これまで投資経験のない人でも手軽に株式投資ができる「テーマ投資」をご存知でしょうか?
企業ではなく「テーマ」で選ぶ、新しいスタイルの資産運用です。
テーマ投資とは?
テーマ投資とは、「自動運転」や「人工知能(AI)」、「インバウンド」といった旬のテーマを選ぶだけで、複数の企業に簡単に分散投資ができるサービスです。
「株は連想ゲーム」と言われますが、例えばこれからは「人工知能(AI)」が流行ると思ってもどんな株を買えばいいのか分からなかったり、調べるにしても時間がかかります。
テーマ投資はテーマに合った銘柄を選んでくれるので銘柄選びの手間を省くことができます。
また通常、株式を売買する際は100株単位で取引をしますが、最低購入金額が株価×100となり、それなりの金額が必要となります。
しかし、テーマ投資の場合、売買単位とは関係なくより小さな単位で購入できるため、比較的少額で購入できます。
テーマ投資のメリット
テーマ投資のメリットは4つあります。
テーマ投資のデメリット
テーマ投資のデメリットは3つあります。
テーマ投資が長期投資に向かない理由は後述します。
FOLIO(フォリオ)とテーマキラーを徹底比較
テーマ投資で人気のサービスにはFOLIOとテーマキラーの2つがあります。
まずは両者を簡単に比較してみましょう。
FOLIO | テーマキラー | |
運営会社 | 株式会社FOLIO | SBI証券 |
最低投資額 | 1万円 | 5万円 |
手数料(税込み) | 買付:買付代金の0.55% 売却:売却代金の0.55% |
買付:無料 売却:売却代金の0.55% |
テーマ数 | 80以上 | 30 |
テーマ毎の銘柄数 | 10 | 10 |
株数の変更 | 不可 | 可 |
特定口座 | 可 | 可 |
NISA口座 | 不可 | 可 |
リバランス提案 | あり | なし |
FOLIO(フォリオ)とは?
FOLIO(フォリオ)は、テーマを選んで1万円から分散投資を始められるサービスです。
投資家は「ドローン」や「ガールズトレンド」といったテーマをえらぶだけで、複数の企業にかんたんに投資ができます。
それぞれのテーマは、「FOLIO」が選定した10社の有望企業で構成されております。分散投資をすることにより株価変動リスクを比較的抑えることができ、より安心して資産運用を楽しむことができます。
FOLIO(フォリオ)のテーマとは?
FOLIO(フォリオ)には「VR(仮想現実)」や「カジノ解禁」など80以上のテーマが用意されています。
例えば「人工知能」というテーマを選ぶと以下の10社が自動で選ばれます。
さらに4つの投資スタイルを選ぶことで運用比率が変化します。
投資スタイル | 特徴 |
バランス型 | リスクとリターンのバランスをとった基本的な投資スタイル |
ディフェンス型 | 銘柄の価格変動リスクをなるべく抑えることを狙う投資スタイル |
グロース型 | 銘柄の成長性を重視し、企業の更なる成長を狙う投資スタイル |
バリュー型 | 銘柄の割安さを重視し、将来的な割安の解消を狙う投資スタイル |
わずか10万円で有望企業10社に分散投資
通常、株式取引は100株単位で行われます(単元株制度)。
たとえば10社の株を買うとすると、平均200万円程度が必要です。
フォリオは各銘柄1株からの購入を可能にすることで(単元未満株)、10万円前後で10社への分散投資を実現しました。
取引手数料は各銘柄ごとに売買代金のわずか0.5%(税抜)と単元未満株取引としては業界最低水準です。
リバランスの提案をしてくれる
テーマを構成する各銘柄と保有比率、その最適なバランスは時間の経過や相場の変動により常に変わっていきます。
その変化のなかで、ポートフォリオを適切なバランスに保つために、定期的に「リバランス」(銘柄・保有比率の見直し)を提案してくれます。
リバランスの提案は基本的には3ヵ月に行われます。
ただし、テーマへの関連性がより高い銘柄が出てきた場合や、ある銘柄がそのテーマにふさわしくなくなった場合は、不定期に銘柄入れ替え(リアロケーション)の提案をすることがあります。
FOLIO(フォリオ)は実際儲かるのか?
