |
| 楽天オルカン | 3,450,000円 | 4,160,810円 | 710,810円 | 20.60% |
| 楽天S&P500 | 3,450,000円 | 4,120,784円 | 670,784円 | 19.44% |
| eMAXIS Slim 全世界 | 1,096,100円 | 1,227,977円 | 131,877円 | 12.03% |
| eMAXIS Slim S&P500 | 1,096,100円 | 1,196,727円 | 100,627円 | 9.18% |
| SBI・iシェアーズ・ゴールド(Hあり) | 45,500円 | 50,661円 | 5,161円 | 11.34% |
| SBI・iシェアーズ・ゴールド(Hなし) | 45,500円 | 51,917円 | 6,417円 | 14.10% |
| レバナス | 1,722,602円 | 3,803,556円 | 2,080,954円 | 120.80% |
| FANG+ | 1,050,000円 | 1,211,564円 | 161,564円 | 15.39% |
| 楽天オルカン (iDeCo) |
78,523円 | 88,134円 | 9,611円 | 12.24% |
| 楽天S&P500 (iDeCo) |
78,517円 | 88,561円 | 9,999円 | 12.74% |
| 合計 | 13,812,826円 | 19,651,539円 | 5,838,713円 | 42.27% |

新NISA枠の利用状況は以下の通りです。
| 利用済み | 残り | |
| コヤジ | 6,900,000円 | 11,100,000円 |
| 嫁 | 2,283,200円 | 15,716,800円 |
レバナスを使って代用FXも行っています。
レバナス代用FXの運用実績はこちらの記事をご覧ください。
\レバナスで代用FXができるのはauカブコム証券だけ!/
ほったらかし投資でリスク分散

為替コヤジは投資額4,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。
| アセットクラス | ポートフォリオ | 口座 |
| FX | FX自動売買 | トラリピ / 松井証券FX |
| FXスワップ投資 | IG証券 / みんなのFX / GMOクリック証券 | |
| 先進国株式 | 投資信託(オルカン / S&P500 / FANG+ / レバナス) | 楽天証券 / 三菱UFJ eスマート証券 / SBI証券 |
| 金(ゴールド) | 投資信託(SBI・iシェアーズ・ゴールド) | SBI証券 |
| 仮想通貨 | BTC / ETH / XRP | GMOコイン / BitLending / PBRレンディング |
| 株式 / 債券 / 金 / 不動産 | ロボアドバイザー | ROBOPRO |
為替コヤジのほったらかし投資は、投資経験がゼロでも問題ありません。
本ブログを熟読して、為替コヤジの設定をそっくりそのまま真似れば、同じように不労所得を得ることができます。
誰でもマネできるようにトラリピや仮想通貨積立の設定内容も詳細に紹介しています。
投資に関する注意喚起

投資は運用結果によっては資産が増える、不労所得を得られるなどのメリットがありますが、一方で元本割れなどのリスクが伴います。
特にFXや仮想通貨などは価格が急激に変動することがあり、高い収益を期待できる反面、リスクの高い資産でもあります。
投資に関する注意喚起について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
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