トラリピをやりたいけど手数料が高いとお悩みのあなた。実はユーザ設定型自動売買のトライオートFXなら低コストかつ高スワップでトラリピを実現することができます。
トラリピの代わりになるのはトライオートFXだけ
トラリピの売りは設定の自由度。注文間隔や利益額を自由に決めることができます。そのため柔軟な戦略を取ることができますが、ループ・イフダンやiサイクル注文では注文間隔が自由に選べなかったり、自動計算されるのでトラリピの代わりにはなりえません。
さらに最大の問題は自動損切りの仕様です。トラリピは自動損切りするかしないかは設定次第で自動損切りしないことが可能です。ところがループ・イフダンやiサイクル注文では無条件に自動損切りされてしまうので自動損切りさせずに反発を待つというリピート系注文の鉄板戦略を取ることができません。これは致命的です。
ところがユーザ設定型自動売買のトライオートFXは設定のバリエーションが豊富なのでトラリピ程度の仕組みなら簡単に作れてしまいます。もちろん注文間隔も利益額もお好きな値幅を設定できる上に自動損切りさせないことも可能です。
つまりトラリピの代わりになるのはトライオートFXだけということになります。
トライオートFXのコストはトラリピの1/2以下
しかもトライオートFXの手数料はトラリピの半分以下となっています。例えば1,000通貨の場合、トラリピは50円の片道手数料がかかりますが、トライオートFXは20円となっています。
取引数量 | トラリピ | トライオートFX |
1万通貨未満 | 50円 | 20円 |
1万通貨以上10万通貨未満 | 30円 | 10円 |
10万通貨以上50万通貨未満 | 30円 | 5円 |
50万通貨以上 | 30円 | 無料 |
スプレッドもトライオートの方が圧倒的に狭くなっています。
取引数量 | トラリピ | トライオートFX |
米ドル/円 | 3pips | 0.3pips |
ユーロ/円 | 4pips | 0.5pips |
英ポンド/円 | 7pips | 1.0pips |
豪ドル/円 | 5pips | 0.6pips |
ユーロ/米ドル | 7pips | 0.3pips |
トライオートFXのスワップ金利はトラリピの2倍以上
評価損を抱えながら耐え凌ぐリピート系注文においてはスワップ金利は貴重な収入源ですが、トライオートFXのスワップ金利はトラリピの倍以上あります。
取引数量 | トラリピ | トライオートFX |
米ドル/円 | 20円 | 50円 |
ユーロ/円 | -21円 | -11円 |
英ポンド/円 | 2円 | 15円 |
豪ドル/円 | 19円 | 50円 |
南アフリカランド/円 | 6円 | 10円 |
トライオートFXで疑似トラリピを実現する方法
いよいよ本題です。トライオートFXでトラリピを実現する方法を詳しく解説します。
ここでは例として豪ドル/円の買い注文を70円~90円の間に50pips刻みで設定してみましょう。詳細な設定例は以下の通りです。
通貨ペア | 豪ドル/円 |
売り買い | 買い |
想定レンジ幅 | 70円~90円 |
注文数量 | 1,000通貨 |
注文間隔 | 50銭(50pips) |
利益確定 | 1,000円(100pips) |
ここで注意してほしいのが注文本数です。70円~90円の間に50銭刻みで注文を仕掛けるので2,000pips÷50pips=40本となりそうですが、90円にも注文を入れるためには41本にする必要があります。
例えば70円~75円に1円刻みで注文を入れると70円、71円、72円、73円、74円、75円と6本必要となります。つまり想定レンジ幅÷注文間隔+1本が注文本数となります。いわゆる植木算ですね。
トライオートFXの設定方法
1. トライオートFXにログインし、左上の「自動売買専用パネル」を開きます
2. 「複数作成(追尾・カスタム)」タブを開きます
3. 基本設定は以下のように設定します
項目 | 設定値 | 解説 |
タイプ | カスタム | |
通貨ペア | AUD/JPY | |
売買方針 | 買い | |
想定レンジ幅 | 2050pips | 50pips間隔で41本仕掛けるので 50pips×41本=2,050pipsとなります |
注文本数 | 41本 | 上述のように40本ではなく、41本となります |
4. 詳細設定は以下のように設定します
項目 | 設定値 | 解説 |
初回注文価格 | 70 | 買いの場合は想定レンジの最安値 |
初回OCO | 無 | |
フォロー値 | 空欄 | |
カウンター値 | -100 | 利確幅と同じ値 |
カウンター固定 | 有 | |
利確幅 | 100 | カウンター値を同じ値 |
損切幅 | 指定なし | |
セーフティ設定 | 全て空欄 |
カウンター値は、買いの場合は決済価格からいくら下がったら、売りの場合はいくら上がったら再度エントリーするかという条件になります。利確幅と同値を設定すれば、常にその価格でのエントリーを繰り返します。
ちなみに今回は空欄ですが、フォロー値は、買いの場合は決済価格からいくら上がったら、売りの場合はいくら下がったら再度エントリーするかという条件になります。一般的にトレンドフォローといわれるトレード手法となります。
5. 「リストに追加」をクリックするとAPリスト(注文一覧)が生成されるので内容を確認します
6. 「リストを確定」をクリックすれば稼働開始です
まとめ
トライオートFXはフォロー値とカウンター値の使い方をマスターすれば様々な仕掛けを作ることができます。是非試してみて下さい。
他方、取引条件で劣るトラリピもトラリピ運用試算表や高性能のシミュレーション機能、100ドルナイトセミナーなど魅力は十分です。取引条件に徹底的にこだわるか、付加価値に期待するかはあなた次第です。
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