どんなに使い勝手いいサービスでも実際に儲からなければ意味がありません。
為替コヤジがFOLIO(フォリオ)の実績を調べたところ、わずか3年で資産が3倍になっているテーマもありました(2019年2月14日時点)。
- IPO2015 +198.8%
- ストップ!人手不足 +127.5%
- ヘルステック +111.8%
- サイバーセキュリティ +87.7%
- メンズコスメ +82.1%
さらにすごいことに86テーマのうち、過去3年間でマイナスとなっているのは7つしかありませんでした。
実に90%以上のテーマが利益をあげていました。
ロボアドバイザーによる『おまかせ投資』
FOLIO(フォリオ)にはテーマ投資とは別に「おまかせ投資」も用意されています。
おまかせ投資ではプラン診断でユーザに最適と思われる国内外の株式や債券の資産分配が提案されます。
何に投資すればいいのかを選ぶ必要はなく、購入したら自動的に運用がはじまります。
運用開始後も自動で最適なカタチに調整されるので一度運用を開始したら何もすることはありません。
おまかせ投資は、国内株式が投資対象となるテーマ投資と異なり、以下のアセットクラスが投資対象となります。
プラン診断では年齢、年収、預貯金を入力するとあなたに最適な運用プランを提案してくれます。
ちなみに為替コヤジがやってみるとこのような運用プランが提案されました。
運用プランはリスクレベルが低い順に「安定運用」「堅実運用」「バランス運用」「積極運用」「チャレンジ運用」の5種類が用意されています。
「テーマ投資」はテーマを選んで楽しく投資ができ、「おまかせ投資」は手間をかけず簡単に投資ができます。
テーマキラーとは?
テーマキラーはSBI証券が提供するテーマ投資です。
基本的なサービス内容はFOLIOと同じですが、違いは以下の通りです。
- テーマ数が30と少ない
- 買付手数料が無料
- NISA口座に対応している
- 株数を変更できる(提案はしてくれる)
- リバランスの提案はしてくれない
- 最低投資額が5万円と高い
FOLIOとテーマキラーはどちらが儲かる?
FOLIOとテーマキラーのどちらが儲かるか?は選ぶテーマによって運用実績は異なるので一概にどちらが良いと言うことはできません。
テーマ投資で何を重視するかで、選ぶべきサービスが決まります。
「FOLIO」がおすすめ | 「テーマキラー」がおすすめ |
|
|
長期投資ならFOLIO ROBO PRO
テーマ投資の特徴の1つが「株価の値動きのスピードが速い」ということです。
テーマに対する期待、思惑で株価は一気に上昇し、ブームが過ぎ去ると株価が天井をつけ、大きく値下がりしてしまうことがほとんどです。
そのため、テーマ投資は短期投資向きで長期に稼ぎ続けることは難しいといえます。
長期投資に向いているのは同じFOLIOが提供してるFOLIO ROBO PROです。
FOLIO ROBO PROはAIがETFの選定から運用まですべて行ってくれます。
ほったらかし投資でリスク分散
為替コヤジは投資額3,000万円で下記のようなほったらかし投資を実践しています。
ポートフォリオ | 口座 | 投資対象 | 目的 |
FX自動売買 | トラリピ / 松井証券FX | FX | キャッシュフロー |
FXスワップ投資 | IG証券 / みんなのFX | FX | キャッシュフロー |
投信積立 | 楽天証券 / auカブコム証券 | 投資信託 | 資産形成 |
仮想通貨積立&レンディング | GMOコイン / BitLending / PBRレンディング | 仮想通貨 | 資産形成 |
ロボアドバイザー | ROBOPRO | ETF | 資産形成 |
為替コヤジのほったらかし投資は、投資経験がゼロでも問題ありません。
本ブログを熟読して、為替コヤジの設定をそっくりそのまま真似れば、同じように不労所得を得ることができます。
誰でもマネできるようにトラリピや仮想通貨積立の設定内容も詳細に紹介しています。
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