ループイフダンとみんなのリピート注文を徹底比較 致命的な欠点が露呈!

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ループイフダン

みんなのシストレのストラテジーとしてみんなのリピート注文が登場しました。ループイフダンもかつてはシストレi-NETというシストレの中の一ストラテジーでした。いずれも出自はストラテジーなのでとても似ています。

そこで今回はどちらが優れているのか、両サービスを徹底比較します。

リピート注文とは?

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リピート注文は、その名の通り「特定の条件で売買を繰返す」注文のことを言います。
上図を例に説明すると「50銭ごとに買い、それぞれのポジションが50銭値上がりしたら売る」という注文を出しておけば、たった一度の注文で何度も収益チャンスが訪れます。

ループイフダンとみんなのリピート注文を徹底比較!

ループイフダンはアイネット証券が提供するリピート注文ですが、かつてはシストレi-NETという選択型システムトレードの中にある一ストラテジーでした。

それが2016年9月にシストレi-NETが廃止され、ループイフダンが単独でリピート注文としてリリースされました。この頃からループ・イフダンの「・」がなくなり、ループイフダンとなりました。ちなみにひまわり証券は「・」ありのループ・イフダンです。

一方、みんなのリピート注文もみんなのシストレの中にある一ストラテジーです。

両者ともにストラテジーなので選択するだけでリピート注文を開始できるという共通点があります。

アイネットFX

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1. 通貨ペア

取扱い通貨ペアはループイフダンが14通貨ペアみんなのリピート注文が7通貨ペアとなっています。
みんなのリピート注文はリリースされたばかりなのでこれからまだ追加されると思いますが、現時点ではみんなのリピート注文で取り扱っている通貨ペアは全てループイフダンでも取り扱いがあります。

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2.注文値幅と決済値幅

ループイフダンもみんなのリピート注文もストラテジーであるため、注文値幅や決済値幅を自由に変更することができません。この点は自由に設定できるトラリピやトライオートFXと異なります。

[colored_box color=”light-blue” corner=”r”]
  • 注文値幅・・・○○銭(pips)間隔で発注する
  • 決済値幅・・・○○銭(pips)利益が乗ったら決済する
[/colored_box]

ループイフダン・みんなのリピート注文_値幅

ループイフダンは一つの通貨ペアで複数の値幅から選べるのに対し、みんなのリピート注文は一つの通貨ペアにはひとつの値幅しかありません。

ループイフダンなら狭い値幅で攻めるのか、広い値幅で安全にいくのかを選択できますみんなのリピート注文はループイフダンのちょうど真ん中くらいの値幅となっています。ただし南アフリカランド/円とトルコリラ/円だけはかなり狭くなっているのが特徴です。

3.スプレッド

ループイフダンもみんなのリピート注文も手数料は無料となっていますのでコストはスプレッドだけです(厳密にはみんなのリピート注文の場合、投資助言報酬が片道0.2pipsかかりますが、スプレッドに包含されています)。

4. スワップ

ループイフダンのスワップは公開されていますが、みんなのリピート注文のスワップは非公開となっています。カスタマーサポートに問い合わせてみましたが、以下の回答でした。

「みんなのシストレ」におけるスワップポイントにつきましては、
売買損益に含まれております。

なお、付与日数や付与金額は、公表を行っておりませんので、
お手数ではございますが、ポジションの差損益からご自身でご計算いただく必要がございます。

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いずれにせよ売却益(キャピタルゲイン)を狙うリピート注文においてスワップはおまけのようなものなのでそれほど気にする必要はありません。

5. 自動損切り

リピート注文の場合、自動ロスカットさせずに反転を待つのが王道なので勝手にロスカットされてしまっては使い物になりません。

ループイフダンは自分でロスカットの有無を設定することができますし、みんなのリピート注文はそもそも自動ロスカットの設定ができないので問題ありません。

6. レンジ指定

ループイフダンもみんなのリピート注文もレンジを指定することができません。したがって○○円~○○円の間に注文を仕掛けたいと思っても放っておけば仕掛けたいレンジを越えて発注されてしまいます。これがリピート注文では問題となります。

例えば買いのストラテジーを運用している時に価格が上昇し続けるとそれに合わせてポジションを取り続けます。上昇中は新規注文→決済を繰り返して利益を積み上げてくれるのでいいのですが、問題は下落した後です。予期せぬ高値で約定したポジションが残ってしまいます

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これを回避する手法がハーフ&ハーフです。ハーフ&ハーフは高値では売り、安値では売りの注文をすることで高値掴みを避けることができます。

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レンジ指定せずにハーフ&ハーフを実現するためには売り注文と買い注文の境目付近で稼働しているストラテジーを止め、反対売買のストラテジーを稼働させる手間が発生します。レンジを指定できるトラリピやトライオートFXにようにほったらかしにしておくことはできません。

さらに致命的なのはみんなのリピート注文の場合、ストラテジーを停止させると保有ポジションが全て自動で決済されてしまうことです。きちんと中央値付近で買い注文→売り注文と切り替えができていればまだしも、高値掴みをしてしまった後で買い注文を停止すると大量のロスカットが発生してしまいます。

まとめ

いずれも出自がストラテジーであるループイフダンとみんなのリピート注文はとても似ています。仕組みやスプレッドなどほとんど差異は見受けられませんでしたが、注文を停止すると保有ポジションを全て強制ロスカットしてしまうみんなのリピート注文を使うことはおすすめしません。どちらかを選ぶならループイフダンです。

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ただかつてループイフダンも注文を停止すると保有ポジションを全て強制ロスカットしてしまう仕様でしたのでみんなのリピート注文も同じように改善されるかもしれません。

またみんなのシストレもみんなのリピート注文ではなく、それ以外のストラテジーを使うのであればとても優秀はサービスだと思います。みんなのシストレはストラテジーだけではなく、実際のユーザをフォローできるのも魅力です。フォロートレードができるのはmacaso(マカソ)とみんなのシストレだけです。

トレイダーズ証券みんなのシストレ

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為替コヤジは迷わずトラリピとトライオートFXをチョイス

為替コヤジもかつてはループイフダンを運用していましたが、ハーフ&ハーフを取り組むようになってループイフダンをやめました。

コスト面やスワップを考えるとループイフダンの方が有利ですが、レンジ指定ができてほったからしできるトラリピやトライオートFXを選びますし、実際にトラリピとトライオートFXを運用しています

トラリピ公式サイト
トライオートFX公式サイト

サラリーマンの為替コヤジは仕事や寝ている間に相場が大きく動いて注文の切り替えができなかったなんてことは絶対に避けたいですね。

それにもしコストにこだわり、手間を惜しまないのであれば連続予約注文のほうがいいのではないでしょうか?

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