今年に入り、FXDD、FXプライム byGMO、FXトレードフィナンシャルが相次いでミラートレーダーからの撤退を発表する中、シストレ24は進化の手を休めません。
FX自動売買としては不完全だったミラートレーダー
ストラテジーを選ぶだけでFXの自動売買できるということで人気のミラートレーダーですが、実際にはストラテジーの入れ替えだけは手動で行う必要がありました。
実はこれが曲者(くせもの)で、せっかく売買を自動化してもストラテジーの入れ替えだけは手動で行わなければならないせいで本当の意味で自動売買とは言えませんでした。
それどころかストラテジー選びに個人のセンスや経験といった裁量が入り込んでしまったせいで、一定のルールに従って取引するというシステムトレードですらありませんでした。
ところがシストレ24のフルオート機能を使えばミラートレーダーの完全自動化を実現することができるのです。
シストレ24の『フルオート機能』とは?
フルオート機能とは、シストレ24のストラテジーを一定の条件に従い、自動的に入れ替えてくれる機能です。
入れ替え条件は、「ステータス+ストラテジー数+選び順+推奨証拠金Type」の組み合わせで決まります。
例えば「金の卵トップ1実現T50」であれば、以下のような条件を意味します。
[colored_box color=”light-red” corner=”r”]- ステータス=金の卵(3・6・12ヶ月の期間において常に右肩上がりの利益を出している)
- ストラテジー数=1
- 並び順=月間実現損益
- 推奨証拠金Type=50万円以下
9月10日(土)のリリース時は以下の27パターンで開始されるそうです。全て毎週土曜日にストラテジーの入れ替えが行われます。
フルオート名 | T40 | T50 | T60 | T80 | T100 |
金の卵トップ1実現 | ○ | ○ | ○ | ||
金の卵トップ2実現 | ○ | ○ | ○ | ||
ALLトップ1実現 | ○ | ○ | ○ | ||
ALLトップ2実現 | ○ | ○ | ○ | ||
損小利大トップ1実現 | ○ | ○ | ○ | ||
損小利大トップ2実現 | ○ | ○ | ○ | ||
ベテラントップ1実現 | ○ | ○ | ○ | ||
コツコツトップ1実現 | ○ | ○ | ○ | ||
中堅トップ1実現 | ○ | ○ | ○ |
ミラートレーダーの運用経験のある方は、ここで「あれ?」と思いませんか?
そうです。いずれの入れ替え条件もポートフォリオに組み込むストラテジーが1つか2つしかないんです。
これまでミラートレーダーでは複数のポートフォリオを組み合わせてリスク分散しながら運用するのが鉄板でした。
ところがシストレ24のフルオートはわずか1つか2つのストラテジーで運用するというのです。
フルオートの最大のコンセプトは『脱・ポートフォリオ』
フルオートは「強いストラテジーを選択し続けることができれば、わざわざ足を引っ張る可能性のあるストラテジーを無理に入れる必要がない」という考えに基づいています。
確かに思い返せば、為替コヤジも資金を4倍にまで増やした時はThirdBrainFx(AUD/JPY)というたったひとつの怪物ストラテジーが稼いでいました。
また為替コヤジセレクションでストラテジーの入れ替え条件を検証していた頃、10個以上のストラテジーで運用していましたが、強いストラテジーをとらえることはできましたが、逆に足を引っ張るストラテジーも必ず掴まされてしまいました。
当然、強いストラテジーだけで運用するのが理想ですが、強いストラテジーだけをとらえることはなかなか困難です。
ところがフルオートはこれに成功しました。
インヴァスト証券の検証では、ストラテジーを増やせば増やすほど収益率は下がり、ドローダウンが小さくなる傾向は見られず、反対に収益率で上位にくるのはほとんどがストラテジー数1か2で入れ換えているフルオートばかりだったそうです。
実際に過去1年の検証では、上記27パターンのうち、24パターンがプラスとなっています。
フルオートは選ぶだけの簡単スタート
フルオートは27パターンの中から好きな入れ替え条件を選んで運用資金を決めるだけで開始することができます。
フルオートの使い方を動画で確認しましょう。
フルオートの入れ替え条件は自分でカスタマイズすることもできます。
例えば入れ替え頻度をのばしたり、ステータスを複数組み合わせたりすることもできます。
オリジナルのフルオートは過去6ヶ月のバックテストもできるので標準装備のフルオート以上の入れ替え条件を発掘するもの面白いかもしれません。
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