いよいよ今月31日からトラリピの決済トレールがリリースされます(正確には31日のシステムメンテナンス後に利用可能)。
トレール注文(トレーリングストップ注文)は利益の最大化を狙う、”最強の発注方法”とも言われていますが、これを裏付けるバックテストの結果がM2Jから発表されました。
恐るべし決済トレールの破壊力
トレール注文のバックテストは米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、NZドル/円の4通貨ペアで行われましたが、トレンド相場では決済トレールを設定した場合、しない場合の約2倍の利益となることが分かりました。
他方、レンジ相場では決済トレールを設定した場合、しない場合の利益をわずかながら下回る結果となっています。
ただし、この結果は値幅0.2円の場合のお話。トラリピ・ランキングでもっとたくさんのバックテスト結果が提供されることを期待しましょう。
トレンド相場(20142014/10/21~2014/11/20 の1ヵ月間)
決済トレールあり | 決済トレールなし | 収益力 | |
米ドル/円 | 516,002円 | 251,362円 | 205.2% |
ユーロ/円 | 546,400円 | 271,780円 | 201.0% |
豪ドル/円 | 364,658円 | 166,935円 | 218.4% |
NZドル/円 | 319,325円 | 161,462円 | 197.7% |
レンジ相場(2014/11/24~2014/12/23 の1ヵ月間)
決済トレールあり | 決済トレールなし | 収益力 | |
米ドル/円 | 361,656円 | 297,428円 | 121.5% |
ユーロ/円 | 244,500円 | 273,900円 | 89.3% |
豪ドル/円 | 163,452円 | 178,849円 | 91.4% |
NZドル/円 | 164,161円 | 156,029円 | 105.2% |
発注済みのトラリピは発注し直し
発注済みのトラリピに決済トレールを追加することはできないそうです。注文を取り消した上で、改めて注文し直す必要があります。
もちろん、決済待ちのポジションにあとから決済トレールを追加することもできません。
決済待ちのポジションは無理でも発注済みのトラリピに対してはあとから決済トレールを追加できるようになるかと淡い期待を抱いていましたが、それも叶わず。非常に面倒ですが、ひとつひとつ発注し直すしかありません。
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